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公開番号2020201613
公報種別公開特許公報(A)
公開日20201217
出願番号2019106628
出願日20190607
発明の名称回転操作棒
出願人大東電材株式会社
代理人個人
主分類G05G 1/08 20060101AFI20201120BHJP(制御;調整)
要約【課題】電動および手動で回転させることができ、かつ、回転ハンドルを取り付けたままで誤って電動で回転させてしまうことがなく、さらに、手動で回転させる際に、モーターを外す手間やモーターを回すための余分な力を必要としない回転操作棒を提供する。
【解決手段】回転操作棒10を、回転棒14と、電動駆動部16と、回転ハンドル取付部18と、電動駆動部16や回転ハンドル取付部18からの回転力を回転棒14に伝達する回転力伝達部20とで構成する。そして、回転力伝達部20を、回転ハンドル100が回転ハンドル取付部18から外れている場合、電動駆動部16からの回転力が回転棒14に伝達されるようにでき、回転ハンドル100が回転ハンドル取付部18に取り付けられている場合、電動駆動部16からの回転力が回転棒14および回転ハンドル取付部18に対して伝達されないようにする。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
回転棒と、
電動駆動部と、
手動用の回転ハンドルが取り付けられる回転ハンドル取付部と、
前記電動駆動部および前記回転ハンドル取付部からの回転力を前記回転棒の手元側端に伝達する回転力伝達部とを有する回転操作棒であって、
前記回転力伝達部は、
前記回転ハンドルが前記回転ハンドル取付部から外れている場合には、前記電動駆動部からの回転力が前記回転棒の手元側端に伝達されるようにでき、
前記回転ハンドルが前記回転ハンドル取付部に取り付けられている場合には、前記電動駆動部からの回転力が前記回転棒の手元側端および前記回転ハンドル取付部に対して伝達されないようになっている
回転操作棒。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記回転力伝達部は、
前記回転棒の手元側端に取り付けられた回転ギアと、
前記回転ハンドル取付部からの回転力を受けて前記回転ギアに手動回転力を伝達する手動回転ギアと、
前記電動駆動部からの回転力を受けて前記回転ギアに電動回転力を伝達する電動回転ギアと、
前記回転ハンドルが前記回転ハンドル取付部に取り付けられている場合に、前記電動回転ギアからの回転力を前記回転ギアから切り離す分離手段とを有している
請求項1に記載の回転操作棒。
【請求項3】
前記分離手段は、
前記電動駆動部からの回転力を受けるとともに、前記回転力伝達部における前記電動回転ギアに対して出没自在に取り付けられた出没軸と、
前記出没軸の出没の度合いを調節する出没調節手段とを有しており、
前記出没軸が第1の位置にあるときは、前記電動駆動部と前記電動回転ギアとが互いに連動するようになっており、
前記出没軸が第2の位置にあるときは、前記電動駆動部が前記電動回転ギアから分離されており、
前記回転ハンドルが前記回転ハンドル取付部から外れている場合、前記出没調節手段は、前記出没軸を第1の位置に設定することができ、
前記回転ハンドルが前記回転ハンドル取付部に取り付けられている場合、前記出没調節手段は、前記出没軸を第2の位置に設定する
請求項2に記載の回転操作棒。
【請求項4】
前記回転ハンドル取付部における回転ハンドル挿入孔の少なくとも一部を覆うことができる回転ハンドル挿入孔遮閉部が形成されており、前記回転棒の長手方向に沿って摺動するスライドカバーをさらに有しており、
前記回転ハンドル挿入孔遮閉部が前記回転ハンドル挿入孔の少なくとも一部を覆う状態に前記スライドカバーが位置している場合には、前記電動駆動部からの回転力が前記回転棒の手元側端に伝達されるようになっており、
前記回転ハンドル挿入孔遮閉部が前記回転ハンドル挿入孔から離れて前記回転ハンドル取付部に前記回転ハンドルを取り付けることができる状態に前記スライドカバーが位置している場合には、前記電動駆動部からの回転力が前記回転棒の手元側端および前記回転ハンドル取付部に対して縁切りされるようになっている
