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公開番号2021014279
公報種別公開特許公報(A)
公開日20210212
出願番号2019129176
出願日20190711
発明の名称収納容器
出願人凸版印刷株式会社
代理人
主分類B65D 33/38 20060101AFI20210115BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】エンボス部の形成において細かい形状の再現を必要とせず、内容物の詰め替え時に注出口が閉塞することなく安定して迅速に内容物を注出することができる収納容器を提供する。
【解決手段】本発明の収納容器は、前面部材、背面部材、周縁部、液体収納部、注出口形成部、注出流路を備え、注出流路は、凸状に形成された直線状の第1のエンボス部と、第1のエンボス部よりも上側に設けられ、凹状に形成された第2のエンボス部と、第1のエンボス部よりも下側に設けられ、凹状に形成された第3のエンボス部と、第1のエンボス部よりも上側で、第2のエンボス部よりも下側に形成された第1のハーフカット線と、第1のエンボス部よりも下側で、第3のエンボス部よりも上側に形成された第2のハーフカット線とを有し、第2のエンボス部は、第1の線部と第2の線部とを有し、第3のエンボス部は、第3の線部と第4の線部とを有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
前面部材と、背面部材と、前記前面部材の周縁と前記背面部材の周縁とを互いに接合することにより形成された周縁部と、前記前面部材と前記背面部材との接合により前記前面部材と前記背面部材との間に形成された液体収納部と、を備える収納容器であって、
除去されることで注出口が形成される、前記周縁部の一部を含む注出口形成部と、
前記注出口と前記液体収納部との間に設けられ、前記注出口から前記液体収納部まで連通する注出流路と、
を備え、
前記注出流路は、
前記注出口から前記液体収納部に向かって直線状に延び、外方に膨らんだ凸状に形成された第1のエンボス部と、
前記第1のエンボス部と離間して前記第1のエンボス部よりも上側に設けられ、内方に窪んだ凹状に形成された第2のエンボス部と、
前記第1のエンボス部と離間して前記第1のエンボス部よりも下側に設けられ、内方に窪んだ凹状に形成された第3のエンボス部と、
前記第1のエンボス部および前記第2のエンボス部と離間して、前記第1のエンボス部よりも上側で、前記第2のエンボス部よりも下側に形成された第1のハーフカット線と、
前記第1のエンボス部および前記第3のエンボス部と離間して、前記第1のエンボス部よりも下側で、前記第3のエンボス部よりも上側に形成された第2のハーフカット線と、
を有し、
前記第2のエンボス部は、
前記注出口から前記液体収納部に向かうにつれて前記第1のエンボス部から離間するように延びる直線状に形成された第1の線部と、
前記第1の線部の前記液体収納部側の端部に連なり、前記第1の線部の前記端部から前記第1のエンボス部に接近するように延びる直線状に形成された第2の線部と、
を有し、
前記第3のエンボス部は、
前記注出口から前記液体収納部に向かうにつれて前記第1のエンボス部から離間するように延びる直線状に形成された第3の線部と、
前記第3の線部の前記液体収納部側の端部に連なり、前記第3の線部の前記端部から前記第1のエンボス部に接近するように延びる直線状に形成された第4の線部と、
を有する、
収納容器。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記注出口形成部は、開封予定線を有し、前記第1のエンボス部は、前記開封予定線をまたぐように配置されている、ことを特徴とする、請求項1に記載の収納容器。
【請求項3】
前記第1のエンボス部の前記注出口と反対側の端部は、前記第2のエンボス部の前記注出口と反対側の端部および前記第3のエンボス部の前記注出口と反対側の端部のそれぞれから、前記第1のエンボス部に対して垂直となる仮想垂直線よりも、前記注出口から離れた位置に配置され、
前記第1のエンボス部の前記注出口側の端部は、前記第2のエンボス部の前記注出口側の端部および前記第3のエンボス部の前記注出口側の端部のそれぞれから、前記第1のエンボス部に対して垂直となる仮想垂直線よりも、前記注出口に近い位置に配置される、
