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公開番号2021014051
公報種別公開特許公報(A)
公開日20210212
出願番号2019129143
出願日20190711
発明の名称液体吐出装置
出願人株式会社リコー
代理人個人,個人
主分類B41J 2/01 20060101AFI20210115BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】布地を保持する布地保持構造体にセットされた布地の毛羽に左右されずに布地と印刷手段の距離を適切な値に調整しつつ、印字前に短時間で布地の平坦性を確保できる液体吐出装置を提供する。
【解決手段】布地400に印刷する印刷手段112と、布地400を保持する布地保持構造体300と、前記布地保持構造体より上方に配置され、前記布地保持構造体上の布地の傾きを検出する検出手段500と、前記印刷手段112との距離を調整する布地保持構造体調整機構600と、を有する液体吐出装置1により解決される。
【選択図】図10

特許請求の範囲【請求項1】
布地に印刷する印刷手段と、
布地を保持する布地保持構造体と、
前記布地保持構造体より上方に配置され、前記布地保持構造体上の布地の傾きを検出する検出手段と、
前記印刷手段との距離を調整する布地保持構造体調整機構と、
を有する液体吐出装置。
続きを表示(約 540 文字)【請求項2】
前記検出手段は、レーザー又はLEDによって前記布地保持構造体上の布地を走査する、ことを特徴とする請求項1に記載の液体吐出装置。
【請求項3】
前記布地保持構造体調整機構は、複数の高さ・傾き調整機構を有し、当該高さ・傾き調整機構は独立して駆動可能である、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の液体吐出装置。
【請求項4】
前記布地保持構造体調整機構は、前記布地保持構造体の四隅に前記高さ・傾き調整機構を有する、ことを特徴とする請求項3に記載の液体吐出装置。
【請求項5】
前記高さ・傾き調整機構が布地の傾きを調整するときは、複数の前記高さ・傾き調整機構がそれぞれ独立に駆動される、ことを特徴とする請求項3又は4に記載の液体吐出装置。
【請求項6】
前記布地保持構造体調整機構は、布地表面と前記印刷手段のヘッドのノズル面との距離を1.5mm〜2.5mmに調整する、ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の液体吐出装置。
【請求項7】
前記高さ・傾き調整機構は、布地表面の傾きを2.0以下に調整することを特徴とする、ことを特徴とする請求項3〜5のいずれか一項に記載の液体吐出装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、液体吐出装置に関する。
続きを表示(約 5,000 文字)【0002】
布地(Tシャツ等の加工品を含む)に印刷する装置においては、布地とヘッドのノズル面との距離や平坦性を適切な状態に保持した状態で、布地を装置本体内の印刷部に供給する必要がある。従来は、布地とヘッドのノズル面との距離を調整するために、布地の表面をレーザーやLEDなどの光学式センサで検知し、狙いの距離からのズレを検知している。布地とヘッドのノズル面との距離の調整は、自動又は手動で布地を保持している構造体を昇降させることで行っている。
【0003】
また、構造体の平坦性に関しては、工場での装置生産時やユーザー先での設置時等に測定器を用いて手動で調整されている。具体的には、布地を保持している構造体の四隅にバネが設置されており、ねじの締結力を調整することによって平坦性が調整される。
【0004】
布地に印刷する装置では、布地等をセットした台(プラテン)の高さを装置側に取り付けられたセンサで読み取り、ヘッドのノズル面とセットされた布地との距離を適切な値に調整し、印字前にセット不良を検出したり、また装置側ではなく、キャリッジに取り付けられたセンサで走査時に布地までの距離を測定したりする。
【0005】
図15は、従来の布地に印刷する装置の概略側面図、図16は、同装置の概略正面図である。
従来、図15,16に示すように、布地400をセットした台(プラテン)305の高さを検出する装置側のセンサ500は、布地400をセットした台305を横からレーザー510等を照射し、布地400を検知する。そのため、センサ500が布地400の表面の細かい毛羽410を検知してしまい、ヘッドのノズル面と布地400の距離が実際よりも大きく検知されてしまう。ここで言うセンサとは、対向配置された発光器と受光器の間を検出範囲とし、この間を通過する物体が投射光(レーザーやLED)を遮断し、受光器に入る光量が減少することによって受光側の電気的特性等を変化させて物体を検出するものである。また、布地400がセットされた台305が傾いていた場合は、高さを検出するセンサ500では傾いている四隅のいずれかの点でしか検出できないため、四隅全て、すなわち布地400表面全体を適切な値に調整することができず、布地400の平坦性を確保できない。
