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公開番号2020160891
公報種別公開特許公報(A)
公開日20201001
出願番号2019060716
出願日20190327
発明の名称記録装置
出願人株式会社デンソーテン
代理人
主分類G07C 5/00 20060101AFI20200904BHJP(チェック装置)
要約【課題】優先的に保護すべき画像が消去されることを抑制できるドライブレコーダを提供することを課題とする。
【解決手段】ドライブレコーダ20において、煽り判断部22は、カメラ10により生成された車両周辺画像10Aに基づいて、車両が煽り運転を受けているか否かを判断する。車両が煽り運転を受けていると判断された場合、記録制御部23は、煽り運転を受けていると判断された時刻を含む保護期間において生成された記録対象画像51を記録部29に記録するとともに、記録対象画像51を保護する。優先度決定部24は、車間距離に基づいて、記録対象画像51の保護優先度33を決定する。記録制御部23が記録対象画像51の少なくとも1つの保護解除を決定した場合、選択部は、記録対象画像51に対応する保護優先度33に基づいて、保護を解除する記録対象画像51を選択する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
第1車両に搭載されるドライブレコーダであって、
前記第1車両に搭載されたカメラにより生成された車両周辺画像に基づいて、前記第1車両が第2車両から受ける煽り運転を受けているか否かを判断する煽り判断部と、
前記第1車両が煽り運転を受けていると前記煽り判断部により判断された場合、前記生成された車両周辺画像のうち、煽り運転を受けていると判断された時刻を含む保護期間において生成された記録対象画像を記録部に記録し、前記記録部に記録された記録対象画像を保護する記録制御部と、
煽り運転を受けていると判断された期間における前記第1車両から前記第2車両までの距離に基づいて、前記記録対象画像の保護優先度を決定する優先度決定部と、
前記記録制御部が前記記録部に記録された複数の記録対象画像の少なくとも1つの保護を解除すると判断した場合、前記複数の記録対象画像に対応する複数の保護優先度に基づいて、前記複数の記録対象画像のうち保護を解除する記録対象画像を選択し、選択した記録対象画像を前記記録制御部に通知する選択部と、を備えるドライブレコーダ。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
請求項1に記載のドライブレコーダであって、
前記優先度決定部は、前記煽り判断部が煽り運転を受けていると判断する時に用いられた車両周辺画像に基づいて、前記距離を特定する、ドライブレコーダ。
【請求項3】
請求項1又は2に記載のドライブレコーダであって、さらに、
前記第1車両が煽り運転を受けていると前記煽り判断部により判断された場合、煽り運転が継続されている継続期間を前記煽り判断部から取得し、前記取得した継続期間に基づいて前記優先度決定部により決定された保護優先度を補正する補正部、を備え、
前記選択部は、前記補正部により補正された保護優先度を用いて、前記保護を解除する記録対象画像を選択するドライブレコーダ。
【請求項4】
請求項3に記載のドライブレコーダであって、
前記補正部は、前記継続期間における前記距離の変化に基づいて、前記決定された保護優先度を補正する、ドライブレコーダ。
【請求項5】
請求項1〜4のいずれか1項に記載のドライブレコーダであって、さらに、
前記第1車両が前記第2車両から煽り運転を受けていると前記煽り判断部により判断された場合、前記第2車両を前記生成された車両周辺画像から特定できるか否かを判断する車両特定部と、
前記車両特定部の判断結果に基づいて、前記優先度決定部により決定された保護優先度を補正する補正部、を備え、
前記選択部は、前記補正部により補正された保護優先度を用いて、前記保護を解除する記録対象画像を選択する、ドライブレコーダ。
【請求項6】
請求項1〜5のいずれか1項に記載のドライブレコーダであって、さらに、
前記第1車両の状態に基づいて、前記優先度決定部により決定された保護優先度を補正する補正部、を備え、
前記選択部は、前記補正部により補正された保護優先度を用いて、前記保護を解除する記録対象画像を選択する、ドライブレコーダ。
【請求項7】
第1車両に搭載されたカメラにより生成された車両周辺画像を記録する画像記録方法であって、
前記カメラにより生成された車両周辺画像に基づいて、前記第1車両が第2車両から受ける煽り運転を受けているか否かを判断するステップと、
前記第1車両が煽り運転を受けていると判断された場合、前記生成された車両周辺画像のうち、煽り運転を受けていると判断された時刻を含む保護期間において生成された記録対象画像を記録部に記録し、前記記録部に記録された記録対象画像を保護するステップと、
煽り運転を受けていると判断された期間における前記第1車両から前記第2車両までの距離に基づいて、前記記録対象画像の保護優先度を決定するステップと、
前記記録部に記録された複数の記録対象画像の少なくとも1つの保護が解除される場合、前記複数の記録対象画像に対応する複数の保護優先度に基づいて、前記複数の記録対象画像のうち保護を解除する記録対象画像を選択するステップと、を備える画像記録方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、移動体に搭載されたカメラにより生成された画像を記録する記録装置に関する。
