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公開番号2020202018
公報種別公開特許公報(A)
公開日20201217
出願番号2019105956
出願日20190606
発明の名称コネクタ
出願人矢崎総業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H01R 13/641 20060101AFI20201120BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】第1ハウジングと第2ハウジングとの嵌合状態を容易に検知することができるコネクタを提供する。
【解決手段】コネクタ1において、パネル3に組付けられる第1ハウジング5と、第1ハウジング5に嵌合可能な第2ハウジング7と、第2ハウジング7の外周を覆いパネル3の表面に密着されるリップ部9を有するグロメット11と、第2ハウジング7に回動可能に組付けられ回動により第1ハウジング5と第2ハウジング7とを嵌合させるレバー13と、レバー13に設けられグロメット11のリップ部9側が組付けられ第1ハウジング5と第2ハウジング7との正規嵌合状態でレバー13の回動によりリップ部9をパネル3に密着させる取付部15とを有した。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
パネルに組付けられる第1ハウジングと、
前記第1ハウジングに嵌合可能な第2ハウジングと、
前記第2ハウジングの外周を覆い前記パネルの表面に密着されるリップ部を有するグロメットと、
前記第2ハウジングに回動可能に組付けられ回動により前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとを嵌合させるレバーと、
前記レバーに設けられ前記グロメットのリップ部側が組付けられ前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとの正規嵌合状態で前記レバーの回動により前記リップ部を前記パネルに密着させる取付部と、
を有することを特徴とするコネクタ。
続きを表示(約 230 文字)【請求項2】
請求項1記載のコネクタであって、
前記第2ハウジングには、前記グロメットの前記リップ部側が前記取付部に跨って組付けられるフランジ部が設けられ、
前記フランジ部は、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとの正規嵌合状態で前記リップ部を前記パネルに密着させ、
前記取付部は、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとの正規嵌合状態で、前記パネルの平面方向に対して前記フランジ部と直線的に配置されることを特徴とするコネクタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コネクタに関する。詳細には、一方のハウジングがパネルに組付けられ、他方のハウジングがグロメットで覆われた状態でハウジング同士が嵌合するコネクタに関する。
続きを表示(約 3,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、コネクタとしては、パネルに組付けられる第1ハウジングと、第1ハウジングに嵌合可能な第2ハウジングと、第2ハウジングの外周を覆いパネルに密着されるリップ部としての弾性シール片を有するグロメットとを備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
このコネクタでは、第2ハウジングの外周に、グロメットを組付けるためのフランジ部が第2ハウジングと一体に設けられ、第1ハウジングがパネルに組付けられ、グロメットが第2ハウジングのフランジ部に組付けられている。
【0004】
このようなコネクタでは、第1ハウジングに対して第2ハウジングを嵌合させることにより、第2ハウジングのフランジ部に組付けられたグロメットの弾性シール片が、パネルの表面に密着し、パネルの第1ハウジング側と第2ハウジング側とを区画する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2010−129256号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上記特許文献1のようなコネクタでは、第1ハウジングと第2ハウジングとが嵌合した状態で、第2ハウジングの外周を覆うグロメットのリップ部がパネルに密着してしまうので、第1ハウジングと第2ハウジングとの嵌合状態を視認することができなかった。
【0007】
このため、第1ハウジングと第2ハウジングとの嵌合状態を検知するためには、第1ハウジングと第2ハウジングとを嵌合させた後、第2ハウジングを第1ハウジングから離脱させる方向に引っ張る作業が必要となるなど、嵌合状態を検知することが煩雑になっていた。
【0008】
そこで、この発明は、第1ハウジングと第2ハウジングとの嵌合状態を容易に検知することができるコネクタの提供を目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0009】
請求項1記載の発明は、パネルに組付けられる第1ハウジングと、前記第1ハウジングに嵌合可能な第2ハウジングと、前記第2ハウジングの外周を覆い前記パネルの表面に密着されるリップ部を有するグロメットと、前記第2ハウジングに回動可能に組付けられ回動により前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとを嵌合させるレバーと、前記レバーに設けられ前記グロメットのリップ部側が組付けられ前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとの正規嵌合状態で前記レバーの回動により前記リップ部を前記パネルに密着させる取付部とを有することを特徴とするコネクタである。
