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公開番号2020171392
公報種別公開特許公報(A)
公開日20201022
出願番号2019073880
出願日20190409
発明の名称洗濯機
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人個人,個人
主分類D06F 33/30 20200101AFI20200925BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約【課題】回転筒の回転速度の変化時に、洗濯水から分離された異物が洗濯水中へ分散して、洗濯物に再付着することを防止する。
【解決手段】洗濯槽内の洗濯水を循環させる水路19に設けられ、水路19を流れる洗濯水に含まれる異物を分離する遠心分離部20と、水路19を通して洗濯槽と遠心分離部20との間で洗濯水を循環させるポンプ羽根20kと、洗濯運転を制御する制御部21とを洗濯機は備える。遠心分離部20は、水路19に連通接続されたケース20aと、ケース20a内に回転可能に設けられた回転筒20bと、回転筒20bを回転させる回転筒モータ20cを有する。制御部21は、回転筒モータ20cを制御して、回転筒20bの回転速度と、回転筒20b内における洗濯水の旋回流の速度との速度差を所定値以下で、回転筒20bの回転速度を変化させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
被洗浄物と洗濯水とを収容する洗濯槽と、
前記洗濯槽内の洗濯水を循環させる水路と、
前記水路に設けられ、前記水路を流れる洗濯水に含まれる異物を分離する遠心分離部と、前記水路を通して前記洗濯槽と前記遠心分離部との間で洗濯水を循環させるポンプ部と、洗濯運転を制御する制御部と、を備え、
前記遠心分離部は、前記水路に連通接続されたケースと、前記ケース内に回転可能に設けられた回転筒と、前記回転筒を回転させる回転筒モータとを有し、
前記制御部は、前記回転筒モータを制御して、前記回転筒の回転速度と、前記回転筒内における前記洗濯水の旋回流の速度との速度差を所定値以下で、前記回転筒の回転速度を変化させる洗濯機。
続きを表示(約 920 文字)【請求項2】
前記所定値は、前記遠心分離部で分離された異物を、前記回転筒の内面に保持した状態で維持可能な速度差である請求項1に記載の洗濯機。
【請求項3】
前記洗濯水の流れを制御する調整部を前記水路に有し、
前記制御部は、前記調整部により前記洗濯水の循環を制御する請求項1または請求項2に記載の洗濯機。
【請求項4】
前記ポンプ部は、前記洗濯水が通過する前記回転筒の流出側に設けられ、前記回転筒と一体で回転するポンプ羽根を有し、
前記ポンプ羽根は、前記回転筒モータによって前記回転筒とともに回転し、前記水路を通して前記洗濯槽と前記遠心分離部との間で前記洗濯水を循環させる請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の洗濯機。
【請求項5】
前記ポンプ部は、前記遠心分離部と別異に前記水路に設けられ、
前記制御部は、前記ポンプ部により前記洗濯水の循環を制御する請求項1または請求項2に記載の洗濯機。
【請求項6】
前記制御部は、前記回転筒モータを制御し、
前記洗濯水の循環停止時又は循環水量の減少時に、前記遠心分離部で分離された異物を前記回転筒の内面に保持可能な回転速度で前記回転筒モータを回転させる請求項1から請求5のいずれか1項に記載の洗濯機。
【請求項7】
前記洗濯槽内の洗濯水の水位を検知する水量検知部を有し、
前記制御部は、前記洗濯水の循環時に、前記洗濯槽内の洗濯水が第1の水位になったことを前記水量検知部によって検知すると、前記調整部によって前記水路における洗濯水の流れを止水または減少させる請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の洗濯機。
【請求項8】
第2の水位は前記第1の水位より大であり、
前記制御部は、前記調整部によって前記水路における洗濯水の流れを止水または減少させている時に、前記洗濯槽内の洗濯水が前記第2の水位になったことを前記水量検知部によって検知すると、前記調整部によって前記水路における洗濯水の流れを開始または増加させる前記請求項7に記載の洗濯機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、衣類等の繊維製品の洗濯を行う洗濯機に関する。
続きを表示(約 5,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来の洗濯機において、洗濯中に洗濯物から遊離した汚れや糸屑等の異物を洗濯水から分離して洗濯水を浄化し、分離された汚れ等の洗濯物に再付着することを防止することが考えられている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
図11は、特許文献1に記載された従来の洗濯機の概略構成図である。図11に示されるように、外槽51内の洗濯水に含まれる異物を分離する遠心分離部52と、遠心分離部52において異物を分離した洗濯水を外槽51内へ供給する水路53とが洗濯機に設けられている。遠心分離部52は、水路53と連通接続された円筒状のケース54と、ケース54内に回転可能に設けられた円筒状の回転筒55と、回転筒55を回転駆動する回転筒モータ56とを有している。