請求項1に記載の回転操作棒。
【請求項5】
前記回転棒の手元側端部には、係合部材が取り付けられており、
前記電動駆動部は、前記係合部材と係合する切換部材を有しており、
前記回転ハンドル挿入孔遮閉部が前記回転ハンドル挿入孔の少なくとも一部を覆う状態に前記スライドカバーが位置している場合には、前記スライドカバーによって前記切換部材が前記係合部材と係合する位置に移動されており、
前記回転ハンドル取付部に前記回転ハンドルを取り付けることができる状態に前記スライドカバーが位置している場合には、前記スライドカバーによって前記切換部材が前記係合部材から離間した位置に移動されている
請求項4に記載の回転操作棒。
【請求項6】
前記回転ハンドルを前記回転ハンドル取付部から外すことにより、前記出没調節手段が自動的に前記出没軸を第1の位置に設定する
請求項3に記載の回転操作棒。
【請求項7】
回転棒と、
電動駆動部と、
前記電動駆動部からの回転力を前記回転棒の手元側端に伝達する回転力伝達部とを有する回転操作棒。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、配電線工事において、例えば、架空電線の被覆を剥いだり、絶縁テープを巻いたりする作業に使用される回転操作棒に関する。
続きを表示(約 5,300 文字)【背景技術】
【0002】
架空電線(以下、単に「電線」という。)を切断して分岐させたり、電線同士を互いに接続させるために電線被覆を剥いだりする、いわゆる配電線工事において、絶縁棒を使用して充電部に直接触れることなく間接的に当該工事を行う技術が普及している。
【0003】
そのような工事において、電線の被覆を剥いだり、絶縁テープを巻いたりする作業に回転操作棒が使用されている。
【0004】
従来は、この回転操作棒に取り付けた回転ハンドルを手動で回していたが、省力化のために当該回転ハンドルに代えて電動ドライバーを回転操作棒に取り付けて回す作業も行われている。
【0005】
一般に、上記電動ドライバーとしてはガンタイプのものが使用される。このため、ガンタイプの電動ドライバーで回転操作棒を回そうとしたとき、当該回転操作棒が回転反力を受けて作業者の手が強く振られてしまうことがあった。
【0006】
さらに言えば、ガンタイプの電動ドライバーを回転操作棒に取り付けたり、取り外したりする作業は両手を使用しなければならず不便であり、かつ、手元が狂って電動ドライバー等を落下させてしまうおそれもあった。
【0007】
このような問題に対応するため、回転操作棒内にモーターやバッテリーを内蔵して、電動ドライバーを用いることなく、電動で回転操作棒を回転させることが提案されている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開2012−175815号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
しかしながら、特許文献1に開示されている回転操作棒は、モーター側の出力軸と、回転ハンドルを取り付けて手動で回転させる歯車とが、回転軸に対して常に噛み合った(結合し合った)状態になっている。このため、回転ハンドルを取り付けたままでモーターを用いて電動で回転軸を回転させると、回転ハンドルまで回転してしまって危険なことがあった。
【0010】
逆に、回転ハンドルを手動で回転させる際には、モーターを回すための力も必要になることから不要な力が必要になってしまい、これを回避しようとすると、手間をかけて回転操作棒からモーターを取り外す必要があった。
【0011】
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、電動および手動のどちらでも回転させることができ、かつ、回転ハンドルを取り付けたままで誤って電動で回転させてしまうことがなく、さらに、回転ハンドルを用いて手動で回転させる際に、モーターを回すための余分な力を必要とせず、モーターを外す手間も不要となる回転操作棒を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0012】
本発明の一局面によれば、
回転棒と、
電動駆動部と、
手動用の回転ハンドルが取り付けられる回転ハンドル取付部と、
