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公開番号2019205341
公報種別公開特許公報(A)
公開日20191128
出願番号2019098063
出願日20190524
発明の名称圧縮機駆動装置及び上記装置の組立方法
出願人ハンオン システムズ
代理人特許業務法人共生国際特許事務所
主分類H02K 5/22 20060101AFI20191101BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】本発明は、簡単に、組み立てることができる、気体流体の電気駆動式コンプレッサを駆動するための装置、特に電気モータ、及びその組立方法を提供する。
【解決手段】長手方向軸(5)に沿って延在するように配置されたロータとステーター(1)とを含む気体流体の圧縮機を駆動するための装置であって、導線(9)の接続リードと電気的に接続された連結要素(14)を受け入れるために実装されたプラグハウジング(7b)と、収容要素(7)と、を有する支持要素(6)が配置され、収容要素(7)は接続通路(7a)を備えるプラグハウジング(7b)を備え、プラグハウジング(7b)が、収容要素(7)内に滑り込み、収容要素(7)の各接続通路(7a)とプラグコネクタを収容するための連結要素(14)とが対応するように収容要素(7)内に配置されていることを特徴とする。

【選択図】 図2
特許請求の範囲【請求項1】
共通の長手方向軸(5)に沿って延在するように配置されたロータとステーター(1)とを含む気体流体の圧縮機を駆動するための装置であって、特に電気モータのコイル(3)の導線(9)のセグメントとして、前記導線(9)の接続リードと電気的に接続され、且つプラグコネクタとの電気的接続のために設けられた少なくとも1つの連結要素(14)を受け入れるために設置された少なくとも1つのプラグハウジング(7b)と、
前記ステーター(1)上に、少なくとも1つの前記プラグハウジング(7b)のための少なくとも1つの収容要素(7)を有する支持要素(6)が設けられ、前記収容要素(7)は少なくとも1つの接続通路(7a)を備える前記プラグハウジング(7b)と、
を備え、
前記プラグハウジング(7b)が、前記収容要素(7)内に滑り込み、前記収容要素(7)の前記各接続通路(7a)と前記プラグコネクタを収容するための前記連結要素(14)とが対応するように前記収容要素(7)内に配置され、少なくとも一部の領域は注封部材で充填され、気密シールの下で前記支持要素(6)と接続されていることを特徴とする圧縮機駆動装置。
続きを表示(約 3,500 文字)【請求項2】
前記連結要素(14)は、第1接続部材(14a)及び第2接続部材(14b)を有し、前記第1接続部材(14a)が前記導線(9)と電気的に接続され、前記第2接続部材(14b)が、前記プラグコネクタとの電気的に接続される目的で設けられることを特徴とする請求項1に記載の圧縮機駆動装置。
【請求項3】
前記プラグハウジング(7b)は、前記収容要素(7)内の所定の移動方向(18)に挿入され、前記収容要素(7)の前記各接続通路(7a)と前記連結要素(14)の第2接続部材(14b)とが前記プラグコネクタを受け入れるために相互に対応するよう配置されることを特徴とする請求項2に記載の圧縮機駆動装置。
【請求項4】
少なくとも1つの前記プラグハウジング(7b)のための少なくとも1つの前記収容要素(7)を有する前記支持要素(6)は、結合された一体構成要素として形成されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の圧縮機駆動装置。
【請求項5】
前記プラグハウジング(7b)は、第1ハウジング部(10)と第2ハウジング部(11)とから形成されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の圧縮機駆動装置。
【請求項6】
前記第1ハウジング部(10)と第2ハウジング部(11)とは、それらがフォームクロージャ(form closure)状態で互いに接続可能であるように形成されることを特徴とする請求項5に記載の圧縮機駆動装置。
