TOP特許意匠商標
特許ウォッチ DM通知 Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2021015697
公報種別公開特許公報(A)
公開日20210212
出願番号2019129088
出願日20190711
発明の名称コネクタ
出願人矢崎総業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H01R 12/71 20110101AFI20210115BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】複数のプレスフィット端子を整列させることができるコネクタを提供する。
【解決手段】第1アライメントプレート4と第2アライメントプレート5とがコンプライアント部21の変形方向であるX方向において相対移動可能であることから、コンプライアント部21を貫通孔42、50に通過させた後、第1アライメントプレート4と第2アライメントプレート5とを相対移動させることにより、貫通孔42、50の共通開口寸法を小さくすることができる。これにより、プレスフィット端子2のうちコンプライアント部21以外の部分を2つの貫通孔42、50の内周面によって拘束することができ、複数のプレスフィット端子2を整列させることができる。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
一端部側にコンプライアント部をそれぞれ有する複数のプレスフィット端子と、
前記プレスフィット端子のうち少なくとも他端部を収容するハウジングと、
前記コンプライアント部が通過可能な複数の貫通孔がそれぞれ形成されるとともに前記コンプライアント部の圧入方向に並設される複数のアライメント部材を有し、当該複数のアライメント部材が前記コンプライアント部の変形方向において相対移動可能に構成され、前記ハウジングに支持されるアライメント機構と、を備えることを特徴とするコネクタ。
続きを表示(約 490 文字)【請求項2】
前記アライメント機構は、前記コンプライアント部が前記貫通孔を通過した状態において前記複数のアライメント部材が前記変形方向において相対移動することにより、重なり合った前記貫通孔を前記コンプライアント部が通過不能な通過不能状態となるとともに、当該通過不能状態を維持するための維持部を有することを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
【請求項3】
前記アライメント機構は、前記コンプライアント部が前記貫通孔を通過した状態において当該コンプライアント部側に向かって延在する保護部を有するとともに、前記圧入方向において前記ハウジングに対して移動可能に設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のコネクタ。
【請求項4】
前記アライメント機構は、前記保護部によって前記コンプライアント部を保護した位置において前記ハウジングに係止される仮係止部を有することを特徴とする請求項3に記載のコネクタ。
【請求項5】
前記保護部は、複数の前記コンプライアント部を囲む筒状部を有することを特徴とする請求項3又は4に記載のコネクタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コネクタに関するものである。
続きを表示(約 5,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、プレスフィット部(コンプライアント部)を有する複数のコンタクト(プレスフィット端子)と、複数のコンタクトが配置されるハウジングと、を備えたライトアングルコネクタが提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載されたライトアングルコネクタでは、プレスフィット部が、配線基板に形成されたスルーホールに圧入されて弾性変形することにより、スルーホール電極と電気的に接続されるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006−107817号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載されたように複数のプレスフィット端子を有するコネクタでは、これら複数のプレスフィット端子を同時且つ正確に配線基板と接続するために、プレスフィット端子を適切に整列させる必要がある。そこで、アライメントプレートの貫通孔にプレスフィット端子を挿通することで整列させる構成が考えられる。しかしながら、コンプライアント部は孔部と一対の変形部とを有し、変形部が他の部分よりも膨出した形状となるため、アライメントプレートの貫通孔はコンプライアント部が通過可能な大きさを有している必要がある。このため、他の部分が貫通孔内で動くことができてしまい、プレスフィット端子を整列させることは困難であった。
【0005】
本発明の目的は、複数のプレスフィット端子を整列させることができるコネクタを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本願発明のコネクタは、一端部側にコンプライアント部をそれぞれ有する複数のプレスフィット端子と、前記プレスフィット端子のうち少なくとも他端部を収容するハウジングと、前記コンプライアント部が通過可能な複数の貫通孔がそれぞれ形成されるとともに前記コンプライアント部の圧入方向に並設される複数のアライメント部材を有し、当該複数のアライメント部材が前記コンプライアント部の変形方向において相対移動可能に構成され、前記ハウジングに支持されるアライメント機構と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
