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公開番号2020162403
公報種別公開特許公報(A)
公開日20201001
出願番号2019126878
出願日20190708
発明の名称電子機器
出願人オンキヨー株式会社
代理人
主分類H02J 7/00 20060101AFI20200904BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】2つの制御部から、センサーを制御可能とすること。
【解決手段】ウェアラブルスピーカー1は、センサー10と、SoC2と、MCU3と、SoC2からの信号と、MCU3からの信号と、のORを取り、センサー10とMCU3とをオンとするためのイネーブル信号を出力するOR回路12と、を備える。ウェアラブルスピーカー1は、センサー10に電源電圧を供給するDCDCコンバータ5をさらに備え、OR回路12は、DCDCコンバータ5に信号を出力する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
センサーと、
第1制御部と、
第2制御部と、
前記第1制御部からの信号と、前記第2制御部からの信号と、のORを取り、前記センサーと前記第2制御部とをオンとするためのイネーブル信号を出力するOR回路と、を備えることを特徴とする電子機器。
続きを表示(約 990 文字)【請求項2】
前記センサーに電源電圧を供給するDCDCコンバータをさらに備え、
前記OR回路は、前記DCDCコンバータに信号を出力することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
前記第2制御部は、自機器を、電源オン、第1スリープ、第2スリープ、シャットダウンの状態に遷移させることを特徴とする請求項1又は2に記載の電子機器。
【請求項4】
前記センサーは、動きを検出する第1センサーと、近接を検出する第2センサーと、を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の電子機器。
【請求項5】
前記第2制御部は、電源オンの状態で、
前記第2センサーが近接を検出している場合、電源オンの状態を維持し、
前記第2センサーが近接を検出せず、所定時間経過した場合、第1スリープに移行することを特徴とする請求項4に記載の電子機器。
【請求項6】
前記第2制御部は、第1スリープの状態で、
前記第2センサーが近接を検出していない場合、第1スリープの状態を維持し、
前記第2センサーが近接を検出せず、所定時間経過した場合、第2スリープに移行し、 前記第2センサーが近接を検出した場合、電源オンに移行することを特徴とする請求項4又は5に記載の電子機器。
【請求項7】
前記第2制御部は、第2スリープの状態で、
前記第1センサーが動きを検出していない場合、第2スリープの状態を維持し、
前記第1センサーが動きを検出せず、所定時間経過した場合、シャットダウンに移行し、
前記第1センサーが動きを検出した場合、第1スリープに移行することを特徴とする請求項4〜6のいずれか1項に記載の電子機器。
【請求項8】
バッテリーをさらに備え、
前記第1制御部は、
前記バッテリーの充電を制御し、
前記バッテリーの残量が所定値未満となった場合に、自部の電源をオフし、前記第2制御部に、自部の電源をオフすることを通知し、
前記第2制御部は、前記第1制御部からの通知を受けて、自部の電源をオフし、前記センサーへ電源を供給させないことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の電子機器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、センサーを備える電子機器に関する。
続きを表示(約 5,400 文字)【背景技術】
【0002】
腕等の人体に装着されるウェアラブルタイプの電子機器は、例えば、Bluetooth(登録商標)規格に従って、スマートフォン等と無線通信を行う。出願人は、加速度センサーと近接センサーとを用いて、電子機器が自動的にオンとなる発明を特許出願している(特願2018−207865)。例えば、電子機器は、SoC(System on Chip)、MCU(Micro Control Unit)等の制御部を備えている。
【0003】
なお、特許文献1には、「センサ501の検出結果から電圧オフ制御ユニット500が電源オフモードにすべきと判断した場合には、電圧制御ユニット300に電源オフモードを要求する。電源オフモード要求を受けた電圧制御ユニット300は、システムLSI200に供給する電圧を遮断することで、スタンバイ動作モードに対してさらなる省電力効果が得られる。」発明が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2005−004522号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
電子機器が、例えば、SoC、MCU等の2つの制御部を備える場合、2つの制御部からセンサーを制御できれば、自由にセンサーを制御することができる。
【0006】
本発明の目的は、2つの制御部から、センサーを制御可能とすることである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
