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公開番号2020194410
公報種別公開特許公報(A)
公開日20201203
出願番号2019100269
出願日20190529
発明の名称操作装置
出願人株式会社デンソー
代理人特許業務法人 サトー国際特許事務所
主分類G06F 3/0484 20130101AFI20201106BHJP(計算;計数)
要約【課題】ユーザのフリック操作が失敗したときに、失敗したことをユーザに通知する。
【解決手段】タッチパネル3を備え、2つ以上の画面レイヤーを有している操作装置であって、フリック操作が行われたか否かを判定するフリック判定部21と、フリック操作が行われたときに、2つ以上の画面レイヤーの中で画面遷移を実行する画面遷移実行部22と、フリック操作が行われなかったと判定されたときに、ユーザの意図がフリック操作であるか否かを判定する意図判定部23と、フリック操作が行われなかったと判定され、且つ、ユーザの意図がフリック操作であると判定されたときに、ユーザのフリック操作が失敗した旨をユーザに通知する通知部24とを備えたものである。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
タッチパネル(3)を備え、2つ以上の画面レイヤーを有している操作装置であって、
フリック操作が行われたか否かを判定するフリック判定部(21)と、
フリック操作が行われたときに、2つ以上の画面レイヤーの中で画面遷移を実行する画面遷移実行部(22)と、
フリック操作が行われなかったと判定されたときに、ユーザの意図がフリック操作であるか否かを判定する意図判定部(23)と、
フリック操作が行われなかったと判定され、且つ、ユーザの意図がフリック操作であると判定されたときに、ユーザのフリック操作が失敗した旨をユーザに通知する通知部(24)と
を備えた操作装置。
続きを表示(約 430 文字)【請求項2】
前記意図判定部は、指の移動速度が設定速度よりも大きいときに、ユーザの意図がフリック操作であると判定するように構成された請求項1記載の操作装置。
【請求項3】
前記意図判定部は、指の移動開始点が、画面の中においてフリック開始領域の直ぐ内側の領域内であるときに、ユーザの意図がフリック操作であると判定するように構成された請求項1または2記載の操作装置。
【請求項4】
前記通知部は、画面の一部に指や手のアニメーションや絵柄を表示するように構成された請求項1から3のいずれか一項記載の操作装置。
【請求項5】
前記通知部は、装置全体を振動させるように構成された請求項1から4のいずれか一項記載の操作装置。
【請求項6】
前記通知部は、画面の一部の領域の色を変更したり、輝度を変えたり、網かけ等の画面修飾処理を施したりするように構成された請求項1から5のいずれか一項記載の操作装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、タッチパネルを備えた操作装置に関する。
続きを表示(約 6,500 文字)【背景技術】
【0002】
タッチパネルを備えた操作装置である例えば車両用表示操作装置は、2つ以上の画面レイヤーを有している。第1レイヤーの画面においては、タッチ操作可能なボタンが表示されているが、第2レイヤーは表示されていない。第1レイヤーの画面にて、第2レイヤーを表示させるには、即ち、画面遷移させるには、画面の中の所定のエリアを始点とするフリック操作を行なう。このフリック操作により、画面遷移が起こり、第2レイヤーが表示されるようになる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014−174818号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記構成の場合、第1レイヤーの画面においては、意匠上/操作性の事情から、フリック開始エリアが明示されていない。このため、ユーザーは、第1レイヤーの画面において、フリック開始エリアがわかない、即ち、どのエリアからフリック操作したら良いかがわからない。このため、フリック操作しても、第2レイヤーに遷移しないこと、即ち、フリック操作が失敗することがあった。そして、この場合、フリック操作が失敗しても、ユーザ―は、フリック操作が失敗したことがわからないという問題があった。
