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公開番号2020153549
公報種別公開特許公報(A)
公開日20200924
出願番号2019050847
出願日20190319
発明の名称制御装置
出願人株式会社デンソーウェーブ
代理人特許業務法人明成国際特許事務所
主分類F24F 11/56 20180101AFI20200828BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】制御装置が取り外されることにより制御装置において実行される処理に不具合が発生することを抑制する。
【解決手段】取付部材200に着脱自在に取り付けられ取付部材を介して給電を受ける制御装置100は、タッチスイッチ30a〜dを有し、タッチスイッチへの接触を検知するタッチセンサと、タッチセンサの検知結果を受ける検知処理と、検知処理とは異なる予め定められた所定処理であって制御装置への給電が停止された場合に影響を受ける所定処理と、を実行する制御部と、を備え、タッチスイッチは、制御装置が取付部材から取り外される際に接触が予定される箇所に配置されており、制御部は、所定処理を実行中に接触を検知したとの検知結果を受けた場合に、所定処理を終了させる終了処理を実行する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
取付部材に着脱自在に取り付けられ前記取付部材を介して給電を受ける制御装置であって、
タッチスイッチを有し、前記タッチスイッチへの接触を検知するタッチセンサと、
前記タッチセンサの検知結果を受ける検知処理と、前記検知処理とは異なる予め定められた所定処理であって前記制御装置への給電が停止された場合に影響を受ける所定処理と、を実行する制御部と、
を備え、
前記タッチスイッチは、前記制御装置が前記取付部材から取り外される際に接触が予定される箇所に配置されており、
前記制御部は、前記所定処理を実行中に前記接触を検知したとの前記検知結果を受けた場合に、前記所定処理を終了させる終了処理を実行する、
制御装置。
続きを表示(約 960 文字)【請求項2】
請求項1に記載の制御装置であって、空気調和装置の制御に用いられ、
気温と湿度とのうちの少なくとも一方を検知する環境センサと電気的に接続可能な第1のインターフェイス部と、
第1の記録媒体と、
をさらに備え、
前記所定処理は、前記環境センサから受信した前記検知結果を、前記第1の記録媒体に書き込む処理を含む、
制御装置。
【請求項3】
請求項1または請求項2のいずれか一項に記載の制御装置であって、
前記制御装置の制御対象装置を操作するために用いられる無線通信可能な操作端末と無線接続可能な第2のインターフェイス部と、
第2の記録媒体と、
をさらに備え、
前記所定処理は、前記操作端末から受信した操作結果を、前記第2の記録媒体に書き込む処理を含む、
制御装置。
【請求項4】
請求項2または請求項3のいずれか一項に記載の制御装置において、
前記制御部は、前記書き込む処理を予め定められた大きさのデータブロック単位で実行し、
前記終了処理は、書き込み中のデータブロックについては書き込み完了まで書き込みを継続し、該データブロックの書き込み完了後、他のデータブロックの新たな書き込みを制限する処理を含む、制御装置。
【請求項5】
請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載の制御装置であって、
長手方向と短手方向とを有する正面視形状を有し、
前記取付部材に、自身の背面において着脱自在に取り付けられ、
前記接触が予定される箇所は、前記背面における短手方向の端部と、前記背面と交差する自身の側面のうちの前記短手方向の端部に位置する側面と、のうちの少なくとも一方を含む、
制御装置。
【請求項6】
請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載の制御装置であって、
前記終了処理が完了した場合に、前記所定処理が終了したことを表示する表示部と、
前記終了処理が完了した場合に、前記所定処理が終了した旨を音声出力する音声出力部と、
のうちの少なくとも一方をさらに備える、
制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、制御装置に関する。
