TOP特許意匠商標
特許ウォッチ DM通知 Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2020078241
公報種別公開特許公報(A)
公開日20200521
出願番号2019197789
出願日20191030
発明の名称情報処理装置、異常可視化システム及び異常可視化処理方法
出願人中国電力株式会社
代理人特許業務法人酒井国際特許事務所
主分類H02J 13/00 20060101AFI20200424BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】情報処理装置、異常可視化システム及び異常可視化処理方法を提供する。
【解決手段】情報処理装置は、複数のスマートメータに関する情報を受信する受信部と、複数のスマートメータの各々からの情報の受信状況に基づいて、複数のスマートメータの各々の異常の有無を判定する制御部と、複数のスマートメータの各々の異常の有無を示す情報を出力する出力部と、を備える。制御部は、第2所定時間以上情報が得られていないスマートメータに異常が生じていると判定する。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
複数のスマートメータに関する情報を受信する受信部と、
前記複数のスマートメータの各々からの情報の受信状況に基づいて、前記複数のスマートメータの各々の異常の有無を判定する制御部と、
前記複数のスマートメータが使用電力量を検出する施設に接続されている配電系統の異常の有無を示す情報を取得する取得部を備え、
前記複数のスマートメータの各々の異常の有無を示す情報を出力する出力部と、を備え、
前記受信部は、第1所定時間の周期で前記複数のスマートメータからの情報を受信し、
前記制御部は、前記第1所定時間よりも長い第2所定時間以上情報が得られていないスマートメータに異常が生じていると判定し、
前記第2所定時間は、前記第1所定時間のn倍であり、
nは、2以上であり、
前記出力部は、前記制御部により異常が生じていると判定されたスマートメータを、地図画像上に表示し、かつ前記地図画像上に、異常が生じている配電系統に接続されたスマートメータがある領域を強調表示するためのデータを出力する、
情報処理装置。
続きを表示(約 3,800 文字)【請求項2】
前記強調表示は、前記領域の境界線である、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
異常が生じていると判定されたスマートメータがある第1不通範囲の表示と、前記領域の第2不通範囲の表示とが異なっている、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
情報処理装置と、地図画像生成装置とを有し、
前記情報処理装置は、
複数のスマートメータに関する情報を受信する受信部と、
前記複数のスマートメータの各々からの情報の受信状況に基づいて、前記複数のスマートメータの各々の異常の有無を判定する制御部と、
前記複数のスマートメータが使用電力量を検出する施設に接続されている配電系統の異常の有無を示す情報を取得する取得部を備え、
前記複数のスマートメータの各々の異常の有無を示す情報を出力する出力部と、
前記出力部の出力を前記地図画像生成装置へ送信する通信装置と、
を備え、
前記受信部は、第1所定時間の周期で前記複数のスマートメータからの情報を受信し、
前記制御部は、前記第1所定時間よりも長い第2所定時間以上情報が得られていないスマートメータに異常が生じていると判定し、
前記第2所定時間は、前記第1所定時間のn倍であり、
nは、2以上であり、
前記出力部は、前記制御部により異常が生じていると判定されたスマートメータを、地図画像上に表示し、かつ前記地図画像上に、異常が生じている配電系統に接続されたスマートメータがある領域を強調表示するためのデータを前記地図画像生成装置へ送信し、
前記地図画像生成装置は、
前記出力部の出力を前記通信装置から受信し、異常が生じているスマートメータの所在を示す画像を表示する、
異常可視化システム。
【請求項5】
第1所定時間の周期で複数のスマートメータからの情報を受信する第1ステップと、
前記第1所定時間よりも長く、前記第1所定時間のn倍であり、nは、2以上である、第2所定時間以上情報が得られていないスマートメータに異常が生じていると判定する第2ステップと、
前記複数のスマートメータが使用電力量を検出する施設に接続されている配電系統の異常の有無を示す情報を取得する第3ステップと、
前記第2ステップで特定されたスマートメータの所在を地図画像上の位置として表示するとともに、前記第3ステップで取得した配電系統の異常の有無の情報から、かつ前記地図画像上に、異常が生じている配電系統に接続されたスマートメータがある領域を地図上で表示する、第4ステップとを含む、異常可視化処理方法。
【請求項6】
複数のスマートメータに関する情報を受信する受信部と、
前記複数のスマートメータの各々からの情報の受信状況に基づいて、前記複数のスマートメータの各々の異常の有無を判定する制御部と、