第1の発明の電子機器は、センサーと、第1制御部と、第2制御部と、前記第1制御部からの信号と、前記第2制御部からの信号と、のORを取り、前記センサーと前記第2制御部とをオンとするためのイネーブル信号を出力するOR回路と、を備えることを特徴とする。
【0008】
本発明では、OR回路は、第1制御部からの信号と、第2制御部からの信号と、のORを取り、センサーと第2制御部とをオンとするためのイネーブル信号を出力する。これにより、第1制御部と第2制御部とから、センサーを制御することができる。
【0009】
第2の発明の電子機器は、第1の発明の電子機器において、前記センサーに電源電圧を供給するDCDCコンバータをさらに備え、前記OR回路は、前記DCDCコンバータに信号を出力することを特徴とする。
【0010】
第3の発明の電子機器は、第1又は第2の発明の電子機器において、前記第2制御部は、自機器を、電源オン、第1スリープ、第2スリープ、シャットダウンの状態に遷移させることを特徴とする。
【0011】
第4の発明の電子機器は、第1〜第3のいずれかの発明の電子機器において、前記センサーは、動きを検出する第1センサーと、近接を検出する第2センサーと、を有することを特徴とする。
【0012】
第5の発明の電子機器は、第4の発明の電子機器において、前記第2制御部は、電源オンの状態で、前記第2センサーが近接を検出している場合、電源オンの状態を維持し、前記第2センサーが近接を検出せず、所定時間経過した場合、第1スリープに移行することを特徴とする。
【0013】
第6の発明の電子機器は、第4又は第5の発明の電子機器において、前記第2制御部は、第1スリープの状態で、前記第2センサーが近接を検出していない場合、第1スリープの状態を維持し、前記第2センサーが近接を検出せず、所定時間経過した場合、第2スリープに移行し、前記第2センサーが近接を検出した場合、電源オンに移行することを特徴とする。
【0014】
第7の発明の電子機器は、第4〜第6のいずれかの発明の電子機器において、前記第2制御部は、第2スリープの状態で、前記第1センサーが動きを検出していない場合、第2スリープの状態を維持し、前記第1センサーが動きを検出せず、所定時間経過した場合、シャットダウンに移行し、前記第1センサーが動きを検出した場合、第1スリープに移行することを特徴とする。
【0015】
第8の発明の電子機器は、第1〜第7のいずれかの発明の電子機器において、バッテリーをさらに備え、前記第1制御部は、前記バッテリーの充電を制御し、前記バッテリーの残量が所定値未満となった場合に、自部の電源をオフし、前記第2制御部に、自部の電源をオフすることを通知し、前記第2制御部は、前記第1制御部からの通知を受けて、自部の電源をオフし、前記センサーへ電源を供給させないことを特徴とする。
【0016】
本発明では、第1制御部は、バッテリーの残量が所定値未満となった場合に、自部の電源をオフし、第2制御部に、自部の電源をオフすることを通知する。第2制御部は、第1制御部からの通知を受けて、自部の電源をオフし、センサーへ電源を供給させない。これにより、バッテリーの消耗を防止することができる。
【発明の効果】
【0017】
本発明によれば、第1制御部と第2制御部とから、センサーを制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
本発明の実施形態に係るウェアラブルスピーカーの外観を示す斜視図である。
本発明の第1実施形態に係るウェアラブルスピーカーの構成を示すブロック図である。
ウェアラブルスピーカーの遷移状態を示す図である。
本発明の第2実施形態に係るウェアラブルスピーカーの構成を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下、本発明の実施形態について説明する。図1は、本発明の実施形態係るウェアラブルスピーカーの外観を示す斜視図である。図1に示すように、ウェアラブルスピーカー1(電子機器)は、略U字型の筐体を備えており、ユーザーの首に装着される。すなわち、ウェアラブルスピーカー1は、ユーザーの首に装着されるウェアラブルタイプのスピーカーである。筐体は、例えば、樹脂製である。
【0020】
(第1実施形態)
図2は、本発明の第1実施形態に係るウェアラブルスピーカーの構成を示すブロック図である。ウェアラブルスピーカー1は、例えば、スマートフォンとBluetooth(登録商標)(以下、「BT」という。)規格に従って、無線通信を行う。図2に示すように、ウェアラブルスピーカー1は、SoC2、MCU3、電源ボタン4、DCDCコンバータ5、6、ゲート7、アンプ8、DSP9、センサー10、OR回路11、12を備える。
【0021】
SoC(System on Chip)2(第1制御部)(メインプロセッサ)は、CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、メモリ等を有し、ウェアラブルスピーカー1を構成する各部を制御する。また、SoC2は、BT通信機能を備えており、スマートフォンとBT無線通信を行う。SoC2は、スマートフォンから、例えば、音声信号を受信する。
【0022】