【請求項7】
前記導線の前記連結要素(14)は、所定の位置に固定されるように前記第1ハウジング部(10)と第2ハウジング部(11)との間に固定して配置されることを特徴とする請求項5又は6に記載の圧縮機駆動装置。
【請求項8】
前記プラグハウジング(7b)は、少なくとも1つの第1室(15)、少なくとも1つの第2室(16)、及び少なくとも1つの第3室(17)を有することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の圧縮機駆動装置。
【請求項9】
前記導線(9)の1つの接続リード線が、前記第1室(15)を貫通し、前記第1室(15)を貫通してから前記第2室(16)に達するように配置されることを特徴とする請求項8に記載の圧縮機駆動装置。
【請求項10】
前記導線(9)の接続リード線が、前記第2ハウジング部(11)に設けられた貫通部(13)を通って前記プラグハウジング(7b)の前記第1室(15)に挿入されることを特徴とする請求項9記載の圧縮機駆動装置。
【請求項11】
前記第1室(15)が、前記プラグハウジング(7b)を気密封止するための注封材料で充填されていることを特徴とする請求項8乃至10のいずれか一項に記載の圧縮機駆動装置。
【請求項12】
前記第1接続部材(14a)を有する前記連結要素(14)は、前記第2室(16)内に配置され、前記第2接続部材(14b)を有する前記連結要素(14)は、前記第3室(17)内に配置されることを特徴とする請求項8乃至11のいずれか1項に記載の圧縮機駆動装置。
【請求項13】
前記第2接続部材(14b)は、前記プラグコネクタを少なくとも部分的に包囲するためのアイレットの形で形成されることを特徴とする請求項2乃至12のいずれか一項に記載の圧縮機駆動装置。
【請求項14】
前記支持要素(6)は、半径方向に配向された半径方向環状表面(6a)と軸方向に配向された軸方向環状表面(6b)とを含み、前記半径方向環状表面(6a)及び前記軸方向環状面(6b)は、それぞれの外側端エッジ同士で接触し互いに連結するように配置されていることを特徴とする請求項1乃至13のいずれか一項に記載の圧縮機駆動装置。
【請求項15】
前記支持要素(6)は、前記導線(9)の少なくとも1つの接続リード線を案内するために、第1案内部材(19)又は第2案内部材(20)の中の少なくとも1つを備えることを特徴とする請求項1乃至14のいずれか一項に記載の圧縮機駆動装置。
【請求項16】
前記第1案内部材(19)が、軸方向に沿った円筒形の前記軸方向環状面(6b)の円周方向に開口した扇形の形状の壁を備えていることを特徴とする請求項15に記載の圧縮機駆動装置。
【請求項17】
前記第1案内部材(19)は、前記支持要素(6)の半径方向に配向された前記半径方向環状面(6a)で前記支持要素(6)と連結され、前記導線(9)の一つ以上の接続ラインは、前記第1案内部材(19)の壁の移行領域において前記支持要素(6)の前記半径方向環状面(6a)に接触していることを特徴とする請求項16に記載の圧縮機駆動装置。
【請求項18】
少なくとも1つの第2案内部材(20)が、半径方向に外側に突出する方式で前記第1案内部材(19)の壁に配置された保持ブラケットの形態で形成されていることを特徴とする請求項16又は17に記載の圧縮機駆動装置。
【請求項19】
前記少なくとも1つの第2案内部材(20)が、前記第1案内部材(19)の前記壁の上端側に形成され、前記導線(9)の接続リードが前記導線(9)の接続ラインが前記第2案内要素(20)と前記支持要素(6)の半径方向に整列された前記半径方向環状面(6a)の間に配置されたことを特徴とする請求項18に記載の圧縮機駆動装置。
【請求項20】
前記支持要素(6)の半径方向に配向された前記半径方向環状面(6a)内に、軸方向において少なくとも1つの前記第2案内部材(20)とは反対側に整形部(21)が設けられていることを特徴とする請求項19に記載の圧縮機駆動装置。
【請求項21】