前記複数のスマートメータが使用電力量を検出する施設に接続されている配電系統の異常の有無を示す情報を取得する取得部を備え、
前記複数のスマートメータの各々の異常の有無を示す情報を出力する出力部と、を備え、
前記受信部は、第1所定時間の周期で前記複数のスマートメータからの情報を受信し、
前記制御部は、前記第1所定時間よりも長い第2所定時間以上情報が得られていないスマートメータに異常が生じていると判定し、
前記第2所定時間は、前記第1所定時間のn倍であり、
nは、2以上であり、
前記出力部は、前記制御部により異常が生じていると判定されたスマートメータのうち、異常が生じている配電系統に接続されたスマートメータと、接続されている配電系統に異常が生じていないスマートメータとが区別される地図画像のデータを出力する、
情報処理装置。
【請求項7】
前記出力部は、
異常が生じている配電系統に接続され、かつ異常が生じていると判定されたスマートメータの位置を示す第1態様と、
接続されている配電系統に異常が生じておらず、かつ異常が生じていると判定されたスマートメータの位置を示す第2態様と、
異常が生じていると判定されていないスマートメータの位置を示す第3態様と、
が異なる表示とするためのデータを出力する、
請求項6に記載の情報処理装置。
【請求項8】
情報処理装置と、地図画像生成装置とを有し、
前記情報処理装置は、
複数のスマートメータに関する情報を受信する受信部と、
前記複数のスマートメータの各々からの情報の受信状況に基づいて、前記複数のスマートメータの各々の異常の有無を判定する制御部と、
前記複数のスマートメータが使用電力量を検出する施設に接続されている配電系統の異常の有無を示す情報を取得する取得部を備え、
前記複数のスマートメータの各々の異常の有無を示す情報を出力する出力部と、
前記出力部の出力を前記地図画像生成装置へ送信する通信装置と、
を備え、
前記受信部は、第1所定時間の周期で前記複数のスマートメータからの情報を受信し、
前記制御部は、前記第1所定時間よりも長い第2所定時間以上情報が得られていないスマートメータに異常が生じていると判定し、
前記第2所定時間は、前記第1所定時間のn倍であり、
nは、2以上であり、
前記出力部は、前記制御部により異常が生じていると判定されたスマートメータのうち、異常が生じている配電系統に接続されたスマートメータと、接続されている配電系統に異常が生じていないスマートメータとを区別するデータを出力し、
前記地図画像生成装置は、
前記出力部の出力を前記通信装置から受信し、異常が生じているスマートメータの所在を示す地図画像を生成する、
異常可視化システム。
【請求項9】
前記出力部は、
異常が生じている配電系統に接続され、かつ異常が生じていると判定されたスマートメータの位置を示す第1態様と、
接続されている配電系統に異常が生じておらず、かつ異常が生じていると判定されたスマートメータの位置を示す第2態様と、
異常が生じていると判定されていないスマートメータの位置を示す第3態様と、
が異なる表示とするためのデータを出力する、
請求項8に記載の異常可視化システム。
【請求項10】
第1所定時間の周期で複数のスマートメータからの情報を受信する第1ステップと、
前記第1所定時間よりも長く、前記第1所定時間のn倍であり、nは、2以上である、第2所定時間以上情報が得られていないスマートメータに異常が生じていると判定する第2ステップと、
前記複数のスマートメータが使用電力量を検出する施設に接続されている配電系統の異常の有無を示す情報を取得する第3ステップと、
前記第2ステップで特定されたスマートメータのうち、前記第3ステップで取得した配電系統の異常の有無の情報から、かつ異常が生じている配電系統に接続されたスマートメータの位置を示す第1態様と、異常が生じていない配電系統に接続されたスマートメータの位置を示す第2態様とを区別して地図上で表示する、第4ステップとを含む、異常可視化処理方法。
【請求項11】
情報処理装置と、地図画像生成装置とを有し、
前記情報処理装置は、
複数のスマートメータに関する情報を受信する受信部と、
前記複数のスマートメータが使用電力量を検出する施設に接続されている配電系統の異常の有無を示す情報を取得する取得部と、
前記複数のスマートメータの所在を示す情報及び前記複数のスマートメータの各々と前記配電系統との対応関係を示す情報を記憶する記憶部と、
前記複数のスマートメータの各々からの情報の受信状況に基づいて、前記複数のスマートメータの各々の異常の有無を判定する制御部と、
前記配電系統の異常の有無を示す情報と前記複数のスマートメータの各々の異常の有無を示す情報とを出力する出力部と、
前記出力部の出力を前記地図画像生成装置へ送信する通信装置と、
を備え、
前記受信部は、第1所定時間の周期で前記複数のスマートメータからの情報を受信し、
前記制御部は、前記第1所定時間よりも長い第2所定時間以上情報が得られていないスマートメータに異常が生じていると判定し、
前記第2所定時間は、前記第1所定時間のn倍であり、
nは、2以上であり、
前記地図画像生成装置は、