前記電動駆動部および前記回転ハンドル取付部からの回転力を前記回転棒の手元側端に伝達する回転力伝達部とを有する回転操作棒であって、
前記回転力伝達部は、
前記回転ハンドルが前記回転ハンドル取付部から外れている場合には、前記電動駆動部からの回転力が前記回転棒の手元側端に伝達されるようにでき、
前記回転ハンドルが前記回転ハンドル取付部に取り付けられている場合には、前記電動駆動部からの回転力が前記回転棒の手元側端および前記回転ハンドル取付部に対して伝達されないようになっている
回転操作棒が提供される。
【0013】
好適には、
前記回転力伝達部は、
前記回転棒の手元側端に取り付けられた回転ギアと、
前記回転ハンドル取付部からの回転力を受けて前記回転ギアに手動回転力を伝達する手動回転ギアと、
前記電動駆動部からの回転力を受けて前記回転ギアに電動回転力を伝達する電動回転ギアと、
前記回転ハンドルが前記回転ハンドル取付部に取り付けられている場合に、前記電動回転ギアからの回転力を前記回転ギアから切り離す分離手段とを有している。
【0014】
好適には、
前記分離手段は、
前記電動駆動部からの回転力を受けるとともに、前記回転力伝達部における前記電動回転ギアに対して出没自在に取り付けられた出没軸と、
前記出没軸の出没の度合いを調節する出没調節手段とを有しており、
前記出没軸が第1の位置にあるときは、前記電動駆動部と前記電動回転ギアとが互いに連動するようになっており、
前記出没軸が第2の位置にあるときは、前記電動駆動部が前記電動回転ギアから分離されており、
前記回転ハンドルが前記回転ハンドル取付部から外れている場合、前記出没調節手段は、前記出没軸を第1の位置に設定することができ、
前記回転ハンドルが前記回転ハンドル取付部に取り付けられている場合、前記出没調節手段は、前記出没軸を第2の位置に設定する。
【0015】
好適には、
前記回転ハンドル取付部における回転ハンドル挿入孔の少なくとも一部を覆うことができる回転ハンドル挿入孔遮閉部が形成されており、前記回転棒の長手方向に沿って摺動するスライドカバーをさらに有しており、
前記回転ハンドル挿入孔遮閉部が前記回転ハンドル挿入孔の少なくとも一部を覆う状態に前記スライドカバーが位置している場合には、前記電動駆動部からの回転力が前記回転棒の手元側端に伝達されるようになっており、
前記回転ハンドル挿入孔遮閉部が前記回転ハンドル挿入孔から離れて前記回転ハンドル取付部に前記回転ハンドルを取り付けることができる状態に前記スライドカバーが位置している場合には、前記電動駆動部からの回転力が前記回転棒の手元側端および前記回転ハンドル取付部に対して縁切りされるようになっている。
【0016】
好適には、
前記回転棒の手元側端部には、係合部材が取り付けられており、
前記電動駆動部は、前記係合部材と係合する切換部材を有しており、
前記回転ハンドル挿入孔遮閉部が前記回転ハンドル挿入孔の少なくとも一部を覆う状態に前記スライドカバーが位置している場合には、前記スライドカバーによって前記切換部材が前記係合部材と係合する位置に移動されており、
前記回転ハンドル取付部に前記回転ハンドルを取り付けることができる状態に前記スライドカバーが位置している場合には、前記スライドカバーによって前記切換部材が前記係合部材から離間した位置に移動されている。
【0017】
好適には、
前記回転ハンドルを前記回転ハンドル取付部から外すことにより、前記出没調節手段が自動的に前記出没軸を第1の位置に設定する。
【0018】
本発明の他の局面によれば、
回転棒と、
電動駆動部と、
前記電動駆動部からの回転力を前記回転棒の手元側端に伝達する回転力伝達部とを有する回転操作棒が提供される。
【発明の効果】
【0019】
本発明の一局面によれば、電動および手動のどちらでも回転させることができ、かつ、回転ハンドルを取り付けたままで誤って電動で回転させてしまうことがなく、さらに、回転ハンドルを用いて手動で回転させる際に、モーターを回すための余分な力を必要とせず、モーターを外す手間も不要となる回転操作棒を提供できた。
【0020】
また、本発明の他の局面によれば、回転ハンドル取付部を設けることなく、かつ、回転棒、電動駆動部、および、回転力伝達部を内蔵することで、これらをまとめて防水防塵するのに適した回転操作棒を提供できた。
【図面の簡単な説明】
【0021】