続きを表示(約 9,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、取付部材により壁などに着脱自在に取り付けられて用いられる装置が種々用いられている。例えば、特許文献1には、壁に取り付けられて用いられるガス漏れ警報装置が提案されている。かかるガス漏れ警報装置は、自身が取り外されたことを検知する検知手段を有し、検知手段の検知結果に基づき警報を発する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002−109646号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のガス漏れ警報装置は、バッテリを備えているため、取り外された場合であってもバッテリからの給電により警報を発する処理を実行できる。しかし、バッテリを備えておらず取付部材を介して給電を受ける制御装置では、通電中に突然取り外された場合に、実行中の処理に不具合が発生するおそれがある。例えば、空気調和装置を制御するために壁に取り付けられた制御装置(いわゆるコントローラ装置)では、測定した気温や湿度のデータを内部の記録媒体に書き込み中に突然取り外されると、書き込まれるデータに破損が生じるなどの不具合が起こり得る。
【0005】
このような問題は、空気調和装置用の制御装置に限らず、取付部材にて着脱自在に取り付けられて用いられる任意の種類の制御装置において共通する。また、取り外しにより不具合が起こり得る処理としては、記録媒体へのデータ書き込みに限らず、制御装置において実行される任意の処理が該当し得る。このため、制御装置が取り外されることにより制御装置において実行される処理に不具合が発生することを抑制可能な技術が望まれる。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示は、以下の形態として実現することが可能である。
【0007】
(1)本開示の一形態によれば、取付部材に着脱自在に取り付けられ前記取付部材を介して給電を受ける制御装置が提供される。この制御装置は、タッチスイッチを有し、前記タッチスイッチへの接触を検知するタッチセンサと、前記タッチセンサの検知結果を受ける検知処理と、前記検知処理とは異なる予め定められた所定処理であって前記制御装置への給電が停止された場合に影響を受ける所定処理と、を実行する制御部と、を備え、前記タッチスイッチは、前記制御装置が前記取付部材から取り外される際に接触が予定される箇所に配置されており、前記制御部は、前記所定処理を実行中に前記接触を検知したとの前記検知結果を受けた場合に、前記所定処理を終了させる終了処理を実行する。この形態の制御装置によれば、タッチスイッチは、制御装置が取付部材から取り外される際に接触が予定されている箇所に配置され、また、制御部は、所定処理を実行中に接触を検知したとの検知結果を受けた場合に所定処理を終了させる終了処理を実行するので、取付部材から制御装置が取り外され、制御装置において給電が受けられなくなる前に所定処理を終了させることができる。このため、制御装置が取り外されることにより制御装置において実行される処理(所定処理)に不具合が発生することを抑制できる。
(2)上記形態の制御装置であって、空気調和装置の制御に用いられ、気温と湿度とのうちの少なくとも一方を検知する環境センサと電気的に接続可能な第1のインターフェイス部と、第1の記録媒体と、をさらに備え、前記所定処理は、前記環境センサから受信した前記検知結果を、前記第1の記録媒体に書き込む処理を含んでもよい。この形態の制御装置によれば、空気調和装置の制御に用いられ、気温と湿度のうちの少なくとも一方を検知する環境センサと電気的に接続可能な第1のインターフェイス部と、第1の記録媒体とを備え、また、制御部は、気温と湿度のうちの少なくとも一方の検知結果を第1の記録媒体に書き込む処理を実行中に接触を検知したとの検知結果を受けた場合にかかる書き込む処理の終了処理を実行するので、制御装置が取り外されることにより気温と湿度のうちの少なくとも一方の検知結果の第1の記録媒体への書き込みに不具合が発生することを抑制できる。
