TOP特許意匠商標
特許ウォッチ DM通知 Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2020185473
公報種別公開特許公報(A)
公開日20201119
出願番号2020139113
出願日20200820
発明の名称洗濯機
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人個人,個人
主分類D06F 39/02 20060101AFI20201023BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約【課題】本発明の洗濯機は、フロートの回転軸に液剤が付着することを防止することにより、液剤残量の検知精度の悪化を抑制することを目的とする。
【解決手段】本発明の洗濯機は、上部に開口を有する洗剤タンク117と、洗剤タンク117の開口を開閉する洗剤タンク蓋119と、洗剤タンク117内の洗剤液をドラム106内へ供給する液剤自動投入装置109を備える。液剤自動投入装置109は、洗剤タンク117内の洗剤液をドラム106へ供給するポンプユニット111と、洗剤タンク117内の液体洗剤の残量を検知する第1残量検知手段130を有する。第1残量検知手段130は、洗剤タンク蓋119の下面に回動可能に設けられ洗剤液に浮遊するフロート130aと、フロート130aを検出する第1リニアホール素子136を有する。洗剤タンク蓋119の下面には、フロート130aの第1回動軸131aの周囲に隔壁リブ119aが形成される。
【選択図】図28
特許請求の範囲【請求項1】
外郭を形成する筐体と、
前記筐体内に弾性防振支持された水槽と、
前記水槽内に回転可能に配設された洗濯槽と、
液剤を収容するタンクと、
前記タンク内の液剤を前記洗濯槽へ供給する液剤自動投入装置と、を備え、
前記タンクは、
前記タンクの上部に形成された上面開口部を開閉自在に覆うタンク蓋と、
前記タンク内の液剤の残量を検知する液剤残量検知手段と、
を有し、
前記タンク蓋は、開口部と、前記開口部を開閉可能に覆う小窓と、を含み、
前記液剤残量検知手段は、
前記タンクの上部に設けられた回動軸により回動可能に支持されるとともに前記タンク内の液面近傍に浮遊するフロートと、
前記フロートの浮遊する位置を検出する検出部と、を含み、
前記フロートは、前記タンクの内部の液位が高くなるに従って前記小窓から遠ざかって回動するように構成されている、
洗濯機。
続きを表示(約 420 文字)【請求項2】
前記タンクは、
前記タンクと前記液剤自動投入装置とを連結し、液剤を流出させる連結部と、
前記タンクの内部に設けられ、液剤をろ過するフィルタと、
を備え、
前記小窓は、前記連結部の反対側に設けられており、
前記フィルタは、前記連結部の上方を覆うように傾斜して設けられている、
請求項1に記載の洗濯機。
【請求項3】
前記フロートは、
前記回動軸近傍より延伸して形成されたリンクと、
前記リンクの先端に設けられ、磁石を内蔵する中空構造に形成されたマグネットボックスと、を含み、
前記リンクは、前記小窓の反対側に向かって屈曲して形成されている、
請求項1または2に記載の洗濯機。
【請求項4】
前記回動軸の周りは、上下に形成された隔壁リブにより囲われている、
請求項1〜3のいずれか1項に記載の洗濯機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、液剤自動投入装置を備えた洗濯機に関するものである。
続きを表示(約 11,000 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、液体洗剤又は液体柔軟剤などの液剤を自動で投入する洗濯機を開示する。
【0003】
この洗濯機は、筐体と、筐体内に弾性防振支持された水槽と、水槽内に回転可能に支持されたドラムと、タンク内の液剤をドラム内へ自動投入する液剤自動投入装置と、タンク内の液剤残量を検出する液剤残量検出部を備える。液剤残量検出部は、タンク上部に回動自在に設けられ液面に浮遊する被検出器と、被検出器を検知する検出器を備える。
【0004】