ことを特徴とする、請求項1または2のいずれかに記載の収納容器。
【請求項4】
前記第1の線部と前記第2の線部の、前記第1のエンボス部に面する側のなす角度と、前記第3の線部と前記第4の線部の、前記第1のエンボス部に面する側のなす角度は等しく、それぞれ90度以上180度未満である、ことを特徴とする、請求項1から3のいず
れかに記載の収納容器。
【請求項5】
前記第2の線部と、前記第4の線部とが、前記第1のエンボス部に対して線対称に形成され、前記第1の線部の長手方向の寸法は、前記第3の線部の長手方向の寸法よりも、1mm以上長い、ことを特徴とする、請求項1から4のいずれかに記載の収納容器。
【請求項6】
前記周縁部は、上辺部、注出口シール部、側辺部を含み、
前記第2のエンボス部の前記注出口側の端部は、上辺部側の注出口シール部の内容物収納部側の端と交わらずに接する仮想垂直線よりも注出口側に位置し、
前記第3のエンボス部の前記注出口側の端部は、側辺部側の注出口シール部の内容物収納部側の端と交わらずに接する仮想垂直線よりも前記注出口側に位置する、
ことを特徴とする、請求項1から5のいずれかに記載の収納容器。
【請求項7】
前記第2のエンボス部の前記注出口側の端部、および前記第3のエンボス部の前記注出口側の端部は、それぞれ、前記収納容器の前記周縁部に接触しないように設けられる、ことを特徴とする、請求項1から6のいずれかに記載の収納容器。
【請求項8】
前記第1のハーフカット線は、その第1のハーフカット線における、前記注出口と反対側の端点が、前記第2のエンボス部における、前記第1の線部の前記液体収納部側の端部よりも、前記注出口側に位置するように設けられ、
前記第2のハーフカット線は、その第2のハーフカット線における、前記注出口と反対側の端点が、前記第3のエンボス部における、前記第3の線部の前記液体収納部側の端部よりも、前記注出口側に位置するように設けられる、
ことを特徴とする、請求項1から7のいずれかに記載の収納容器。
【請求項9】
前記第1の線部と前記第1のハーフカット線のなす角度と、前記第1のハーフカット線と前記第1のエンボス部のなす角度と、前記第1のエンボス部と前記第2のハーフカット線のなす角度と、前記第2のハーフカット線と前記第3の線部のなす角度とは、すべて等しい、ことを特徴とする、請求項1から8のいずれかに記載の収納容器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、液体洗剤、柔軟剤などのトイレタリー用品や、食用油、液体調味料、インスタントコーヒーなどの食品などを収納する詰め替え用の収納容器に関する。
続きを表示(約 6,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、詰め替え用の収納容器は、注出口付近における、エンボス部、シール、易開封加工などの形状によって注ぎ性を担保している。
【0003】
注出口を形成するシールの形状は、詰め替え先のボトル形状によって制限があり、また、易開封加工の形状変更は、注ぎ性のほかにカット性にも影響を与えてしまうおそれがある。そのため、近年では注出口付近に、注ぎ性を補助するエンボス部を設けた収納容器が多くみられる。
【0004】
例えば、特許文献1には、二枚の胴部形成用シートと、該胴部形成用シート間の下端部に配置された底部形成用シートとを備え、これらのシートの周縁を熱接着してなる自立型袋が開示されている。前記二枚の胴部形成用シートの上部には内容物を注ぎ出す注出口部が設けられ、前記注出口部の前記二枚の胴部形成用シートに組立用罫線が施されている。
【0005】
前記組立用罫線が施されることで、注出口部が立体化しやすくなり、閉塞することなく、スムーズに内容物を注ぐことができる。
【0006】
しかし、上記自立型袋のように、注出口付近のフィルム自体を膨らませて立体形状とする注出口が設けられた収納容器では、注出口の一部から開口させて内容物を注出する際に、内容物の圧力によって注出口の根元が過度に膨らむ場合がある。これにより、注出口の開口部が注出口の接着された両端に向かって引っ張られ、表裏のフィルムが接近することにより開口が狭くなることがある。この場合、開口部が閉塞して、内容物が注出されないという問題が生じる。
【0007】
また、特許文献2には、注出口となる部分に、エンボス加工により略長方形、略三角形、菱形、矢筈状、円形、長円形などの形状に施された開口補助機構と、同じくエンボス加工により施された折れ曲がり防止機構とを設けた注出機能付き包装袋が開示されている。