本発明の目的は、ユーザのフリック操作が失敗したときに、失敗したことをユーザに通知することができる操作装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
請求項1の発明は、タッチパネル3を備え、2つ以上の画面レイヤーを有している操作装置であって、フリック操作が行われたか否かを判定するフリック判定部21と、フリック操作が行われたときに、2つ以上の画面レイヤーの中で画面遷移を実行する画面遷移実行部22と、フリック操作が行われなかったと判定されたときに、ユーザの意図がフリック操作であるか否かを判定する意図判定部23と、フリック操作が行われなかったと判定され、且つ、ユーザの意図がフリック操作であると判定されたときに、ユーザのフリック操作が失敗した旨をユーザに通知する通知部24とを備えたものである。
【図面の簡単な説明】
【0006】
第1実施形態を示す車両用表示操作装置のブロック図
ディスプレイの画面の一例を示す図
画面遷移を説明する図
通知制御のフローチャート
画面のフリック開始領域とその内側の領域とを説明する図
画面にアニメーションを表示した一例を示す図
画面の一部の領域の色等を変更した一例を示す図
【発明を実施するための形態】
【0007】
(第1実施形態)
以下、第1実施形態について、図1ないし図7を参照して説明する。図1に示すように、本実施形態の車両用表示操作装置1は、ディスプレイ2と、タッチパネル3と、振動部4と、音出力部5と、コントローラ6とを備えて構成されている。ディスプレイ2は、例えば液晶ディスプレイで構成されており、地図、文字、図形、絵柄等をカラー表示可能である。尚、ディスプレイ2の外周部に複数の機械式スイッチを配設するように構成しても良い。
【0008】
タッチパネル3は、ディスプレイ2の画面の上に一体的に配設されており、例えば静電式または感圧式のタッチパネルで構成され、タッチ入力の座標を検知することが可能な構成となっている。振動部4は、例えばモータ等で構成されており、ディスプレイ2全体を振動させる機能を有する。音出力部5は、種々の音を出力可能なように構成されている。
【0009】
コントローラ6は、車両用表示操作装置1全体を制御する制御部としての機能を有しており、例えばマイコン等で構成されている。コントローラ6は、フリック判定部21、画面遷移実行部22、意図判定部23及び通知部24としての各機能を有している。
【0010】
コントローラ6は、ディスプレイ2に表示用のデータを送信してディスプレイ2に該データを表示させる、即ち、ディスプレイ2を表示制御する。コントローラ6は、2つ以上の画面レイヤーを有するようにディスプレイ2を表示制御する。コントローラ6は、タッチパネル3からタッチ検出信号を受信する。コントローラ6は、音出力部5を駆動制御して、音出力部5から種々の音を出力させる。コントローラ6は、振動部4を駆動制御して、ディスプレイ2全体を振動させる。
【0011】
また、コントローラ6は、例えば車載ネットワーク7を介して、ナビゲーション装置8、オーディオ装置9、または、エアコン10等の各種の車載装置と通信可能なように構成されている。この構成の場合、車両用表示操作装置1は、ナビゲーション装置8、オーディオ装置9、または、エアコン10等の表示操作装置、即ち、マルチメディア装置として使用可能なように構成されている。
【0012】
図2は、タッチパネル3が一体化されたディスプレイ2の画面11の一例、例えば第1レイヤーの画面11の一例を示す。この場合、例えばナビゲーション装置8の地図画面が表示されている。ここで、ディスプレイ2の画面11における外周縁部の領域11a、即ち、1点鎖線と、画面11の外枠の線、即ち、画面の端の線とで囲まれた領域11aが、フリック操作の開始点を検出するフリック開始領域11aとして設定されている。この場合、ディスプレイ2の画面の上下左右の4つの辺部でフリック操作の開始点を検出する構成となっている。尚、上下左右の中の1つの辺部、または、2つの辺部、または、3つの辺部でフリック操作の開始点を検出するように構成しても良い。
【0013】