検出器により、液剤の水位変化に応じて回動する被検出器の位置を検出することで、タンク内の液剤残量を推定できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
中国特許出願公開第105463787号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上記従来の構成では、タンク内の液剤が被検出器の回動軸に付着した状態で乾燥し固着すると被検出器の動きが制限され、液剤残量の検知精度が悪化する虞がある。
【0007】
本発明は従来技術の課題を解決するもので、回転軸への液体の付着を抑制することで、液剤残量の検知精度の悪化を抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記従来の課題を解決するために、本発明の洗濯機は、外郭を形成する筐体と、前記筐体内に弾性防振支持された水槽と、前記水槽内に回転可能に配設された洗濯槽と、液剤を収容するタンクと、前記タンク内の液剤を前記洗濯槽へ供給する液剤自動投入装置と、を備え、前記タンクは、前記タンクの上部に形成された上面開口部を開閉自在に覆うタンク蓋と、前記タンク内の液剤の残量を検知する液剤残量検知手段と、を有し、前記タンク蓋は、開口部と、前記開口部を開閉可能に覆う小窓と、を含み、前記液剤残量検知手段は、前記タンクの上部に設けられた回動軸により回動可能に支持されるとともに前記タンク内の液面近傍に浮遊するフロートと、前記フロートの浮遊する位置を検出する検出部と、を含み、前記フロートは、前記タンクの内部の液位が高くなるに従って前記小窓から遠ざかって回動するように構成されているものである。
【0009】
これより、タンク内に洗剤液が満たされた場合でも、隔壁リブで囲まれた領域内には空気だまりが存在するため、被検出部の回動軸に洗剤液が付着することを防止できる。これにより液剤残量の検知精度の悪化を抑制できる。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、被検出器の回転軸に液剤が固着することを抑制できるので、液剤残量の検知精度の悪化を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
本発明の実施の形態1における洗濯機の外観斜視図
本発明の実施の形態1における洗濯機の縦断面図
本発明の実施の形態1における洗濯機の要部の分解斜視図
本発明の実施の形態1における洗濯機の液剤自動投入装置の平面図
本発明の実施の形態1における洗濯機の液剤自動投入装置の右側面図
本発明の実施の形態1における洗濯機の液剤自動投入装置の左側面図
本発明の実施の形態1における洗濯機の液剤自動投入装置の左側断面図
本発明の実施の形態1における洗濯機の液剤自動投入装置の前断面図
本発明の実施の形態1における洗濯機の液剤自動投入装置の要部の分解斜視図
(a)本発明の実施の形態1における洗濯機の水道水を給水するときの三方弁ユニットの概略図、(b)本発明の実施の形態1における洗濯機の洗剤液を水槽に供給するときの三方弁ユニットの概略図、(c)本発明の実施の形態1における洗濯機の柔軟剤液を水槽に供給するときの三方弁ユニットの概略図
本発明の実施の形態1における洗濯機のポンプユニットの断面図
洗剤タンクと柔軟剤タンクの裏面図
洗剤タンクと柔軟剤タンクが取り付けられた状態のタンク収容ケースの断面図
図13のE1部分の拡大図
洗剤タンクと柔軟剤タンクが取り付けられた状態のタンク収容ケースの後方断面図
図15のF−F断面図
本発明の実施の形態1における洗濯機の洗剤タンクおよび洗剤タンク蓋の上面図
(a)図17の洗剤タンク蓋下面にフロートが取り付けられていない状態でのG−G断面図、(b)図17の洗剤タンク蓋下面にフロートが取り付けられた状態でのG−G断面図
図17のフィルタが取り付けられていない状態でのH−H断面図
本発明の実施の形態1における洗濯機の身長が異なる使用者がそれぞれ開口から洗剤タンク内部を覗いた場合の視線を示す洗剤タンク断面図
本発明の実施の形態1における洗濯機の洗剤タンクと洗剤側三方弁の要部拡大断面図
本発明の実施の形態1における洗濯機のフィルタの斜視図
(a)図22のJ−J断面図、(b)図22のE2部分の拡大図
本発明の実施の形態1における洗濯機の要部の構成を示すブロック図
