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公開番号2020188679
公報種別公開特許公報(A)
公開日20201119
出願番号2020121206
出願日20200715
発明の名称表示プログラム、端末装置、および電力管理システム
出願人住友電気工業株式会社
代理人特許業務法人サンクレスト国際特許事務所
主分類H02J 3/38 20060101AFI20201023BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】ディスプレイのサイズの小さい端末装置において、施設における電力関連情報を把握しやすく表示する。
【解決手段】表示プログラムがインストールされている端末装置では、施設における売買電電力に関する情報である第1の電力関連情報を含む複数の電力関連情報を、施設の電力関連情報を管理する管理装置から取得すると、複数の電力関連情報それぞれに基づいた複数のグラフを、端末装置のディスプレイ14に画面表示する。このとき、表示プログラムは、複数のグラフのうちの上記第1の電力関連情報に基づいた第1のグラフを、ディスプレイに表示される前記複数のグラフの中の最上端であり、かつ最左端の位置である第1のエリア141Aに表示させる。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
端末装置において用いられる表示プログラムであって、
コンピュータを、
施設における売電または買電に関する情報である第1の電力関連情報を含む複数の電力関連情報を、前記施設の電力関連情報を管理する管理装置から取得する取得部と、
前記取得部によって取得された前記複数の電力関連情報それぞれに基づいた複数のグラフを、前記端末装置のディスプレイに表示する表示部として機能させるためのプログラムであり、
前記表示部は、前記複数のグラフのうちの前記第1の電力関連情報に基づいた第1のグラフを、前記ディスプレイに表示される前記複数のグラフの中の最上端であり、かつ最左端の位置である第1のエリアに表示する、表示プログラム。
続きを表示(約 480 文字)【請求項2】
電力関連情報を表示可能な端末装置であって、
施設における売電または買電に関する情報である第1の電力関連情報を含む複数の電力関連情報を、前記施設の電力関連情報を管理する管理装置から取得する取得部と、
前記複数の電力関連情報それぞれに基づいた複数のグラフを、前記端末装置のディスプレイに表示する表示部と、を備え、
前記表示部は、前記複数のグラフのうちの前記第1の電力関連情報に基づいた第1のグラフを、前記ディスプレイに表示される前記複数のグラフの中の最上端であり、かつ最左端の位置である第1のエリアに表示する、端末装置。
【請求項3】
施設の電力関連情報を管理する管理装置であって、
前記施設に設置された電力量計と通信することで、前記施設における売電または買電に関する情報を取得する取得部と、
請求項1に記載の表示プログラムが動作している端末装置からの要求に応じて、前記施設における売電または買電に関する情報を含む複数の電力関連情報を前記端末装置に送信する送信部と、を備える、管理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は表示プログラム、端末装置、および管理装置に関し、特に、電力関連情報を端末装置に表示させるための表示プログラム、当該端末装置、および電力関連情報を端末装置に出力する管理装置に関する。
続きを表示(約 14,000 文字)【背景技術】
【0002】
特開2015−119544号公報(特許文献1)や特開2015−125536号公報(特許文献2)に開示されているような、一般家庭やオフィスなどの施設に設置されている各種電気機器を管理するためのシステムが普及している。このような管理システムは、HEMS(Home Energy Management System)などと呼ばれる。このシステムでは、たとえば各種電気機器における消費量などの電力関連情報を利用者に提示することで、省電力を促すことができる。
【0003】
特に、発電装置を有する施設では、余剰の電力を電力会社等に販売(売電)することが可能である。このような場合に、電力関連情報の一つである、現在までに電力会社等に販売した電力量(売電量)、および電力会社等から購入した電力量(買電量)は、ユーザの大きな関心事である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015−119544号公報