第1実施形態に係る回転操作棒10の外観を示す正面図である。
第1実施形態に係る回転操作棒10の手元部分についての拡大断面図である。
第1実施形態に係る回転操作棒10における回転力伝達部20を中心とする拡大断面図である。
第1実施形態に係る回転操作棒10における、回転ハンドル100が取り付けられたときの回転力伝達部20を中心とする拡大断面図である。
第1実施形態に係る回転操作棒10における回転力伝達部20を中心とする分解斜視図である。
第2実施形態に係る回転操作棒10の外観(電動回転時)を示す正面図である。
第2実施形態に係る回転操作棒10の外観(電動回転時)を示す右側面図である。
第2実施形態に係る回転操作棒10の外観(手動回転時)を示す正面図である。
第2実施形態に係る回転操作棒10の外観(手動回転時)を示す右側面図である。
A−A矢視に係る断面図である。
B−B矢視に係る断面図である。
C−C矢視に係る断面図である。
D−D矢視に係る断面図である。
第1実施形態の変形例2に係る回転操作棒10における回転力伝達部20を中心とする拡大断面図である。
第1実施形態の変形例2に係る回転操作棒10における、回転ハンドル100が取り付けられたときの回転力伝達部20を中心とする拡大断面図である。
第1実施形態の変形例2に係る回転操作棒10における回転力伝達部20を中心とする分解斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0022】
(第1実施形態に係る回転操作棒10の構成)
図1および図2は、本発明が適用された第1実施形態に係る回転操作棒10を示す。この第1実施形態に係る回転操作棒10は、大略、本体部12と、回転棒14と、電動駆動部16と、回転ハンドル取付部18と、回転力伝達部20とを備えている。
【0023】
本体部12は、回転棒14の一部分と、電動駆動部16と、回転力伝達部20とを収容する中空長尺状の部材である。本体部12の材質は特に限定されるものではなく、電気絶縁性が高く、防水性に優れており、かつ、軽量であれば特によい。
【0024】
回転棒14は、電線の被覆を剥いだり、絶縁テープを巻いたりする作業に使用される装置にその先端を取り付けて回転力を付与する部材であり、大部分が本体部12内に回転自在に収容されており、先端部のみが当該本体部12の先端から露出している。
【0025】
電動駆動部16は、回転棒14の他端に回転力を付与する部材であり、大略、モーター22と、バッテリー24と、カップリング26とを備えている。
【0026】
モーター22は、回転棒14と同一軸上であり、かつ、本体部12内に収容された部材であり、カップリング26を介して回転力伝達部20に連結されている。また、モーター22は、バッテリー24からの電力を受けて回転するようになっている。
【0027】
バッテリー24は、モーター22を回転させる電力を蓄えておくものであり、回転棒14と同一軸上であり、かつ、本体部12内に収容されている。バッテリー24の形式としては、例えば、リチウムイオンバッテリーや、ニッケル・カドミウムバッテリーが考えられるが、必要な容量の電力を蓄えられるものであれば、どのような形式のものでもよい。また、本実施形態では、バッテリー24は本体部12に内蔵されて取り出すことができず、外部の電源を用いて充電するようになっている。もちろん、充電時等の必要に応じてバッテリー24を本体部12から着脱できるようにしてもよい。
【0028】
カップリング26は、モーター22(より詳しくは、モーター22の出力軸)と回転力伝達部20とを互いに連結して、モーター22からの回転力を回転力伝達部20に伝える部材である。
【0029】
さらに、図1に示すように、電動駆動部16はスイッチ28を備えている。当該スイッチ28としては、モーター22を正転あるいは逆転させることができるものが好適に使用されているが、これに代えて、正転のみ、あるいは、逆転のみができるものであってもよい。
【0030】
回転ハンドル取付部18は、作業者が手動で回転させる回転ハンドル100を取り付ける部材であり、本体部12の側表面であって、かつ、回転力伝達部20に近接した位置に設けられている。
(【0031】以降は省略されています)

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