、請求項1乃至20のいずれか一項に記載の気体流体の圧縮機を駆動する圧縮機駆動装置を組み立てる方法であって、
ロータとステーター(1)とを共通の長手方向軸(5)上に配置し、前記ステーター(1)が前記ロータを半径方向に取り囲む段階と、
前記ステーター(1)の軸方向を向く端部側に支持要素(6)を配置する段階と、
プラグハウジング(7b)の第1ハウジング部(10)上に、導線(9)の連結要素(14)と電気的に接続された接続リード線を有するか、または前記接続リード線なしで少なくとも1つの前記連結要素(14)を配置する段階と、
前記プラグハウジング(7b)の第2ハウジング部(11)を少なくとも1つの前記連結要素(14)が配置された状態で前記第1ハウジング部(10)の上に前記連結要素(14)がハウジング部(10、11)の間に配置されるように配置するとともに、前記第2ハウジング部(11)を前記第1ハウジング部に固定する段階と、
前記第2ハウジング部(11)に形成された貫通部(13)を介して前記導線(9)の少なくとも1つの前記接続リード線を前記プラグハウジング(7b)内に導入し、前記接続リード線のない連結要素(14)が前記第1ハウジング部(10)に配置された後、前記導線(9)の接続リード線を接続する段階と、
前記プラグハウジング(7b)を前記支持要素(6)上に配置された収容要素(7)に導入し、これにより前記プラグハウジング(7b)を前記支持要素(6)上の定位置に固定する段階と、
注封材料を前記プラグハウジング(7b)の少なくとも1つの第1室(15)に充填し、このようにして前記プラグハウジング(7b)を前記支持要素(6)に接続すると共に前記プラグハウジング(7b)を気密封止する段階と、
を含むことを特徴とする圧縮機駆動装置の組み立て方法。
【請求項22】
導線(9)の、特定の連結要素(14)と電気的に接続された少なくとも1つの前記接続リード線を有する前記プラグハウジング(7b)を前記ステーター(1)に配置された前記収容要素(7)の前記支持要素(6)の所定の方向にスライドさせ固定することを特徴とする請求項21記載の圧縮機駆動装置の組み立て方法。
【請求項23】
自動車の空調システムの冷媒回路における冷媒の圧縮機のための、請求項1乃至22のいずれか一項に記載の気体流体を圧縮するのための圧縮機を駆動する装置、特に電気モータの使用方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、気体状の流体、特に冷媒を圧縮するための圧縮機を駆動する装置、特に電気モータに関する。圧縮機は、自動車の空調システムの冷媒回路に使用することができる。この装置は、共通の長手方向軸に沿って配置されたロータとステーターとを含む。ステーターは、コイル導線のセグメントとして開発された接続リードを含む。
続きを表示(約 8,400 文字)【背景技術】
【0002】
冷媒圧縮機とも呼ばれる冷媒回路を通る冷媒の搬送のための自動車の空調システムのための先行技術において知られている圧縮機は、しばしば冷媒とは無関係に、可変ストローク変位を有するピストン圧縮機として開発された。また、本明細書における圧縮機は、スクロールコンプレッサーとして、電気的に又はベルトプーリによって駆動される。
【0003】
特定のコンプレッサ機構を駆動するための電気モータとは別に、電気駆動コンプレッサは、電気モータを駆動するためのインバータを備える。インバータは、自動車のバッテリーの直流を電気回路を介して電気モータに供給される交流に変換するのに役立つ。
【0004】
従来の電気駆動コンプレッサの電気モータは、コイルが配置された環状ステーターコアとロータとが設置され、ロータがステーターコア内に配置された。ロータ及びステーターは、共通の対称軸又はロータの回転軸に沿って配置されている。
【0005】
インバータは、電気モータの接続部と電気的に接続するための別途の構成要素、及びピンとして形成されたプラグコネクタの電気接続用のプラグ端子を備え、プラグ接続部は、ステーターのコイルの導線の接続リードと電気的に接続された。電気モータのコネクタは、ステーターの軸方向に配向され、ステーターの端部側に配置されたプラグハウジング内に形成されている。