本発明の実施の形態1における洗濯機の液剤自動投入装置の上面図
図25のK−K断面図
本発明の実施の形態1における洗濯機の洗剤タンク、洗剤タンク蓋、フロートの分解斜視図
本発明の実施の形態1における洗濯機の洗剤タンク蓋とフロートの下方分解斜視図
本発明の実施の形態1における洗濯機の洗剤タンクの斜視図
リニアホール素子が受ける磁束密度とリニアホール素子の出力電圧との関係図
本発明の実施の形態1における洗濯機のフロートが取り付けられた洗剤タンク蓋の下面の概略図
本発明の実施の形態1における洗濯機のフロートとリニアホール素子との位置関係を示す概略側断面図
図32よりも洗剤液の水位が低下したときのフロートとリニアホール素子との位置関係を示す概略側断面図
図33よりも洗剤液の水位が低下したときのフロートとリニアホール素子との位置関係を示す概略側断面図
図34よりも洗剤液の水位が低下したときのフロートとリニアホール素子との位置関係を示す概略側断面図
本発明の実施の形態1における洗濯機の洗剤タンク内の洗剤残量とリニアホール素子の出力電圧との関係図
本発明の実施の形態1における洗濯機の洗剤残量不足判定と洗剤タンクの不具合判定を行うフローチャート
本発明の実施の形態1における洗濯機の『お手入れモード』における、洗剤側コイル、柔軟剤側コイル、駆動モータ、第1の給水弁、排水ポンプの状態を示すタイムチャート
【発明を実施するための形態】
【0012】
第1の発明における洗濯機は、外郭を形成する筐体と、前記筐体内に弾性防振支持された水槽と、前記水槽内に回転可能に配設された洗濯槽と、液剤を収容するタンクと、前記タンク内の液剤を前記洗濯槽へ供給する液剤自動投入装置と、を備え、前記タンクは、前記タンクの上部に形成された上面開口部を開閉自在に覆うタンク蓋と、前記タンク内の液剤の残量を検知する液剤残量検知手段と、を有し、前記タンク蓋は、開口部と、前記開口部を開閉可能に覆う小窓と、を含み、前記液剤残量検知手段は、前記タンクの上部に設けられた回動軸により回動可能に支持されるとともに前記タンク内の液面近傍に浮遊するフロートと、前記フロートの浮遊する位置を検出する検出部と、を含み、前記フロートは、前記タンクの内部の液位が高くなるに従って前記小窓から遠ざかって回動するように構成されているものである。
【0013】
第2の発明は、第1の発明の洗濯機において、前記タンクは、前記タンクと前記液剤自動投入装置とを連結し、液剤を流出させる連結部と、前記タンクの内部に設けられ、液剤をろ過するフィルタと、を備え、前記小窓は、前記連結部の反対側に設けられており、前記フィルタは、前記連結部の上方を覆うように傾斜して設けられているものである。
【0014】
第3の発明は、第1または第2の発明における洗濯機において、前記フロートは、前記回動軸近傍より延伸して形成されたリンクと、前記リンクの先端に設けられ、磁石を内蔵する中空構造に形成されたマグネットボックスと、を含み、前記リンクは、前記小窓の反対側に向かって屈曲して形成されているものである。
【0015】
第4の発明は、第1〜第3のいずれかの発明の洗濯機において、前記回動軸の周りは、上下に形成された隔壁リブにより囲われている構成とする。
【0016】
これより、タンク内に洗剤液が満たされた場合でも、リブで囲まれた領域内には空気だまりが存在するため、回動軸に洗剤液が付着することを防止できる。これにより液剤残量の検知精度の悪化を抑制できる。
【0017】
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
【0018】
[目次]
1.実施の形態1
1−1.構成
1−1―1.洗濯機の構成
1−1―2.液剤自動投入装置の構成
1−1―3.風呂水ポンプの構成
1−1−4.残量検知手段の構成
1−2.動作、作用
1−2−1.洗濯運転動作
1−2−2.給水方法、および液剤自動投入装置を用いた液剤の供給方法
1−2−3.手動投入した洗剤、柔軟剤の水槽への供給方法
1―2―4.逆流防止装置の作用
1−2−5.洗剤タンクと液剤自動投入装置の連結部のお手入れ
1−2−6.洗剤タンク内の残量不足検知方法
1−2−7.洗剤タンクの故障検知方法
1−2−8.タンクと自動投入装置との連結箇所、および、液剤供給水路のお手入れ
1−3.効果等
2.他の実施の形態
