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公開番号2020202301
公報種別公開特許公報(A)
公開日20201217
出願番号2019108437
出願日20190611
発明の名称スタックコイル
出願人住友電気工業株式会社
代理人特許業務法人深見特許事務所
主分類H01F 6/06 20060101AFI20201120BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】超電導コイルの積層順の誤りが生じにくいスタックコイルを提供する。
【解決手段】スタックコイルは、パンケーキコイルである第1超電導コイル1と、パンケーキコイルである第2超電導コイル2とを備える。第2超電導コイル2は、第1超電導コイル1上に配置されている。第1超電導コイル1及び第2超電導コイル2は、外観上識別可能になっている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
パンケーキコイルである第1超電導コイルと、
パンケーキコイルである第2超電導コイルとを備え、
前記第2超電導コイルは、前記第1超電導コイル上に配置されており、
前記第1超電導コイル及び前記第2超電導コイルは、外観上識別可能になっている、スタックコイル。
続きを表示(約 780 文字)【請求項2】
前記第1超電導コイル及び前記第2超電導コイルは、互いに異なる色に着色されている、請求項1に記載のスタックコイル。
【請求項3】
前記第1超電導コイル及び前記第2超電導コイルに挿通された円筒部材と、
前記第1超電導コイルの内周面にある第1突起と、
前記第2超電導コイルの内周面にある第2突起及び第3突起とをさらに備え、
前記円筒部材は、前記円筒部材の中心軸線に沿う軸方向において、第1端と、前記第1端の反対側の端である第2端を有し、
前記円筒部材の外周面には、第1溝及び第2溝が、前記軸方向に沿って、前記第1端から前記第2端側に向かって延在するように形成されており、
前記第1溝の前記第2端側の端は、前記第2溝の前記第2端側の端よりも前記第2端に近い位置にあり、
前記第1突起は、前記第1溝に挿入されており、
前記第2突起及び前記第3突起は、前記第1溝及び前記第2溝にそれぞれ挿入され、
前記第1溝は、前記第2突起が前記第2溝に挿入された場合に前記第3突起が挿入できない位置に形成されている、請求項1に記載のスタックコイル。
【請求項4】
前記第1突起及び前記第2突起は、互いに異なる色に着色されており、
前記第2突起及び前記第3突起は、互いに同一の色に着色されている、請求項3に記載のスタックコイル。
【請求項5】
前記第1超電導コイルの臨界電流及び前記第2超電導コイルの臨界電流は、互いに異なる、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のスタックコイル。
【請求項6】
前記第1超電導コイル及び前記第2超電導コイルは、ダブルパンケーキコイルである、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のスタックコイル。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、スタックコイルに関する。
続きを表示(約 4,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1(特開2012−174932号公報)には、スタックコイルが記載されている。特許文献1に記載されているスタックコイルは、積層配置された複数の超電導コイルを有している。超電導コイルは、パンケーキコイルである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012−174932号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載されているようなスタックコイルにおいて、各々の超電導コイルをどこに配置するかは、スタックコイルの性能に影響を与える。
【0005】
例えば、同種の超電導線材を巻き回して形成された超電導コイルであっても、超電導線材のバラつきに起因し、超電導コイルの性能(臨界電流等)にバラつきが生じる。このような状況下においては、相対的に性能の優れた超電導コイルをスタックコイルの端部に配置するとともに、相対的に性能の劣る超電導コイルをスタックコイルの中央部に配置することにより、スタックコイルの性能を改善することができる。しかしながら、超電導コイルの積層していく順番に誤りが生じると、スタックコイルは、所望の性能を発揮することができない。
【0006】
本開示は、上記のような従来技術の問題点に鑑みてなされたものである。より具体的には、本開示は、超電導コイルの積層順の誤りが生じにくいスタックコイルを提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示のスタックコイルは、パンケーキコイルである第1超電導コイルと、パンケーキコイルである第2超電導コイルとを備える。第2超電導コイルは、第1超電導コイル上に配置されている。第1超電導コイル及び第2超電導コイルは、外観上識別可能になっている。
【発明の効果】
【0008】
本開示のスタックコイルによると、第1超電導コイル及び第2超電導コイルが外観上識別可能になっているため、超電導コイルの積層順に誤りが生じにくくなる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、スタックコイル10の分解斜視図である。
図2は、スタックコイル20の分解斜視図である。
図3は、第1端4a側から見た円筒部材4の平面図である。
図4は、円筒部材4の側面図である。
図5Aは、スタックコイル20に用いられる第1超電導コイル1の平面図である。
図5Bは、スタックコイル20に用いられる第2超電導コイル2の平面図である。
図5Cは、スタックコイル20に用いられる第3超電導コイル3の平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[本開示の実施形態の説明]
まず、本開示の実施態様を列記して説明する。
【0011】