(3)上記形態の制御装置であって、前記制御装置の制御対象装置を操作するために用いられる無線通信可能な操作端末と無線接続可能な第2のインターフェイス部と、第2の記録媒体と、をさらに備え、前記所定処理は、前記操作端末から受信した操作結果を、前記第2の記録媒体に書き込む処理を含んでもよい。この形態の制御装置によれば、制御装置の制御対象装置を操作するために用いられる無線通信可能な操作端末と無線接続可能な第2のインターフェイス部と、第2の記録媒体とを備え、また、制御部は、操作端末から受信した操作結果を第2の記録媒体に書き込む処理を実行中に接触を検知したとの検知結果を受けた場合に、かかる書き込み処理の終了処理を実行するので、制御装置が取り外されたことにより操作結果の第2の記録媒体への書き込みに不具合が発生することを抑制できる。
(4)上記形態の制御装置において、前記制御部は、前記書き込む処理を予め定められた大きさのデータブロック単位で実行し、前記終了処理は、書き込み中のデータブロックについては書き込み完了まで書き込みを継続し、該データブロックの書き込み完了後、他のデータブロックの新たな書き込みを制限する処理を含んでもよい。この形態の制御装置によれば、終了処理は、書き込み中のデータブロックについては書き込み完了まで書き込みを継続し、該データブロックの書き込み完了後、他のデータブロックの新たな書き込みを制限する処理を含むので、制御装置が取り外されることにより第1の記録媒体または第2の記録媒体に書き込まれるデータが破損することを抑制できる。
(5)上記形態の制御装置であって、長手方向と短手方向とを有する正面視形状を有し、前記取付部材に、自身の背面において着脱自在に取り付けられ、前記接触が予定される箇所は、前記背面における短手方向の端部と、前記背面と交差する自身の側面のうちの前記短手方向の端部に位置する側面と、のうちの少なくとも一方を含んでもよい。この形態の制御装置によれば、背面における短手方向の端部と、背面と交差する自身の側面のうちの短手方向の端部に位置する側面と、のうちの少なくとも一方にタッチスイッチが配置されているので、例えば、取付部材と制御装置との間の隙間に指を入れて制御装置を取り外す際や、制御装置の側面を持って制御装置を取り外す際に制御部が接触を検知したとの検知結果を受ける可能性を高くできる。このため、制御装置が取り外されることにより制御装置において実行される所定処理に不具合が発生することをより確実に抑制できる。
(6)上記形態の制御装置であって、前記終了処理が完了した場合に、前記所定処理が終了したことを表示する表示部と、前記終了処理が完了した場合に、前記所定処理が終了した旨を音声出力する音声出力部と、のうちの少なくとも一方をさらに備えてもよい。この形態の制御装置によれば、終了処理が完了した場合に所定処理が終了したことを表示する表示部と、終了処理が完了した場合に所定処理が終了した旨を音声出力する音声出力部と、のうちの少なくとも一方を備えているので、利用者は、制御装置を取り外す前に、視覚や聴覚により所定処理が終了したことを認識することができる。
【0008】
本開示は、制御装置以外の種々の形態で実現することも可能である。例えば制御装置の制御方法、制御装置で実行される所定処理の終了方法、制御装置やこれらの方法を実現するためのコンピュータプログラム、かかるコンピュータプログラムを記憶した記憶媒体等の形態で実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示の一実施形態としての制御装置の外観構成を示す斜視図である。
取付部材の概略構成を示す斜視図である。
取付部材に装着された状態の制御装置の背面図である。
第1実施形態の制御装置の機能的構成を示すブロック図である。
書き込み制御処理の手順を示すフローチャートである。
制御装置を壁から取り外そうとする様子を側面から見た図である。
第1実施形態の書き込み制御処理における電源電圧およびタッチ検出信号の推移の一例を示すタイミングチャートである。
比較例の書き込み制御処理における電源電圧の推移の一例を示すタイミングチャートである。
第2実施形態におけるコントロールシステムの概略構成を示すブロック図である。
第3実施形態における制御装置の外観構成を示す斜視図である。
第4実施形態の制御装置の機能的構成を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
A.第1実施形態:
