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公開番号2021004561
公報種別公開特許公報(A)
公開日20210114
出願番号2019117531
出願日20190625
発明の名称パッケージ型圧縮機
出願人株式会社神戸製鋼所
代理人個人,個人,個人
主分類F04B 39/06 20060101AFI20201211BHJP(液体用容積形機械;液体または圧縮性流体用ポンプ)
要約【課題】パッケージ型圧縮機において、吸気性能および冷却性能を向上させる。
【解決手段】パッケージ型圧縮機1は、吸気口11aおよび排気口15aを有する箱状のパッケージ10と、パッケージ10内で空気を圧縮する圧縮機本体20と、パッケージ10内で圧縮機本体20を駆動するモータ25と、パッケージ10内で、吸気口11aから吸気されて排気口15aから排気される冷却用空気と、圧縮機本体20で圧縮された圧縮空気とで熱交換して圧縮空気を冷却する空冷式熱交換器40と、パッケージ10内で空冷式熱交換器40に向かって送風するターボファン42と、冷却用空気の流路であって吸気口11aからパッケージ10内へ延びる吸気流路f1の少なくとも一部を構成する吸気ダクト部材50とを備える。吸気口11aは、パッケージ10の側面11において高さ方向の概ね全長にわたって設けられている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
吸気口および排気口を有する箱状のパッケージと、
前記パッケージ内でガスを圧縮する圧縮機本体と、
前記パッケージ内で前記圧縮機本体を駆動するモータと、
前記パッケージ内で、前記吸気口から吸気されて前記排気口から排気される冷却用ガスと、前記圧縮機本体で圧縮された圧縮ガスとで熱交換して前記圧縮ガスを冷却する空冷式熱交換器と、
前記パッケージ内で前記空冷式熱交換器に向かって送風する冷却ファンと、
前記冷却用ガスの流路であって前記吸気口から前記パッケージ内へ延びる吸気流路の少なくとも一部を構成する吸気ダクト部材と
を備え、
前記吸気口は、前記パッケージの側面において高さ方向の概ね全長にわたって設けられている、パッケージ型圧縮機。
続きを表示(約 920 文字)【請求項2】
前記吸気口における前記高さ方向の概ね全長とは、前記パッケージの前記側面における高さ方向の全長の5割以上である、請求項1に記載のパッケージ型圧縮機。
【請求項3】
前記吸気口および前記吸気流路は、前記吸気ダクト部材によって複数の分割吸気口および複数の分割吸気流路にそれぞれ仕切られ、
少なくとも1つの前記分割吸気口および前記分割吸気流路を介して前記パッケージの外側から内側を見ても、前記圧縮機本体および前記冷却ファンを直視できないように前記吸気ダクト部材が配置されている、請求項1または請求項2に記載のパッケージ型圧縮機。
【請求項4】
少なくとも1つの前記分割吸気流路は、前記吸気ダクト部材と前記パッケージの内面とによって構成されている、請求項3に記載のパッケージ型圧縮機。
【請求項5】
隣接する2つの前記分割吸気流路は、1つの前記吸気ダクト部材を部分的に共有している、請求項3または請求項4に記載のパッケージ型圧縮機。
【請求項6】
少なくとも1つの前記分割吸気流路は、曲がっている、請求項3から請求項5のいずれか1項に記載のパッケージ型圧縮機。
【請求項7】
前記モータに取り付けられた外扇ファンをさらに備え、
前記吸気流路は、前記吸気口から前記外扇ファンまで延びている、請求項3から請求項6のいずれか1項に記載のパッケージ型圧縮機。
【請求項8】
前記外扇ファンは、前記パッケージ内において下部に配置されており、
複数の前記分割吸気口は、鉛直方向に並んで配置され、下方に配置された前記分割吸気口ほど大きく開口している、請求項7に記載のパッケージ型圧縮機。
【請求項9】
下方の前記分割吸気流路を構成する前記吸気ダクト部材ほど大きな吸音材が貼り付けられている、請求項8に記載のパッケージ型圧縮機。
【請求項10】
前記冷却ファンを収容し、前記モータから前記空冷式熱交換器まで延びる排気ダクトをさらに備える、請求項1から請求項9のいずれか1項に記載のパッケージ型圧縮機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、パッケージ型圧縮機に関する。
続きを表示(約 4,000 文字)【背景技術】
【0002】
