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公開番号2020115708
公報種別公開特許公報(A)
公開日20200730
出願番号2019006037
出願日20190117
発明の名称ワイヤハーネス
出願人矢崎総業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H02G 3/04 20060101AFI20200703BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】取付部材に対する取付性を向上することができ、回路設計の自由度を向上することができるワイヤハーネスを提供する。
【解決手段】ワイヤハーネス1が、取付部材3に配索され主電線5を有する複数の電線7と、複数の電線7のうち主電線5が収容され主取付部9を介して取付部材3に取り付けられる主プロテクタ11と、複数の電線7のうち主電線5以外の副電線13が収容され副取付部15を介して取付部材3に取り付けられる副プロテクタ17とを有した。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
取付部材に配索され主電線を有する複数の電線と、
複数の前記電線のうち前記主電線が収容され主取付部を介して前記取付部材に取り付けられる主プロテクタと、
複数の前記電線のうち前記主電線以外の副電線が収容され副取付部を介して前記取付部材に取り付けられる副プロテクタと、
を有することを特徴とするワイヤハーネス。
続きを表示(約 380 文字)【請求項2】
請求項1記載のワイヤハーネスであって、
前記副プロテクタには、前記取付部材に取り付けられた状態で、前記副電線を収容可能な開口部が設けられていることを特徴とするワイヤハーネス。
【請求項3】
請求項1又は2記載のワイヤハーネスであって、
前記副プロテクタは、前記取付部材に取り付けられた前記主プロテクタに対して重ね合わされて配置され、
前記主取付部と前記副取付部とは、前記電線の長さ方向に沿って交互に複数設けられていることを特徴とするワイヤハーネス。
【請求項4】
請求項1乃至3のいずれか1項に記載のワイヤハーネスであって、
前記副プロテクタは、前記取付部材に取付可能なベース部と、前記副電線を収容可能で前記ベース部に取付可能な収容部とを有することを特徴とするワイヤハーネス。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ワイヤハーネスに関する。詳細には、複数の電線がプロテクタを介して取付部材に配索されるワイヤハーネスに関する。
続きを表示(約 5,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ワイヤハーネスとしては、取付部材としての車両に配索される複数の電線としての電線束と、電線束が収容され車両に取り付けられるプロテクタとしての成形型とを備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
このワイヤハーネスでは、成形型を配索経路に合わせて樹脂成形し、この成形型内に電線束を収容し、成形型内にモールド樹脂を注入して硬化させることによって、ワイヤハーネスを一体成形し、この一体成形されたワイヤハーネスを車両に取り付けている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2012−248409号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、上記特許文献1のようなワイヤハーネスでは、複数の電線とプロテクタとが一体に成形されているので、配索される電線の本数が増加した場合、ワイヤハーネスの重量が増大してしまう。
【0006】
このため、取付部材に対してワイヤハーネスを取り付けるときに、ワイヤハーネスが重く、取付作業が困難になる恐れがあり、取付部材に対するワイヤハーネスの取付性が低下する可能性があった。
【0007】
加えて、上記特許文献1のようなワイヤハーネスでは、複数の電線とプロテクタとが一体に成形されているので、新たな電線の追加や電線の分岐を行おうとしても、容易に電線の追加や分岐を行うことができず、回路設計の自由度が低下していた。
【0008】
そこで、この発明は、取付部材に対する取付性を向上することができ、回路設計の自由度を向上することができるワイヤハーネスの提供を目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0009】
請求項1記載の発明は、取付部材に配索され主電線を有する複数の電線と、複数の前記電線のうち前記主電線が収容され主取付部を介して前記取付部材に取り付けられる主プロテクタと、複数の前記電線のうち前記主電線以外の副電線が収容され副取付部を介して前記取付部材に取り付けられる副プロテクタとを有することを特徴とするワイヤハーネスである。