A1.装置構成:
図1は、本開示の一実施形態としての制御装置の外観構成を示す斜視図である。制御装置100は、制御対象装置を制御するための装置である。本実施形態において、制御対象装置は、空気調和装置300であり、制御装置100は、空気調和装置300の制御、例えば、吹き出す風の量や温度などを調整するための装置であり、利用者から風量や温度などを設定するための入力を受け付ける。制御装置100は、予めWに設置されている取付部材200に着脱自在に取り付けられることにより、取付部材200を介して壁面Wに取り付けられて用いられる。制御装置100は、筐体101と、表示部10とを備える。なお、図1では、+Z方向は、鉛直上方に相当する。また、Y軸方向は、壁面Wと平行な方向である。また、X軸方向は、壁面Wと垂直な方向である。本実施形態では、Z軸方向とは、+Z方向と−Z方向との総称を意味する。同様に、X軸方向は、+X方向と−X方向との総称を意味し、Y軸方向は、+Y方向と−Y方向との総称を意味する。なお、図1では、取付部材200を介して壁面Wに取り付けられた状態の制御装置100を表している。また、図1では、制御装置100に加えて、空気調和装置300と、制御装置100と無線接続されている環境センサ70とを破線で表している。取付部材200および環境センサ70の詳細については、後述する。
【0011】
筐体101は、略直方体の外観形状を有し、樹脂により形成されている。表示部10は、筐体101において、壁面Wと対向する側とは反対側の面S1に露出している。面S1は、制御装置100の正面に相当する。制御装置100の正面視形状は、略長方形であり、長手方向がY軸方向と平行であり、短手方向がZ軸方向と平行である。表示部10は、面S1において略中央に配置されている。本実施形態では、表示部10は、液晶タッチパネルにより構成されており、現在の状態(風量や動作モードや、湿度や、設定温度など)や、表示部10に触れて入力された入力内容を表示する。なお、図1では、各種メニュー画面や、時刻や現在の気温などが表示部10に表示されている様子を表わしている。
【0012】
図2は、取付部材200の概略構成を示す斜視図である。図2では、壁面Wに取り付けられる側から見た取付部材200を表している。取付部材200は、制御装置100を壁面Wに取り付ける役割に加えて、壁面Wの内部に設置されている電力ケーブルを制御装置100に電気的に接続し、電力を中継する接続端子盤としての役割を担う。
【0013】
取付部材200は、略矩形の平面視形状を有する板状の部材であり、外周縁の全周に亘って+X方向に突出したリブが形成されている。取付部材200は、平板部21と、外縁リブ部22と、複数の端子20と、4つの係合凸部23と、を備える。
【0014】
平板部21は、略長方形の平面視形状を有する板状の外観形状を有する。具体的には、Z軸方向が短手方向であり、Y軸方向が長手方向である長方形状の平面視形状を有する。平板部21の略中央には、貫通孔24が形成されている。貫通孔24は、制御装置100の背面から延びる通信ケーブルを、壁面W側へと導くために用いられる。平板部21におけるZ軸方向の中央であって、+Y方向の端部および−Y方向の端部には、それぞれ貫通孔25が形成されている。各貫通孔25には、ネジ150が挿入される。これら2つのネジ150により、取付部材200は、壁面Wに取り付けられる。
【0015】
外縁リブ部22は、平板部21の外縁において全周に亘って+X方向に突出して形成されている。したがって、取付部材200が壁面Wに取り付けられた状態において、平板部21と壁面Wとの間には空間が形成されることとなる。かかる空間は、電力ケーブルや、通信ケーブルの取り回しに用いられる。
【0016】
複数の端子20は、平板部21の+Z方向の端部近傍において、Y軸方向に並んで配置されている。端子20は、電源端子および入出力端子からなる。入出力端子には通信端子を含む。複数の端子20のうちの一部の電源端子には、壁面W内部に設置されている電源ケーブルの端部が接合されている。かかる電源端子は、面S3側において電力ケーブルに接続可能に構成されており、面S3側において制御装置100の電源端に接続可能に構成されている。また、複数の20のうちの通信端子には、壁面W内に設置されている通信ケーブルの端子が接合されている。かかる通信端子は、面S3側において、制御装置100の通信端子に接続可能に構成されている。
