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公開番号2020188969
公報種別公開特許公報(A)
公開日20201126
出願番号2019096475
出願日20190523
発明の名称洗濯機
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人個人,個人
主分類D06F 33/30 20200101AFI20201030BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約【課題】省エネルギーを実現することができる洗濯機の電源制御装置を提供すること。
【解決手段】電源制御装置10は、扉体スイッチ2と直列に接続されたラッチングリレー3と、扉体スイッチ2とラッチングリレー3のそれぞれの共通端子を接続するa接点リレー4とを有し、扉体39の開閉により、扉体スイッチ2およびラッチングリレー3を介して制御手段5に対して、電力を供給して起動させ、あるいは、電力を遮断する構成とすることにより、扉体39の開閉によって制御手段5を起動、停止することができるので、洗濯機未使用時には電力を消費せず、省エネルギーを実現することができる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
有底円筒状に形成された水槽と、前記水槽内に回転自在に配設された有底円筒形の回転ドラムと、前記回転ドラムを回転駆動するモータと、前記回転ドラム、水槽、モータ等から成る振動系の水槽ユニットを揺動自在に弾性支持した外箱と、前記外箱前面部に開閉自在に設けられた扉体と、前記扉体の開閉に連動して開閉する2つの接点を有する扉体スイッチと、運転コース等のモードや各種機能の選択および表示を行なう操作表示部と、交流電源から供給される電源の周波数を検知する電源周波数検知手段と、前記扉体の開閉状態を検知する扉体開閉検知手段と、前記操作表示部からの入力情報や、前記電源周波数検知手段、扉体開閉検知手段などからの情報を基に、前記モータ等を制御して、洗い、すすぎ、脱水等の各行程を制御する制御手段と、各種情報を記憶する記憶手段と、前記扉体スイッチを有し、前記モータや制御手段などへの電源供給を制御する電源制御装置とを備え、前記電源制御装置は、前記扉体スイッチと直列に接続されたラッチングリレーと、前記扉体スイッチと前記ラッチングリレーのそれぞれの共通端子を接続するa接点リレーとを有し、前記扉体の開閉により、前記扉体スイッチおよび前記ラッチングリレーを介して前記制御手段に対して、電力を供給して起動させ、あるいは、電力を遮断する洗濯機。
続きを表示(約 270 文字)【請求項2】
制御手段は、扉体を閉めて行った運転の終了時に、ラッチングリレーの接点を切り換えて扉体スイッチとの接続を遮断するとともに、a接点リレーの接点を開にして、交流電源の電力を遮断する請求項1に記載の洗濯機。
【請求項3】
制御手段は、扉体スイッチおよびラッチングリレーを介して電力が供給され、かつ、モータなどの負荷が所定時間動作しない時に、前記ラッチングリレーの接点を切り換えて前記扉体スイッチとの接続を遮断するとともに、a接点リレーの接点を開にして、交流電源の電力を遮断する請求項1または2に記載の洗濯機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、洗い、すすぎ、脱水行程などを自動制御して行なう洗濯機に関するものである。
続きを表示(約 5,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、この種の洗濯機に搭載されている電源制御装置は、電源の入り切りを行なうスイッチを設けた構成が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
図3は、特許文献1に記載された従来の洗濯機の電源制御装置のブロック回路図である。
【0004】
図3において、電源開閉手段53は、負荷41および直流電源51に接続する交流電源48を開閉する。電源状態表示手段54は電源の入り/切りの状態を表示する。電源入りスイッチ55と電源切りスイッチ56は、それぞれ電源の入りと切りを入力するもので、ノーマルオープン型で、押されている間のみオン状態となる。電源入りスイッチ55が押されている間、交流電源48は直流電源51と通電され直流電源51は、制御手段57へ電源を供給する。
【0005】
制御手段57は、双方向性サイリスタなどで構成されたパワースイッチング手段46を介して、モータ42、給水弁43、排水弁44などで構成した負荷41を制御し、洗濯、すすぎ、脱水の各行程を逐次動作するとともに、電源開閉手段53を閉状態としこれを保持しつづける。また、動作開始後に電源切りスイッチ56が押されると電源開閉手段53を開状態とするよう構成している。
【0006】
また、直流電源51はトランス(図示せず)、ブリッジダイオード(図示せず)、安定化電源回路(図示せず)で構成され、電源開閉手段53が閉状態のときには制御手段57に直流電源を供給している。電源入りスイッチ55は、電源開閉手段53に並列に接続されおり、電源開閉手段53が開状態のときにも、電源入りスイッチ55が押されているときには制御手段57に直流電源を供給する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開平11−239690号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、前記従来の構成では、電源回路の一部が常時通電されているため、洗濯機未使用時にも電力を消費するという課題を有していた。