【0010】
このワイヤハーネスでは、複数の電線のうち主電線が収容され主取付部を介して取付部材に取り付けられる主プロテクタと、複数の電線のうち主電線以外の副電線が収容され副取付部を介して取付部材に取り付けられる副プロテクタとを有している。
【0011】
このため、複数の電線が多く、その重量が増大している場合には、複数の電線を主電線と副電線とに分割し、取付部材に主プロテクタと副プロテクタとを取り付けることで、重量の大きな部材を取り扱うことなく、複数の電線を取付部材に配索することができ、取付部材に対するワイヤハーネスの取付性を向上することができる。
【0012】
一方、新たな電線の追加や電線の分岐を行う場合には、予め取付部材に主電線が収容された主プロテクタを取り付けておき、新たな電線や分岐される電線である副電線を収容する副プロテクタを取付部材に取り付けることで、容易に副電線の追加や分岐を行うことができ、回路設計の自由度を向上することができる。
【0013】
従って、このようなワイヤハーネスでは、取付部材に対する取付性を向上することができ、回路設計の自由度を向上することができる。
【0014】
請求項2記載の発明は、請求項1記載のワイヤハーネスであって、前記副プロテクタには、前記取付部材に取り付けられた状態で、前記副電線を収容可能な開口部が設けられていることを特徴とする。
【0015】
このワイヤハーネスでは、副プロテクタに、取付部材に取り付けられた状態で、副電線を収容可能な開口部が設けられているので、取付部材に取り付けられた副プロテクタの開口部から副電線を収容することで、副電線を取付部材に配索することができる。
【0016】
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載のワイヤハーネスであって、前記副プロテクタは、前記取付部材に取り付けられた前記主プロテクタに対して重ね合わされて配置され、前記主取付部と前記副取付部とは、前記電線の長さ方向に沿って交互に複数設けられていることを特徴とする。
【0017】
このワイヤハーネスでは、副プロテクタが、取付部材に取り付けられた主プロテクタに対して重ね合わされて配置され、主取付部と副取付部とが、電線の長さ方向に沿って交互に複数設けられているので、取付部材に対する主プロテクタと副プロテクタとの配置スペースを小型化することができる。
【0018】
請求項4記載の発明は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載のワイヤハーネスであって、前記副プロテクタは、前記取付部材に取付可能なベース部と、前記副電線を収容可能で前記ベース部に取付可能な収容部とを有することを特徴とする。
【0019】
このワイヤハーネスでは、副プロテクタが、取付部材に取付可能なベース部と、副電線を収容可能でベース部に取付可能な収容部とを有するので、ベース部に対して収容部を取り付けることで、取付部材に対する副電線の配索を容易に行うことができる。
【発明の効果】
【0020】
本発明によれば、取付部材に対する取付性を向上することができ、回路設計の自由度を向上することができるワイヤハーネスを提供することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0021】
本発明の実施の形態に係るワイヤハーネスが取り付けられた車両の概略図である。
本発明の第1実施形態に係るワイヤハーネスの断面図である。
本発明の第1実施形態に係るワイヤハーネスの平面図である。
本発明の第2実施形態に係るワイヤハーネスの断面図である。
本発明の第2実施形態に係るワイヤハーネスの平面図である。
本発明の第3実施形態に係るワイヤハーネスの断面図である。
参考例に係るワイヤハーネスの斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0022】
図1〜図6を用いて本発明の実施の形態に係るワイヤハーネスについて説明する。
【0023】
(第1実施形態)
図1〜図3を用いて第1実施形態について説明する。
【0024】
本実施の形態に係るワイヤハーネス1は、取付部材3に配索され主電線5を有する複数の電線7と、複数の電線7のうち主電線5が収容され主取付部9を介して取付部材3に取り付けられる主プロテクタ11と、複数の電線7のうち主電線5以外の副電線13が収容され副取付部15を介して取付部材3に取り付けられる副プロテクタ17とを有する。
【0025】
また、副プロテクタ17には、取付部材3に取り付けられた状態で、副電線13を収容可能な開口部19が設けられている。
【0026】
ここで、図1に示すように、例えば、本実施の形態に係るワイヤハーネス1は、車両21に搭載された電気部品としての電動モータ23と、バッテリ25との間を電気的に接続する。
【0027】