(実施の形態1)
以下、図1〜38を用いて、実施の形態1を説明する。
【0019】
[1−1.構成]
[1−1−1.洗濯機の構成]
図1は、本発明の実施の形態1における洗濯機の外観斜視図、図2は、本発明の実施の形態1における洗濯機の縦断面図である。
【0020】
図1および図2において、洗濯機100の外郭である筐体101の内部には、有底円筒形の水槽105(水槽)が複数のサスペンション(図示せず)およびダンパー163により弾性的に防振支持されている。水槽105内には、有底円筒形のドラム106(洗濯槽)が回転可能に配設される。ドラム106の内壁面には、バッフル106aが複数個設けられている。ドラム106を低速で回転させることにより、バッフル106aが衣類を引っ掛けて上方に持ち上げ、落下させるといった撹拌動作を与えることができる。ドラム106の周面には、貫通された複数の小孔(図示せず)が形成されている。水槽105の底部には、ドラム106を回転駆動させる槽回転モータ(図示せず)が配設される。
【0021】
筐体101の前面には、衣類を出し入れするため開口された衣類投入取出口103が形成されている。筐体101の前面には、蓋体102が設けられている。蓋体102は、衣類投入取出口103を開閉自在に覆っている。蓋体102を開放することにより、衣類投入取出口103からドラム106内へ衣類を投入できる。
【0022】
筐体101の水槽105よりも上部には、液剤自動投入装置109(液剤供給手段)が設けられている。液剤自動投入装置109の構成については、[1−1−2.液剤自動投入装置の構成]で詳述する。
【0023】
図1に示すように、筐体101上部には、開閉可能な蓋体114aが設けられる。蓋体114aを開けて洗剤タンク117(タンク)および柔軟剤タンク126(タンク)を着脱可能に装着できる。
【0024】
蓋体102上部には、運転を操作する操作部と、運転状態を表示する表示部とを備える操作表示部104が配設される。
【0025】
筐体101には、槽回転モータ等を制御し、洗い、すすぎ、脱水等の一連の工程を逐次実行するコントローラ(図示せず)が配設される。コントローラは、布量判定部(図示せず)と、液剤投入量算出部(図示せず)を有する。布量判定部は、例えば、槽回転モータを一定回転数で回転させた時のトルク電流値により、10kgまでの洗濯物を10段階程度に分類する機能を提供する。また、布量判定結果に応じて、洗濯で使用する水量を決定する。液剤投入量算出部は、布量判定部により検出した布量から、洗剤投入量および柔軟座投入量を算出する。
【0026】
洗濯機100には、記憶部(図示せず)が設けられている。記憶部は、例えば、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)からなる。記憶部には、洗剤種類に関する情報を記憶する洗剤種類記憶部(図示せず)を含む、洗濯運転に関する各種設定情報が記憶される。
【0027】
[1−1−2.液剤自動投入装置109の構成]
図3は、本発明の実施の形態1における洗濯機の要部の分解斜視図、図4は、本発明の実施の形態1における洗濯機の液剤自動投入装置の平面図、図5は、本発明の実施の形態1における洗濯機の液剤自動投入装置の右側面図、図6は、本発明の実施の形態1における洗濯機の液剤自動投入装置の左側面図、図7は、本発明の実施の形態1における洗濯機の液剤自動投入装置の左側断面図、図8は、本発明の実施の形態1における洗濯機の液剤自動投入装置の前断面図、図9は、本発明の実施の形態1における洗濯機の液剤自動投入装置の要部の分解斜視図、図10は、本発明の実施の形態1における洗濯機の柔軟剤液を供給するときの三方弁ユニットの概略図、図8(c)は、本発明の実施の形態1における洗濯機の洗剤液を供給するときの三方弁ユニットの概略図である、図9は、本発明の実施の形態1における洗濯機のポンプユニットの断面図、図10(a)は、本発明の実施の形態1における洗濯機の水道水を給水するときの三方弁ユニットの概略図、図10(b)は、本発明の実施の形態1における洗濯機の洗剤液を水槽に供給するときの三方弁ユニットの概略図、図10(c)は、本発明の実施の形態1における洗濯機の柔軟剤液を水槽に供給するときの三方弁ユニットの概略図、図11は、本発