【0008】
前記開口補助機構により、断面積の大きい注出口を容易に形成することができる。また、折れ曲がり防止機構により、注出口の折れ曲がりを防止し、最後まで安定した流れを保ちながら内容物を容易に取り出すことができる。
【0009】
しかし、注出口におけるエンボス部の形成は、金属の金型による成型方法によることが一般的であり、実際に、狙い通りの注ぎ性を実現するために、例えば特許文献2に記載された形状を含む様々な細かい形状を再現することは難しく、そのために、狙い通りの注ぎ性を実現することが難しい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0010】
特開2009−57071号公報
特許第3627956号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
本発明は、エンボス部の形成において細かい形状の再現を必要とせず、内容物の詰め替え時に注出口が閉塞することなく安定して迅速に内容物を注出することができる収納容器を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0012】
請求項1に記載の発明は、前面部材と、背面部材と、前記前面部材の周縁と前記背面部材の周縁とを互いに接合することにより形成された周縁部と、前記前面部材と前記背面部材との接合により前記前面部材と前記背面部材との間に形成された液体収納部と、を備える収納容器であって、
除去されることで注出口が形成される、前記周縁部の一部を含む注出口形成部と、
前記注出口と前記液体収納部との間に設けられ、前記注出口から前記液体収納部まで連通する注出流路と、
を備え、
前記注出流路は、
前記注出口から前記液体収納部に向かって直線状に延び、外方に膨らんだ凸状に形成された第1のエンボス部と、
前記第1のエンボス部と離間して前記第1のエンボス部よりも上側に設けられ、内方に窪んだ凹状に形成された第2のエンボス部と、
前記第1のエンボス部と離間して前記第1のエンボス部よりも下側に設けられ、内方に窪んだ凹状に形成された第3のエンボス部と、
前記第1のエンボス部および前記第2のエンボス部と離間して、前記第1のエンボス部よりも上側で、前記第2のエンボス部よりも下側に形成された第1のハーフカット線と、
前記第1のエンボス部および前記第3のエンボス部と離間して、前記第1のエンボス部よりも下側で、前記第3のエンボス部よりも上側に形成された第2のハーフカット線と、
を有し、
前記第2のエンボス部は、
前記注出口から前記液体収納部に向かうにつれて前記第1のエンボス部から離間するように延びる直線状に形成された第1の線部と、
前記第1の線部の前記液体収納部側の端部に連なり、前記第1の線部の前記端部から前記第1のエンボス部に接近するように延びる直線状に形成された第2の線部と、
を有し、
前記第3のエンボス部は、
前記注出口から前記液体収納部に向かうにつれて前記第1のエンボス部から離間するように延びる直線状に形成された第3の線部と、
前記第3の線部の前記液体収納部側の端部に連なり、前記第3の線部の前記端部から前記第1のエンボス部に接近するように延びる直線状に形成された第4の線部と、
を有する、
収納容器である。
【0013】
請求項2に記載の発明は、前記注出口形成部は、開封予定線を有し、前記第1のエンボス部は、前記開封予定線をまたぐように配置されている、ことを特徴とする、請求項1に記載の収納容器である。
【0014】
請求項3に記載の発明は、前記第1のエンボス部の前記注出口と反対側の端部は、前記第2のエンボス部の前記注出口と反対側の端部および前記第3のエンボス部の前記注出口と反対側の端部のそれぞれから、前記第1のエンボス部に対して垂直となる仮想垂直線よりも、前記注出口から離れた位置に配置され、
前記第1のエンボス部の前記注出口側の端部は、前記第2のエンボス部の前記注出口側の端部および前記第3のエンボス部の前記注出口側の端部のそれぞれから、前記第1のエ
ンボス部に対して垂直となる仮想垂直線よりも、前記注出口に近い位置に配置される、
ことを特徴とする、請求項1または2のいずれかに記載の収納容器である。
【0015】
請求項4に記載の発明は、前記第1の線部と前記第2の線部の、前記第1のエンボス部に面する側のなす角度と、前記第3の線部と前記第4の線部の、前記第1のエンボス部に面する側のなす角度は等しく、それぞれ90度以上180度未満である、ことを特徴とする、請求項1から3のいずれかに記載の収納容器である。
