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公開番号2021001013
公報種別公開特許公報(A)
公開日20210107
出願番号2019115470
出願日20190621
発明の名称包装箱
出願人凸版印刷株式会社
代理人
主分類B65D 5/24 20060101AFI20201204BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】組み立ておよび解体が容易で、かつ収納物を取り出す際に蓋を取り外したときに、収納物が見やすく、取り出しやすい包装箱を提供する。
【解決手段】身箱10は、矩形の底面板11の各辺に正面板12、左側面板14a、背面板13、右側面板14bが折り罫線を介して連接され、正面板、左側面板、背面板、右側面板は、折込み片17で互いに連結され、背面板に背面板と略同一の大きさの背面内板15が連接され、背面内板の先端側の左右両端に押さえ片18が連接され、背面内板は、背面板と対向する位置まで身箱の内側に折込まれて背面板に連結する折込み片を挟持し、押さえ片は、側面板を押圧して背面内板を係止し、被せ蓋は、4枚の側面板、側面板の一つに連接された天面板、左右のフラップ、舌片からなり、折り罫線で折られて端部を接着して下方を開口部とした箱形であり、正面板を起立させた状態の身箱に、開口部から収納する様に被せ蓋を被せた。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
身箱と、身箱に上方から被せられる被せ蓋からなる包装箱であって、
身箱は、矩形の底面板の各辺に正面板、左側面板、背面板、右側面板が折り罫線を介して連接され、正面板、左側面板、背面板、右側面板は、折り罫線で身箱の内側に折込まれる折込み片で互いに連結され、背面板の、底面板が連接された辺と対向する辺に背面板と略同一の大きさの背面内板が連接され、背面内板の先端側の左右両端に押さえ片が連接され、
背面内板は、背面板と対向する位置まで身箱の内側に折込まれて背面板に連結する折込み片を挟持し、
押さえ片は、左側面板および右側面板を押圧して背面内板を係止し、
被せ蓋は、4枚の側面板、該側面板のうち身箱の正面板または背面板と対向する側面板の一つに連接された矩形の天面板、右側面板および左側面板と対向する側面板それぞれに連接されたフラップ、天面板が連接された側面板に対向する側面板に連接された舌片からなり、折り罫線で折られて端部を接着して下方を開口部とした箱形であり、
正面板を起立させた状態の身箱に、開口部から収納する様に被せ蓋を被せたことを特徴とする包装箱。
続きを表示(約 230 文字)【請求項2】
底面板上に、収納する商品の形状に合わせた係止孔が設けられた箱状の中仕切り台が載置されていることを特徴とする請求項1に記載の包装箱。
【請求項3】
被せ蓋の1対の対向する側板の開口部側の端縁に、切り欠きが設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の包装箱。
【請求項4】
身箱および被せ蓋が、板紙または段ボールシートで形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の包装箱。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ブランクを折り曲げて形成する包装箱に関し、特に組み立てや解体作業が容易で、内部に収納した物品の取り出しも容易な構造の包装箱に関する。
続きを表示(約 5,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、菓子食品類や医薬品や化粧品、玩具類、日用品などを収納して、収納された商品を保護し輸送するために包装箱が広く用いられている。その包装箱として、紙箱が、その価格の低廉さや加工のしやすさなど、紙の持つ長所を生かして様々な分野で用いられている。
【0003】
なかでも、組み立てる際に接着剤等を使用せずに、厚紙のブランクシートを折り罫線に沿って折り曲げて形成される紙箱については、組み立てや解体の工程が簡略化でき、また使用後に紙をリサイクルするのも容易であることから、さまざまな形状や構造のものが提案されている。
【0004】
例えば特許文献1には、厚紙を折り曲げて構成した紙箱が開示され、側板のコーナーフラップを、隣接する側板の折込フラップの内側に差し込んで固定し、側板を起立状態に保持する紙箱が開示され、コーナーフラップを抜くと側板を容易に倒して平板状に展開でき、収納物(菓子)を傷つけずに取り出すことができるとしている。
【0005】
しかし特許文献1に開示されている紙箱では、側板を展開したときに四方に広がり、平板状とする際に広い面積を必要とし、また再封しようとするときには四方の側板を起立させた状態で保持しながら、コーナーフラップを差し込んだり蓋を被せたりする必要があり、作業性が悪かった。
【0006】
また、特許文献2には、包装箱一体型の簡易仕切り材付きの紙箱が開示され、簡易な仕切り材を紙箱内に貼り付けることで、収納した複数の物品が輸送中にぶつかり合ったり、紙箱外に飛び出したりすることがない、としている。
【0007】