前記出力部の出力を前記通信装置から受信し、異常が生じているスマートメータの所在を示す地図画像を生成する
異常可視化システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、異常可視化システム及び異常可視化処理方法に関する。
続きを表示(約 12,000 文字)【背景技術】
【0002】
配電系統における停電の発生の検知にスマートメータを利用することが知られている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015−233278号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
スマートメータの機能が損なわれた場合、当該スマートメータで使用電力量が計量される系統における給電が停止することによる停電が発生することがある。しかしながら、特許文献1に記載の方法では、停電がスマートメータの機能が損なわれたことによる停電であるかどうかを判定することが困難であった。
【0005】
本発明では、スマートメータの機能が損なわれたことによる停電を判別可能な情報処理装置、異常可視化システム及び異常可視化処理方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の情報処理装置は、複数のスマートメータに関する情報を受信する受信部と、前記複数のスマートメータの各々からの情報の受信状況に基づいて、前記複数のスマートメータの各々の異常の有無を判定する制御部と、前記複数のスマートメータが使用電力量を検出する施設に接続されている配電系統の異常の有無を示す情報を取得する取得部を備え、前記複数のスマートメータの各々の異常の有無を示す情報を出力する出力部と、を備え、前記受信部は、第1所定時間の周期で前記複数のスマートメータからの情報を受信し、前記制御部は、前記第1所定時間よりも長い第2所定時間以上情報が得られていないスマートメータに異常が生じていると判定し、前記第2所定時間は、前記第1所定時間のn倍であり、nは、2以上であり、前記出力部は、前記制御部により異常が生じていると判定されたスマートメータを、地図画像上に表示し、かつ前記地図画像上に、異常が生じている配電系統に接続されたスマートメータがある領域を強調表示するためのデータを出力する。
【0007】
本発明の望ましい態様として、前記強調表示は、前記領域の境界線である。
【0008】
本発明の望ましい態様として、異常が生じていると判定されたスマートメータがある第1不通範囲の表示と、前記領域の第2不通範囲の表示とが異なっている。
【0009】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の異常可視化システムは、情報処理装置と、地図画像生成装置とを有し、前記情報処理装置は、複数のスマートメータに関する情報を受信する受信部と、前記複数のスマートメータの各々からの情報の受信状況に基づいて、前記複数のスマートメータの各々の異常の有無を判定する制御部と、前記複数のスマートメータが使用電力量を検出する施設に接続されている配電系統の異常の有無を示す情報を取得する取得部を備え、前記複数のスマートメータの各々の異常の有無を示す情報を出力する出力部と、前記出力部の出力を前記地図画像生成装置へ送信する通信装置と、を備え、前記受信部は、第1所定時間の周期で前記複数のスマートメータからの情報を受信し、前記制御部は、前記第1所定時間よりも長い第2所定時間以上情報が得られていないスマートメータに異常が生じていると判定し、前記第2所定時間は、前記第1所定時間のn倍であり、nは、2以上であり、前記出力部は、前記制御部により異常が生じていると判定されたスマートメータを、地図画像上に表示し、かつ前記地図画像上に、異常が生じている配電系統に接続されたスマートメータがある領域を強調表示するためのデータを前記地図画像生成装置へ送信し、前記地図画像生成装置は、前記出力部の出力を前記通信装置から受信し、異常が生じているスマートメータの所在を示す画像を表示する。
【0010】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の異常可視化処理方法は、第1所定時間の周期で複数のスマートメータからの情報を受信する第1ステップと、前記第1所定時間よりも長く、前記第1所定時間のn倍であり、nは、2以上である、第2所定時間以上情報が得られていないスマートメータに異常が生じていると判定する第2ステップと、前記複数のスマートメータが使用電力量を検出する施設に接続されている配電系統の異常の有無を示す情報を取得する第3ステップと、前記第2ステップで特定されたスマートメータの所在を地図画像上の位置として表示するとともに、前記第3ステップで取得した配電系統の異常の有無の情報から、かつ前記地図画像上に、異常が生じている配電系統に接続されたスマートメータがある領域を地図上で表示する、第4ステップとを含む。