(1)一実施形態に係るスタックコイルは、パンケーキコイルである第1超電導コイルと、パンケーキコイルである第2超電導コイルとを備える。第2超電導コイルは、第1超電導コイル上に配置されている。第1超電導コイル及び第2超電導コイルは、外観上識別可能になっている。
【0012】
上記(1)のスタックコイルによると、第1超電導コイル及び第2超電導コイルが外観上識別可能になっているため、超電導コイルの積層順に誤りが生じにくくなる。
【0013】
(2)上記(1)のスタックコイルにおいて、第1超電導コイル及び第2超電導コイルは、互いに異なる色に着色されていてもよい。
【0014】
上記(2)のスタックコイルによると、第1超電導コイル及び第2超電導コイルを外観上容易に識別することができるため、超電導コイルの積層順に誤りが生じにくくなる。
【0015】
(3)上記(1)のスタックコイルは、さらに、第1超電導コイル及び第2超電導コイルに挿通された円筒部材と、第1超電導コイルの内周面にある第1突起と、第2超電導コイルの内周面にある第2突起及び第3突起とを備えていてもよい。円筒部材は、円筒部材の中心軸線に沿う軸方向において、第1端と、第1端の反対側の端である第2端を有していてもよい。円筒部材の外周面には、第1溝及び第2溝が、軸方向に沿って第1端から第2端側に向かって延在するように形成されていてもよい。第1溝の第2端側の端は、第2溝の第2端側の端よりも第2端に近い位置にあってもよい。第1突起は、第1溝に挿入されていてもよい。第2突起及び第3突起は、第1溝及び第2溝にそれぞれ挿入されていてもよい。第1溝は、第2突起が第2溝に挿入された場合に第3突起が挿入できない位置に形成されていてもよい。
【0016】
上記(3)のスタックコイルにおいては、超電導コイルの積層順に誤りが生じにくくなるとともに、各々の超電導コイルの周方向における位置合わせを容易に行うことができる。
【0017】
(4)上記(3)のスタックコイルにおいて、第1突起及び第2突起は、互いに異なる色に着色されていてもよい。第2突起及び第3突起は、互いに同一の色に着色されていてもよい。
【0018】
上記(4)のスタックコイルによると、第1超電導コイル及び第2超電導コイッルとを突起の数及び突起の色の双方に基づいて識別することができるため、超電導コイルの積層順にさらに誤りが生じにくくなる。
【0019】
(5)上記(1)から(4)のスタックコイルにおいて、第1超電導コイルの臨界電流及び第2超電導コイルの臨界電流は、互いに異なっていてもよい。
【0020】
(6)上記(1)から(5)のスタックコイルにおいて、第1超電導コイル及び第2超電導コイルは、ダブルパンケーキコイルであってもよい。
【0021】
[本開示の実施形態の詳細]
次に、本開示の実施形態の詳細を、図面を参照しながら説明する。以下の図面においては、同一又は相当する部分に同一の参照符号を付し、重複する説明は繰り返さない。
【0022】
(第1実施形態)
第1実施形態に係るスタックコイル(以下において、「スタックコイル10」とする)を説明する。
【0023】
<スタックコイル10の構成>
以下に、スタックコイル10の構成を説明する。
【0024】
図1は、スタックコイル10の分解斜視図である。図1に示されるように、スタックコイル10は、第1超電導コイル1と、第2超電導コイル2と、第3超電導コイル3とを有している。
【0025】
スタックコイル10が有する超電導コイルの数は、3個に限られない。スタックコイル10が有する超電導コイルの数は2個であってもよく(スタックコイル10は第3超電導コイル3を有していなくてもよく)、スタックコイル10が有する超電導コイルの数は4個以上であってもよい。但し、以下においては、スタックコイル10が有する超電導コイルの数が3個であるとして説明を行う。
【0026】
第1超電導コイル1は、ダブルパンケーキコイルである。第1超電導コイル1は、第1超電導線材11をコイル軸A1周りに重ねて巻き回すことにより、形成されている。第1超電導線材11は、長手方向において、第1端11aと、第2端11bとを有している。第2端11bは、第1端11aの反対側の端である。巻き回された第1超電導線材11は、樹脂含浸されている。第1超電導コイル1は、内周面1aと、外周面1bとを有している。
【0027】
第2超電導コイル2は、ダブルパンケーキコイルである。第2超電導コイル2は、第2超電導線材21をコイル軸A2周りに重ねて巻き回すことにより、形成されている。第2超電導線材21は、長手方向において、第1端21aと、第2端21bとを有している。第2端21bは、第1端21aの反対側の端である。巻き回された第2超電導線材21は、樹脂含浸されている。第2超電導コイル2は、内周面2aと、外周面2bとを有している。
【0028】
第3超電導コイル3は、ダブルパンケーキコイルである。第3超電導コイル3は、第3超電導線材31をコイル軸A3周りに重ねて巻き回すことにより、形成されている。第3超電導線材31は、長手方向において、第1端31aと、第2端31bとを有している。第2端31bは、第1端31aの反対側の端である。巻き回された第3超電導線材31は、樹脂含浸されている。第3超電導コイル3は、内周面3aと、外周面3bとを有している。
【0029】
第1超電導コイル1、第2超電導コイル2及び第3超電導コイル3は、互いに外観上識別可能になっている。例えば、第1超電導コイル1、第2超電導コイル2及び第3超電導コイル3は、互いに異なる色に着色されている。より具体的には、第1超電導線材11に含浸されている樹脂、第2超電導線材21に含浸されている樹脂及び第3超電導線材31に含浸されている樹脂に、それぞれ異なる色の着色剤を添加することにより、第1超電導コイル1、第2超電導コイル2及び第3超電導コイル3が、互いに異なる色に着色されている。
【0030】
第1超電導コイル1、第2超電導コイル2及び第3超電導コイル3は、外観上識別可能にするための構成(上記の例でいえば、色)を除けば、外観上互いに識別できなくなっている。例えば、第1超電導コイル1、第2超電導コイル2及び第3超電導コイル3は、寸法(厚さ、内径、外径等)、巻き回される超電導線材の種類、巻き回される超電導線材のターン数等に関して、共通している。なお、第1超電導コイル1、第2超電導コイル2及び第3超電導コイル3は、寸法及び巻き回される超電導線材の種類に関して、互いに異なっていてもよい。
(【0031】以降は省略されています)

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