特開2015−125536号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
スマートフォンやタブレット端末などの端末装置が広く普及している昨今では、上記のような電力関連情報を携帯する端末装置で見たいというユーザのニーズが高まっている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この発明にかかる表示プログラムは、端末装置において用いられる表示プログラムであって、コンピュータを、施設における売電または買電に関する情報である第1の電力関連情報を含む複数の電力関連情報を、施設の電力関連情報を管理する管理装置から取得する取得部と、取得部によって取得された複数の電力関連情報それぞれに基づいた複数のグラフを、前記端末装置のディスプレイに表示する表示部として機能させるためのプログラムであり、表示部は、複数のグラフのうちの第1の電力関連情報に基づいた第1のグラフを、ディスプレイに表示される複数のグラフの中の最上端であり、かつ最左端の位置である第1のエリアに表示する。
【0007】
この発明にかかる端末装置は、電力関連情報を表示可能な端末装置であって、施設における売電または買電に関する情報である第1の電力関連情報を含む複数の電力関連情報を、施設の電力関連情報を管理する管理装置から取得する取得部と、複数の電力関連情報それぞれに基づいた複数のグラフを、端末装置のディスプレイに表示する表示部と、を備え、表示部は、複数のグラフのうちの第1の電力関連情報に基づいた第1のグラフを、ディスプレイに表示される複数のグラフの中の最上端であり、かつ最左端の位置である第1のエリアに表示する。
【0008】
この発明にかかる管理装置は、施設の電力関連情報を管理する管理装置であって、施設に設置された電力量計と通信することで、施設における売電または買電に関する情報を取得する取得部と、上記の表示プログラムが動作している端末装置からの要求に応じて、施設における売電または買電に関する情報を含む複数の電力関連情報を端末装置に送信する送信部と、を備える。
【発明の効果】
【0009】
この発明によると、ユーザは、ディスプレイのサイズの小さい端末装置であっても、表示される画面から施設における電力関連情報を容易に把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施の形態にかかる電力管理システムの構成の概略を示す図である。
電力管理システムに含まれる端末装置の装置構成(A)、および管理装置の装置構成(B)の一例を表わしたブロック図である。
端末装置に表示される、表示アプリケーションのホーム画面の具体例を示した図である。
端末装置に表示される、表示アプリケーションのホーム画面の具体例を示した図である。
端末装置に表示される、表示アプリケーションのホーム画面の具体例を示した図である。
管理装置の動作の流れを表したフローチャートである。
端末装置の動作の流れを表したフローチャートである。
端末装置に表示される、表示アプリケーションのホーム画面の他の具体例を示した図である。
図3(A)のホーム画面からの画面遷移の具体例を表した図である。
図3(A)のホーム画面からの画面遷移の具体例を表した図である。
図3(A)のホーム画面からの画面遷移の具体例を表した図である。
端末装置に表示される、表示アプリケーションのホーム画面の他の具体例を示した図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
[実施の形態の説明]
本実施の形態には、少なくとも以下のものが含まれる。
すなわち、本実施の形態に含まれる表示プログラムは、端末装置において用いられる表示プログラムであって、コンピュータを、施設における売電または買電に関する情報である第1の電力関連情報を含む複数の電力関連情報を、施設の電力関連情報を管理する管理装置から取得する取得部と、取得部によって取得された複数の電力関連情報それぞれに基づいた複数のグラフを、端末装置のディスプレイに表示する表示部として機能させるためのプログラムであり、表示部は、複数のグラフのうちの第1の電力関連情報に基づいた第1のグラフを、ディスプレイに表示される複数のグラフの中の最上端であり、かつ最左端の位置である第1のエリアに表示する。