圧縮機の駆動に伴う様々な機構をパッケージ内に収容することによって、運搬および施工の利便性を向上させたパッケージ型圧縮機がある。例えば、特許文献1には、圧縮機本体、圧縮機本体を駆動するモータ、および圧縮空気を冷却する空冷式熱交換器などがパッケージ内に収容されたパッケージ型圧縮機が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015−172371号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
パッケージ型圧縮機では、パッケージに吸気口が形成されており、吸気口から吸気した空気によってパッケージ内の様々な機構を冷却する。しかし、特許文献1のパッケージ型圧縮機では、吸気口が小さく、モータの外形に依存したものとなっている。そのため、特許文献1のパッケージ型圧縮機は、吸気性能および冷却性能の観点から改善の余地がある。
【0005】
本発明は、パッケージ型圧縮機において、吸気性能および冷却性能を向上させることを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、吸気口および排気口を有する箱状のパッケージと、前記パッケージ内でガスを圧縮する圧縮機本体と、前記パッケージ内で前記圧縮機本体を駆動するモータと、前記パッケージ内で、前記吸気口から吸気されて前記排気口から排気される冷却用ガスと、前記圧縮機本体で圧縮された圧縮ガスとで熱交換して前記圧縮ガスを冷却する空冷式熱交換器と、前記パッケージ内で前記空冷式熱交換器に向かって送風する冷却ファンと、前記冷却用ガスの流路であって前記吸気口から前記パッケージ内へ延びる吸気流路の少なくとも一部を構成する吸気ダクト部材とを備え、前記吸気口は、前記パッケージの側面において高さ方向の概ね全長にわたって設けられている、パッケージ型圧縮機を提供する。
【0007】
この構成によれば、パッケージ内において、モータによって駆動された圧縮機本体によってガスを圧縮する。圧縮ガスは、圧縮熱によって昇温するが、空冷式熱交換器にて冷却され、パッケージ外の供給先に供給される。また、吸気口から吸気流路を通じて冷却用ガスが吸気される。冷却用ガスは、パッケージ内の様々な機構を冷却するとともに、冷却ファンによって空冷式熱交換器に向かって送風される。空冷式熱交換器では、冷却用ガスと圧縮ガスとが熱交換し、圧縮ガスが冷却され、冷却用ガスが加熱される。空冷式熱交換器にて圧縮ガスの冷却に使用された冷却用ガスは、排気口から排気される。このようなパッケージ型圧縮機において、吸気口がパッケージの側面における高さ方向の概ね全長にわたって設けられているため、十分な吸気量を確保できる。従って、吸気性能を向上でき、さらに十分な吸気によってパッケージ内の著しい温度上昇を抑制できるため、冷却性能を向上できる。
【0008】
前記吸気口における前記高さ方向の概ね全長とは、前記パッケージの前記側面における高さ方向の全長の5割以上であってもよい。
【0009】
この構成によれば、パッケージ型圧縮機にとって好適な吸気性能および冷却性能を達成できる。
【0010】
前記吸気口および前記吸気流路は、前記吸気ダクト部材によって複数の分割吸気口および複数の分割吸気流路にそれぞれ仕切られ、少なくとも1つの前記分割吸気口および前記分割吸気流路を介して前記パッケージの外側から内側を見ても、前記圧縮機本体および前記冷却ファンを直視できないように前記吸気ダクト部材が配置されていてもよい。
【0011】
この構成によれば、少なくとも1つの分割吸気口および分割吸気流路を介してパッケージの外側から内側を見ても、圧縮機本体、および冷却ファンといった騒音源を直視できないように吸気ダクト部材が配置されている。換言すれば、当該分割吸気口と騒音源との間に吸気ダクト部材が配置されるため、騒音源からの騒音がパッケージ外に漏出するためには吸気ダクト部材を回り込む必要がある。従って、騒音源からの騒音が直接的に当該分割吸気口から漏出することを防止できるため、パッケージ型圧縮機の静音性を向上できる。特に、前述のようにパッケージ側面の高さ方向の全長にわたる大きな吸気口を設けた場合には、吸気口を介して漏出する騒音も大きくなるおそれがあるため、上記構成はこのような大きな吸気口を設けたパッケージ型圧縮機に対して有効である。
【0012】
少なくとも1つの前記分割吸気流路は、前記吸気ダクト部材と前記パッケージの内面とによって構成されていてもよい。
【0013】
