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公開番号2021004062
公報種別公開特許公報(A)
公開日20210114
出願番号2019118550
出願日20190626
発明の名称包装袋
出願人凸版印刷株式会社
代理人
主分類B65D 30/26 20060101AFI20201211BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】冷蔵設備を必要とすることなく、害虫の発生侵入による内容物の劣化を防ぎ、また密封性に優れ、内容物の低温保存が可能な包装袋を提供することを課題とする。
【解決手段】内容物を収納して密封し、保存可能な包装袋であって、包装袋は、プラスチックフィルムを基材とする、少なくとも印刷基材層、中間基材層、およびシーラント層が積層されてなり、印刷基材層は、包装袋外側から視認可能な面に印刷インキ層を有しており、中間基材層は、-100℃〜500℃の温度範囲において、50W/m2〜150W/m2の輻射による放射冷却機能を有していることを特徴とする包装袋である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
内容物を収納して密封し、保存可能な包装袋であって、
包装袋は、プラスチックフィルムを基材とする印刷基材層、中間基材層、およびシーラント層を備え、
前記印刷基材層は、前記包装袋外側から視認可能な面に印刷インキ層を有しており、
前記中間基材層は、−100℃〜500℃の温度範囲において、50W/m

〜150W/m

の輻射による放射冷却機能を有していることを特徴とする包装袋。
続きを表示(約 230 文字)【請求項2】
前記中間基材層は、ポリメチルペンテン中に、粒径が3μm〜15μmのシリカ粒子を含有してなることを特徴とする、請求項1に記載の包装袋。
【請求項3】
前記印刷基材層は、厚さ15μm〜25μmのポリアミドフィルムからなることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の包装袋。
【請求項4】
前記シーラント層は、厚さが25μm〜100μmであることを特徴とする、請求項1〜請求項3のいずれかに記載の包装袋。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、包装袋に関するものである。特に低温保存が求められる用途に適した包装袋に関するものである。特に、玄米等の内容物を収納することのできる、包装袋などに関するものである。
続きを表示(約 3,700 文字)【背景技術】
【0002】
包装袋は、数多くの分野、様々な用途に用いられている。また多くの場合、包装袋には、単に内容物を収納するばかりでなく、内容物によってさまざまな性能や機能性を求められる。一例として、例えば玄米を収納して保管する場合には、害虫による品質の劣化を抑えることは重要である。
【0003】
この場合、冷蔵貯蔵という手段で害虫の発生を抑えることも可能であり、これは一面において有効ではあるが、冷蔵庫内は湿度が低く、米の平衡含水率に適した湿度からは外れてしまう。このような方法では、本来重要とされる味の劣化につながる恐れがあり、避けなければならない。
【0004】
また米袋として、樹脂フィルムからなる米袋に、玄米を定量充填して流通、販売に供される場合には、通常の充填方法をとる場合には、米袋の内部に空気が封入されることがあり、その場合には封入された空気のために、取り扱いが難しくなったり、堆積の障害となることがある。
【0005】
そこで、従来から米袋の胴部に多数の小孔を設けて空気が抜けるようにしたり、また特許文献1には米袋の底部のシールを内容物の漏れ出しを起こすことなく、通気性を持つように不連続にシールした空気抜き付米袋が提案されている。
【0006】
しかしながらこの方法では、通気性は確保されるが、小孔が存在するために小さな虫や異物、水など侵入する恐れがあり、内容物を保護し、保存するための包装袋としては十分なものではなかった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開平11−321888号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は、かかる状況に鑑みてなされたものであり、冷蔵設備を必要とすることなく、害虫の発生侵入による内容物の劣化を防ぎ、また密封性に優れ、内容物の低温保存が可能な包装袋を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記の課題を解決するための手段として、請求項1に記載の発明は、
内容物を収納して密封し、保存可能な包装袋であって、
包装袋は、プラスチックフィルムを基材とする印刷基材層、中間基材層、およびシーラント層を備え、
前記印刷基材層は、前記包装袋外側から視認可能な面に印刷インキ層を有しており、
前記中間基材層は、−100℃〜500℃の温度範囲において、50W/m