【0010】
このコネクタでは、レバーに、グロメットのリップ部側が組付けられ第1ハウジングと第2ハウジングとの正規嵌合状態でレバーの回動によりリップ部をパネルに密着させる取付部が設けられているので、第1ハウジングと第2ハウジングとの正規嵌合状態ではレバーが正規に回動されリップ部がパネルに密着される。
【0011】
一方、第1ハウジングと第2ハウジングとが正規に嵌合していない状態では、レバーの回動が不十分であり、リップ部がパネルに密着されない。
【0012】
従って、このようなコネクタでは、第1ハウジングと第2ハウジングとの嵌合状態を、レバーの回動に連動する取付部に組付けられたグロメットのリップ部のパネルに対する当接の可否によって検出することができ、第1ハウジングと第2ハウジングとの嵌合状態を容易に検知することができる。
【0013】
請求項2記載の発明は、請求項1記載のコネクタであって、前記第2ハウジングには、前記グロメットの前記リップ部側が前記取付部に跨って組付けられるフランジ部が設けられ、前記フランジ部は、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとの正規嵌合状態で前記リップ部を前記パネルに密着させ、前記取付部は、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとの正規嵌合状態で、前記パネルの平面方向に対して前記フランジ部と直線的に配置されることを特徴とする。
【0014】
このコネクタでは、取付部が、第1ハウジングと第2ハウジングとの正規嵌合状態で、パネルの平面方向に対してフランジ部と直線的に配置されるので、第1ハウジングと第2ハウジングとの嵌合状態を、取付部とフランジ部との直線性によって容易に視認することができる。
【発明の効果】
【0015】
本発明によれば、第1ハウジングと第2ハウジングとの嵌合状態を容易に検知することができるコネクタを提供することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0016】
本発明の実施の形態に係るコネクタの側面図である。
本発明の実施の形態に係るコネクタのグロメットを取り外した状態で第1ハウジングと第2ハウジングとが嵌合するときの側面図である。
本発明の実施の形態に係るコネクタのグロメットを取り外した状態で第1ハウジングと第2ハウジングとが嵌合したときの側面図である。
本発明の実施の形態に係るコネクタの第1ハウジングと第1端子の斜視図である。
本発明の実施の形態に係るコネクタの第1ハウジングをパネルに組付けたときの斜視図である。
本発明の実施の形態に係るコネクタの第2ハウジングとレバーと第2端子の斜視図である。
本発明の実施の形態に係るコネクタの第2ハウジングにレバーを組付けたときの側面図である。
図7に示すレバーを回動させたときの側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
図1〜図8を用いて本発明の実施の形態に係るコネクタについて説明する。
【0018】
本実施の形態に係るコネクタ1は、パネル3に組付けられる第1ハウジング5と、第1ハウジング5に嵌合可能な第2ハウジング7と、第2ハウジング7の外周を覆いパネル3の表面に密着されるリップ部9を有するグロメット11と、第2ハウジング7に回動可能に組付けられ回動により第1ハウジング5と第2ハウジング7とを嵌合させるレバー13と、レバー13に設けられグロメット11のリップ部9側が組付けられ第1ハウジング5と第2ハウジング7との正規嵌合状態でレバー13の回動によりリップ部9をパネル3に密着させる取付部15とを有する。
【0019】
また、第2ハウジング7には、グロメット11のリップ部9側が取付部15に跨って組付けられるフランジ部17が設けられている。
【0020】
さらに、フランジ部17は、第1ハウジング5と第2ハウジング7との正規嵌合状態でリップ部9をパネル3に密着させる。
【0021】
そして、取付部15は、第1ハウジング5と第2ハウジング7との正規嵌合状態で、パネル3の平面方向に対してフランジ部17と直線的に配置される。
【0022】
図1〜図8に示すように、パネル3は、車両のドアなどに配置され、パネル3の一面側が被水領域となっており、パネル3の他面側が車室側などの非被水領域となっている。
【0023】
このパネル3の非被水領域側には、第1ハウジング5が配置され、被水領域側には、第2ハウジング7が配置される。
【0024】
このようなパネル3には、一面側と他面側とを貫通して組付穴19が設けられ、この組付穴19に第1ハウジング5が組付けられる。
【0025】
第1ハウジング5は、合成樹脂などの絶縁性材料からなり、端子収容室21と、パネル取付部23と、係止部25とを備えている。
【0026】
端子収容室21は、第1ハウジング5の内部に、第2ハウジング7との嵌合方向に向けて延設され、幅方向に複数列設けられると共に、高さ方向に複数段設けられている。
【0027】
この端子収容室21には、電線27の端末部に電気的に接続された箱状の接続部を有する雌型端子からなる第1端子29がそれぞれ収容される。
【0028】
なお、端子収容室21内には、第1端子29と係合する係止ランス(不図示)やスペーサ(不図示)が設けられており、端子収容室21からの第1端子29の抜け止めがなされる。
【0029】
パネル取付部23は、第1ハウジング5のパネル3側の外周に、フランジ状に形成され、外径がパネル3の組付穴19の内径より大きく設定されている。
【0030】
このパネル取付部23は、第1ハウジング5をパネル取付部23と反対側からパネル3の組付穴19に挿入することにより、組付穴19の縁部に当接され、第1ハウジング5の組付穴19からの抜け止めがなされる。
(【0031】以降は省略されています)

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