【0016】
請求項5に記載の発明は、前記第2の線部と、前記第4の線部とが、前記第1のエンボス部に対して線対称に形成され、前記第1の線部の長手方向の寸法は、前記第3の線部の長手方向の寸法よりも、1mm以上長い、ことを特徴とする、請求項1から4のいずれかに記載の収納容器である。
【0017】
請求項6に記載の発明は、前記周縁部は、上辺部、注出口シール部、側辺部を含み、前記第2のエンボス部の前記注出口側の端部は、上辺部側の注出口シール部の内容物収納部側の端と交わらずに接する仮想垂直線よりも注出口側に位置し、前記第3のエンボス部の前記注出口側の端部は、側辺部側の注出口シール部の内容物収納部側の端と交わらずに接する仮想垂直線よりも前記注出口側に位置する、ことを特徴とする、請求項1から5のいずれかに記載の収納容器である。
【0018】
請求項7に記載の発明は、前記第2のエンボス部の前記注出口側の端部、および前記第3のエンボス部の前記注出口側の端部は、それぞれ、前記収納容器の前記周縁部に接触しないように設けられる、ことを特徴とする、請求項1から6のいずれかに記載の収納容器である。
【0019】
請求項8に記載の発明は、
前記第1のハーフカット線は、その第1のハーフカット線における、前記注出口と反対側の端点が、前記第2のエンボス部における、前記第1の線部の前記液体収納部側の端部よりも、前記注出口側に位置するように設けられ、
前記第2のハーフカット線は、その第2のハーフカット線における、前記注出口と反対側の端点が、前記第3のエンボス部における、前記第3の線部の前記液体収納部側の端部よりも、前記注出口側に位置するように設けられる。
ことを特徴とする、請求項1から7のいずれかに記載の収納容器である。
【0020】
請求項9に記載の発明は、前記第1の線部と前記第1のハーフカット線のなす角度と、前記第1のハーフカット線と前記第1のエンボス部のなす角度と、前記第1のエンボス部と前記第2のハーフカット線のなす角度と、前記第2のハーフカット線と前記第3の線部のなす角度とは、すべて等しい、ことを特徴とする、請求項1から8のいずれかに記載の収納容器である。
【発明の効果】
【0021】
注出口から液体収納部に向かって直線状に延び、外方に膨らんだ凸状に形成された第1のエンボス部と、前記第1のエンボス部よりも上側に設けられ、内方に窪んだ凹状に形成され、かつ屈曲点を有する第2のエンボス部と、前記第1のエンボス部よりも下側に設けられ、内方に窪んだ凹状に形成され、かつ屈曲点を有する第3のエンボス部とによって、内容物の詰め替え時に注出口の閉塞を防止する膨らみを形成する。また、エンボス部に加え、エンボス部による注出口の膨らみを助長するように、前記第1のエンボス部よりも上側で、前記第2のエンボス部よりも下側に形成された第1のハーフカット線と、前記第1のエンボス部よりも下側で、前記第3のエンボス部よりも上側に形成された第2のハーフカット線も設けることで、細かいエンボス部の再現を必要とせずに、注出口の閉塞をより
防止すると共に、エンボス部による注出口の膨らみをより強固にすることが可能となる。よって、内容物の詰め替え時に、安定して迅速に内容物を注出することができる
【図面の簡単な説明】
【0022】
本発明の一実施形態に係る収納容器を示す正面図である。
図1のA−A線における断面模式図である。
前記収納容器の上部を拡大して示す正面図である。
図3のX−X線における断面模式図である。
前記収納容器の上部おける、エンボス部とハーフカット線のそれぞれの注出口側でなす角度を示す正面図である。
前記収納容器の上部を拡大して示す斜視図である。
前記収納容器の使用時の状態を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0023】
以下、必要に応じて図面を参照して、本発明に係る収納容器の実施形態の例について説明する。
【0024】
図1は、本実施形態に係る収納容器1を示す正面図である。図2は、図1のA−A線における断面図である。図3は、前記収納容器1の上部を拡大して示す正面図である。収納容器1は詰め替え用の容器であり、例えばパウチ(袋状柔軟性包装体)として用いられる。収納容器1の内部には、詰め替え先の容器である本体容器に補充するための液状の内容物が充填される。内容物としては、例えば、液体洗剤や、食用油、液体調味料などが挙げられる。