次に、フリック操作が実行されたか否かを判定する制御について説明する。図2に示すように、ディスプレイ2の画面11にて、例えば矢印Aで示すような指の移動がなされた場合に、下辺部のフリック開始領域11aにおいて、指の移動の開始点のタッチが検出されたときには、フリック操作が実行された、即ち、フリックOKと判定される。これに対して、上記フリック開始領域11aにおいて、指の移動の開始点のタッチが検出されなかったときには、フリック操作が実行されなかった、即ち、フリックNGと判定される。尚、図2示す画面において、フリックOKと判定されると、第2レイヤーの画面、例えばオーディオ装置の操作画面やエアコンの操作画面等に画面遷移するように構成されている。
【0014】
具体的には、図3の左の画面12例えば第1レイヤーの画面12にて、下辺部のフリック開始領域11aでフリック操作の開始点が判定されると、図3の右の画面13例えば第2レイヤーの画面13に示すように、画面遷移する。この動作を、例えばフリックアップ(フリックUp)と称す。また、図3の右の画面13例えば第2レイヤーの画面13にて、上辺部のフリック開始領域11aでフリック操作の開始点が判定されると、図3の左の画面12例えば第1レイヤーの画面12に示すように、画面遷移する。この動作を、例えばフリックダウン(フリックDn)と称す。
【0015】
ところで、ユーザが同じような指の動きでフリック操作しても、フリックOKと判定されたり、フリックNGと判定されたりする現象が発生することがあり、このような場合、ユーザはかなり困惑を感じるおそれがある。
【0016】
本実施形態では、ユーザのフリック操作がフリックNGと判定されたとき、即ち、失敗したときに、フリック操作が失敗したことをユーザに通知するように制御することにより、ユーザが困惑することを極力防止するように構成した。以下、この通知制御について、図4ないし図6を参照して説明する。図4のフローチャートは、コントローラ6の制御の中の上記通知制御の内容を示す。尚、図4に示す制御は、ディスプレイ2のタッチパネル3上に指がタッチされる毎に実行される。
【0017】
まず、図4のステップS10においては、ディスプレイ2のタッチパネル3上にタッチされた指のスライド量を検出して、設定量Lpixよりも大であるか否かを判定する。ここで、指のスライド量が設定量Lpixよりも大であるときには(YES)、ステップS20へ進み、フリック操作であるか否かを判定する。この場合、指のスライドの開始点がフリック開始領域11a内であるか否か、即ち、指のスライドの開始点が図5に示すように画面12の端部14から例えばNピクセルd1以内であるか否かを判定する。尚、フリック開始領域11aは、画面11の端部14から例えばNピクセルd1以内の領域、即ち、端部14の外枠の線と1点鎖線との間の領域11aであると設定されている。
【0018】
上記ステップS20において、指のスライドの開始点が画面11の端部14からNピクセルd1以内であるときには(YES)、フリック操作であると判定され、ステップS30へ進む。このステップS30では、通常のフリック操作のインタラクションが実行される、例えばフリックDnまたはフリックUpの操作として入力される。続いて、ステップS40へ進み、フリック操作に対応する画面遷移が実行され、例えば画面に表示されるコンテンツが更新される。これにより、本制御が終了する。尚、ステップS10、ステップS20が、フリック判定部としての機能を実現している。ステップS40が、画面遷移実行部としての機能を実現している。
【0019】
また、上記ステップS10において、指のスライド量が設定量Lpixよりも大でないときには(NO)、ステップS60へ進み、ユーザの意図はフリック操作ではないとしての処理、即ち、通常処理としてアプリにタッチ座標の情報を送信する。この場合、アプリによって、タッチ座標の情報に基づいた通常処理が実行される。これにより、本制御が終了する。
【0020】
また、上記ステップS20において、指のスライドの開始点が画面11の端部14からNピクセルd1以内でないときには(NO)、フリック操作でないと判定され、ステップS50へ進む。このステップS50では、指の移動速度、即ち、スライド速度が判定設定値P(pix/sec)よりも小さいか否かを判定する。
【0021】
このステップS50において、スライド速度が判定設定値Pよりも小さいときには(YES)、ステップS60へ進み、ユーザの意図はフリック操作ではないとしての処理、即ち、通常処理としてアプリにタッチ座標の情報を送信する。これにより、本制御が終了する。
【0022】