第1のグラフが、ディスプレイの複数のグラフの中の最上端であり、かつ最左端の位置である第1のエリアに表示されることによって、端末装置に表示された画面のうちの第1のグラフが最も視認しやすい位置となる。そのため、ユーザは、一つの画面に複数の電力関連情報が表示されている状態において、当該画面から、施設における売買電電力に関する情報に基づいたグラフが最も視認しやすくなる。
【0012】
好ましくは、第1のグラフは、施設における売電についての電力もしくは電力量、または施設における買電についての電力もしくは電力量を示すグラフであって、電力または電力量に応じて伸縮するセグメントを含み、表示部は、第1のグラフが売電を示す場合と買電を示す場合とでセグメントの表示態様を異ならせる。
これにより、セグメントの長さによって電力または電力量が一目で把握され、セグメントの表示態様によって第1のグラフが売電を示しているのか買電を示しているのかが一目で把握される。
【0013】
好ましくは、表示部は、第1のグラフが売電を示す場合と買電を示す場合とで、セグメントの表示態様として、セグメントが伸長する向きを異ならせる。
これにより、セグメントの伸長する向きによって第1のグラフが売電を示しているのか買電を示しているのかが一目で把握される。
【0014】
好ましくは、複数の電力関連情報は、施設における消費電力に関する情報である第2の電力関連情報を含み、表示部は、第2の電力関連情報に基づいた第2のグラフを第1のエリアの右側に隣接する第2のエリアに表示する。
これにより、端末装置に表示された画面のうちの第2のグラフが第1のグラフに次いで視認しやすい位置となる。そのため、ユーザは、一つの画面に複数の電力関連情報が表示されている状態において、当該画面から、施設における売電または買電に関する情報に基づいたグラフに次いで、施設における消費電力に関する情報に基づいたグラフが視認しやすくなる。
【0015】
好ましくは、複数の電力関連情報は、施設における発電電力に関する情報である第3の電力関連情報を含み、表示部は、第3の電力関連情報に基づいた第3のグラフを第1のエリアの下側に隣接する第3のエリアに表示する。
これにより、端末装置に表示された画面のうちの第3のグラフが第1のグラフに次いで視認しやすい位置となる。そのため、ユーザは、一つの画面に複数の電力関連情報が表示されている状態において、当該画面から、施設における売電または買電に関する情報に基づいたグラフに次いで、施設における発電電力に関する情報に基づいたグラフが視認しやすくなる。
【0016】
好ましくは、複数の電力関連情報は、さらに、施設において充電可能な蓄電池の充放電に関する情報である第4の電力関連情報を含み、表示部は、第4の電力関連情報に基づいた第4のグラフを、第2のエリアの下側に隣接する第4のエリアに表示する。
これにより、端末装置に表示された画面のうちの第4のグラフが第2のグラフに次いで視認しやすい位置となる。そのため、ユーザは、一つの画面に複数の電力関連情報が表示されている状態において、当該画面から、施設における売電または買電に関する情報に基づいたグラフ、および施設における消費電力に関する情報に基づいたグラフに次いで、施設において充電可能な蓄電池の放充電に関する情報に基づいたグラフが視認しやすくなる。
【0017】
好ましくは、複数の電力関連情報は、さらに、施設において充電可能な蓄電池の放充電に関する情報である第4の電力関連情報を含み、表示部は、第4の電力関連情報に基づいた第4のグラフを、第3のエリアの右側に隣接する第4のエリアに表示する。
これにより、端末装置に表示された画面のうちの第4のグラフが第3のグラフに次いで視認しやすい位置となる。そのため、ユーザは、一つの画面に複数の電力関連情報が表示されている状態において、当該画面から、施設における売電または買電に関する情報に基づいたグラフ、および施設における発電電力に関する情報に基づいたグラフに次いで、施設において充電可能な蓄電池の放充電に関する情報に基づいたグラフが視認しやすくなる。
【0018】
好ましくは、第4のグラフは、記施設において充電可能な蓄電池の放電についての電力もしくは電力量、または蓄電池の充電についての電力もしくは電力量を示すグラフであって、電力または電力量に応じて伸縮するセグメントを含み、表示部は、第4のグラフが放電を示す場合と充電を示す場合とでセグメントの表示態様を異ならせる。