【0011】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の情報処理装置は、複数のスマートメータに関する情報を受信する受信部と、前記複数のスマートメータの各々からの情報の受信状況に基づいて、前記複数のスマートメータの各々の異常の有無を判定する制御部と、前記複数のスマートメータが使用電力量を検出する施設に接続されている配電系統の異常の有無を示す情報を取得する取得部を備え、前記複数のスマートメータの各々の異常の有無を示す情報を出力する出力部と、を備え、前記受信部は、第1所定時間の周期で前記複数のスマートメータからの情報を受信し、前記制御部は、前記第1所定時間よりも長い第2所定時間以上情報が得られていないスマートメータに異常が生じていると判定し、前記第2所定時間は、前記第1所定時間のn倍であり、nは、2以上であり、前記出力部は、前記制御部により異常が生じていると判定されたスマートメータのうち、異常が生じている配電系統に接続されたスマートメータと、接続されている配電系統に異常が生じていないスマートメータとが区別される地図画像のデータを出力する。
【0012】
本発明の望ましい態様として、前記出力部は、異常が生じている配電系統に接続され、かつ異常が生じていると判定されたスマートメータの位置を示す第1態様と、接続されている配電系統に異常が生じておらず、かつ異常が生じていると判定されたスマートメータの位置を示す第2態様と、異常が生じていると判定されていないスマートメータの位置を示す第3態様と、が異なる表示とするためのデータを出力する。
【0013】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の異常可視化システムは、情報処理装置と、地図画像生成装置とを有し、前記情報処理装置は、複数のスマートメータに関する情報を受信する受信部と、前記複数のスマートメータの各々からの情報の受信状況に基づいて、前記複数のスマートメータの各々の異常の有無を判定する制御部と、前記複数のスマートメータが使用電力量を検出する施設に接続されている配電系統の異常の有無を示す情報を取得する取得部を備え、前記複数のスマートメータの各々の異常の有無を示す情報を出力する出力部と、前記出力部の出力を前記地図画像生成装置へ送信する通信装置と、を備え、前記受信部は、第1所定時間の周期で前記複数のスマートメータからの情報を受信し、前記制御部は、前記第1所定時間よりも長い第2所定時間以上情報が得られていないスマートメータに異常が生じていると判定し、前記第2所定時間は、前記第1所定時間のn倍であり、nは、2以上であり、前記出力部は、前記制御部により異常が生じていると判定されたスマートメータのうち、異常が生じている配電系統に接続されたスマートメータと、接続されている配電系統に異常が生じていないスマートメータとを区別するデータを出力し、前記地図画像生成装置は、前記出力部の出力を前記通信装置から受信し、異常が生じているスマートメータの所在を示す地図画像を生成する。
【0014】
本発明の望ましい態様として、前記出力部は、異常が生じている配電系統に接続され、かつ異常が生じていると判定されたスマートメータの位置を示す第1態様と、接続されている配電系統に異常が生じておらず、かつ異常が生じていると判定されたスマートメータの位置を示す第2態様と、異常が生じていると判定されていないスマートメータの位置を示す第3態様と、が異なる表示とするためのデータを出力する。
【0015】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の異常可視化処理方法は、第1所定時間の周期で複数のスマートメータからの情報を受信する第1ステップと、前記第1所定時間よりも長く、前記第1所定時間のn倍であり、nは、2以上である、第2所定時間以上情報が得られていないスマートメータに異常が生じていると判定する第2ステップと、前記複数のスマートメータが使用電力量を検出する施設に接続されている配電系統の異常の有無を示す情報を取得する第3ステップと、前記第2ステップで特定されたスマートメータのうち、前記第3ステップで取得した配電系統の異常の有無の情報から、かつ異常が生じている配電系統に接続されたスマートメータの位置を示す第1態様と、異常が生じていない配電系統に接続されたスマートメータの位置を示す第2態様とを区別して地図上で表示する、第4ステップとを含む。
【0016】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の異常可視化システムは、情報処理装置と、地図画像生成装置とを有し、前記情報処理装置は、複数のスマートメータに関する情報を受信する受信部と、前記複数のスマートメータが使用電力量を検出する施設に接続されている配電系統の異常の有無を示す情報を取得する取得部と、前記複数のスマートメータの所在を示す情報及び前記複数のスマートメータの各々と前記配電系統との対応関係を示す情報を記憶する記憶部と、前記複数のスマートメータの各々からの情報の受信状況に基づいて、前記複数のスマートメータの各々の異常の有無を判定する制御部と、前記配電系統の異常の有無を示す情報と前記複数のスマートメータの各々の異常の有無を示す情報とを出力する出力部と、前記出力部の出力を前記地図画像生成装置へ送信する通信装置と、を備え、前記受信部は、第1所定時間の周期で前記複数のスマートメータからの情報を受信し、前記制御部は、前記第1所定時間よりも長い第2所定時間以上情報が得られていないスマートメータに異常が生じていると判定し、前記第2所定時間は、前記第1所定時間のn倍であり、nは、2以上であり、前記地図画像生成装置は、前記出力部の出力を前記通信装置から受信し、異常が生じているスマートメータの所在を示す地図画像を生成する。
