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公開番号2020194405
公報種別公開特許公報(A)
公開日20201203
出願番号2019100200
出願日20190529
発明の名称車両用ペダル装置
出願人個人
代理人
主分類G05G 1/445 20080401AFI20201106BHJP(制御;調整)
要約【課題】アクセル操作とブレーキ操作を間違えず、即座に踏みかえが可能である自動車用ペダルを提供する。
【解決手段】シーソー式のアクセルブレーキ兼用ペダル1の前側を踏むとブレーキが作動し、アクセルブレーキ兼用ペダル1の踵側を踏み込むと、コントロールワイヤー3が引かれてローラー4を介しコントロールリンク5が作動し、リンクアーム5aを引き下げ、スリーブ6が車両のアクセルペダル15を押し下げてアクセル操作が可能なようにした。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
車両のアクセルペダル及びブレーキペダルに連係する車両用ペダル装置であって、ペダルスタンドと、このペダルスタンドに支持され、そこを支点として、シーソー式に操作可能なペダルとし、車両のアクセルペダルに対応してアクセルペダルを動作させるペダル操作部と、ペダルとペダル操作部を連結する連結手段を持つ車両用ペダル装置。
続きを表示(約 230 文字)【請求項2】
前記ペダル装置であって、ペダルスタンドと、このペダルスタンドにリンク機構を介して支持され、ペダルスタンドを支点として、シーソー式に操作可能なペダルとを備え、ペダルを前側に踏み込んだ場合、前記リンク機構により、ペダルが下方向へ移動することを特徴とする請求項1に記載の車両用ペダル装置。
【請求項3】
前記ペダルの先端側に設けられ、斜め上下方向へ移動可能なブレーキパッドを備えることを特徴とする請求項2に記載の車両用ペダル装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は車両用ペダル装置のアクセルペダル装置とブレーキペダル装置に関するものである。
続きを表示(約 5,300 文字)【背景技術】
【0002】
本来、車両(自動車)のアクセルペダルとブレーキペダルは別々な位置に取り付けられ、共に前側に踏み込む操作に作られている。 又、特許文献1に示す一体化アクセルブレーキペダルでは、一体化アクセルブレーキペダル中央を支点として、前側に踏み込むと、後ろ側に取り付けたアクセルワイヤーが引かれ、アクセル作用となり、又、後ろ側を踏むと、前側に取り付けたブレーキワイヤーが引かれて、ブレーキが作動するように工夫されている。 又、一体化アクセルブレーキペダルから足を離すと、弾性体の作用でブレーキ側に戻って、常時車両にブレーキが機能するように考えられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004−352228号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本来、車両(自動車)のアクセルペダルとブレーキペダルは別々な位置に取り付けられ、危機を感じて急停止する際に、アクセルペダルからブレーキペダルに踏み変える動作で、一瞬の時間遅れが出る。 又、オートマチック車でのアクセルペダルとブレーキペダルの勘違いミスで、暴走事故を起こすドライバーが増えている。 又、上記の特許文献1でアクセル操作は前側に踏み込む動作で、ブレーキ操作は後ろ側を踏む動作に考えられているが、このアクセル操作は、本来、車両(自動車)の前側に踏み込むアクセル操作方向と同じで、急停止の際に、ブレーキペダルと勘違いして、アクセルペダルを踏み込む操作ミスを起こす可能性が高い。 又、一体化アクセルブレーキペダルから足を離すと、弾性体の作用でブレーキ側に戻って、常時、車両にブレーキが機能するように考えられているが、長い坂道走行ではブレーキが過熱し、ペーパーロック現象を起こし、ブレーキ効力を失う。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記、課題の一つは、アクセルペダルとブレーキペダルが別々な位置に取り付けてある事で、アクセルからブレーキの操作移動に若干の空費が有り、その空費を無くす為に、アクセル操作とブレーキ操作を一つのペダルで行なう事を考えた。
【0006】