これにより、セグメントの長さによって電力または電力量が一目で把握され、セグメントの表示態様によって第4のグラフが放電を示しているのか充電を示しているのかが一目で把握される。
【0019】
好ましくは、表示部は、第4のグラフが放電を示す場合と充電を示す場合とで、セグメントの表示態様として、セグメントが伸長する向きを異ならせる。
これにより、セグメントの伸長する向きによって第4のグラフが放電を示しているのか充電を示しているのかが一目で把握される。
【0020】
好ましくは、グラフは、対応の電力関連情報によって示される電力または電力量を示し、グラフが示すことができる電力または電力量の最大値は、施設に設けられるブレーカの容量に基づく値である。
これにより、各グラフにおける電力または電力量が当該グラフにおいて最適なサイズで表示されることになる。そのため、ユーザは、端末装置のディスプレイに表示されたグラフにおいて電力または電力量を把握しやすくなる。
【0021】
好ましくは、複数のグラフのそれぞれに対応する複数の最大値は互いに等しい。
これにより、各グラフにおける電力量が当該グラフにおいて最適なサイズで表示されることになる。そのため、ユーザは、端末装置のディスプレイに表示されたグラフにおいて電力量を把握しやすくなる。
【0022】
好ましくは、表示部は、表示プログラムが起動した後、ユーザによる操作を端末装置が初めて受付け可能となる画面において、複数のグラフを表示する。
いわゆるホーム画面と呼ばれる、表示プログラムが起動した後、ユーザによる操作を端末装置が初めて受付け可能となる画面に複数のグラフが表示されることで、ユーザは、当該プログラムの起動の後に煩雑な操作を行うことなく電力関連情報に基づくグラフを見ることができる。そのため、ユーザの操作性が格段に向上させる。
【0023】
好ましくは、表示部は、複数のグラフと共に、施設において充電可能な蓄電池の残電量を表示する。
これにより、ユーザは、電力関連情報に基づくグラフと共に、施設に設置されている蓄電池の残電量も見ることができる。そのため、ユーザは施設に設置されている蓄電池の残電量を見るために煩雑な操作が不要になり、操作性が格段に向上する。
【0024】
好ましくは、表示部は、予め規定されたユーザ操作を端末装置が受け付けた場合に、残電量の表示を更新する。
これにより、ユーザ操作に応じて施設において充電可能な蓄電池の残電量の表示が更新される。そのため、ユーザは、所望するタイミングにおいて最新の残電量の情報を把握することができる。
【0025】
好ましくは、取得部は、予め規定されたユーザ操作を端末装置が受け付けた場合に新たな電力関連情報を取得し、表示部は、取得部によって新たな電力関連情報が取得された場合に新たな電力関連情報に基づいたグラフを、端末装置のディスプレイに表示する。
これにより、ユーザ操作に応じて電力関連情報に基づくグラフ等の表示が更新される。そのため、ユーザは、所望するタイミングにおいて最新の電力関連情報を把握することができる。
【0026】
好ましくは、表示部は、予め規定されたユーザ操作に従って、ディスプレイに表示された複数のグラフの表示位置を変更する。
好ましくは、表示部は、予め規定されたユーザ操作に従って、ディスプレイに表示された複数のグラフのうちのユーザ操作によって指定されたグラフの表示を削除する。
これにより、端末装置のユーザは、自身の所望する位置に所望するグラフを表示させたり、削除させたりすることができ、操作性が格段に向上する。
【0027】
好ましくは、表示部は、施設における電力の流れを表す画像を、複数のグラフそれぞれの表示位置と電力の流れとを関連付けて表示する。
これにより、端末装置の表示画面において、ユーザは、電力関連情報に加えて施設における電力の流れを見ることができる。
【0028】
好ましくは、表示部の表示する複数のグラフの少なくとも一つは、当該グラフの原点の位置と最大値の位置とが一致する閉じた形状であって、当該複数のグラフの少なくとも一つのグラフは、電力または電力量に応じて伸縮するセグメントを含み、セグメントは閉じた形状に沿って伸縮する。
これにより、端末装置の表示画面において、ユーザは、電力関連情報を容易に把握することができる。
【0029】
好ましくは、上記の閉じた形状は、円形状または略円形状である。