このワイヤハーネス1は、例えば、プラス回路やマイナス回路を構成する高圧電線と、オプション回路や分割回路を構成する低圧電線とを有しており、少なくとも高圧電線の両端部が電動モータ23側とバッテリ25側とにそれぞれ接続され、車両21の床下に配索される。
【0028】
以下、図1〜図3を用いてワイヤハーネス1の詳細について説明する。
【0029】
図1〜図3に示すように、ワイヤハーネス1は、複数の電線7と、主プロテクタ11と、副プロテクタ17とを備えている。
【0030】
複数の電線7は、主電線5と、副電線13とを備えている。
【0031】
主電線5は、例えば、電動モータ23とバッテリ25との間を電気的に接続し、プラス回路やマイナス回路を構成する高圧電線からなる。
【0032】
副電線13は、例えば、電動モータ23とバッテリ25との間や他の電気部品の間の情報を伝達する信号線、或いは他の電気部品の間を電気的に接続する幹線から分岐された分岐線などのオプション回路や分割回路を構成する低圧電線からなる。
【0033】
この複数の電線7は、主電線5と副電線13との本数が多く、その重量が増大している場合、或いはオプション回路や分割回路の追加により、副電線13を追加する場合、主電線5と副電線13とに分割されて取付部材3としての車両21の床下に配索される。
【0034】
このような主電線5と副電線13とからなる複数の電線7は、主電線5が主プロテクタ11に収容され、副電線13が副プロテクタ17に収容された状態で、取付部材3に配索される。
【0035】
主プロテクタ11は、合成樹脂などの絶縁性材料からなり、車両21の所定の配索形状に沿って成形され、複数の電線7のうち主電線5を収容可能なように、断面凹状に形成されている。
【0036】
この主プロテクタ11には、幅方向の両側に電線7の長さ方向に沿って、取付部材3に設けられた複数の主被取付部27にそれぞれ取り付けられる複数の主取付部9が設けられている。
【0037】
取付部材3の主被取付部27は、取付部材3から主プロテクタ11側に向けて突設されたスタッドボルトからなり、主取付部9には、主被取付部27が挿通される孔部が設けられている。
【0038】
この複数の主取付部9は、主被取付部27が孔部に挿通された状態で、主被取付部27にナット29を締結することにより、主プロテクタ11が取付部材3に取り付けられる。
【0039】
このような主プロテクタ11は、主電線5を内部に収容した状態で、取付部材3に配置され、主取付部9を介して取付部材3に取り付けられる。
【0040】
副プロテクタ17は、合成樹脂などの絶縁性材料からなり、車両21の所定の配索形状に沿って成形され、複数の電線7のうち主電線5以外の副電線13を収容可能なように、断面凹状に形成されている。
【0041】
この副プロテクタ17には、幅方向の両側に電線7の長さ方向に沿って、取付部材3に設けられた複数の副被取付部31にそれぞれ取り付けられる複数の副取付部15が設けられている。
【0042】
取付部材3の副被取付部31は、取付部材3から副プロテクタ17側に向けて突設されたスタッドボルトからなり、副取付部15には、副被取付部31が挿通される孔部が設けられている。
【0043】
この複数の副取付部15は、副被取付部31が孔部に挿通された状態で、副被取付部31にナット33を締結することにより、副プロテクタ17が取付部材3に取り付けられる。
【0044】
ここで、取付部材3の隣り合う主被取付部27と副被取付部31とは、電線7の長さ方向に沿って交互に配置されている。
【0045】
このように主被取付部27と副被取付部31とを配置することにより、取付部材3に主プロテクタ11と副プロテクタ17とを取り付けたときに、主プロテクタ11と副プロテクタ17とが近接して配置され、取付部材3に対する主プロテクタ11と副プロテクタ17との配置スペースを小型化することができる。
【0046】
このような副プロテクタ17は、副電線13を内部に収容していない状態で、取付部材3に配置され、副取付部15を介して取付部材3に取り付けられる。
【0047】
このように取付部材3に取り付けられる副プロテクタ17には、取付部材3に取り付けられた状態で、副電線13を内部に収容可能な開口部19が設けられている。
【0048】
開口部19は、副プロテクタ17の取付部材3と反対側の面に、副電線13を収容可能なように、電線7の長さ方向に沿って副プロテクタ17の内部と外部とを連通して設けられている。
【0049】
この開口部19の縁部には、副プロテクタ17の内部に向けて撓み可能に延設され、互いに近接する方向に傾斜された一対の可撓片35,35が設けられている。
【0050】
このような開口部19には、複数の電線7の重量が増大している場合や回路の変更を行う場合、副電線13が挿入され、一対の可撓片35,35を通過した後、一対の可撓片35,35のいずれか一方側に移動され、副プロテクタ17内に副電線13が収容される。
(【0051】以降は省略されています)

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