続きを表示(約 4,700 文字)【背景技術】
【0002】
走行中の車両は、他車両から極端に車間距離を詰められたり、執拗にクラクションを鳴らされたりすることがある。他車両によるこれらの行為は、煽り運転と呼ばれている。
【0003】
特許文献1は、煽り運転をする車両の画像を記録するドライブレコーダを開示している。車両が、他車両から受けた煽り運転を原因とした交通事故を起こした場合、車両に搭載された記録装置に記録された画像を、煽り運転を受けた証拠として提出できる。
【0004】
記録装置が、車両が煽り運転を受けと判定するたびに、カメラにより生成された画像を記録した場合、記録装置の記録容量が圧迫される。記録容量の圧迫を解消するために、記録装置が、記録された画像のうち記録時刻の古い画像を優先的に消去することが考えられる。しかし、消去する画像が記録時刻に基づいて選択された場合、煽り運転を記録した画像のうち保護すべき画像が消去される虞がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2018−112892号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記問題点に鑑み、本発明は、優先的に保護すべき画像が消去されることを抑制できる記録装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するため、第1の発明は、記録装置であって、煽り判断部と、記録制御部と、優先度決定部と、選択部とを備える。煽り判断部は、第1車両に搭載されたカメラにより生成された車両周辺画像に基づいて、第1車両が第2車両から受ける煽り運転を受けているか否かを判断する。第1車両が煽り運転を受けていると煽り判断部により判断された場合、記録制御部は、生成された車両周辺画像のうち、煽り運転を受けていると判断された時刻を含む保護期間において生成された記録対象画像を記録部に記録し、記録部に記録された記録対象画像を保護する。優先度決定部は、煽り運転を受けていると判断された期間における第1車両から第2車両までの距離に基づいて、記録対象画像の保護優先度を決定する。記録制御部が記録部に記録された複数の記録対象画像の少なくとも1つの保護を解除すると判断した場合、選択部は、複数の記録対象画像に対応する複数の保護優先度に基づいて、複数の記録対象画像のうち保護を解除する記録対象画像を選択し、選択した記録対象画像を記録制御部に通知する。
【0008】
第1の発明によれば、煽り運転を受けている期間における車間距離に基づいて、当該煽り運転を記録した記録対象画像の優先度が決定される。選択部は、記録対象画像の優先度に基づいて、保護を解除する記録対象画像を決定する。これにより、優先的に保護すべき記録対象画像が消去されることを抑制できる。
【0009】
第2の発明は、第1の発明であって、優先度決定部は、煽り判断部が煽り運転を受けていると判断する時に用いられた車両周辺画像に基づいて、距離を特定する。
【0010】
第2の発明によれば、第1車両と第2車両との車間距離が、煽り運転が検出された時刻における車両周辺画像に基づいて特定される。これにより、記録装置は、車間距離を計測するための別の装置を備えなくてもよい。
【0011】
第3の発明は、第1又は第2の発明であって、さらに、補正部を備える。補正部は、第1車両が煽り運転を受けていると煽り判断部により判断された場合、煽り運転が継続されている継続期間を煽り判断部から取得し、取得した継続期間に基づいて優先度決定部により決定された保護優先度を補正する。選択部は、補正部により補正された保護優先度を用いて、保護を解除する記録対象画像を選択する。
【0012】
第3の発明によれば、補正部は、煽り運転の継続期間に基づいて保護優先度を補正する。煽り運転の継続時間は、第1車両が執拗な煽り運転を受けたか否かを示す。継続時間を保護優先度の補正に用いることにより、優先的に保護すべき記録対象画像を適切に決定することができる。
【0013】
第4の発明は、第3の発明であって、補正部は、継続期間における距離の変化に基づいて、決定された保護優先度を補正する。
【0014】
第4の発明によれば、第1車両と第2車両との車間距離は、煽り運転の危険度を示す。車間距離を保護優先度の補正に用いることにより、優先的に保護すべき記録対象画像をさらに適切に決定することができる。
【0015】
第5の発明は、第1〜第4の発明のいずれかであって、さらに、車両特定部と、補正部とを備える。第1車両が第2車両から煽り運転を受けていると煽り判断部により判断された場合、車両特定部は、第2車両を生成された車両周辺画像から特定できるか否かを判断する。補正部は、車両特定部の判断結果に基づいて、優先度決定部により決定された保護優先度を補正する。選択部は、補正部により補正された保護優先度を用いて、保護を解除する記録対象画像を選択する。
【0016】
第5の発明によれば、煽り運転を行った車両を特定する車両特定情報が取得された場合、当該車両を記録した車両対象画像が優先的に保護される。車両特定情報は、例えば、車両のナンバープレートや、車両の運転者の画像である。これにより、煽り運転を行った車両を特定できる車両周辺画像を優先的に保護できる。