これにより、端末装置の表示画面において、ユーザは、電力関連情報を容易に把握することができる。
【0030】
本実施の形態に含まれる端末装置は電力関連情報を表示可能な端末装置であって、施設における売電または買電に関する情報である第1の電力関連情報を含む複数の電力関連情報を、施設の電力関連情報を管理する管理装置から取得する取得部と、複数の電力関連情報それぞれに基づいた複数のグラフを、端末装置のディスプレイに表示する表示部と、を備え、表示部は、複数のグラフのうちの第1の電力関連情報に基づいた第1のグラフを、ディスプレイに表示される複数のグラフの中の最上端であり、かつ最左端の位置である第1のエリアに表示する。
第1のグラフが、ディスプレイの複数のグラフの中の最上端であり、かつ最左端の位置である第1のエリアに表示されることによって、端末装置に表示された画面のうちの第1のグラフが最も視認しやすい位置となる。そのため、ユーザは、一つの画面に複数の電力関連情報が表示されている状態において、当該画面から、施設における売買電電力に関する情報に基づいたグラフが最も視認しやすくなる。
【0031】
本実施の形態に含まれる端末装置は電力関連情報を表示可能な端末装置であって、施設における売電または買電に関する情報である第1の電力関連情報を含む複数の電力関連情報を、施設の電力関連情報を管理する管理装置から取得する取得部と、複数の電力関連情報それぞれに基づいた複数のグラフを、端末装置のディスプレイに表示する表示部と、を備え、表示部は、複数のグラフのうちの第1の電力関連情報に基づいた第1のグラフを、ディスプレイに表示される複数のグラフの中の最上端であり、かつ最左端の位置である第1のエリアに表示する。
端末装置にこれら電力関連情報が表示されることによって、ユーザは、たとえば携帯するスマートフォンなどの端末装置を用いてこれら情報を把握することが可能になる。
【0032】
本実施の形態に含まれる管理装置は施設の電力関連情報を管理する管理装置であって、施設に設置された電力量計と通信することで、施設における売電または買電に関する情報を取得する取得部と、上記の表示プログラムが動作している端末装置からの要求に応じて、施設における売電または買電に関する情報を含む複数の電力関連情報を端末装置に送信する送信部と、を備える。
施設における売買電電力に関する情報を含む複数の電力関連情報が管理装置から端末装置に送信されることによって、端末装置では、これら情報を画面表示することができる。そのため、ユーザは、端末装置を用いてこれら情報を把握することが可能になる。
【0033】
[実施の形態の詳細]
以下に、図面を参照しつつ、好ましい実施の形態の詳細について説明する。
[第1の実施の形態]
<システム構成>
図1は、本実施の形態にかかる電力管理システムの構成の概略を示す図である。
【0034】
図1を参照して、本実施の形態にかかる電力管理システムは、ユーザの携帯する1台または複数の端末装置100と、一般家庭やオフィスなどの施設に設置されている1台または複数の電気機器500A,500B,…と、これらを管理するための管理装置300と、通信機能を有する電力量計(スマートメータとも称される)600と、を含む。1台または複数の電気機器500A,500B,…を代表させて電気機器500とも称する。また、電力管理システムは、図1に表されたように、さらに蓄電池700Aをさらに含んでもよい。蓄電池700Aは、太陽光発電パネル701と電力変換装置702とを含む太陽光発電システムに接続されていてもよい。すなわち、本施設にはさらに太陽光発電システムが設置されて、電力管理システムは該太陽光発電システムに接続されていてもよい。
【0035】
複数の電気機器500は、たとえば、テレビジョン受像機500A、エアコンディショナ(エアコン)500B、電灯500C、監視カメラ500D、電気給湯器500E、電気自動車用充放電装置500Fなどを含む。これらは、通常の電気機器の機能を有すると共に、管理装置300と通信する機能を有する。また、本システムに太陽光発電システムに接続された蓄電池700Aがさらに含まれる場合、蓄電池700Aもまた、管理装置300と通信する機能を有する。あるいは、蓄電池700Aに、管理装置300と通信するための通信装置(不図示)が接続される。以降の説明において、当該施設に設置され、管理装置300と通信可能な電気機器500および蓄電池700Aを電気機器500等とも称する。電気機器500等と管理装置300との間の通信は、たとえば無線LAN(Local Area Network)やZigBee(登録商標)などの規格に従う無線通信である。
