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公開番号2020201123
公報種別公開特許公報(A)
公開日20201217
出願番号2019108044
出願日20190610
発明の名称計器
出願人日本精機株式会社
代理人
主分類G01D 11/28 20060101AFI20201120BHJP(測定;試験)
要約【課題】設計の自由度を向上できる計器を提供する。
【解決手段】実施形態における計器1は、ケース10と、ケース10の外から延び電力を供給する通電用コード54と電気的に接続される端子53を有し、ケース10に固定されるソケット51と、ソケット51に支持され、端子53と電気的に接続される回路基板55と、回路基板55に実装され、端子53から供給される電力により点灯する表面実装型のLED57、58と、を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
ケースと、
前記ケースの外から延び電力を供給するコードと電気的に接続される端子を有し、前記ケースに固定されるソケットと、
前記ソケットに支持され、前記端子と電気的に接続される回路基板と、
前記回路基板に実装され、前記端子から供給される電力により点灯する表面実装型のLED(Light Emitting Diode)と、を有する計器。
続きを表示(約 280 文字)【請求項2】
前記回路基板は、前記回路基板の面方向が前記計器の前後方向に沿って配置され、
前記LEDは、前記回路基板に平行な方向の指向性を有する、請求項1記載の計器。
【請求項3】
前記回路基板は、前記ソケットに支持され前記端子と電気的に接続される親回路基板と、前記親回路基板と基板接続コードを介して電気的に接続される子回路基板と、であり、
前記LEDは、前記子回路基板に実装される、請求項1記載の計器。
【請求項4】
前記LEDは、前記回路基板の両面に実装される複数のLEDである、請求項1記載の計器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、車両等に搭載される計器に関する。
続きを表示(約 4,600 文字)【背景技術】
【0002】
自動二輪車等の車両には、速度、エンジン回転数等を表示する計器が搭載される。計器は、内部に照明用の光源を有する。光源は、例えば、背面側から正面側に向けて文字板を照明する。光源には、例えばバルブ型の白熱電球が用いられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開昭59−183614号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
バルブ型の白熱電球は、消費電力量が大きいことに伴い、発熱量が大きい。このため、計器には、電球同士を近接して配置することができない等の、設計上の制限が課されていた。このような計器には、バルブ型の白熱電球に代わる光源を用いることが求められている。この場合、光源の変更に伴う装置構成の変更や、コストアップを伴うことのない、代替光源を用いた計器が求められる。
【0005】
本開示はこのような事情を考慮してなされたもので、設計の自由度を向上できる計器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の計器は、上述した課題を解決するために、ケースと、前記ケースの外から延び電力を供給するコードと電気的に接続される端子を有し、前記ケースに固定されるソケットと、前記ソケットに支持され、前記端子と電気的に接続される回路基板と、前記回路基板に実装され、前記端子から供給される電力により点灯する表面実装型のLED(Light Emitting Diode)と、を有する。
【発明の効果】
【0007】
本開示の計器においては、設計の自由度を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の計器の実施形態であり、前側の一部を表す図。
図1のII−II線に沿う断面図。
変形例としての計器を示す図2に対応する断面図。
他の変形例としての計器を示す図2に対応する断面図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示の計器の実施形態を添付図面に基づいて説明する。本開示に係る計器は、例えば二輪車や自動車等の車両や、船舶、農業機械、建設機械(車両等)に搭載される。
【0010】
図1は、本開示の計器の実施形態であり、前側の一部を表す図である。
図2は、図1のII−II線に沿う断面図である。
【0011】
以下の説明において、「前(前面)」、「後(背面)」、「上」、「下」、「右」、及び「左」は、図1から図4における定義「Fr.」、「Re.」、「To.」、「Bo.」、「R」、及び「L」に従う。なお、計器1がユーザに視認される側を「前」とする。
【0012】
計器1は、速度表示部2と、距離表示部3と、を主に有しており、車両等に関する各種情報を表示する。速度表示部2は、車両等の走行速度を指針32により表示する。距離表示部3は、車両等の走行距離を機械的に表示する。
【0013】
計器1は、ケース10と、文字板20と、駆動部30と、オドメータ40と、LEDユニット50と、導光体60と、を主に有する。
【0014】
ケース10は、遮光性の合成樹脂(例えばポリプロピレン)からなり、文字板20、駆動部30、LEDユニット50等を収容する。ケース10は、カバー12で覆われる開口13を有する。カバー12は、透光性を有する無機ガラスや樹脂(例えばポリカーボネート樹脂、ポリメタクリル酸メチル樹脂(PMMA))からなり、ケース10にねじ等で固定される。ケース10は、背面14に、ソケット51を前後方向に貫通させて支持するソケット支持孔15を有する。
【0015】