【0006】
また、キャリッジ側にセンサが取り付けられている装置では、印字前に布地表面の凹凸状態を走査・検知する必要があり、多くの時間を必要とするという問題があった。
【0007】
特許文献1では、印刷媒体の凹凸(衣類の場合はボタンやポケット)に関わらずキャリッジから印刷媒体(ヘッドのノズル面から布地)までの距離を一定にするために、キャリッジに取り付けられたセンサを用いて、キャリッジ走査時に印刷媒体までの距離を測定する。
【0008】
しかし、布地表面全体の平坦性を確保できず、印字前に時間がかかってしまう。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
そこで本発明は、布地を保持する布地保持構造体にセットされた布地の毛羽に左右されずに布地と印刷手段の距離を適切な値に調整しつつ、印字前に短時間で布地の平坦性を確保できる液体吐出装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
この課題は、布地に印刷する印刷手段と、布地を保持する布地保持構造体と、前記布地保持構造体より上方に配置され、前記布地保持構造体上の布地の傾きを検出する検出手段と、前記印刷手段との距離を調整する布地保持構造体調整機構と、を有する液体吐出装置により解決される。
【発明の効果】
【0011】
布地の毛羽に左右されずに布地と印刷手段の距離を適切な値に調整し、また印字前に短時間で布地の平坦性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
布地に画像を付与する装置を構成する印刷装置の一例の外観斜視説明図である。
同印刷装置の全体構成を説明する斜視説明図である。
同じく図2と異なる方向から見た斜視説明図である。
本発明に係る布地保持部材であるカセットの一例の斜視説明図である。
同カセットの外周カバーを開いた状態の斜視説明図である。
同カセットの短手方向に沿う断面説明図である。
同カセットとステージの構成を説明する斜視説明図である。
同カセットをステージに装着するときの斜視説明図である。
同カセットをステージに装着するときの模式的説明図である。
印刷装置1の特徴部を示す概略正面図である。
印刷装置1の特徴部を示す概略側面図である。
高さ・傾き調整構造体600を示す概略斜視図である。
同構造体に備えられた高さ・傾き調整機構610を示す説明図である。
本発明の実施形態に係る布地の傾き調整と距離調整の制御フローを示す図である。
従来の布地に印刷する装置の概略側面図である。
同装置の概略正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して説明する。布地に画像を付与する装置(液体吐出装置)を構成する本発明の実施形態に係る印刷装置の一例について図1ないし図3を参照して説明する。図1は同印刷装置の外観斜視説明図、図2は同印刷装置の全体構成を説明する斜視説明図、図3は同じく図2と異なる方向から見た斜視説明図である。
【0014】
印刷装置1は、装置本体100内に、画像が付与される(印刷される)布地400(図6参照)を保持するトレイ(以下「布地保持部材」とする)であるカセット200を着脱可能に保持して進退移動する受け部材であるステージ111と、ステージ111で保持されたカセット200に保持されている布地400に印刷する印刷手段112とを備えている。
【0015】
なお、布地400としては、ハンカチ、タオルなどの一枚の布地で形成されるものだけではなく、Tシャツ、トレーナーなどの衣服として加工された布地、トートバック等の製品の一部となっている布地にも用いることができる。
【0016】
ステージ111は、装置本体100に対して矢印A方向(送り方向)に移動可能に保持された搬送構造体113上に設けられている。ここでは、装置本体100の底部筐体部114に矢印A方向に沿って搬送ガイド部材115が配置され、搬送構造体113のスライダー部116が搬送ガイド部材115によって移動可能に保持されている。
【0017】