【0009】
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、扉体の開閉によって制御手段を起動、停止することにより、洗濯機未使用時には電力を消費せず、省エネルギーを実現することができる洗濯機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
前記従来の課題を解決するために、本発明の洗濯機は、有底円筒状に形成された水槽と、前記水槽内に回転自在に配設された有底円筒形の回転ドラムと、前記回転ドラムを回転駆動するモータと、前記回転ドラム、水槽、モータ等から成る振動系の水槽ユニットを揺
動自在に弾性支持した外箱と、前記外箱前面部に開閉自在に設けられた扉体と、前記扉体の開閉に連動して開閉する2つの接点を有する扉体スイッチと、運転コース等のモードや各種機能の選択および表示を行なう操作表示部と、交流電源から供給される電源の周波数を検知する電源周波数検知手段と、前記扉体の開閉状態を検知する扉体開閉検知手段と、前記操作表示部からの入力情報や、前記電源周波数検知手段、扉体開閉検知手段などからの情報を基に、前記モータ等を制御して、洗い、すすぎ、脱水等の各行程を制御する制御手段と、各種情報を記憶する記憶手段と、前記扉体スイッチを有し、前記モータや制御手段などへの電源供給を制御する電源制御装置とを備え、前記電源制御装置は、前記扉体スイッチと直列に接続されたラッチングリレーと、前記扉体スイッチと前記ラッチングリレーのそれぞれの共通端子を接続するa接点リレーとを有し、前記扉体の開閉により、前記扉体スイッチおよび前記ラッチングリレーを介して前記制御手段に対して、電力を供給して起動させ、あるいは、電力を遮断する構成としたものである。
【0011】
これにより、扉体の開閉によって制御手段を起動、停止することにより、洗濯機未使用時には電力を消費せず、省エネルギーを実現することができる。
【発明の効果】
【0012】
本発明の洗濯機は、その電源制御装置において、扉体の開閉によって制御手段を起動、停止することにより、洗濯機未使用時には電力を消費せず、省エネルギーを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
本発明の実施の形態における洗濯機の縦断面図
同洗濯機の電源制御装置のブロック回路図
従来の洗濯機の電源制御装置のブロック回路図
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。また、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
【0015】
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態における洗濯機の縦断面図、図2は、同洗濯機の電源制御装置のブロック回路図である。
【0016】
図1において、水槽ユニット22は、水槽23内に有底円筒状に形成された回転ドラム24を回転自在に収納し、回転ドラム24の底部となる背面側に向けて軸方向が水平または水平方向から下向き傾斜となるようにした回転軸27を水槽23背面に設けられた軸受26で軸支すると共に、回転軸27に回転ドラム駆動用のモータ25を連結して構成されている。
【0017】
水槽ユニット22は、上述のように、回転ドラム24、水槽23、モータ25等で構成される振動系であるが、軸心を洗濯機の外箱21内に傾斜して配設され、外箱21の基底部28と水槽23下面部に設けられた支持板29との間に取り付けられた防振ダンパー30によりその重量が支持され、更に、水槽23の上部に固定された上部支持金具31と外箱21の上面との間に設けた防振バネ32で揺動自在に弾性的に防振支持されている。
【0018】
また、回転ドラム24の前部周縁部には振動低減用で、内部に流体が封入された密閉円環状の流体バランサー38が配設されている。
【0019】
外箱21の前面部傾斜面には扉体39を開閉自在に軸支し、使用者は扉体39部より回
転ドラム24内方に洗濯衣類を投入する。
【0020】
また、扉体39の近傍には、扉体39の開閉に連動して開閉する2つの接点を有する扉体スイッチ2が配設されている。
【0021】
また、外箱21の内方下面部には、モータ25などを制御し、洗い、すすぎ、脱水等の一連の行程を制御する制御手段5(図2参照)を有する制御装置35が配設されている。
【0022】
運転コース等のモードや各種機能の選択は、扉体39の上方に配した操作表示部34の入力設定手段(図示せず)から使用者が入力して行い、制御手段5が、その入力情報を基に、表示手段(図示せず)で表示して使用者に知らせる。
【0023】
図2において、電源制御装置10の扉体スイッチ2は、扉体39の開閉に連動する接点2a、2bを有し、扉体39が閉じているときは接点2b側に接続され、扉体39が開いているときは接点2a側に接続される。
【0024】
ラッチングリレー3は、制御手段5からの信号5bに従って、接続方向を接点3aまたは接点3bに切り換える。また、a接点リレー4は、制御手段5からの信号5aに従って開閉する。
【0025】
そして、制御手段5が起動していない状態ではa接点リレー4は開いており、また、ラッチングリレー3は接点3a側に接続されている。
【0026】
また、電源周波数検知手段6は、交流電源1から供給される電源の周波数を検知し、扉体開閉検知手段7は、扉体39の開閉状態を検知するものである。
【0027】