明の実施の形態1における洗濯機のポンプユニットの断面図、図12は、洗剤タンクと柔軟剤タンクの裏面図、図13は、洗剤タンクと柔軟剤タンクが取り付けられた状態のタンク収容ケースの断面図、図14は、図13のE1部分の拡大図、図15は、洗剤タンクと柔軟剤タンクが取り付けられた状態のタンク収容ケースの後方断面図、図16は、図15のF−F断面図、図17は、本発明の実施の形態1における洗濯機の洗剤タンクおよび洗剤タンク蓋の上面図、図18(a)は、図17の洗剤タンク蓋下面にフロートが取り付けられていない状態でのG−G断面図、図18(b)は、図17の洗剤タンク蓋下面にフロートが取り付けられた状態でのG−G断面図、図19は、図17のフィルタが取り付けられていない状態でのH−H断面図、図20は、本発明の実施の形態1における洗濯機の身長が異なる使用者がそれぞれ開口から洗剤タンク内部を覗いた場合の視線を示す洗剤タンク断面図、図21は、本発明の実施の形態1における洗濯機の洗剤タンクと洗剤側三方弁の要部拡大断面図、図22は、本発明の実施の形態1における洗濯機のフィルタの斜視図、図23(a)は、図22のJ−J断面図、図23(b)は、図22のE2部分の拡大図、図24は、本発明の実施の形態1における洗濯機の要部の構成を示すブロック図、図25は、本発明の実施の形態1における洗濯機の液剤自動投入装置の上面図、図26は、図25のK−K断面図、図27は、本発明の実施の形態1における洗濯機の洗剤タンク、洗剤タンク蓋、フロートの分解斜視図である。
【0028】
液剤自動投入装置109は筐体101の水槽105よりも上部に設けられている。液剤自動投入装置109は、給水器110と、ポンプユニット111と、三方弁ユニット113(切り替え手段)と、洗剤タンク117および柔軟剤タンク126が装着されるタンク
収容ケース114から構成される。
【0029】
(給水器110)
給水器110は、筐体101上部に設けられ、給水路110cと、第1給水弁110a(給水弁)と、第2給水弁110bから構成される。
【0030】
給水路110cの一端は、給水ホース(図示せず)を介して蛇口と連通している。第1給水弁110aと第2給水弁110bの開閉を制御することで、水道水が流れる水路を制御できる。水道水の水路については、(注水ケース116の構成、および、水路の構成)で説明する。
【0031】
(三方弁ユニット113)
三方弁ユニット113は、タンク収容ケース114に装着された洗剤タンク117の液剤と柔軟剤タンク126の液剤を選択的にピストンポンプユニット112へ吐出するユニットである。
【0032】
図9に示すように、三方弁ユニット113は、洗剤側三方弁113aと、柔軟剤側三方弁113bと、洗剤側コイル113dと、柔軟剤側コイル113iから構成される。
【0033】
図10に示すように、洗剤液や柔軟剤液をポンプユニット111へ流すための水路124が設けられている。三方弁ユニット113により、水路124内の水の流れを制御できる。水路124は、前方で、洗剤タンク117と連通する洗剤側筒部111b、および、柔軟剤タンク126と連通する柔軟剤側筒部111fと連通する。水路124は、第2水路182や、ピストンポンプユニット112の吸入水路112hとも連通している。
【0034】
図10に示すように、洗剤側三方弁113aは、第2水路182を流れる水道水の流れと、洗剤タンク117から流れる洗剤液の流れを選択的に切り替え、いずれか一方を柔軟剤側三方弁113bへ供給するよう構成されている。
【0035】
図10を用いて、洗剤側三方弁113aについて説明する。洗剤側三方弁113aは、洗剤側シリンダ113lと、洗剤側シリンダ113l内に設けられ前後に往復運動する洗剤側プランジャ113eと、洗剤側プランジャ113eの前方端部に設けられる洗剤側弁体113fと、一端が洗剤側シリンダ113lの後壁に位置し他端が洗剤側プランジャ113eの後方端部に位置する洗剤側バネ113cと、から構成される。洗剤側シリンダ113lは、前方端部に開口aが形成される。洗剤側シリンダ113lの周囲には、洗剤側コイル113dが設けられている。
【0036】