【0017】
4つの係合凸部23は、平板部21の四隅のそれぞれの近傍において、面S3から−X方向に突出して形成されている。各係合凸部23は、制御装置100の背面に形成されている図示しない係合凹部と着脱自在に係合し、いわゆるスナップフィットを構成する。このため、利用者は、制御装置100の各係合凹部を取付部材200の各係合凸部23の位置に合わせた状態で制御装置100を+X方向に押すことにより、各係合凸部23を各係合凹部に挿入させて互いに係合させ、これにより、制御装置100を取付部材200に取り付けることができる。また、利用者は、制御装置100に対して−X方向に力を加えることにより、各係合凸部23と各係合凹部との係合を解除し、制御装置100を取付部材200から取り外すことができる。
【0018】
図3は、取付部材200の概略構成を示す背面図である。図3では、取付部材200と共に、取付部材200に取り付けられた制御装置100の背面も表している。図3に示すように、取付部材200の平面視の大きさは、制御装置100の平面視の大きさよりも小さい。具体的には、制御装置100と取付部材200とは、いずれも長手方向がY軸方向と平行であり、且つ短手方向がZ軸方向と平行な長方形の平面視形状を有し、取付部材200のY軸方向に沿った長さは制御装置100のY軸方向に沿った長さよりも短く、また、取付部材200のZ軸方向に沿った長さは制御装置100のZ軸方向に沿った長さよりも短い。このため、取付部材200に取り付けられた状態で、制御装置100の外周縁およびその近傍の領域は取付部材200と重なっておらず、壁面W側に露出している。すなわち、取付部材200に取り付けられた状態で、制御装置100のZ軸方向の上端側と下端側にそれぞれ、露出部Ar1とAr2が形成され、また、制御装置100のY軸方向の両端側(右端側および左端側)には、それぞれ露出部Ar3とAr4とが形成されている。
【0019】
露出部Ar1には、タッチスイッチ30aが配置されている。同様に、露出部Ar2にはタッチスイッチ30bが、露出部Ar3にはタッチスイッチ30cが、露出部Ar4にはタッチスイッチ30dが、それぞれ配置されている。本実施形態において、各タッチスイッチ30a、30b、30c、30dは、静電式のタッチセンサであり、導電体、例えば利用者の指の接触を検知する。各タッチスイッチ30a、30b、30c、30dは、いずれも各露出部Ar1〜Ar4の形状に合わせた細長い略矩形の平面視形状を有する。なお、4つのタッチスイッチ30a、30b、30c、30dのうちの少なくとも一部は、静電式以外の他の任意の方式のタッチセンサであってもよい。本実施形態では、4つのタッチスイッチ30a、30b、30c、30dを総称する際には、「タッチスイッチ30」と呼ぶ。タッチスイッチ30a、30b、30c、30dの用いられ方の詳細については、後述する。
【0020】
図4は、第1実施形態の制御装置の機能的構成を示すブロック図である。なお、図4では、制御装置100に加えて、取付部材200と、環境センサ70と、空気調和装置300が表されている。制御装置100は、上述の筐体101および表示部10に加えて、タッチセンサ32と、制御部50と、記録媒体60と、電源回路55とを備えている。
【0021】
タッチセンサ32は、上述したタッチスイッチ30に加えて、タッチセンシング用のIC(Integrated Circuit)31(以下、単に「IC31」と呼ぶ)を備えている。IC31は、タッチスイッチ30と電気的に接続されている。タッチスイッチ30に対して利用者の指等の導電体が所定距離内まで接近すると、タッチスイッチ30からIC31に所定の信号が送信される。IC31は、かかる信号により接触を検知し、制御部50に検知結果を通知する。
【0022】
制御部50は、本実施形態では、CPU、ROM、RAMを備えるマイクロコンピュータにより構成されており、制御装置100全体を制御する。例えば、制御部50は、表示部10から入力される利用者の操作内容に基づき、空気調和装置300に対して制御コマンドを送信したり、表示部10に各種メニュー画面や気温等の情報を表示したり、記録媒体60へのデータの書き込みおよび記録媒体60からのデータの読み出しをおこなったりする。記録媒体60に書き込まれるデータとしては、後述の制御部50の検知結果が該当する。なお、記録媒体60へのデータの書き込みに関して、制御部50は、後述の書き込み制御処理を実行する。