しかし特許文献2に開示されている紙箱では、狭い紙箱の内部に仕切りを貼り付ける作業が必要で手間がかかり、また蓋を開けたときに仕切りがあるためかえって収納物が見え難く、仕切りに引っかかって取り出し難くなることがある、という問題があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
実用新案登録第3126996号公報
特開2013−49473号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
そこで本発明は、組み立ておよび解体が容易で、かつ収納物を取り出す際に蓋を取り外したときに、収納物が見やすく、取り出しやすい包装箱を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記課題を解決するため、本発明の請求項1に係る発明は、
身箱と、身箱に上方から被せられる被せ蓋からなる包装箱であって、
身箱は、矩形の底面板の各辺に正面板、左側面板、背面板、右側面板が折り罫線を介して
連接され、正面板、左側面板、背面板、右側面板は、折り罫線で身箱の内側に折込まれる折込み片で互いに連結され、背面板の、底面板が連接された辺と対向する辺に背面板と略同一の大きさの背面内板が連接され、背面内板の先端側の左右両端に押さえ片が連接され、
背面内板は、背面板と対向する位置まで身箱の内側に折込まれて背面板に連結する折込み片を挟持し、
押さえ片は、左側面板および右側面板を押圧して背面内板を係止し、
被せ蓋は、4枚の側面板、該側面板のうち身箱の正面板または背面板と対向する側面板の一つに連接された矩形の天面板、右側面板および左側面板と対向する側面板それぞれに連接されたフラップ、天面板が連接された側面板に対向する側面板に連接された舌片からなり、折り罫線で折られて端部を接着して下方を開口部とした箱形であり、
正面板を起立させた状態の身箱に、開口部から収納する様に被せ蓋を被せたことを特徴とする包装箱である。
【0011】
また、本発明の請求項2に係る発明は、
底面板上に、収納する商品の形状に合わせた係止孔が設けられた箱状の中仕切り台が載置されていることを特徴とする請求項1に記載の包装箱である。
【0012】
また、本発明の請求項3に係る発明は、
被せ蓋の1対の対向する側板の開口部側の端縁に、切り欠きが設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の包装箱である。
【0013】
また、本発明の請求項4に係る発明は、
身箱および被せ蓋が、板紙または段ボールシートで形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の包装箱である。
【発明の効果】
【0014】
本発明の請求項1に記載の発明によれば、ブランクシートを折り曲げて構成できる身箱の、背面板に連接された背面内板が、背面板との間に折込み片を挟み込むようにして内側に折り込まれてかつ先端側の左右両側端に設けられた押さえ片が左右の側面板を押圧するため、押さえ片と左右の側面板の摩擦抵抗により背面内板が係止されてずれてしまうことがなく、背面板、折込み片、背面内板が底面板から起立した状態で保持され、一方正面板は、左右の側面板との間の折込み片が自然な弾性を有するため、折込み片により前方に付勢されて倒れて開きやすくなっており、身箱に商品を収納して正面板を起立させて被せ蓋を被せて収納したときは、被せ蓋の箱型の形状であり、被せ蓋を取り外すと、背面板および背面内板は起立した状態が保持される一方、正面板は折込み片の弾性により前方に付勢されて倒れるため、底面板上に収納された商品が前方から見やすく、取り出しやすい。
【0015】
また請求項2に記載の発明によれば、収納された商品が係止孔に嵌まり込んだ態様で収納され、輸送時等に動いて互いに衝突して損傷したり、収納位置がずれたりすることがなく、より好ましい。
【0016】
また請求項3に記載の発明によれば、切り欠きの部分で身箱を容易に挟持することができ、被せ蓋の取り外しがより容易にできる。
【0017】
また請求項4に記載の発明によれば、包装箱を紙で構成でき、廃棄やリサイクルが容易で環境にやさしい包装箱とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
本発明の包装箱の身箱の一例のブランクシートの展開図である。
身箱の一例を組み立てる様子の説明図である。
身箱の一例を組み立てる様子の説明図である。
本発明の包装箱の被せ蓋の一例のブランクシートの展開図である。
被せ蓋の一例の外観図である。
身箱に被せ蓋を被せた本発明の包装箱の外観図である。
商品を収納した本発明の包装箱から被せ蓋を取った状態の外観図である。
中仕切り台の一例のブランクシートの展開図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。なお本発明は以下に説明する実施形態に限定されるものではない。
【0020】