【0004】
水路53を流れる洗濯水は回転筒55の中を通過する。すなわち、洗濯水は、回転筒55の下部に設けられた洗濯水入口57から回転筒55内に流入し、回転筒55の上部に設けられた洗濯水出口58から流出する。ここで、回転筒55の洗濯水出口58側に、ポンプを構成するポンプ羽根59が回転筒55と一体的に形成されている。また、ポンプ羽根59は、回転筒モータ56によって回転筒55と一体で回転する。
【0005】
すわなち、回転筒モータ56を駆動させると、回転筒55とポンプ羽根59とが回転する。これによって、外槽51内の洗濯水は、水路53に設けられた遠心分離部52を通して循環する。ここで、外槽51内の洗濯水は、洗濯運転により洗濯物から遊離した汚れや糸屑等の異物が含まれる。遠心分離部52を通すことによって、この汚れや糸屑等の異物は洗濯水から取り除かれ、洗濯水の浄化が進行する。そして、遠心分離部52を通すことによって洗濯水から分離された異物は、回転筒55の高速回転による遠心力の作用によって回転筒55の内面に保持される。
【0006】
また、従来の洗濯機のすすぎ工程において、循環ポンプによって外槽内の水を循環させ、ドラム内の洗濯物に向けて水をシャワー状に注ぐことが考えられている。これにより、洗濯物への含水作用を促進してすすぎ効果を高める(例えば、特許文献2参照)。
【0007】
ここで、外槽内の水位は、洗濯物への含水が進行する等の理由によって低下する。その結果、循環ポンプ内に空気が入り込む、いわゆるエアがみが生じる虞がある。これを解決するため、特許文献2に記載された洗濯機は、外槽内の水位センサの出力に基づいて、循環ポンプの駆動と停止とを間欠的に行う。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開2018−183277号公報
特開2010−46124号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
前記特許文献1に記載された洗濯機は、遠心分離部52を通して外槽51内の洗濯水を循環させ、洗濯水から異物を除去して浄化する。しかしながら、洗濯水の循環により外槽
51内の水位が低下した場合は、エアがみを避けるために、外槽51内に溜められる洗濯水を所定の水位に維持させる必要がある。また、洗濯水を加熱するためのヒータが外槽51内の底部に設けられた洗濯機では、水位が低下した場合は、ヒータが水面から露出することによる過熱等を避けるために、外槽51内に溜められる洗濯水を所定の水位に維持させる必要がある。
【0010】
そのため、洗濯水の循環中にポンプの駆動をオン状態から一時的にオフ状態にさせ、外槽51内の洗濯水の水位を維持する。このようにポンプの駆動を間欠的に制御し、洗濯水の循環を間欠的に行うことが考えられる。しかしながら、ポンプの駆動を停止させると、回転筒55の内面に保持されている、洗濯水から分離された異物に遠心力が作用しなくなる。その結果、異物は遊離して洗濯水中へ分散する。そして、ポンプを駆動させて洗濯水の循環を再開させると、その循環流によって異物が洗濯槽内に吐出されて、洗濯槽内の洗濯物に再付着する虞があるという課題が生じる。
【0011】
その対策として、例えば、洗濯水の循環を一時停止する時において、回転筒55の回転速度を下げて、分離された異物が回転筒55の内面に保持される回転速度以上に保持する。そして、洗濯水の循環を再開する時は、循環時と同じ回転速度に回転筒55の回転速度を上げることが考えられる。
【0012】
しかしながら、この場合においても、回転筒55の回転速度を変化させる時に、回転筒55の内面に保持されている異物が離れて洗濯水中へ分散し、洗濯水とともに異物が洗濯槽内へ吐出されるという課題が生じる。すなわち、回転筒55内の洗濯水の旋回流の速度と、回転筒の速度との間に速度差が生じる。この速度差が回転筒55の内面に保持されている異物にせん断力として作用し、異物を剥がしてしまう可能性がある。
【0013】
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、回転筒の回転速度を変化させる時に、洗濯水から分離された異物が洗濯水中へ分散することを防止する。すなわち、分離された異物が洗濯物に再付着することを防止して、洗浄効果を高めることができる洗濯機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0014】
前記従来の課題を解決するために、本発明の洗濯機は、被洗浄物と洗濯水とを収容する洗濯槽と、洗濯槽内の洗濯水を循環させる水路と、水路に設けられ、水路を流れる洗濯水に含まれる異物を分離する遠心分離部と、水路を通して洗濯槽と遠心分離部との間で洗濯水を循環させるポンプ部と、洗濯運転を制御する制御部とを備え、遠心分離部は、水路に連通接続されたケースと、ケース内に回転可能に設けられた回転筒と、回転筒を回転させる回転筒モータを有し、制御部は、回転筒モータを制御して、回転筒の回転速度と、回転筒内における洗濯水の旋回流の速度との速度差を所定値以下で、回転筒の回転速度を変化させるものである。
【0015】