上記、課題の二つは、本来、車両(自動車)のアクセルペダルとブレーキペダルは共に前方に踏み込む操作となっている。 この動作は当たり前のように習慣になっていて、走行中に危機を感じた時、反射的(ブレーキ動作)に足は前に踏む動作となり、アクセルペダル上に足がある事を忘れ、アクセルペダルを踏み込んで車を暴走させ事故を起こすドライバーが増えている。 この事により、アクセルペダルは前側に踏む方向から後ろ側を踵で踏む装置に考えた。
【0007】
上記、課題の三つは、上記の特許文献1で、一体化アクセルブレーキペダルから足を離すと、弾性体の作用でブレーキに戻って、常時車両にブレーキが機能するように考えられているが、これは、ブレーキ(デイスクパット、ブレーキシュウ)の摩耗を早め、この状態で長く走るとブレーキは過熱し制動力を失ってしまうので、本発明の車両用ペダル装置では、ペダルから足を離した時は、スプリングの反動力で、絶えずアイドリング定置に戻るように作られている。 この位置からペダルを前に踏み込まない限り、既設ブレーキ機構は作用されないように考えた。
【発明の効果】
【0008】
本発明の車両用ペダル装置では、この様にアクセルとブレーキを一つのペダルにしたことで、ペダル操作が敏速になって、追突事故が減少され、又、アクセルペダルを後ろ側に踏む操作に変えた事で、アクセルペダルとブレーキペダルの踏み違いでの暴走事故を無くし、又、ペダルから足を離した時に、ペダルはアイドリング定置に戻って、ブレーキもその位置から前に踏み込まない限り、既設ブレーキペダルは操作されず、ブレーキの引きずりが起きない。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明に係る取り付け板11の一部を切り離した正面図である。
本発明の背面からの斜視図である。
本発明の左側面図である。
本発明の右側面図である。
本発明のアクセルコントロール機構の分解図である。
本発明のブレーキリンク機構(倒れ込みスタンド)の分解図である。
本発明品に足を乗せたアイドリング状態の右側面図である。
本発明品に足を乗せたアクセル全開時の右側面図である。
本発明品に足を乗せた(パーキングワイヤー別表示)ブレーキ操作時の左側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明を実施する具体的な形態を順次詳しく説明する。
車両用ペダル装置のアクセル機構は、図3で示す取り付け板11に図6で示すシーソー式に操作可能な支点を持つペダルスタンド7と、前側に倒れ込むリンク機構を持つ倒れ込みスタンド8とを備え、その倒れ込みスタンド8の上部シャフト8bに図3で示すアクセルブレーキ兼用ペダル1の中程に取り付ける事で、アクセルブレーキ兼用ペダル1はシーソー式に動きが可能となる。
【0011】
上記のアクセルブレーキ兼用ペダル1の前側に、図3、図4で示すアクセル機構に連結可能なキャチペダル2を図3で示す左キャッチシャフトの穴2hと、図4で示す右ペダルシャフトの穴2iの2ヶ所に取り付ける。 図5で示す右のペダルシャフト2aはキャチペダル2を上下させる為で、ペダルスプリング2bの上端はアクセルブレーキ兼用ペダル1の底部に付け、もう一方をペダルシャフト2aの下端の穴に取り付けその反動力で上下する。 左のキャチペダルシャフト2d上端の穴にキャチペダルスプリング2e上部を取り付け、キャチペダル2を下げると、中央を支点として動く、キャチアーム2cをキャッチペダルスプリング2e下端で押してアクセル機構と連結可能となる。 又、キャチペダル2から足を離すと、キャチペダル2は上がり、キャッチアーム2cは、ペダルシャフト2d最下に取り付けたナット2gに引かれて連結機構が解除され、アイドリング状態に戻る。
【0012】
図7で示すアクセルブレーキ兼用ペダル1に足17を踵定置板1bに踵を合わせて乗せると、キャチペダル2も同時に踏まれてキャチアーム2cが図5で示すコントロールワイヤー3のロック座金3cをキャッチする。 この状態から図8で示すアクセルブレーキ兼用ペダル1の踵側を踏み込むと、コントロールワイヤー3は引かれてローラー4を介しコントロールリンク5を介してリンクアーム5aを引き下げ、それに順次スリーブ6が既設アクセルペダル15を押してアクセルが操作される。
【0013】
尚、上記の連結機構は車両(自動車)のオートマチックミッションが走行位置であってエンジンが作動している状態のとき、アクセルブレーキ兼用ペダル1から足を降ろした状態で、誤ってアクセルブレーキ兼用ペダル1の踵側を踏んでしまってもキャチペダル2を同時に踏まない限りアクセル機構は作動せず、車の暴走を防ぐように安全な装置とした。
【0014】