【0023】
制御部50は、インターフェイス部51を備える。インターフェイス部51は、表示部10、記録媒体60、環境センサ70および空気調和装置300と電気的に接続するための各種インターフェイスを有する。本実施形態において、インターフェイス部51は、本開示の
第1のインターフェイス部の下位概念に相当する。
【0024】
本実施形態において、環境センサ70と接続するためのインターフェイスは、Bluetooth(登録商標)である。なお、Bluetoothに代えて、IEEE802.11等で規定される無線LAN(Local Area Network)通信などの無線通信インターフェイスや、IEEE802.3等で規定される有線LANやUSB(Universal Serial Bus)などの任意の有線通信インターフェイスであってもよい。
【0025】
記録媒体60は、本実施形態では、SDメモリカードであるが、miniSDカードやmicroSDカードなど、SD規格の任意のメモリカードであってもよい。また、SD規格のメモリカードに限らず、USBメモリ、コンパクトフラッシュ(登録商標)など、書き込み可能な任意の種類の記録媒体であってもよい。本実施形態において、制御部50は、記録媒体60に対してデータを書き込む際に、所定の大きさのデータブロック単位で書き込みを実行する。本実施形態では、かかる所定の大きさは10ビットであるが、10ビットに限らず任意の大きさのデータブロック単位でデータを書き込んでもよい。なお、本実施形態において、記録媒体60は、本開示の第1の記録媒体の下位概念に相当する。
【0026】
環境センサ70は、本実施形態では、気温を検知するセンサであり、例えば、毎分ごとに、検知した気温データを制御部50へ送信する。なお、毎分ごとに代えて毎時間ごとなど、任意の周期で気温データを制御部50へ送信してもよい。なお、環境センサ70は、気温を検知するセンサに代えて又は気温を検知するセンサに加えて湿度を検知するセンサであってもよい。かかる構成においては、環境センサ70は、検知した湿度データを任意の周期で制御部50に送信してもよい。すなわち、一般には、環境センサ70は、気温と湿度のうちの少なくとも一方を検知するセンサであってもよい。
【0027】
電源回路55は、取付部材200の端子20および電力ケーブルを介して交流電源250と電気的に接続されている。電源回路55は、交流電源250から供給される電力を直流電力に変換し、また、所定の電圧値まで降圧して制御部50およびタッチセンサ32に供給する。
【0028】
A2.書き込み制御処理:
図5は、書き込み制御処理の手順を示すフローチャートである。書き込み制御処理とは、記録媒体60にデータを書き込むための処理であり、制御装置100が取付部材200から取り外される際に記録媒体60に書き込まれるデータが破損することを抑制するために実行される処理である。制御装置100が取付部材200に取り付けられ、端子20を介して制御装置100が給電されると、図5に示す書き込み制御処理が実行される。
【0029】
ここで、本実施形態の制御装置100では、記録媒体60へのデータの書き込みに関して、データの書き込みを許可する状態と、書き込みを禁止する状態との2つの状態が選択的に設定可能に構成されている。具体的には、制御部50が有する図示しないRAMには、記録媒体60への書き込み可否状態を示すフラグが予め用意されており、書き込み許可状態の場合には、かかるフラグが「1」(オン)に設定され、書き込み禁止状態の場合には、かかるフラグが「0」(オフ)に設定される。なお、図5の書き込み処理が開始される際には、かかる状態は、書き込み許可状態(フラグ=1)である。
【0030】
制御部50は、タッチセンサ32からタッチ検知を通知されたか否かを判定する(ステップS105)。タッチ検知通知がなかったと判定されると(ステップS105:No)、制御部50は、書き込み可否状態を、書込み許可状態に設定し(ステップS125)、処理はステップS105に戻る。
(【0031】以降は省略されています)

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