印刷手段112は、ステージ111に対して矢印B方向(主走査方向)に移動するキャリッジ121と、キャリッジ121に搭載されたヘッド122とを備えている。キャリッジ121は、矢印B方向に沿って配置されたガイド部材123で移動可能に保持され、駆動モータ124によってタイミングベルト125などの走査機構部を介して矢印B方向に往復移動される。ヘッド122は液体吐出ヘッドを用いて、インクを布地表面に吐出して画像の形成を行っているが、これに限るものではない。
【0018】
この印刷装置1においては、カセット200に布地400をセットした状態で、装置本体100内のステージ111にカセット200を装着して保持する。そして、ステージ111の矢印A方向への移動とヘッド122の矢印B方向への往復移動を繰り返すことで、布地400に所要の画像を印刷する。
【0019】
次に、本発明に係る布地保持部材であるカセットの一例について図4ないし図6も参照して説明する。図4は同カセットの斜視説明図、図5は同じくカセットの外周カバーを開いた状態の斜視説明図、図6は同じくカセットの短手方向に沿う断面説明図である。
【0020】
カセット200は、ベース部材であるカセットベース201と、布地400の印刷が施される部分を平坦な状態で保持するプラテン部材300とを有している。
【0021】
プラテン部材300は、プラテン構造体302と、布地400を平坦な状態で保持する面を構成する断熱部材301とで構成されている。断熱部材301は、定着装置5による加熱に対して耐熱性を有する。
【0022】
そして、カセットベース201には、外周カバー部材であるプラテン外周カバー202がヒンジ203で矢印方向に開閉可能に設けられている。プラテン外周カバー202は、プラテン部材300に対応する部分に開口部202aを有し、プラテン部材300の外周部分のフランジ部300aとの間で布地400を押さえる。
【0023】
プラテン部材300はカセットベース201に対して支持部311で支持して、プラテン部材300とカセットベース201との間には布地400の余剰部分400aを収容できる収容空間312を形成している。余剰部分400aは、例えばTシャツの前面に記録を行う場合においては、両袖や襟口、すそ等が該当する。
【0024】
ここで、プラテン部材300はカセットベース201から着脱可能であり交換可能に形成されている。これによりプラテン部材300を複数用意し、印刷動作中に別のプラテン部材300に衣類を巻き付けておくことができ、印刷、定着終了後にプラテン部材300を交換するだけで速やかに次の布地の印刷を開始することができる。
【0025】
このカセット200に布地400をセットするときには、図5に示すように、プラテン外周カバー202を開いて、プラテン部材300上に布地400をセット(保持)する。このとき、布地400の余分な部分(余剰部分)400aを図6に示すように、収容空間312内に収容した状態で、図4に示すように、プラテン外周カバー202を閉じる。
【0026】
そして、布地400に画像を印刷するときには、図1に示すように、カセット200を印刷装置1の装置本体100のステージ111上に装着する(セットする)。
【0027】
このように、カセット200は装置本体100から全体を取り出した状態にして印刷対象である布地400をプラテン部材300上にセットすることができるので、プラテン部材300への布地400のセット作業が容易になる。
【0028】
次に、カセットを印刷装置に対して装着する構成について図7ないし図9を参照して説明する。図7はカセットとステージの構成を説明する斜視説明図、図8はカセットをステージに装着するときの模式的説明図、図9はカセットをステージに装着するときの斜視説明図である。
【0029】
装置本体100のステージ111には、ステージ111の移動方向である矢印A方向と直交する方向の両側部に、ガイドレール部131、131が設けられている。一方、カセット200の両側部には、ガイドレール部131が移動可能(スライド可能)に嵌まり合う溝部211が設けられている。
【0030】
また、ステージ111には、ステージ111の移動方向である矢印A方向と直交する方向の両側部に、凹形状部132、132が設けられている。凹形状部132の矢印A方向における位置は、ガイドレール部131と溝部211の移動終端位置(スライド終端位置)である。一方、カセット200には、ステージ111の凹形状部132に嵌まり合う凸形状部212が設けられている。これらの凹形状部132と凸形状部212とで、カセット200をスライドさせてステージ111上にセットした後にカセット200とステージ111とを互いに固定する手段を構成している。
(【0031】以降は省略されています)

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