【0036】
電気機器500は、管理装置300からの要求に応じて、自身における設定値や消費電力や充放電電力などを管理装置300に送信する。具体的には、エアコン500Bの場合には、管理装置300からの要求に応じて、設定温度や風量、消費電力などの情報を管理装置300に送信する。電気給湯器500Eの場合には、管理装置300からの要求に応じて、設定温度や残湯量、消費電力などの情報を管理装置300に送信する。電気自動車用充放電装置500Fの場合には、管理装置300からの要求に応じて、接続されている電気自動車700Bに搭載されている蓄電池(不図示)の電池残量すなわち残電量や該蓄電池の充電電力、該蓄電池の放電電力、電気自動車700Bの消費電力などの情報を管理装置300に送信する。また、蓄電池700Aは、管理装置300からの要求に応じて、蓄電池700Aの残電量、充電電力、および放電電力などを管理装置300に送信する。なお、本施設に太陽光発電パネル701および電力変換装置702を含む太陽光発電システムが含まれる場合、管理装置300は太陽光発電システムと接続され、太陽光発電システムから太陽光発電パネル701における発電電力の値を取得する。電気機器500は、さらに、管理装置300からの制御信号に従って、自身のON/OFFや、設定温度や録画予約などのパラメータの設定、および設定値の変更などを行なってもよい。
【0037】
スマートメータ600は、一般家庭やオフィスなどの施設に設置され、当該施設に商用電力系統から供給される電力量を計測することによって、当該施設が商用電力系統から購入した電力(買電電力)を計量する。また、当該施設に太陽光発電装置701が設置され、発電によって得られた電力を電力会社に販売(売電)する場合、スマートメータ600は、当該施設から商用電力系統に供給される電力量を計測することによって、売電電力を計量する。つまり、スマートメータ600は、施設における売買電電力を計量する。
【0038】
スマートメータ600は、インターネットなどのネットワークを介して、図示しない、電力会社の有するデータ管理用のサーバと相互に通信するための機能を有する。この通信ルートは、後述する他の通信と区別する意味でAルートと呼ばれることもある。スマートメータ600は、上記サーバからの要求に応じて、あるいは、予め規定されたタイミングで、計測した売買電電力などの情報をサーバに送信する。
【0039】
スマートメータ600は、さらに、管理装置300と相互に通信する機能を有する。スマートメータ600と管理装置300との間の通信は、たとえばWi-SUN(Wireless Smart Utility Network)などの規格に従う無線通信であって、電気機器500と管理装置300との間の通信とは異なる通信である。スマートメータ600は、管理装置300からの要求に応じて、計測した売買電電力の情報を管理装置300に送信する。
【0040】
管理装置300は、一般家庭やオフィスなどの施設に設置され、当該施設に設置された電気機器500等やスマートメータ600と通信可能であると共に、さらに、端末装置100と相互に通信可能である。端末装置100は、ユーザの携帯可能な装置であって、たとえば、スマートフォンやタブレット端末などである。端末装置100と管理装置300との間の通信は、たとえばWi−Fi(Wireless Fidelity)(登録商標)通信などの無線LANを介した通信である。
【0041】
管理装置300は、電気機器500等から、各電気機器500における消費電力や、蓄電池700Aにおける充放電電力などの情報を取得すると、取得した情報に基づいて電力関連情報を生成する。たとえば、管理装置300は、スマートメータ600から取得した情報に基づいて、当該施設における売買電電力を示す情報を生成する。また、管理装置300は、各電気機器500から取得した情報に基づいて、当該施設における消費電力を示す情報を生成する。また、管理装置300は、蓄電池700Aから取得した情報に基づいて、当該施設に含まれる太陽光発電システムにおける発電電力を示す情報を生成する。また、管理装置300は、蓄電池700Aおよび電気自動車用充放電装置500Fから取得した情報に基づいて、当該施設に設置された蓄電池における充放電電力を示す情報を生成する。なお、以降の説明において、これら管理装置300において生成される情報を電力関連情報とも称する。管理装置300は、生成した電力関連情報を図示しないメモリに記憶しておき、端末装置100からの要求に応じて記憶している電力管理情報を端末装置100に送信する。端末装置100は、管理装置300から電力管理情報を得ると、起動しているアプリケーションに従って電力管理情報を示すグラフなどを表示する。