〜150W/m

の輻射による放射冷却機能を有していることを特徴とする包装袋である。
【0010】
また、請求項2に記載の発明は、
前記中間基材層は、ポリメチルペンテン中に、粒径が3μm〜15μmのシリカ粒子を含有してなることを特徴とする、請求項1に記載の包装袋である。
【0011】
また、請求項3に記載の発明は、
前記印刷基材層は、厚さ15μm〜25μmのポリアミドフィルムからなることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の包装袋である。
【0012】
また、請求項4に記載の発明は、
前記シーラント層は、厚さが25μm〜100μmであることを特徴とする、請求項1〜請求項3のいずれかに記載の包装袋である。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、冷蔵設備を必要とすることなく、害虫の発生、侵入による内容物の劣化を防ぎ、また密封性に優れ、内容物の低温保存が可能な包装袋を提供することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0014】
図1は、本発明に係る包装袋を構成する積層体を説明するための、部分断面模式図である。また、図1は実施例1を説明する際の部分断面模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、本発明を図1を参照しながら、更に詳しい説明を加える。ただし本発明は、ここに示す例にのみ限定されるものではない。本発明は、請求項によって限定されるものである。
【0016】
図1は、本発明に係る包装袋を構成する積層体を説明するための、部分断面模式図である。
【0017】
本発明による包装袋は、内容物を収納して密封し、保存可能な包装袋である。また、この包装袋は、少なくともプラスチックフィルムを基材とする積層体(20)からなる。積層体(20)には、印刷基材層(11)、中間基材層(13)、およびシーラント層(14)が含まれる。
【0018】
このうち印刷基材層(11)は、包装袋外側から視認可能な面に印刷インキ層(12)を有しており、絵柄、識別のための記号、あるいは内容物に関しての必要な情報などを表示することができる。
【0019】
図1に示す例において、印刷基材層(11)は、印刷インキ層(12)を、包装袋内側になる面に有しており、したがって印刷基材層(11)が透明なプラスチックフィルムである例である。
【0020】
すなわち印刷インキ層は、商品としてのイメージアップや、内容物についての必要な情報表示や意匠性の向上を目的として、プラスチックフィルムを基材とする印刷基材層(11)の、包装袋外側から見える層に印刷インキ層(12)を設けることができる。印刷インキ層(12)は、積層体(20)の最外層に設けるのでも構わない。
【0021】
また印刷層(11)は、包装袋の一部に設けるのでもよく、また包装袋の全面に渡って設けるのでもよい。あるいは、印刷インキ層(12)を用いずに情報などの表示部を設ける方法としては、たとえば包装袋の表面に印刷されたシールを貼着することも可能である

【0022】
ここで、印刷インキ層(12)の印刷方法、および用いる印刷インキには、とくに制約を設けるものではないが、既知の印刷方法、印刷インキの中からプラスチックフィルムへの印刷適性、色調などの意匠性、密着性、食品を内容物とする場合の安全性などを考慮すれば、適宜選択してよい。
【0023】
印刷方法も、たとえば、グラビア印刷法、オフセット印刷法、グラビアオフセット印刷法、フレキソ印刷法、シルクスクリーン印刷法、インクジェット印刷法などの既知の印刷方法から、適宜選択して用いることができる。中でもグラビア印刷法は、生産性、プラスチックフィルムへの印刷適性、および絵柄の高精細度において好ましく用いることができる。
【0024】
また、本発明において、中間基材層(13)は、−100℃〜500℃の温度範囲において、50W/m

〜150W/m

の輻射による放射冷却機能を有していることを特徴としている。
【0025】
このような中間基材層(13)は、例えばポリメチルペンテン中に、粒径が3μm〜15μmのシリカ粒子を含有して構成することが可能である。一般にこれらの材料構成によって、放射冷却効果が得られることが知られている。
【0026】
この中間基材層(13)が放射冷却機能を有することによって、本発明による包装袋は、特段の冷蔵設備を必要とすることなく、内容物の低温保存が可能な包装袋であることが可能である。
【0027】
一般にプラスチックフィルムは、高分子樹脂組成物からなるフィルムであって、たとえばポリオレフィン(ポリエチレン、ポリプロピレン等)、ポリエステル(ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート等)、ポリアミド(ナイロンー6、ナイロンー66等)、ポリイミドなどが使用でき、用途や要求品質に応じて適宜選択される。
【0028】
中でもポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレートをプラスチックフィルムとして使用する場合は、フィルムの機械的強度と価格においてより好ましい。そのほか特に延伸ポリアミドフィルムを用いる場合には、積層体に突き刺しに対する強靭性や、衝撃に対する強靭性を付与することができる。
【0029】
例えば、印刷基材層(11)は、厚さ15μm〜25μmのポリアミドフィルムから構成することができ、印刷基材層(11)としての印刷適性と、包装袋としての強靭性を兼ね備えたものとすることができる。
【0030】
またプラスチックフィルムは、接着剤層を介して他の層と積層して積層体とすることができる。図1に示す例においては、印刷基材層(11)は、接着剤層(15)を介して中間基材層(13)と積層されている。
(【0031】以降は省略されています)

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