【0017】
第6の発明は、第1〜第5の発明のいずれかであって、さらに、補正部を備える。補正部は、第1車両の状態に基づいて、優先度決定部により決定された保護優先度を補正する。選択部は、補正部により補正された保護優先度を用いて、保護を解除する記録対象画像を選択する。
【0018】
第6の発明によれば、煽り運転の危険度は第1車両の状態によっても変化する。補正部が、第1車両の状態を保護優先度の補正に用いることにより、優先的に保護すべき記録対象画像を適切に決定することができる。
【0019】
第7の発明は、第1車両に搭載されたカメラにより生成された車両周辺画像を記録する記録方法であって、a)ステップと、b)ステップと、c)ステップと、d)ステップとを備える。a)ステップは、カメラにより生成された車両周辺画像に基づいて、第1車両が第2車両から受ける煽り運転を受けているか否かを判断する。b)ステップは、第1車両が煽り運転を受けていると判断された場合、生成された車両周辺画像のうち、煽り運転を受けていると判断された時刻を含む保護期間において生成された記録対象画像を記録部に記録し、記録部に記録された記録対象画像を保護する。c)ステップは、煽り運転を受けていると判断された期間における第1車両から第2車両までの距離に基づいて、記録対象画像の保護優先度を決定する。d)ステップは、記録部に記録された複数の記録対象画像の少なくとも1つの保護が解除される場合、複数の記録対象画像に対応する複数の保護優先度に基づいて、複数の記録対象画像のうち保護を解除する記録対象画像を選択する。
【0020】
第7の発明は、第1の発明に用いられる。
【発明の効果】
【0021】
本発明によれば、保護すべき画像が消去されることを抑制できる記録装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0022】
本発明の実施の形態に係る記録装置を搭載する車両の概略図である。
図1に示す記録装置の構成を示す機能ブロック図である。
図2に示すフラッシュメモリにおける記憶領域の一例を示す図である。
図1に示す記録装置の動作を示すフローチャートである。
図1に示す車両と煽り運転を行う車両との位置関係の一例を示す図である。
図1に示すカメラにより生成されるフレームの一例を示す図である。
図1に示すカメラにより生成されるフレームの他の例を示す図である。
図3に示す優先度テーブルの一例を示す図である。
図2に示す補正部により参照される補正テーブルの一例を示す図である。
図3に示す優先度記録データの一例を示す図である。
CPUバス構成を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0023】
以下、図面を参照し、本発明の実施の形態を詳しく説明する。図中同一又は相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
【0024】
[1.構成]
[1.1.記録装置20の配置]
図1は、本発明の実施形態に係る記録装置を搭載した車両1の概略図である。図1を参照して、車両1は、カメラ10と、記録装置20とを搭載する。図1において、カメラ10及び記録装置20を実線により明確に示している。カメラ10及び記録装置20は、実際には車両1の内部に配置される。
【0025】
以下の説明において、車両1の前方は、車両1の直進方向であって、運転席からステアリングホイールに向かう方向である。車両1の後方は、車両1の前方の反対方向である。
【0026】
カメラ10は、車両1の後部に設置されたリアカメラである。カメラ10は、車両1の後方の景色を撮影して車両周辺画像10Aを生成する。車両周辺画像10Aは、複数のフレームを含む動画像である。カメラ10は、生成した車両周辺画像10Aを記録装置20に送信する。
【0027】
記録装置20は、車両1のダッシュボードの近傍に設置される。記録装置20は、車両周辺画像10Aをカメラ10から受け、その受けた車両周辺画像10Aを記憶する。記録装置20は、カメラ10と有線により接続される。なお、記録装置20は、カメラ10と無線通信してもよい。
【0028】
[1.2.記録装置20の構成]
図2は、図1に示す記録装置20の構成を示す機能ブロック図である。図2を参照して、記録装置20は、画像取得部21と、煽り判断部22と、記録制御部23と、優先度決定部24と、車両特定部25と、車両状態取得部26と、補正部27と、選択部28と、記録部29とを備える。
【0029】
画像取得部21は、車両周辺画像10Aをカメラ10から取得し、その取得した車両周辺画像10Aを、煽り判断部22と記録制御部23と車両特定部25とに出力する。具体的には、画像取得部21は、車両周辺画像10Aに含まれるフレーム10Fを取得するたびに、その取得したフレーム10Fを煽り判断部22と記録制御部23と車両特定部25とに出力する。
【0030】
煽り判断部22は、車両周辺画像10Aを画像取得部21から受け、その受けた車両周辺画像10Aに基づいて、車両1が他の車両から煽り運転を受けているか否かを判断する。詳細については後述するが、煽り判断部22は、車両1と、フレーム10Fに含まれる他の車両との車間距離に基づいて、煽り運転を受けているか否かを判断する。
(【0031】以降は省略されています)

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