MCU(Micro Controller Unit)3(第2制御部)は、ウェアラブルスピーカー1の状態(後述する第1スリープ等)を制御する。電源ボタン4は、ウェアラブルスピーカー1の電源オンを受け付けるためのボタンである。DCDCコンバータ5は、バッテリーからの電源電圧VBATを変圧し、MCU3、ゲート7、センサー10に供給する。DCDCコンバータ6は、バッテリーからの電源電圧VBATを変圧し、DSP9に供給する。DCDCコンバータ5からの電圧は、ゲート7を経由し、アンプ8のデジタル系の電源として、アンプ8に供給される。
【0023】
センサー10は、加速度センサー(第1センサー)と、近接センサー(第2センサー)と、を有する。加速度センサーは、動きを検出する。例えば、ユーザーにより、テーブル等に載置されているウェアラブルスピーカー1が持ち上げられると、加速度センサーは、動きを検出する。近接センサーは、近接を検出する。例えば、ユーザーにより、ユーザーの首にウェアラブルスピーカー1が装着されると、近接センサーは、近接を検出する。OR回路11は、MCU3からの信号と電源ボタン4からの信号とのORを取り、SoC2に出力する。OR回路12は、SoC2からの信号とMCU3からの信号とのORを取り、DCDCコンバータ5に出力する。この信号は、DCDCコンバータ5のイネーブル信号である。OR回路11、12は、トランジスタ(MOSFET)2個で構成されるワイアードORである。バッテリーからの電源電圧VBATは、SoC2、DCDCコンバータ5、6、ゲート7、アンプ8に供給される。
【0024】
DCDCコンバータ5は、SoC2から電源コントロールを受けるが、MCU3からも、DCDCコンバータ5をオンとすることができる。DCDCコンバータ6、ゲート7は、SoC2からのみの電源コントロールを受ける。DCDCコンバータ5、及び、DCDCコンバータ6は、出力のオンオフ制御を行うためのイネーブル端子を備えている。これらは、同じくイネーブル端子を備えたリニアレギュレータ、又は、昇降圧機能を持たずに、出力のオンオフ制御のみを行えるMOSFETのスイッチに置き換えることも可能である。
【0025】
ウェアラブルスピーカー1は、図3に示すように、シャットダウン、電源オン、第1スリープ、第2スリープ状態を遷移する。「シャットダウン」は、ほぼ全ての回路の電源が切れており、電源ボタン4のみを受け付ける状態である。ウェアラブルスピーカー1の工場出荷時においては、シャットダウンの状態であり、電力消費は、最小となっている。「電源オン」は、全ての回路(SoC2、MCU3、アンプ8、DSP9)の電源が入っている。近接センサーに基づいて、ウェアラブルスピーカー1のユーザーへの装着状態でないと判定されると、ウェアラブルスピーカー1は、第1スリープに移行する。
【0026】
「第1スリープ」において、SoC2、DSP9、アンプ8のデジタル系の電源は、オフである。近接センサーに基づいて、ウェアラブルスピーカー1のユーザーへの装着状態であると判定されると、ウェアラブルスピーカー1は、電源オンに移行する。一定時間(例えば、1〜10分程度)、ウェアラブルスピーカー1の装着状態と判定できない状態が続くと、ウェアラブルスピーカー1は、第2スリープに移行する。なお、第1スリープにおいて、バッテリーからの電源VBATは、SoC2に供給されている。また、アンプ8のアナログ系電源は、VBATであるため、常時通電されている(パワーダウン時、1μA消費)。
【0027】
「第2スリープ」において、電源状態は、第1スリープと同じである。加速度センサーに基づいて、動きが検出されると、ウェアラブルスピーカー1は、第1スリープに移行する。長時間(例えば、2〜3日)、動きがないと、ウェアラブルスピーカー1は、自動的にシャットダウン状態となり、電源ボタン4以外の操作を受け付けなくなる。
【0028】
MCU3は、リセット解除で、SoC2のパワーステータスを確認する。MCU2は、SoC2がオンであれば、電源オン、SoC2がオフであれば、第1スリープにステータスを設定する。MCU3は、電源オン状態において、近接センサーを監視している。MCU3は、近接センサーが近接を検出しなければ、第1スリープに遷移する。第1スリープ移行時、MCU3は、SoC2のVREGENにパルスを与えて、SoC2をオフとする。SoC2がオフになると、ウェアラブルスピーカー1は、第1スリープに遷移する。
【0029】
MCU3は、第1スリープにおいて、近接センサーを監視している。MCU2は、近接センサーにより近接が検出された場合、電源オンに遷移する。MCU2は、近接センサーにより近接が検出されず、所定時間経過すると(タイムアウト)、第2スリープに遷移する。MCU3は、電源オン移行時、SoC2のVREGENにパルスを与えて、SoC2をオンとする。SoC2がオンになると、ウェアラブルスピーカー1は、電源オンに遷移する。
【0030】
MCU3は、第2スリープにおいて、加速度センサーを動き検出モードに設定し、スリープとなる。MCU3は、加速度センサーによる動き検出の割り込みが入ると、第1スリープに遷移する。SoC2がオンとなると、ウェアラブルスピーカー1は、電源オンに遷移する。MCU3は、長周期タイマーの割り込みで、起動し、タイムアウトのチェックを行う。タイムアウトすると、MCU3は、自らの電源をオフし、シャットダウン状態に遷移する。
(【0031】以降は省略されています)

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