これによって、回転筒の回転速度を、洗濯水から異物を分離する回転速度へ緩やかに変化させ、回転筒の加速および減速にともなう回転筒内での洗濯水の旋回流の速度変化との速度差を少なくすることができる。したがって、回転筒の回転速度の変化時に、洗濯水から分離された異物が洗濯水中へ分散することを防止できる。すなわち、回転筒の内面に保持された状態が維持されることにより、分離された異物が洗濯物に再付着することを防止して、洗浄効果を高めることができる。
【発明の効果】
【0016】
本発明の洗濯機は、回転筒の回転速度の変化時に、洗濯水から分離された異物が洗濯水中へ分散することを防止できる。すわなち、分離された異物が洗濯物に再付着することを
防止して、洗浄効果を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
本発明の実施の形態1における洗濯機の概略構成図
本発明の実施の形態1における洗濯機の遠心分離部の拡大図
本発明の実施の形態1における図2におけるD−D断面図
本発明の実施の形態1における図2におけるE−E断面図
本発明の実施の形態1における洗濯機のブロック構成図
本発明の実施の形態1における洗濯機の動作を示すタイムチャート
本発明の実施の形態1における図6のF部における作用の概念図
本発明の実施の形態1における洗濯機の他の例の動作を示すタイムチャート
本発明の実施の形態1における洗濯機の他の例の概略構成図
本発明の実施の形態2における洗濯機の概略構成図
従来の洗濯機の概略構成図
【発明を実施するための形態】
【0018】
第1の発明の洗濯機は、被洗浄物と洗濯水とを収容する洗濯槽と、洗濯槽内の洗濯水を循環させる水路と、水路に設けられ、水路を流れる洗濯水に含まれる異物を分離する遠心分離部と、水路を通して洗濯槽と遠心分離部との間で洗濯水を循環させるポンプ部と、洗濯運転を制御する制御部とを備え、遠心分離部は、水路に連通接続されたケースと、ケース内に回転可能に設けられた回転筒と、回転筒を回転させる回転筒モータを有し、制御部は、回転筒モータを制御して、回転筒の回転速度と、回転筒内における洗濯水の旋回流の速度との速度差を所定値以下で、回転筒の回転速度を変化させるものである。
【0019】
これにより、回転筒の回転速度を緩やかに変化させ、回転筒の加速および減速にともなう回転筒内での洗濯水の旋回流の速度変化との速度差を少なくすることができる。したがって、回転筒の回転速度の変化時に、洗濯水から分離された異物が洗濯水中へ分散することを防止できる。すなわち、回転筒の内面に保持された状態が維持される。そのため、分離された異物が洗濯物に再付着することを防止でき、洗浄効果を高めることができる。加えて、洗濯水の循環によって、洗濯物への洗濯水の含水が促進されて、洗浄効果を一層高めることができる。
【0020】
第2の発明は、特に、第1の発明において、所定値は、遠心分離部で分離された異物を、回転筒の内面に保持した状態で維持可能な速度差である。
【0021】
これにより、回転筒の回転速度の変化時に、回転筒の内面に異物が保持された状態を維持することができる。すなわち、洗濯水から分離された異物が洗濯水中へ分散することを防止できる。
【0022】
第3の発明は、特に、第1または第2の発明において、洗濯水の流れを制御する調整部を水路に有し、制御部は、調整部により洗濯水の循環を制御するものである。
【0023】
これにより、洗濯槽内の洗濯物への含水と、洗濯槽内の洗濯水の水位を最適化することができる。
【0024】
第4の発明は、特に、第1から第3のいずれか1つの発明において、ポンプ部は、洗濯水が通過する回転筒の流出側に設けられ、回転筒と一体で回転するポンプ羽根を有し、ポンプ羽根は、回転筒モータによって回転筒とともに回転し、水路を通して遠心分離部と洗濯槽との間で洗濯水が循環させるものである。
【0025】
これにより、洗濯槽内の洗濯水は、回転筒の回転によって遠心分離部を通して循環する。洗濯水を循環させるためのポンプ機能を簡略な構成で遠心分離部に具備することができる。
【0026】
第5の発明は、特に、第1または第2の発明において、ポンプ部は、遠心分離部と別異に水路に設けられ、制御部は、ポンプ部により洗濯水の循環を制御するものである。
【0027】
これにより、洗濯水は遠心分離部を通して循環し、洗濯槽内の洗濯水の水位を最適化することができる。
【0028】
第6の発明は、特に、第1から第5のいずれか1つの発明において、制御部は回転筒モータを制御し、洗濯水の循環停止時、または、循環水量減少時に、遠心分離部で分離された異物を回転筒の内面に保持可能な回転速度で回転筒を回転させるものである。
【0029】
これにより、洗濯水の循環停止時、または、循環水量減少時において、洗濯水から遠心分離された異物が回転筒の内面に保持された状態に維持することができる。
【0030】
第7の発明は、特に、第1から第6のいずれか1つの発明において、洗濯槽内の洗濯水の水位を検知する水量検知部を有し、制御部は、洗濯水が循環しているときに、洗濯槽内の洗濯水が第1の水位になったことを水量検知部によって検知すると、調整部によって、水路における洗濯水の流れを止水または減少させるものである。
(【0031】以降は省略されています)

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