【0017】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の情報処理装置は、複数のスマートメータに関する情報を受信する受信部と、前記複数のスマートメータの各々からの情報の受信状況に基づいて、前記複数のスマートメータの各々の異常の有無を判定する制御部と、前記複数のスマートメータの各々の異常の有無を示す情報を出力する出力部と、を備え、前記受信部は、第1所定時間の周期で前記複数のスマートメータからの情報を受信し、前記制御部は、前記第1所定時間よりも長い第2所定時間以上情報が得られていないスマートメータに異常が生じていると判定し、前記第2所定時間は、前記第1所定時間のn倍であり、nは、2以上である。
【0018】
本発明の望ましい態様として、前記複数のスマートメータの所在を示す情報を記憶する記憶部を備え、前記出力部は、異常が生じているスマートメータの所在を示す地図画像を出力する。
【0019】
本発明の望ましい態様として、前記複数のスマートメータが使用電力量を検出する施設に接続されている配電系統の異常の有無を示す情報を取得する取得部を備え、前記記憶部は、前記複数のスマートメータの各々と前記配電系統との対応関係を示す情報をさらに記憶し、前記出力部は、配電系統の異常の有無と前記複数のスマートメータの各々の異常の有無との関連を示す情報を出力する。
【0020】
本発明の望ましい態様として、前記制御部は、接続されている配電系統に異常がない施設の使用電力量を検出するスマートメータから前記第2所定時間以上情報が得られていない場合に当該スマートメータに異常が生じていると判定する。
【0021】
本発明の望ましい態様として、前記複数のスマートメータに関する情報の送受信経路には、前記複数のスマートメータのうち前記第2所定時間以上情報が得られていないスマートメータを抽出する抽出装置が介在する。
【0022】
本発明の望ましい態様として、前記複数のスマートメータに関する情報の送受信経路には、前記複数のスマートメータの一部又は全部から送信される情報を中継する集約装置が介在する。
【0023】
本発明の望ましい態様として、前記複数のスマートメータに関する情報の送受信経路には、前記集約装置の異常の有無を示す情報を記憶する中継装置が介在する。
【0024】
本発明の望ましい態様として、前記制御部は、異常がない集約装置が送受信経路に介在するスマートメータであって、第2所定時間以上情報が得られていないスマートメータに異常が生じていると判定する。
【0025】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の異常可視化システムは、第1所定時間の周期で使用電力量を示す情報を送信する複数のスマートメータと、前記複数のスマートメータの一部又は全部から送信される情報を中継する集約装置と、前記集約装置の異常の有無を示す情報を記憶する中継装置と、前記複数のスマートメータ及び前記集約装置の少なくとも一方からの情報に基づいて、第1所定時間の周期よりも長い第2所定時間以上情報が得られていないスマートメータを抽出する抽出装置と、前記複数のスマートメータが使用電力量を検出する施設に接続されている配電系統の異常の有無を示す情報を記憶する配電情報提供装置と、前記抽出装置及び前記配電情報提供装置と通信可能に設けられ、前記抽出装置及び前記配電情報提供装置からの情報に基づいて異常が生じているスマートメータの所在を示す地図画像を出力する異常可視化装置と、を備える異常可視化システムであって、前記複数のスマートメータの各々からの情報の受信状況に基づいて、前記複数のスマートメータの各々の異常の有無を判定する制御部と、前記複数のスマートメータの各々の異常の有無を示す情報を出力する出力部と、を備え、前記異常可視化装置は、前記複数のスマートメータの所在を示す情報及び前記複数のスマートメータの各々と前記配電系統との対応関係を示す情報を記憶する記憶部と、接続されている配電系統に異常がない施設の使用電力量を検出するスマートメータから前記第2所定時間以上情報が得られていない場合に当該スマートメータに異常が生じていると判定する制御部とを備え、前記第2所定時間は、前記第1所定時間のn倍であり、nは、2以上であり、前記制御部は、異常がない集約装置が送受信経路に介在するスマートメータであって、第2所定時間以上情報が得られていないスマートメータに異常が生じていると判定する。
【発明の効果】
【0026】
本発明によれば、スマートメータの機能が損なわれたことによる停電を判別可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0027】