次に車両用ペダル装置のブレーキ機構について図6、図9を用いて順次説明する。 上記のアクセルブレーキ兼用ペダル1のペダルであって、そのペダル中程に取り付けたリンク機構を備えた倒れ込みスタンド8は、図9で示すペダルスタンド7上レール部の微妙な凹みと段差7bに乗り、ブレーキ作動状態では倒れ込スタンド8はペダルスタンド7上部レール上を前下方向に移動してアクセルブレーキ兼用ペダル1を低く安定させる。
【0015】
上記の状態でアクセルブレーキ兼用ペダル1のペダルが低くなる事により、ペダルが安定したブレーキ作動が出来る。 尚、ブレーキ操作をやめた時、図9で示す倒れ込みスタンド戻しスプリング8aの反動力で倒れ込みスタンド8は元の位置に戻る。
【0016】
上記のブレーキ作動状態でアクセルブレーキ兼用ペダル1を前側に踏み込んで行くと、図9で示すアクセルブレーキ兼用ペダル1の先端に取り付けたブレーキパッド1cが既設ブレーキペダル16を押す。 本来、車両(自動車)のブレーキペダルは殆どが吊り下げ式で、ペダルの操作方向は前方にほぼ水平で、床面に取り付けた車両用ペダル装置の操作方向は前方下方向に動く、この双方のずれで起こる摩擦を無くす為にブレーキパッド1cを移動手段として、図9で示す長楕円形の穴1dにして上下にスライド出来るように形成した。
【0017】
本発明、車両用ペダル装置は、図3で示すアクセルブレーキ兼用ペダル1の後ろ左隅にパーキングワイヤー10を取り付け、もう一方を図9で示す既設パーキングワイヤー18に連結させ、それが引かれた時(駐車時)にアクセルブレーキ兼用ペダル1のペダル後ろ側が下がる事で、そのペダルの邪魔を減少し、又パーキングブレーキを戻し忘れて走行する、うっかり動作も防止できる。
【0018】
本来、車両(自動車)のブレーキ装置に、マスターバック(ブースター)が使われ、その装置はアイドリング状態時の負圧を利用している事により、スロットル弁が閉じていないと車両(自動車)によっては、ブレーキ効率が極端に悪くなる。 故に、ブレーキ作動時は、必ず、アイドリング状態(スロットル弁が閉じている)に戻るように特に重視した。
【0019】
以上のように本発明の車両用ペダル装置はアクセルペダルとブレーキペダルを一対化として、アクセルブレーキ兼用ペダル1のペダル前側を踏むとブレーキが作動し、そのペダル後ろ側を踏むとアクセルが作動するように作られた。 尚、各部品の素材は摩耗と強度を保つ為に殆どが金属製であるが、部分的に強度を持つ他の素材を使用しても良い。 又、連絡部のシャフトには、錆による摩耗を防ぐ為にステンレス材を使用している。
【0020】
尚、この車両用ペダル装置に、万が一の不具合が起きた時、その装置の上から、既設ブレーキペダルを踏める様にした事で、安全に車両を止める事ができ、アクセルペダルも直に踏める事を可能とした。 以上のように形成された車両用ペダル装置は操作が簡単で壊れにくく、特に安全性を重視して作られた。
【産業上の利用可能性】
【0021】
本発明は、現在増え続けるオートマチック車でのアクセルペダルとブレーキペダルの踏み違いによる暴走事故を無くす事を目的として、既設アクセルペダル15及び既設ブレーキペダル16を改造する事なく、各メーカー及び各車種床の形態に合わせて、運転席床上にビス又はネジ2本〜4本で取り付けられる。
【0022】
尚、運転席床上に取り付けた、車両用ペダル装置は蝶ネジ及び蝶ナットを使用する事で、工具が不要で脱着が簡単に出来る。
【符号の説明】
【0023】
1 アクセルブレーキ兼用ペダル
1a スライドシャフトブラケット
1b 踵定置板
1c ブレーキパッド
1d 長楕円形の穴
2 キャッチペダル
2a ペダルシャフト
2b ペダルスプリング
2c キャッチアーム
2d キャチペダルシャフト
2e キャチペダルスプリング
2f キャッチアームシャフト
2g キャチナット
2h キャッチシャフトの穴
2i ペダルシャフトの穴
3 コントロールワイヤー
3a スライドシャフト
3b スライドシャフト戻しスプリング
3c ロック座金
4 ローラー
5 コントロールリンク
5a リンクアーム
6 スリーブ
7 ペダルスタンド
7a スタンドシャフト
7b ペダルスタンド上レール部の微妙な凹みと段差
8 倒れ込みスタンド
8a 倒れ込みスタンド戻しスプリング
8b 倒れ込みスタンドシャフト
8c 楕円形にくり抜いた部分
9 兼用ペダル戻しバネ
10 パーキングワイヤー
10a ワイヤークリップ
10b Uボルト
11 取り付け板
11a 取り付け穴
12 スタンド取り付けボルト
13 4ミリナット
14 5ミリナット
15 既設アクセルペダル
16 既設ブレーキペダル
17 足
18 既設パーキングワイヤー

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