ここで、運転が終了した時は、その状態では扉体39は閉じているので扉体スイッチ2は接点2b側に接続されており、制御手段5は、信号5bによってラッチングリレー3を接点3a側に接続し、信号5aによってa接点リレー4を開く。a接点リレー4が開くと、交流電源1から制御手段5と電源周波数検知手段6への電力供給が遮断される。
【0028】
そして、洗濯物を取り出すために扉体39を開けると、扉体スイッチ2が接点2a側に接続され、ラッチングリレー3は接点3a側に接続されているので、交流電源1から扉体スイッチ2およびラッチングリレー3を経由して、制御手段5と電源周波数検知手段6に電力が供給され、制御手段5と電源周波数検知手段6が起動する。
【0029】
しかし、扉体39を開けて洗濯物を取り出した後に、扉体39が開いた状態で洗濯機を放置していても、予め決めておいた時間が経過すると、制御手段5は、信号5bによってラッチングリレー3を接点3b側に接続し、信号5aによってa接点リレー4を開く。a接点リレー4が開くと、交流電源1から制御手段5と電源周波数検知手段6への電力供給が遮断される。
【0030】
ここで、扉体39を開けて洗濯物を取り出した後で、扉体39を閉じると、扉体スイッチ2は、接点2b側に接続される。この状態で予め決めておいた時間が経過すると、制御手段5は信号5bによってラッチングリレー3を接点3b側に接続し、その後、制御手段5は信号5aによってa接点リレー4を開く。
【0031】
この時、制御手段5と電源周波数検知手段6は、扉体スイッチ2およびラッチングリレー3を経由して交流電源1からの電力供給が継続されるため起動したままである。
【0032】
制御手段5は、a接点リレー4を開いた後も、電源周波数検知手段6からの電源周波数情報が伝達され続けていることを検知すると、信号5bによってラッチングリレー3を接点3a側に接続する。ラッチングリレー3を接点3a側に接続すると、交流電源1から制御手段5と電源周波数検知手段6への電力供給が遮断される。
【0033】
次回の洗濯をする時には、電力供給は遮断されており、扉体39が開いていれば、扉体スイッチ2は接点2a側に接続され、ラッチングリレー3は接点3b側に接続されており、a接点リレー4は開いている。
【0034】
洗濯物と洗剤を入れ、扉体39を閉じると、扉体スイッチ2は接点2b側に接続され、ラッチングリレー3は接点3b側に接続されているので、扉体スイッチ2およびラッチングリレー3を経由して、制御手段5と電源周波数検知手段6に電力が供給され、制御手段5と電源周波数検知手段6が起動する。起動した電源周波数検知手段6は、検知した電源周波数情報を信号6aによって制御手段5に伝達する。
【0035】
起動した制御手段5は、信号5aによってa接点リレー4を閉じ、扉体開閉検知手段7からの信号7aによって扉体39の開閉状態を検知する。扉体39の閉状態を検知することにより、運転を開始することができる。
【0036】
また、もし運転動作の途中で停電が発生した場合は、電源周波数検知手段6からの電源周波数情報が届かなくなったことを検知した制御手段5は、現在の動作進行状況を記憶手段(図示せず)に記憶する。
【0037】
その後、電源が回復したとき、交流電源1から扉体スイッチ2およびラッチングリレー3を経由して制御手段5と電源周波数検知手段6に電力が供給され、制御手段5と電源周波数検知手段6が起動されると、制御手段5は記憶していた動作進行状況から動作を継続する。
【0038】
以上のように、本実施の形態においては、電源制御装置10は、扉体スイッチ2と直列に接続されたラッチングリレー3と、扉体スイッチ2とラッチングリレー3のそれぞれの共通端子を接続するa接点リレー4とを有し、扉体39の開閉により、扉体スイッチ2およびラッチングリレー3を介して制御手段5に対して、電力を供給して起動させ、あるいは、電力を遮断する構成とすることにより、扉体39の開閉によって制御手段5を起動、停止することができるので、洗濯機未使用時には電力を消費せず、省エネルギーを実現することができる。
【0039】
また、扉体39を閉めて行った運転の終了時に、ラッチングリレー3の接点を切り換えて扉体スイッチ2との接続を遮断するとともに、a接点リレー4の接点を開にして、交流電源1の電力を遮断する構成とすることにより、扉体39の開閉によって制御手段5を起動、停止することができるので、洗濯機未使用時には電力を消費せず、省エネルギーを実現することができる。
【0040】
また、扉体スイッチ2およびラッチングリレー3を介して電力が供給され、かつ、モータ25などの負荷が所定時間動作しない時に、ラッチングリレー3の接点を切り換えて扉体スイッチ2との接続を遮断するとともに、a接点リレー4の接点を開にして、交流電源1の電力を遮断する構成とすることにより、扉体39の開閉によって制御手段5を起動、停止することができるので、洗濯機未使用時には電力を消費せず、省エネルギーを実現することができる。
【産業上の利用可能性】
【0041】
以上のように、本発明にかかる洗濯機は、扉体の開閉によって制御手段を起動、停止することにより、洗濯機未使用時には電力を消費せず、省エネルギーを実現することができるので、縦型など他の洗濯機の用途に適用できる。
【符号の説明】
【0042】
1 交流電源
2 扉体スイッチ
3 ラッチングリレー
4 a接点リレー
5 制御手段
6 電源周波数検知手段
7 扉体開閉検知手段
10 電源制御装置
21 外箱
22 水槽ユニット
23 水槽
24 回転ドラム
25 モータ
34 操作表示部
39 扉体

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