この構成によれば、分割吸気流路を吸気ダクト部材のみで構成しないため、吸気ダクト部材の設置量を低減できる。また、分割吸気流路を構成する部材としてパッケージ内面を有効に利用しているため、追加部材を要せず、パッケージ型圧縮機を小型化できる。
【0014】
隣接する2つの前記分割吸気流路は、1つの前記吸気ダクト部材を部分的に共有していてもよい。
【0015】
この構成によれば、分割吸気流路ごとに吸気ダクト部材を設ける必要がなく、吸気ダクト部材の設置量を低減できる。
【0016】
少なくとも1つの前記分割吸気流路は、曲がっていてもよい。
【0017】
この構成によれば、当該分割吸気流路を通じてパッケージ外へ漏出する騒音が直線的にパッケージ外へ漏出することを防止できるため、パッケージ型圧縮機の静音性を向上できる。
【0018】
前記パッケージ型圧縮機は、前記モータに取り付けられた外扇ファンをさらに備え、前記吸気流路は、前記吸気口から前記外扇ファンまで延びていてもよい。
【0019】
この構成によれば、冷却用ガスが吸気流路を通って外扇ファンに達するため、外扇ファンによって吸気流路の冷却用ガスの流れを促進できる。従って、吸気性能および冷却性能を一層改善できる。
【0020】
前記外扇ファンは、前記パッケージ内において下部に配置されており、複数の前記分割吸気口は、鉛直方向に並んで配置され、下方に配置された前記分割吸気口ほど大きく開口していてもよい。
【0021】
この構成によれば、下方に配置された分割吸気口ほど大きく開口しているため、パッケージ内において下部に配置された外扇ファン(吸気ダクト部材の終端先)に対して近くの分割吸気口ほど大きく開口していることとなる。従って、短い長さの分割吸気流路ほど、冷却用ガスの流量を増やすことができるため、圧力損失を低減して吸気効率を向上できる。
【0022】
下方の前記分割吸気流路を構成する前記吸気ダクト部材ほど大きな吸音材が貼り付けられていてもよい。
【0023】
この構成によれば、前述のように下方の分割吸気口ほど大きく開口すると、下方の分割吸気口ほど騒音が漏出しやすくなるところ、騒音の漏出しやすい下方の分割吸気流路ほど大きな吸音材を貼りつけることで、騒音の漏出を効率的に抑制している。
【0024】
前記冷却ファンを収容し、前記モータから前記空冷式熱交換器まで延びる排気ダクトをさらに備えてもよい。
【0025】
この構成によれば、排気ダクトによって、パッケージ内での冷却用ガスの流動を規定できるため、冷却性能を一層改善できる。
【発明の効果】
【0026】
本発明によれば、パッケージ型圧縮機において、吸気口がパッケージの側面において高さ方向の概ね全長にわたって設けられているため、吸気性能および冷却性能を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【0027】
本発明の実施形態に係るパッケージ型圧縮機の前方斜視図。
図1のパッケージ型圧縮機の後方斜視図。
図1の矢視A1方向から見たパッケージ型圧縮機の内部を示す正面図。
図2の矢視A2方向から見たパッケージ型圧縮機の内部を示す側面図。
パッケージ内での吸気ダクト部材の配置を示す第1斜視図。
パッケージ内での吸気ダクト部材の配置を示す第2斜視図。
パッケージ内での吸気ダクト部材の配置を示す第3斜視図。
【発明を実施するための形態】
【0028】
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
【0029】
図1,2を参照して、本実施形態のパッケージ型圧縮機1は、箱状のパッケージ10内に圧縮機の駆動に伴う様々な機構を収容したものである。以下では、圧縮ガスとして空気を例に説明するが、圧縮ガスの種類は特に限定されない。また、便宜上、パッケージ10の長手方向をX方向とし、水平面内においてX方向に直交した方向をY方向とし、パッケージ10の高さ方向(鉛直方向)をZ方向とする。
【0030】
本実施形態のパッケージ型圧縮機1は、冷却用空気が流れる冷却用空気流路f1〜f3(後述する図3,4参照)と、圧縮空気が流れる圧縮空気流路F1〜F6(後述する図3,4参照)とが設けられている。圧縮空気は、後述する圧縮機本体20によって圧縮される空気である。冷却用空気は、圧縮される空気ではなく、パッケージ10の内部の様々な機構を冷却するための空気である。
(【0031】以降は省略されています)

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