このような本願発明のコネクタによれば、複数のアライメント部材がコンプライアント部の変形方向において相対移動可能であることから、コンプライアント部を複数のアライメント部材の貫通孔に通過させた後、複数のアライメント部材を相対移動させることにより、圧入方向から見て複数の貫通孔が重なり合った共通開口寸法を小さくすることができる。これにより、プレスフィット端子のうちコンプライアント部以外の部分を複数の貫通孔の内周面によって拘束することができ、複数のプレスフィット端子を整列させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施形態に係るコネクタを示す斜視図である。
前記コネクタの要部を示す断面図である。
前記コネクタのハウジングを示す斜視図である。
前記コネクタのアライメント部材を示す斜視図である。
前記アライメント部材を示す断面図である。
前記コネクタの他のアライメント部材を示す斜視図である。
前記他のアライメント部材を示す下面図である。
前記コネクタにおいて2つの前記アライメント部材の貫通孔にプレスフィット端子が挿通された様子を示す断面図である。
図8に示す状態から2つの前記アライメント部材を相対移動させた様子を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の各実施形態を図面に基づいて説明する。本実施形態のコネクタ1は、図1に示すように、複数のプレスフィット端子2と、ハウジング3と、アライメント部材としての第1アライメントプレート4と、アライメント部材としての第2アライメントプレート5と、を有し、相手方コネクタと嵌合可能に構成されている。コネクタ1において、第1アライメントプレート4と第2アライメントプレート5とがアライメント機構を構成する。
【0010】
プレスフィット端子2は、例えば帯板状の板金に打ち抜き加工や曲げ加工等を施すことにより形成されるものであって、コンプライアント部21を有する第1部分2Aと、第1部分2Aと略直交するように延在する第2部分2Bと、を有し、略L字状に形成されている。プレスフィット端子2全体において、コンプライアント部21が形成された側を一端部側とすると、第2部分2Bは他端部を含む部分である。
【0011】
以下では、第1部分2Aの延在方向をZ方向とし、第2部分2Bの延在方向をY方向とし、Y方向およびZ方向と略直交する方向をX方向とする。また、Z方向において、コンプライアント部21が向けられた側を下方側とし、その反対側を上方側とし、単に上下と呼ぶことがある。複数のプレスフィット端子2は、X方向に並んでいる。
【0012】
コンプライアント部21は、図2に示すように、Y方向を貫通方向とする孔部211と、孔部211をX方向から挟む位置に形成された一対の変形部212、213と、を有し、一対の変形部212、213が互いに近づくようにX方向を変形方向として弾性変形可能に構成されている。即ち、コンプライアント部21が、自身よりも小径なスルーホールに圧入された際に、変形部212、213が弾性変形し、復元力によってスルーホール電極とのコンタクトが維持されるようになっている。また、変形部212、213は、第1部分2Aにおける他の部分よりもX方向に膨出している。
【0013】
ハウジング3は、図3にも示すように、第2部分2Bを収容する収容部31と、第1アライメントプレート4および第2アライメントプレート5を支持する支持部32と、を一体に有し、全体が絶縁性の樹脂によって構成されている。
【0014】
収容部31は、相手方コネクタと嵌合する部分であって、Y方向に沿って延びる筒状に形成され、その外周面には相手方コネクタとの嵌合を維持するための係止突起311が形成されている。収容部31が相手方コネクタと嵌合することで、第2部分2Bが相手方端子と電気的に接続されるようになっている。
【0015】
支持部32は、筒状の収容部31の一端を塞ぐようにZX平面に沿って延びる閉塞壁部321と、閉塞壁部321のX方向両端部から、収容部31とは反対側に向かうようにYZ平面に沿って延びる一対の支持壁部322、323と、を有する。閉塞壁部321は、プレスフィット端子2の第2部分2Bが通過可能なように複数の通過孔を有している。
【0016】
一対の支持壁部322、323には、X方向内側の面(互いに向かい合った面)に、Z方向に沿って延びる溝部322A、323Aが形成されている。溝部322A、323Aの下端部には、溝を塞ぐように抜け止め部322B、323Bが形成され、抜け止め部322B、323Bの上方には、傾斜突起322C、323Cが形成されている。傾斜突起322C、323Cは、Z方向上方側に向かうにしたがってX方向内側に向かうように傾斜した傾斜面を有する。
【0017】
第1アライメントプレート4は、図4、5に示すように、XY平面に沿って延びる本体板部41と、本体板部41の下面側から突出した保護部6と、を一体に有し、全体が絶縁性の樹脂によって構成されている。
【0018】
本体板部41は、X方向を長手方向とする長方形板状に形成され、Z方向を貫通方向とする複数の貫通孔42と、X方向両端面から突出した仮係止部43と、上面に設けられるとともにY方向に並んだ2つの突起部44と、を有する。
【0019】
複数の貫通孔42は、所定間隔を開けつつX方向に沿って並んでいる。隣り合う貫通孔42同士の中心間距離は、隣り合うプレスフィット端子2同士の正規の中心間距離(即ち隣り合うスルーホール同士の中心間距離)と略等しい。貫通孔42は、X方向を長手方向とする長方形状に形成され、コンプライアント部21が通過可能な寸法を有している。
【0020】