文字板20は、ケース10の開口13を覆うように配置され、ケース10とカバー12との間で固定される。文字板20は、基材と、意匠層と、を有する。基材は、例えば透過性(透光性)を有する樹脂(例えばポリカーボネート樹脂)からなる板状部材である。意匠層は、基材の前面又は背面に形成された、黒色の遮光性インキで印刷された印刷層である。意匠層は、抜き文字状に形成された目盛、数字、文字及び記号等の意匠(図示せず)を有する。意匠は、LED57、58の光により文字板20の後側から照明され、光が透過することにより点灯表示される。また、文字板20は、オドメータ40を露出するための、略四角形状の表示窓21を有する。
【0016】
駆動部30は、文字板20の後側に配置されており、ケース10の背面14から一部が突出して固定される。駆動部30は、車両等から入力される走行速度に応じて指針軸31を回転する。指針軸31は、文字板20に対して垂直に前側に延びる。駆動部30は、指針軸31の先端に、指針32を有する。指針32は、文字板20の前側で、文字板20に平行する面上を回転して、走行速度に対応する文字板20上の意匠を指し示す。なお、指針32は、透明樹脂部分を有することにより、LED57、58の光で照明されてもよい。
【0017】
オドメータ40は、数字が描かれた複数の円筒部材を有する機械式の装置である。オドメータ40は、車両等から入力される走行距離に応じて回転することにより、走行距離に対応する数字を表示する。
【0018】
LEDユニット50は、ソケット51と、回路基板55と、第1LED57と、第2LED58と、を有する。
【0019】
ソケット51は、ゴム製であり、ケース10のソケット支持孔15に固定される。ソケット51は、基板支持部52と端子53と、を有する。基板支持部52は、回路基板55の面方向が前後方向に沿うように挿入された場合に弾性を利用して回路基板55を支持することが可能なよう、回路基板55の寸法に対応して設定される空間である。端子53は、ケース10の外から延びる通電用コード54と電気的に接続される。通電用コード54は、車両等から引き回されたコードであり、車両等のイグニッションスイッチがオンされると電力を供給する。
【0020】
回路基板55は、配線パターンを有する矩形状の硬質の薄板である。回路基板55は、銅箔56を有する。銅箔56は、ソケット51の端子53と回路基板55の配線パターンとを電気的に接続する。
【0021】
第1LED57及び第2LED58は、表面実装型(チップ型)のLEDである。第1LED57及び第2LED58は、銅箔56と電気的に接続されており、通電用コード54から供給される電力により点灯する。第1LED57は、回路基板55の計器1の内側を向く内側面55aであって、ソケット51に支持される後端55cとは反対側の前端55d側に実装される。第1LED57から発せられる光は、回路基板55の実装面に対して平行方向の指向性を有する。すなわち、第1LED57は、多くの光が前側を照明する。第2LED58は、回路基板55の内側面55aと反対側の面である外側面55bであって、前端55d側に実装される。第2LED58から発せられる光は、回路基板55の実装面に対して垂直方向の指向性を有する。すなわち、第2LED58は、多くの光がケース10の前後方向に延びる内壁16を照明する。
【0022】
導光体60は、透明樹脂(例えばPMMA)からなる。導光体60は、文字板20の後側に文字板20に密着して配置され、第1LED57及び第2LED58が発する光を効率良く文字板20の前側に導く。
【0023】
以上のように構成された計器1は、光源として回路基板55に搭載された表面実装型のLED57、58を用いた。このため、バルブ型の白熱電球を用いる場合に比べて、発熱量を低減できる。これに伴い、計器1は、光源からの発熱の影響を低減でき、光源同士や光源と他の部材とを近接して配置でき、設計の自由度を向上できる。例えば、計器1は、第1LED57及び第2LED58を共通の回路基板55に設けたように、複数の光源を近接して配置できるため、照明の光量も自由に設定できる。
【0024】
また、第1LED57及び第2LED58の発光方向を、設置位置に応じて異ならせた。これにより、例えば、第1LED57を主に導光体60を介して文字板20の意匠を点灯表示するための光源として用い、第2LED58を主に文字板20の外周を照明するための光源として用いることができる。この結果、計器1は、デザインの自由度をも向上できる。また、LED57、58は、白熱電球に比べて指向性が高いため、単に光源をLED57、58に置き換えたのみでは、照明ムラが発生する可能性がある。これに対しては、計器1は、LED57、58毎に発光方向を異ならせ、例えばケース10の内壁16を利用して間接的に文字板20を照明することにより、照明ムラを抑制できる。
【0025】
また、計器1は、バルブ型の電球に用いられるソケットをそのままソケット51として用いることができる。このため、計器1は、バルブ型の白熱電球に用いていたケース10の構造等に大きな変更を加えることなく、光源をLEDユニット50に代替できる。
【0026】
また、計器1は、比較的安価な表面実装型のLED57、58を用いるため、表面実装型のLEDに比べて高価な砲弾型LEDを用いた場合に比べて、部品コストを低減できる。
【0027】
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
【0028】
例えば、回路基板55に実装されるLEDの個数は上記実施形態の個数に限定されず、1以上であればいくつでもよい。例えば、計器1の第2LED58は省略されてもよい。
【0029】
また、回路基板55に更に他の回路基板を電気的に接続することにより、光源の配置の自由度を高めてもよい。例えば、図3は、変形例としての計器100を示す図2に対応する断面図である。
【0030】
計器100が計器1と異なる点は、LEDユニット50に代えて、親基板ユニット120及び親基板ユニット120と接続された子基板ユニット130を有するLEDユニット110を有する点である。計器1と対応する構成及び部分については同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
(【0031】以降は省略されています)

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