図1は、本発明の包装箱の身箱の一例のブランクシートの展開図である。矩形の底面板11の各辺に正面板12、左側面板14a、背面板13、右側面板14bが折り罫線を介して連接され、正面板12と左側面板14aは折込み片16aで、左側面板14aと背面板13は折込み片17aで、背面板13と右側面板14bは折込み片17bで、右側面板14bと正面板12は折込み片16bで、それぞれ連結され、折込み片16a、16b、17a、17bは折り罫線で身箱10の内側に折込まれる。背面板13の底面板11と連接した辺と対向する辺に、背面板と略同一の大きさの背面内板15が連接されている。背面内板15の先端の左右両端に、押さえ片18a、18bが連接されている。なお、左側面板14a、右側面板14bは集合的に側面板14と称することがあり、折込み片16、17等も同様の呼称である。身箱10は以上のようなブランクシートを折り立てて構成したものである。
【0021】
身箱10を組み立てるには、まず底面板11の周りに右側面板14b、左側面板14a、背面板13を折り罫線で折り曲げて立ち上げる。このとき、折込み片17a、17bは身箱10の内部側になるように折込む。次いで、図2に示すように背面内板15を、折込み片17a、17bを挟み込むように、背面板13と対向する位置まで内側に折込む。すると、背面内板15の先端側の左右両端に設けられた押さえ片18a、18bが側面板14a、14bに当接する形で折り畳まれるが、押さえ片18a、18bはその弾性により側面板14a、14bに押し付けられて摩擦抵抗により背面内板15が係止される態様となり、背面内板15が背面板13に対向した状態で保持される。このとき、背面板13、背面内板15、側面板14は底面板11に対してほぼ直立した状態となる。
【0022】
続いて、図3に示す様に正面板12を立ち上げるが、それに先立って底面板11上に収納する商品等を載置することができる。正面板12は、折込み片16a、16bを身箱10の内側となる様に折込んで立ち上げ、図3(b)の様に身箱10が箱状に形成される。ただし、折込み片16a、16bは弾性により側方に展開しようとするため、正面板12は前方に倒れる方向に付勢され、白抜き矢印の方向から何らかの手段で、例えば手などで押さえていないと、起立した状態を保持できず、身箱10は箱状の形態を保持できず、前方が開いた形状となる。
【0023】
一方、身箱10を解体する際は、折り罫線で折り立てた部分を容易に元に戻し、平坦なブランクシートの態様に戻すことができ、容易に廃棄できる。また接着剤等を使用していないため、環境にやさしく、リサイクルにも適している。
【0024】
続いて、身箱に被せる被せ蓋の構成を説明する。図4は、本発明の包装箱の被せ蓋の一例のブランクシ−トの展開図である。被せ蓋20は、身箱10の正面板12または背面板13と対向する側面板21、24(方向は特に限定されない)、側面板14a、14bと対向する側面板23a、23bと、側面板21に連接された天面板22、側面板23a、
23bそれぞれに連接されたフラップ25a、25b、側面板24に連接された舌片26からなる。側面板21の側端部には糊代27が連接され、接着剤を塗布されて側面板23bの側端部に接着されて筒状の胴部を形成し、天面板22を折り曲げて差し込み片22bを差し込んで係止して箱型の形状とする(図5)。下方は身箱10を挿入するための開口部となる。差し込み片22を引き抜いて天面板22を立ち上げれば、被せ蓋20は容易に平坦に畳むことができるため、廃棄も容易である。
【0025】
図6は、身箱に被せ蓋を被せた本発明の包装箱の外観図である。図5の態様の被せ蓋20に、図3(b)に示した正面板を起立した状態として箱型とした身箱10を収納した、本発明の包装箱1の外観図である。被せ蓋は上方に引き上げることで取り外せるが、被せ蓋20の対向する側面板23a、23bの下端縁に切り欠き28a、28bを設けると、その部分で身箱10を把持しやすく、被せ蓋20を引き上げやすい。切り欠き28は、側面板21、24の側に設けても良く、両方に設けても良い。
【0026】
商品を収納した包装箱1から被せ蓋20を引き上げて取り外すと、図7の様に、折込み片16がその弾力により自然に左右方向に展開するのに伴い、正面板12が前方に付勢されて倒れ、自然に前方が開いた状態となり、収納した商品40が見やすく、また取り出しやすい態様となる。一方、背面板13と側面板14は、背面内板15により押さえられているため、ほぼ直立した状態を保持する。そのため、身箱10が必要以上に広がってしまうことがなく、扱いやすい。
【0027】
包装箱1を再封する場合は、正面板12を折り込んで立ち上げた状態として被せ蓋20を被せればよく、容易に再封できる。
【0028】
図7において、商品40は、底面板上に載置された箱状の中仕切り台30に嵌め込まれて収納されている。中仕切り台30は、図8に示すようなブランクシートを折り立てて箱状に形成して構成できる。中仕切り台にはまた、収納する商品の形状に合わせて任意の形状の係止孔31、32、33、34や規制板35を設けることができる。
【0029】
中仕切り台30を装着することで、収納した商品が係止孔に嵌め込まれて固定され、輸送中などに振動で商品同士が衝突して損傷したり、収納する位置がずれてしまうことがなく、より好ましい。
【0030】
本発明の包装箱を構成する身箱、被せ蓋、中仕切り箱を構成する材料は適度なコシを持つものであれば特に限定されず、段ボール、板紙、プラスチックシートなどが例示できるが、廃棄やリサイクルの容易さ、環境適性などの面から、適度なコシを持ち、紙を素材とする段ボール、板紙とするとより好ましい。
(【0031】以降は省略されています)

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