図10(a)、図10(c)に示すように、洗剤側コイル113dが通電していない状態では、洗剤側プランジャ113eは、洗剤側バネ113cから前方への付勢力を受け、洗剤側弁体113fが、洗剤側筒部111bの後方端部に形成された開口部bを塞ぐよう構成されている。このため、洗剤タンク117からの洗剤液の流れは、洗剤側弁体113fにより遮られる。また、開口aは開放されているため、第2水路182内を矢印X1方向に水路124内に流入する水道水は、開口a内を通り(矢印X2)、柔軟剤側三方弁113bへと流れる(矢印X3)。
【0037】
図10(b)に示すように、洗剤側コイル113dが通電すると、洗剤側コイル113dに磁界が発生する。このため、洗剤側プランジャ113eは、磁場から受ける電磁力により洗剤側バネ113cの付勢力に抗して後方に移動する。これにより、開口部bが開放される。よって、洗剤タンク117の洗剤液は、矢印X5、矢印X6のように、開口部b内を通り柔軟剤側三方弁113bへと流れる。また、開口aは、洗剤側弁体113fによ
り塞がれるため、第2水路182を流れる水道水の流れは、洗剤側弁体113fにより遮られる。
【0038】
以上のように、洗剤側三方弁113aにより、第2水路182からの水道水の流れと、洗剤タンク117からの洗剤液の流れを切り替え、選択的に柔軟剤側三方弁113bへ供給することができる。
【0039】
柔軟剤側三方弁113bは、洗剤側三方弁113aから流れる液体の流れと、柔軟剤タンク126から流れる柔軟剤液の流れを選択的に切り替え、いずれか一方をピストンポンプユニット112の吸入水路112hへ供給するよう構成されている。
【0040】
柔軟剤側三方弁113bも洗剤側三方弁113aと同様、柔軟剤側シリンダ113mと、洗剤側シリンダ113l内に設けられ前後に往復運動する柔軟剤側プランジャ113jと、柔軟剤側プランジャ113jの前方端部に設けられる柔軟剤側弁体113kと、一端が柔軟剤側シリンダ113mの後壁に位置し他端が柔軟剤側プランジャ113jの後方端部に位置する柔軟剤側バネ113hと、から構成される。柔軟剤側シリンダ113mは、洗剤側三方弁113aからの液体が流入するよう構成される。柔軟剤側シリンダ113mは、前方端部に開口部cを有する。柔軟剤側シリンダ113mの周囲には、柔軟剤側プランジャ113jを覆うように柔軟剤側コイル113iが設けられている。
【0041】
図10(a)、図10(b)に示すように、柔軟剤側コイル113iが通電していない状態では、柔軟剤側プランジャ113jは柔軟剤側バネ113hの前方への付勢力を受ける。これにより、柔軟剤側筒部111fの後方端部に形成された開口部dは、柔軟剤側弁体113kにより塞がれる。このため、柔軟剤タンク126からの柔軟剤液の流れは、開口部dを塞ぐ柔軟剤側弁体113kにより遮られる。また、開口部cは開放されているため、洗剤側三方弁113aから柔軟剤側三方弁113bへ供給された洗剤液または水道水は、矢印X4や矢印X7のように、開口部cからピストンポンプユニット112の吸入水路112hへと流れる。
【0042】
図10(c)に示すように、柔軟剤側コイル113iが通電すると、柔軟剤側プランジャ113jは、磁場から受ける電磁力により、柔軟剤側バネ113hの付勢力に抗して後方へ移動する。これにより、開口部dが開放される。よって、柔軟剤タンク126の柔軟剤液は、矢印X8、矢印X9のように、開口部dからピストンポンプユニット112の吸入水路112hへと流れる。また、開口部cは、柔軟剤側弁体113kにより塞がれるため、洗剤側三方弁113aからの液体の流れは柔軟剤側弁体113kにより遮られる。
【0043】
以上のように、柔軟剤側弁体113kにより、洗剤側三方弁113aからの液体の流れと、柔軟剤タンク126からの柔軟剤液の流れを切り替え、選択的に吸入水路112hへ供給することができる。
【0044】
上記構成とすることで、図10(a)のように、洗剤側コイル113dと柔軟剤側コイル113iを共に非通電をすると、第2水路182内の水道水が、三方弁ユニット113を経由してピストンポンプユニット112へ供給される。また、図10(b)のように、洗剤側コイル113dを通電し、柔軟剤側コイル113iを非通電とすると、洗剤タンク117の洗剤液が、三方弁ユニット113を経由してピストンポンプユニット112へ供給される。また、図10(c)のように、洗剤側コイル113dを非通電とし、柔軟剤側コイル113iを通電状態にすると、柔軟剤タンク126の柔軟剤液が、三方弁ユニット113を経由してピストンポンプユニット112へ供給される。