プレスフィット端子2の第1部分2Aは、コンプライアント部21においてX方向寸法が最大となっており、Y方向寸法が略一定となっている。従って、貫通孔42は、コンプライアント部21のX方向寸法よりも大きいX方向寸法を有し、第1部分2AのY方向寸法よりも大きいY方向寸法を有する。尚、貫通孔42のY方向寸法は、第1部分2Aを通過可能としつつなるべく小さいことが好ましい。
【0021】
仮係止部43は、突起状に形成され、支持部32の溝部322A、323A内に位置付けられて案内される。即ち、第1アライメントプレート4が溝部322A、323AによってZ方向に沿って移動可能となっている。仮係止部43の上面は、X方向外側に向かうにしたがってZ方向下方側に向かう傾斜を有している。第1アライメントプレート4は、仮係止部43が抜け止め部322B、323Bと傾斜突起322C、323Cとの間に位置付けられた仮係止状態において、Z方向下方側から所定値以上の力が加わると、仮係止部43が傾斜突起322C、323Cを乗り越えて仮係止が解除されるようになっている。
【0022】
保護部6は、全ての貫通孔42を囲む位置からZ方向下方に向かって延びる筒状部61と、隣り合う貫通孔42同士を区画するように形成された区画部62と、を有する。従って、コンプライアント部21が貫通孔42を通過した状態において、筒状部61が全てのコンプライアント部21を囲むとともに、筒状部61および区画部62によって形成された領域に各々のコンプライアント部21が収容される。
【0023】
第2アライメントプレート5は、図6、7に示すように、XY平面に沿って延びる本体板部51と、本体板部51のY方向端縁に設けられた4つのスライド保持部52と、を一体に有し、全体が絶縁性の樹脂によって構成されている。
【0024】
本体板部51は、X方向を長手方向とする長方形板状に形成され、Z方向を貫通方向とする複数の貫通孔50が形成されている。複数の貫通孔50は、所定間隔を開けつつX方向に沿って並んでおり、その数および寸法は、第1アライメントプレート4の貫通孔42と同様である。
【0025】
4つのスライド保持部52は、本体板部51のY方向両端縁にそれぞれ2つずつ設けられている。スライド保持部52は、Z方向下方側に延びる第1板部521と、第1板部521の先端からY方向内側(他方の端縁側)に向かうように延びて本体板部51とZ方向において対向する第2板部522と、を有する。
【0026】
第2板部522と本体板部51との間隔は、第1アライメントプレート4の本体板部41の板厚よりも若干大きく設定されている。即ち、第1アライメントプレート4と第2アライメントプレート5とがZ方向に並設されるように、第2アライメントプレート5がスライド保持部52によって第1アライメントプレート4を保持可能に構成され、さらに、第1アライメントプレート4と第2アライメントプレート5とがX方向において相対移動(スライド)可能となっている。
【0027】
本体板部51の下面には、4つの係合凹部53が形成されている。2つの係合凹部53がY方向に並ぶことにより、2組の凹部対54A、54Bが形成されている。係合凹部53は、第1アライメントプレート4の突起部44と係合可能な寸法を有している。
【0028】
上記のように第2アライメントプレート5が第1アライメントプレート4を保持することにより、第1アライメントプレート4の上面と第2アライメントプレート5の下面とが対向する。このとき、突起部44が係合凹部53と係合することにより、突起部44が一方の凹部対54Aと係合する第1係合状態と、他方の凹部対54Bと係合する第2係合状態と、が切換可能となっている。
【0029】
第1係合状態において、第1アライメントプレート4の貫通孔42と第2アライメントプレート5の貫通孔50とが重なり合い、Z方向に並んだ2つの貫通孔42、50の共通開口寸法(Z方向から見た際の開口の大きさ)が最大となり、コンプライアント部21が通過可能となる。
【0030】
一方、第2係合状態においては、第1アライメントプレート4の貫通孔42と第2アライメントプレート5の貫通孔50とがX方向においてずれることにより、共通開口寸法が第1係合状態よりも小さくなり、コンプライアント部21が通過不能な通過不能状態となる。従って、突起部44および凹部対54Bが、通過不能状態を維持する維持部として機能する。また、第2係合状態において、X方向における共通開口寸法は、第1部分2Aにおけるコンプライアント部21以外の部分よりも若干大きいか又は略等しい。
(【0031】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

矢崎総業株式会社
端子台
矢崎総業株式会社
雌端子
矢崎総業株式会社
配索材
矢崎総業株式会社
コネクタ
矢崎総業株式会社
通電装置
矢崎総業株式会社
コネクタ
矢崎総業株式会社
コネクタ
矢崎総業株式会社
コネクタ
矢崎総業株式会社
コネクタ
矢崎総業株式会社
コネクタ
矢崎総業株式会社
給電装置
矢崎総業株式会社
コネクタ
矢崎総業株式会社
コネクタ
矢崎総業株式会社
コネクタ
矢崎総業株式会社
コネクタ
矢崎総業株式会社
検出装置
矢崎総業株式会社
電源装置
矢崎総業株式会社
圧着端子
矢崎総業株式会社
圧着端子
矢崎総業株式会社
圧着端子
矢崎総業株式会社
コネクタ
矢崎総業株式会社
コネクタ
矢崎総業株式会社
コネクタ
矢崎総業株式会社
コネクタ
矢崎総業株式会社
コネクタ
矢崎総業株式会社
コネクタ
矢崎総業株式会社
コネクタ
矢崎総業株式会社
コネクタ
矢崎総業株式会社
端子金具
矢崎総業株式会社
コネクタ
矢崎総業株式会社
コネクタ
矢崎総業株式会社
コネクタ
矢崎総業株式会社
コネクタ
矢崎総業株式会社
コネクタ
矢崎総業株式会社
コネクタ
矢崎総業株式会社
光源装置
続きを見る