図1は、実施形態の災害情報可視化システムの主要構成例を示すブロック図である。
図2は、集約装置情報DBの構成例を示す図である。
図3は、計測情報DBの構成例を示す図である。
図4は、複数のスマートメータの各々からの情報の受信状況を示すデータの例を示す図である。
図5は、系統情報DBの構成例を示す図である。
図6は、計器所在情報DBの構成例を示す図である。
図7は、図4及び図6のデータに基づいて異常が生じていると判定されたスマートメータの一例を示す表図である。
図8は、図4及び図6のデータに基づいて異常が生じていると判定されたスマートメータの別の一例を示す表図である。
図9は、複数のスマートメータの各々の異常の有無を示す情報の出力例を示す図である。
図10は、複数のスマートメータの各々の異常の有無と配電系統の状態との関係を示す情報の出力例を示す図である。
図11は、複数のスマートメータの各々の異常の有無と配電系統の状態との関係を示す情報の他の出力例を示す図である。
図12は、災害情報可視化システムによるデータ処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図13は、図1とは異なる構成による災害情報可視化システムの主要構成例を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0028】
次に、本発明の実施形態を、図面を参照して詳細に説明する。図1は、実施形態の災害情報可視化システム1の主要構成例を示すブロック図である。災害情報可視化システム1は、複数のスマートメータ10と、複数の集約装置20と、ヘッドエンドシステム(HES:Head End System))30と、メータデータ管理システム(MDMS:Meter Data Management System)40と、配電情報提供装置50と、災害情報可視化装置60とを含む。災害情報可視化システム1は、複数のスマートメータ10の各々の異常の有無を判定して複数のスマートメータ10の各々の異常の有無を示す情報を出力する異常可視化システムの一実施形態である。
【0029】
スマートメータ10は、配電系統を介して電力が供給される施設の使用電力量を計量し、通信を介して当該使用電力量を示す情報を送信する機能を備えた電力量計である。複数のスマートメータ10の各々は、例えば、電力の利用に関する契約毎に個別に設けられ、契約が定める電力供給先における使用電力量を個別に計量する。施設として、例えば家屋、工場等が挙げられるがこれに限られるものでなく、電力の利用について契約可能な対象であればよい。スマートメータ10は、使用電力量取得部11と、制御部12と、第1通信部13と、第2通信部14とを備える。
【0030】
使用電力量取得部11は、スマートメータ10が設けられた電力供給経路を流れる電流及び電圧に応じたレベルの信号を生じさせる入力変換部、当該信号のレベルに基づいて使用電力量を乗算で算出する乗算回路、乗算回路が算出した使用電力量を積算する積算回路、計量された使用電力量を表示する表示部等を含む。実施形態の使用電力量取得部11は、積算回路が積算した使用電力量を示す情報を出力する。実施形態において、使用電力量を示す情報は、スマートメータ10に関する情報として機能する。ここで例示した使用電力量取得部11の具体的構成はあくまで一例であってこれに限られるものでない。
【0031】
制御部12は、CPU(Central Processing Unit)又はCPUと同様の演算を行うための演算回路及び演算回路により読み出されるソフトウェア・プログラム及びデータ(以下、プログラム等と記載)を記憶及び展開する記憶回路等を備える。制御部12は、スマートメータ10の動作を制御するための各種の処理を行う。
【0032】
第1通信部13は、使用電力量取得部11が出力する使用電力量を示す情報を集約装置20に送信する。第1通信部13は、無線で集約装置20と通信するためのWNIC(Wireless network interface card)を備える。第1通信部13は、ワイヤレスローカルネットワーク(WLAN:Wireless Local Area Network)を利用した無線通信で集約装置20に情報を送信する。図1及び後述する図13では、第1通信部13による集約装置20へのデータフローDF1を図示している。
【0033】
実施形態では、第1通信部13から集約装置20への無線通信経路においてマルチホップ通信を利用可能に設けられる。すなわち、スマートメータ10は、第1通信部13と同様の構成を備える他の構成を介して情報を送信可能に設けられる。当該他の構成の例として、情報を送信するスマートメータ10とは異なる他のスマートメータ10又は送信対象となる集約装置20とは異なる他の集約装置20等が挙げられる。なお、第1通信部13と集約装置20との通信経路として、有線通信経路を採用することは排除されない。第1通信部13と集約装置20との通信経路の一部又は全部に有線通信経路を敷設可能な場合、有線通信経路を設けてもよい。
【0034】