【0042】
なお、管理装置300は、さらに、インターネットなどのネットワークを介して、電力管理用のサーバ900とも相互に通信可能であってもよい。管理装置300は、サーバ900からの制御信号に従って、電気機器500などから得た電力関連情報をサーバ900に送信する。また、管理装置300は、サーバ900からの制御信号に従って電気機器500のON/OFFや設定温度などを制御する。
【0043】
<装置構成>
図2(A)は、端末装置100の装置構成の一例を表したブロック図である。図2(A)を参照して、端末装置100は、装置全体を制御するCPU(Central Processing Unit)10と、CPU10で実行されるプログラムを記憶するためのROM(Read Only Memory)11と、CPU10でプログラムを実行する際の作業領域となったり各種データを記憶するためのRAM(Random Access Memory)12と、ディスプレイ14と、操作パネル16と、通信部18とを含む。なお、図2(A)に表された構成は、一般的なコンピュータの構成である。そのため、端末装置100がたとえばスマートフォンやタブレット端末などである場合、図2(A)に表された構成の他に、これら装置として機能するための構成を有してもよい。
【0044】
図2(B)は、管理装置300の装置構成の一例を表したブロック図である。図2(B)を参照して、管理装置300もまた、端末装置100と同様に、CPU30と、ROM31と、RAM32とを含む。さらに、管理装置300は、施設内の電気機器500などと無線通信を行うための第1通信部33と、スマートメータ600と無線通信を行うための第2通信部34と、インターネットなどのネットワークを介してサーバ900と通信を行うための第3通信部35と、端末装置100と無線通信するための第4通信部36とを含む。なお、図2(B)に示された構成の他に、管理装置300は、ボタンなどの入力装置やディスプレイやランプなどの表示装置をさらに含んでもよい。
【0045】
<動作概要>
管理装置300は、後述する端末装置100からの要求に応じて、電気機器500等から消費電力や充放電電力などの情報を取得する。または、管理装置300は、予め規定されたタイミングに電気機器500等から消費電力や充放電電力などの情報を取得してもよい。管理装置300は、電気機器500等から消費電力や充放電電力などの情報を取得すると、これらの情報に基づいて電力関連情報を生成し、図示しないメモリに記憶する。端末装置100には、施設に設置される電気機器500等の電力管理情報を表示するためのアプリケーション(表示プログラム)がインストールされている。当該アプリケーションの実行に従う端末装置100は、管理装置300から電力関連情報を取得し、ディスプレイ14に表示する。また、端末装置100は、ユーザ操作に従って電気機器500等に制御信号を出力し、それらのON/OFFや設定温度などを制御してもよい。
【0046】
詳しくは、端末装置100において該アプリケーションが起動されると、該アプリケーションは管理装置300に電力関連情報を要求する。そして、該アプリケーションは、管理装置300から取得した電力関連情報を、当該アプリケーション起動後に最初に表示されるホーム画面に表示する。該アプリケーションは、起動の後には、ユーザから特定の操作を受け付けた場合にも管理装置300に電力関連情報を要求する。特定の操作は、たとえば、操作パネル16を下向きにスワイプする操作や、後述するホーム画面を表示させるためのボタン143Aにタッチする操作などである。該アプリケーションが、起動時とユーザ操作がなされた場合とのみに管理装置300に電力関連情報を要求することによって、端末装置100と管理装置300との間の不要な通信を抑えることができる。または、端末装置100は、該アプリケーション起動の後には、予め規定されたタイミングで管理装置300に電力関連情報を要求してもよい。予め規定されたタイミングは、たとえば所定の時間間隔や、電気機器500に対して制御信号を送信してから規定時間の後のタイミングなどである。該アプリケーションが予め規定された上記のようなタイミングに管理装置300に電力関連情報を要求することによって、端末装置100は概ねリアルタイムの電力関連情報を得ることができる。