【0045】
(ポンプユニット111)
ポンプユニット111は、洗剤タンク117内の洗剤液、または柔軟剤タンク126内の柔軟剤液を吸引し、水槽105へ吐出するためのユニットである。
【0046】
図9に示すように、ポンプユニット111は、外枠111aと、外枠111a内に設けられたピストンポンプユニット112から構成される。
【0047】
外枠111aは、樹脂で形成されており、ピストンポンプユニット112を囲い保護している。図6に示すように、外枠111aは、給水器110とタンク収容ケース114の間に配設されている。
【0048】
図9、図10、図21に示すように、外枠111aの外壁前面の下方には、洗剤側筒部111bが前方と後方に延伸形成される。洗剤側筒部111bの前方端部は、図21に示すように、洗剤タンク117の下方後壁に形成された筒部123内に挿入される。洗剤側筒部111bの前方外周面には、離間した複数のパッキン111cが設けられている。図9、図21に示すように、洗剤側筒部111bの前方には、前方向に延伸した突出リブ111eが形成される。洗剤側筒部111bの後方端部は、図10に示すように、水路124と接続する。水路124は、ポンプユニット111の吸入水路112hと連通している。
【0049】
また、図9に示すように、外枠111aの外壁前面の下方には、前方および後方に延伸する柔軟剤側筒部111fが形成される。外枠111aよりも前方に延伸する柔軟剤側筒部111fは、柔軟剤タンク126の下方後壁に形成された筒部(図示せず)内に挿入される。柔軟剤側筒部111fの後方端部は、図10に示すように、水路124と連通接続されている。
【0050】
図9、図11に示すように、ピストンポンプユニット112は、シリンダ112dと、シリンダ112d内に液剤が流入する吸入水路112hと、シリンダ112dから液剤を吐出する吐出水路112gと、シリンダ112d内に設けられ上下に往復運動可能なピストン112eと、ピストン112eを駆動させる駆動モータ112fを有する。
(【0051】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

パナソニックIPマネジメント株式会社
床材
パナソニックIPマネジメント株式会社
コア
パナソニックIPマネジメント株式会社
水栓
パナソニックIPマネジメント株式会社
床材
パナソニックIPマネジメント株式会社
洗濯機
パナソニックIPマネジメント株式会社
洗濯機
パナソニックIPマネジメント株式会社
洗濯機
パナソニックIPマネジメント株式会社
洗濯機
パナソニックIPマネジメント株式会社
洗濯機
パナソニックIPマネジメント株式会社
感知器
パナソニックIPマネジメント株式会社
洗濯機
パナソニックIPマネジメント株式会社
洗濯機
パナソニックIPマネジメント株式会社
遮断弁
パナソニックIPマネジメント株式会社
冷蔵庫
パナソニックIPマネジメント株式会社
冷蔵庫
パナソニックIPマネジメント株式会社
冷蔵庫
パナソニックIPマネジメント株式会社
洗濯機
パナソニックIPマネジメント株式会社
パネル
パナソニックIPマネジメント株式会社
冷蔵庫
パナソニックIPマネジメント株式会社
冷蔵庫
パナソニックIPマネジメント株式会社
洗濯機
パナソニックIPマネジメント株式会社
洗濯機
パナソニックIPマネジメント株式会社
洗濯機
パナソニックIPマネジメント株式会社
洗濯機
パナソニックIPマネジメント株式会社
洗濯機
パナソニックIPマネジメント株式会社
冷蔵庫
パナソニックIPマネジメント株式会社
洗濯機
パナソニックIPマネジメント株式会社
洗濯機
パナソニックIPマネジメント株式会社
洗濯機
パナソニックIPマネジメント株式会社
洗濯機
パナソニックIPマネジメント株式会社
遮断弁
パナソニックIPマネジメント株式会社
冷蔵庫
パナソニックIPマネジメント株式会社
冷蔵庫
パナソニックIPマネジメント株式会社
冷蔵庫
パナソニックIPマネジメント株式会社
壁構造
パナソニックIPマネジメント株式会社
炊飯器
続きを見る