第2通信部14は、使用電力量取得部11が出力する使用電力量を示す情報をHES30に送信する。第2通信部14による情報の送信経路は、第1通信部13による情報の送信が成立しない場合の予備的な送信経路である。第2通信部14は、携帯電話の通信規格として利用されている無線通信を行うための通信回路を備える。第2通信部14は、携帯電話の通信網を利用した無線通信でHES30に情報を送信する。
【0035】
図1及び図13では、第2通信部14による集約装置20へのデータフローDF2を図示している。実施形態では、データフローDF1及びデータフローDF2で送受信されるデータに、後述するスマートメータID(IDentification)が付加されている。スマートメータIDは、複数のスマートメータ10の各々に個別に割り当てられた固有の識別情報である。付加されるスマートメータIDは、送信元のスマートメータ10に割り当てられているスマートメータIDである。スマートメータIDは、例えば制御部12が含む記憶回路によって保持されている。
【0036】
使用電力量取得部11による使用電力量の計測タイミングの制御及び第1通信部13、第2通信部14を利用した使用電力量を示す情報の送信に関する制御は、制御部12が行う。実施形態では、制御部12は、予め定められた周期(例えば、30分周期)で使用電力量取得部11に使用電力量の計測を行わせ、第1通信部13による情報の送信を行う。第1通信部13による情報の送信が成立しなかった場合、制御部12は、第2通信部14による情報の送信を行う。
【0037】
集約装置20は、スマートメータ10から送信されるスマートメータ10に関する情報を受信し、HES30に送信する。1つの集約装置20には、複数のスマートメータ10から情報が送信される。すなわち、集約装置20は、複数のスマートメータ10からの情報を集約してHES30に一括送信する。図1及び図13では、スマートメータ10と集約装置20の見かけ上の数が同一であるが、一般的には集約装置20の数は、スマートメータ10の数よりも少ない。集約装置20は、1つでもよい。このように、集約装置20は、複数のスマートメータ10の一部又は全部から送信される情報を中継する。
【0038】
集約装置20は、第1通信部21と、制御部22と、第3通信部23とを備える。第1通信部21は、第1通信部13と機能的に同様の構成を備え、複数のスマートメータ10から送信された情報を受信する。制御部22は、制御部12と機能的に同様の構成を備え、集約装置20の動作を制御するための各種の処理を行う。第3通信部23は、第1通信部13と機能的に同様の構成を備える。第3通信部23は、制御部22の制御下で、第1通信部21が受信した情報をHES30に送信する。第1通信部21が受信した複数のスマートメータ10からの情報は、複数のスマートメータ10が個別に計測した使用電力量を示す。制御部22は、複数のスマートメータ10が個別に計測した使用電力量を集約して第3通信部23に送信させる処理を行う。
【0039】
集約されたデータには、スマートメータ10からの情報の送信時刻及び受信時刻の少なくとも一方を示す情報が個別に付加されている。第1通信部13によって情報が送信される時点で当該情報にスマートメータ10からの情報の送信時刻が付加されていてもよいし、スマートメータ10からの情報の受信時刻を制御部22が付加してもよいし、その両方が実施されてもよい。なお、制御部22によって情報が集約されても、個々のスマートメータIDと使用電力量と情報の送信時刻及び受信時刻の少なくとも一方との対応付けは維持されている。
【0040】
図1及び図13では、第3通信部23によるHES30へのデータフローDF3を図示している。実施形態では、データフローDF3で送受信されるデータに、集約装置IDが付加されている。集約装置IDは、複数の集約装置20の各々に個別に割り当てられた固有の識別情報である。付加される集約装置IDは、送信元の集約装置20に割り当てられている集約装置IDである。集約装置IDは、例えば制御部22が含む記憶回路によって保持されている。
【0041】
なお、機能的に同様の構成とは、同じ機能を奏することが可能であることをさし、処理能力及び具体的な回路構成等に関して同一である必要はない。ここでいう処理能力とは、処理速度、通信速度、通信可能範囲等である。制御部12、制御部22等の制御部の場合、通信速度、通信可能範囲については無関係である。
【0042】
HES30は、複数の集約装置20から送信された情報を集約してMDMS40に送信する。また、HES30は、複数の集約装置20に関する情報を記憶、保持する。HES30は、第2通信部31と、第3通信部32と、制御部33と、記憶部34と、第4通信部35と、第5通信部36とを備える。
【0043】
第2通信部31は、第2通信部14と機能的に同様の構成を備え、第2通信部14によってスマートメータ10から送信された情報を受信する。第2通信部31が受信する情報は、スマートメータ10が計測した使用電力量を示す。第3通信部32は、第1通信部13及び第3通信部23と機能的に同様の構成を備え、第3通信部23によって集約装置20から送信された情報を受信する。第3通信部32が受信する情報は、制御部22によって集約された、複数のスマートメータ10が個別に計測した使用電力量を示す。