また、上記ステップS50において、スライド速度が判定設定値Pよりも小さくないとき、即ち、判定設定値P以上であるときには(NO)、ステップS70へ進む。このステップS70では、指のスライドの開始点がフリック開始領域11aの直ぐ内側の領域11bの内部であるか否か、即ち、指のスライドの開始点が図5に示す画面11の端部14から例えばMピクセルd2以内であるか否かを判定する。尚、フリック開始領域11aの直ぐ内側の領域11bは、画面11の端部14から例えばMピクセルd2以内の領域であってフリック開始領域11aを除く領域、即ち、1点鎖線と2点鎖線との間の領域11bであると設定されている。
【0023】
上記ステップS70において、指のスライドの開始点が画面11の端部14からMピクセルd2以内であるときには(YES)、ユーザの意図はフリック操作であると判定され、ステップS80へ進む。このステップS80では、フリック操作の失敗インタラクションが実行される、即ち、ユーザにフリック操作の失敗を通知する処理が実行される。これにより、本制御が終了する。尚、ステップS50、ステップS70が、意図判定部としての機能を実現している。ステップS80が、通知部としての機能を実現している。
【0024】
また、上記フリック操作の失敗を通知する処理としては、例えば、図6に示すように、ディスプレイ2の画面11の一部例えば下辺部に、指や手のアニメーション15や絵柄等を表示することが好ましい。この場合、指や手のアニメーション15は、フリック操作であると判定される適切な移動速度で指が移動動作するように表示される。ユーザは、このアニメーション15の表示を視認することにより、自分が行ったフリック操作が失敗したと認識することができ、フリック操作を再度実施すれば良いことが容易にわかる。
【0025】
また、図7に示すように、ディスプレイ2の画面11の一部例えば下辺部の領域16について、色を変更したり、輝度を変えたり、網かけ等の画面修飾処理を施したりするように構成しても良い。また、音出力部5を駆動して、フリック操作の失敗であることを示す音を出力するように構成しても良い。また、フリック操作の失敗であることを示すために、振動部4を駆動してディスプレイ2を振動させるように構成しても良い。また、オーディオ装置9を駆動して、フリック操作の失敗であることを示す音声メッセージや音や楽曲等を出力するように構成しても良い。尚、アニメーション15や絵柄の表示、色を変更等の処理、音等の出力、ディスプレイ2を振動させる処理、音声メッセージ等の出力などの処理は、適宜組み合わせて実行するように構成しても良い。
【0026】
また、上記ステップS70において、指のスライドの開始点が画面11の端部11bからMピクセルd2以内でないときには(NO)、ユーザの意図はフリック操作でないと判定され、ステップS60へ進む。このステップS60では、ユーザの意図はフリック操作ではないとしての処理、即ち、通常処理としてアプリにタッチ座標の情報を送信する。これにより、本制御が終了する。
【0027】
このような構成の本実施形態においては、フリック操作が行われたときに、フリック操作が行われなかったと判定され、且つ、ユーザの意図がフリック操作であると判定されたときに、ユーザのフリック操作が失敗した旨をユーザに通知するように構成した。この構成によれば、ユーザのフリック操作が失敗したときに、失敗したことをユーザに通知することができることから、ユーザは、自身のフリック操作が失敗したことを自覚できる。
【0028】
また、本実施形態においては、指の移動速度が設定速度よりも大きいときに、ユーザの意図がフリック操作であると判定するように構成したので、ユーザの意図がフリック操作であるか否かの判定精度を高くすることができる。
【0029】
また、本実施形態においては、指の移動開始点が、画面の中においてフリック開始領域11aの直ぐ内側の領域内であるときに、ユーザの意図がフリック操作であると判定するように構成したので、判定精度をより一層高くすることができる。
【0030】
また、本実施形態では、ユーザのフリック操作が失敗した旨をユーザに通知するに際して、画面11の一部に指や手のアニメーション15を表示するように構成したので、ユーザは、自身のフリック操作が失敗したことを明確に認識することができる。尚、アニメーション15の代わりに絵柄を表示するように構成しても良い。
(【0031】以降は省略されています)

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