【0047】
図3(A)は、上記アプリケーションの起動時に端末装置100のディスプレイ14に表示されるホーム画面の具体例を表した図である。図3(A)を参照して、ホーム画面は、複数種類の電力関連情報を表示するためのエリア141と、本施設に含まれる蓄電池の残電量を表示するためのエリア142と、指示ボタンを表示するためのエリア143とを含む。エリア141はホーム画面の上方に位置し、エリア142はエリア141の下に位置し、エリア143はホーム画面の下方に位置する。すなわち、複数種類の電力関連情報と、残電量に関する情報と、指示ボタンとが、一つの画面に表示される。
【0048】
エリア141は、売買電電力を示す情報を表示するためのエリア141Aと、その他の電力関連情報を示す情報を表示するためのエリアとを含む。たとえば、エリア141は、上記のエリア141Aの他に、当該施設における消費電力を示す情報を表示するためのエリア141Bと、発電電力を示す情報を表示するためのエリア141Cと、充放電電力を示す情報を表示するためのエリア141Dとを含む。エリア141Aは、エリア141のうちの左上の領域である。すなわち、エリア141Aは、エリア141A〜141Dのうちの最上端であり、かつ最左端の位置である。エリア141Bは、エリア141のうちの右上の領域である。すなわち、エリア141Bは、エリア141Aの右側に隣接する。エリア141Cは、エリア141のうちの左下の領域である。すなわち、エリア141Cは、エリア141Aの下側に隣接する。エリア141Dは、エリア141のうちの右下の領域である。すなわち、エリア141Dは、エリア141Bの下側に隣接し、エリア141Cの右側に隣接する。
【0049】
人の視線は、一般的に左上から右下へと移動する傾向が強いため、上記のようにエリア141A〜エリア141Dが配置されることによって、エリア141A→エリア141B→エリア141C→エリア141Dの順にユーザが視認する可能性が高い。売買電電力を示す情報、当該施設における消費電力を示す情報、発電電力を示す情報、および充放電電力を示す情報のうちの、一般的にユーザの関心が最も高い売買電電力を示す情報がエリア141Aに表示されることで、売買電電力を示す情報の視認の優先順位を最上位とすることができる。すなわち、売買電電力を示す情報がエリア141Aに表示されることで、ユーザは、当該アプリケーションを起動させて最初に表示されるホーム画面において売買電電力を示す情報を最も視認しやすくなる。また、当該施設における消費電力を示す情報がエリア141Bに表示されることで、ユーザは、ホーム画面において消費電力を示す情報を、売買電電力を示す情報の次に視認しやすくなる。また、発電電力を示す情報がエリア141Cに表示されることで、ユーザは、ホーム画面において発電電力を示す情報を、消費電力を示す情報の次に視認しやすくなる。また、充放電電力を示す情報がエリア141Dに表示されることで、ユーザは、ホーム画面において充放電電力を示す情報を、発電電力を示す情報の次に視認しやすくなる。
【0050】
なお、エリア141A〜エリア141Dの配置は、ユーザ操作に従って変更可能であってもよい。アプリケーションは、たとえばホーム画面に図示されていない設定ボタンを設け、そのボタンにタッチすることによって表示される設定画面においてエリア141A〜エリア141Dの配置の変更の指示を受け付けてもよい。または、アプリケーションは、ホーム画面の表示中にエリア141A〜エリア141Dのいずれかがタッチされたままタッチ位置を移動(スライド)する操作を受け付けた場合、タッチされたエリアをタッチが解消された位置に変化させる指示として、当該指示に従ってエリア141A〜エリア141Dの配置を変更してもよい。このようにすることで、ユーザは、所望する電力関連情報を確認しやすい位置に表示させることができる。
(【0051】以降は省略されています)

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