【0044】
制御部33は、制御部12及び制御部22と機能的に同様の構成を備え、HES30の動作を制御するための各種の処理を行う。記憶部34は、HES30が集約装置情報データベース(DB:Data Base)34aとして機能するための情報を記憶する記憶装置を備える。
【0045】
図2は、集約装置情報DB34aの構成例を示す図である。集約装置情報DB34aのレコードは、集約装置ID、情報取得時刻、履歴情報等、複数の項目(カラム)に応じた情報を含む。図2では、集約装置ID、情報取得時刻及び履歴情報の項目を例示しているが、集約装置情報DB34aは、さらなる項目を含んでいてもよい。
【0046】
集約装置IDの項目に登録されている情報は、複数の集約装置20の各々に個別に割り当てられた集約装置IDである。図2に例示する「SS000001」、「SS000002」、「SS000003」はそれぞれ異なる集約装置20に割り当てられる識別情報である。
【0047】
情報取得時刻の項目に登録されている情報は、第2通信部31によって集約装置20からの情報を受信した時刻を示す。図2では、情報取得時刻のフォーマットとして、西暦年(yyyy)/月(mm)/日(dd)/時(tt)/分(mm)が採用されているが、これに限られるものでない。秒及び小数点以下の秒がさらに含まれていてもよい。
【0048】
履歴情報の項目に登録されている情報は、第2通信部31によって集約装置20からの情報が正常に受信されたかを示す。図2では、HES30が、集約装置IDの項目に登録されている識別情報を割り当てられた集約装置20からの情報を、情報取得時刻の項目に登録されている時刻に正常に受信した場合、履歴情報の項目に「正常」が登録され、そうでない場合に「エラー」が登録される。実施形態では、スマートメータ10からの情報の送信が30分周期で行われるため、情報取得時刻も30分周期で刻まれる。
【0049】
図2に示す集約装置情報DB34aにおける1つの集約装置ID、1つの情報取得時刻及び1つの履歴情報を含む1行のレコードは、当該集約装置IDを割り当てられた集約装置20からの当該情報取得時刻における情報の受信状況を示す。集約装置情報DB34aは、複数のレコードを示す。集約装置情報DB34aにおいて同一の集約装置IDを含む複数のレコードは、それぞれ異なる情報取得時刻における情報の受信状況を示す。
【0050】
制御部33は、第3通信部32により情報を受信した時刻を情報取得時刻として、当該情報に付加されている集約装置と当該情報の受信状況を対応付けて集約装置情報DB34aにレコードを登録する処理を行う。また、制御部33は、第2通信部31、第3通信部32によって受信された複数のスマートメータ10が個別に計測した使用電力量を集約して第4通信部35に送信させる処理を行う。制御部22による集約と同様、制御部33によって集約されたデータには、スマートメータ10からの情報の送信時刻及び受信時刻の少なくとも一方を示す情報が個別に付加されている。また、制御部33によって情報が集約されても、個々のスマートメータIDと使用電力量と情報の送信時刻及び受信時刻の少なくとも一方との対応付けは維持されている。
(【0051】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

中国電力株式会社
鳥害防止具
中国電力株式会社
足場装着体
中国電力株式会社
絶縁クリップ
中国電力株式会社
圧縮スリーブ
中国電力株式会社
腕金用鳥害防止具
中国電力株式会社
航空巡視支援装置
中国電力株式会社
搬送保護継電装置
中国電力株式会社
ジョブ管理システム
中国電力株式会社
間接活線工事用クリップ
中国電力株式会社
蓄電池液位の視認補助具
中国電力株式会社
管の補修方法及び管の補修用部材
中国電力株式会社
工事用開閉器用のケーブル仮置き具
中国電力株式会社
照明器具故障検知システム及びプログラム
中国電力株式会社
水中ポンプ試験治具及び水中ポンプ試験方法
中国電力株式会社
冷却水の温度調整システム、及び温度調整方法
一般財団法人電力中央研究所
電力変換機器、発電設備
中国電力株式会社
点検システム、点検支援方法および点検支援プログラム
中国電力株式会社
充電識別システム、充電識別方法、プログラム、記録媒体
中国電力株式会社
情報処理装置、異常可視化システム及び異常可視化処理方法
中国電力株式会社
コロナ放電の発生箇所特定装置、コロナ放電の発生箇所特定方法
テンパール工業株式会社
分電盤
株式会社ミツバ
制御装置
株式会社富士通ゼネラル
空気調和機
株式会社辰巳菱機
発電システム
日本電産株式会社
モータ及び減速装置
富士電機株式会社
電力変換装置
株式会社計測技術研究所
負荷装置
日本電産株式会社
減速装置及び電気設備
パイオニア株式会社
充電器
富士電機株式会社
電力変換装置
マレリ株式会社
充放電制御装置
日本電産テクノモータ株式会社
モータ
株式会社MARC研究所
回転電気機械
日本電産株式会社
モータ、および電動バイク
島根県
スイッチトリラクタンスモータ
富士電機株式会社
モータ駆動システム
続きを見る