【0025】
図1および図2に示すように、収納容器1は、前面部材2と、前面部材2と接合された背面部材3とを備える。また、前面部材2の下部と背面部材3の下部との間には、底面部材4が設けられる。前面部材2、背面部材3、および底面部材4は、柔軟性を有するプラスチック製フィルム(またはシート)で構成される。このフィルムは、基材層とシーラント層とが積層されて構成される。前面部材2、背面部材3、および底面部材4には、パウチとして用いられる公知の構成を有するフィルムを適用することができる。一例として、このフィルムは、外側の基材層としてナイロン(NY)フィルム、および内側のシーラント層として線状低密度ポリエチレン(LLDPE)フィルムからなる二層構造を有する。
【0026】
前面部材2の周縁と背面部材3の周縁とは、熱融着性を有するシーラント層を熱融着させることにより、互いに接合され、周縁部5が形成される。この周縁部5は、図1では、側辺部6、上辺部7、および注出口シール部9を含む。前面部材2の側辺と背面部材3の側辺とは、熱融着性を有するシーラント層を熱融着させることにより、互いに接合され、側片部5が形成される。同様に、収納容器1の下部において、底面部材4が上に向かって凸となるように折りたたまれた状態で、底面部材4の前端4Aと前面部材2の下端2Aとが熱融着により互いに接合され、底面部材4の後端4Bと背面部材3の下端3Aとが熱融着により互いに接合される。また、底面部材4の前端4Aと後端4Bとは、左右の両端部において熱融着により互いに接合される。このように、前面部材2と背面部材3とが接合されることにより、前面部材2と背面部材3との間には、内容物を収納する内容物収納部8が形成される。内容物が内容物収納部8に充填されると、内容物の重量により底面部材4の折り目4Cが下方に移動するとともに、底面部材4が前後方向に広がる。これにより、収納容器1の容積が増加するとともに、収納容器1に自立性が付与される。なお、内容物を内容物収納部8に充填する前は、前面部材2の上辺と背面部材3の上辺の未融着部分を充填口として容器上部に配している。内容物を内容物収納部8に充填した後、前面部材2の上辺と背面部材3の上辺とは、熱融着性を有するシーラントを熱融着させることにより、互いに接合され、上辺部7が形成される。なお、前面部材2、背面部材3、および底面部材4のそれぞれの底辺は、自立性を考慮して、直線となっていることが好ましい。
【0027】
注出口11と内容物収納部8との間には、注出流路13が設けられる。注出流路13は、互いに接合された前面部材2および背面部材3により構成され、注出口11から内容物収納部8まで連通する。すなわち、内容物収納部8に収納された内容物は、注出流路13を通り、注出口11から注出される。
【0028】
収納容器1の隅部で、周縁部5の一部である側辺部6と上辺部7とに連続するように、同じく周縁部5の一部としての注出口シール部9が設けられる。また、除去されることで注出口11が形成される、前記周縁部5の一部である注出口シール部9を含む注出口形成部10が設けられる。注出口形成部10を除去することにより、内容物を注出するための注出口11が形成される。内容物の注出に支障がない限り、注出口形成部10の位置は特に限定されない。例えば、図1では、注出口形成部10は、収納容器1の左上方の部分に設けられている。注出口形成部10は、注出口11に沿って形成された開封予定線12を有する。開封予定線12に沿って注出口形成部10を切断して注出口形成部10を除去することで、注出口11が形成される。なお、開封予定線12は、開封予定線を示す印刷を施したものでも良いが、直線カット性を向上させるために、ハーフカットなどのレーザー加工が施されていても良い。
【0029】
図1および図3に示すように、注出流路13は、第1のエンボス部14、第2のエンボス部15、および第3のエンボス部16からなる3つのエンボス部と、第1のハーフカット線17と第2のハーフカット線18とからなる2つのハーフカット線とを有する。
【0030】
まず、3つのエンボス部について説明する。第1のエンボス部14は、外方に膨らんだ凸状に形成されており、第2のエンボス部15と第3のエンボス部16は、内方に窪んだ凹状に形成されている。
(【0031】以降は省略されています)

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