【0006】
インバータに配置され、ピンとして形成されたプラグコネクタは、圧縮機の組立中にプラグハウジングに設けられた接続部又は接続ポートに挿入され、それぞれ対応する導線と接続された導線の接続リードの端部継手と接触されている。
【0007】
本明細書では、端部継手は、導線の接続リードと電気的及び機械的に接続されているので、インバータのプラグコネクタと導線との間で常に低い接触抵抗が保証される。例えば導線の接続リード線、相リード線とも呼ばれる導線の非絶縁端部の間で高い絶縁抵抗を有する電気的接続を同時に確実にするためには、導線又は接続ラインの絶縁されない端部は互いに密封方式で密閉され、そしてステーターとモーターハウジングの他の伝導性コンポーネントから電気的に絶縁されなければならない。
【0008】
ステーターとインバータの導線の接続リード線に接続された端部取付具は、電気モータとしての、特にプラグコネクタの正確で迅速な組立を確実にするために、ステーター上の予め決められた位置に配置されなければならない。ステーター上の導線の接続リード線の十分に正確な配置でない場合は、接続リード線上の端部取付け部材又は導線の組み立ても、モータハウジングへのステーターの組み立ても不可能である。
【0009】
従来技術の電動圧縮機の電気モータは、導線の接続リード線の端部を受けるためのプラグハウジングは、それをステーター絶縁体に押し付けることによって固定されてた。これにより、プラグハウジングは組み立て中に定位置に固定された。
【0010】
国際公開第2015−146677 A1号パンフレット(特許文献1)は、圧縮アセンブリ、圧縮アセンブリを駆動するための電気モータ、及び電気モータに電力を供給するためのインバータを備えた電動コンプレッサを開示している。上記の電気モータは、ステーターコアの端部に配置された電気絶縁コイル本体を有するロータとステーターと、コイル本体上に配置されたコイルと、コイルとインバータとを電気的に接続するための接続ポートを有するプラグハウジングとを備える。
【0011】
また、プラグハウジングは、ラッチ機構又はスプリングクロージャを用いて、特にスナップフックによってコイル本体の端部側でステーターと機械的に連結されている。
【0012】
プラスチック絶縁された銅線からなるコイルの導線のセグメントとして形成された電気モータの各相のコイルの、特にラッカー銅線で形成された接続リード線は、プラグハウジングがコイル本体に固定される前にプラグハウジングに導入される端部金具と接続されなければならない。
【0013】
例えば、プラグハウジングの内側を外側に向かってシールして、圧縮されるべき気体状の流体がプラグハウジング内に侵入するのを防止し、それによって、通路での絶縁抵抗及び短絡の発生を減少させるために、プラグハウジングへ続く導線の接続リード線の各端部嵌合部の別のシール要素、特にシールリングが提供される。
【0014】
更に、2部品で構成されたプラグハウジングを使用するのには、プラグハウジングをシールするための追加のシールを必要とする。電気モータをを圧縮機に組み立てるとき、端子クランプに固定され、ステーターコアの周りに沿って湾曲されたコネクタワイヤの接続リード線は、半径方向外向きに作用する遠心力を発生させ、それがプラグハウジングの変位を招く。従来の電気モータでは、接続リード線又は導線は、接着テープ又はワックス絶縁テープなどの追加の固定要素を使用して所定の位置に固定されていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0015】
WO 2015−146677号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0016】
本発明は、簡単に組み立てることができる気体流体の電気駆動式コンプレッサを駆動するための装置、特に電気モータを提供及び改良することを課題とする。
また本発明は、プラグハウジングならびに導線の接続リード線、特にプラグハウジング内に配置された導線の接続リード線の端部が、相互に及び周囲の導電性構成要素に対して気密封止することを課題とする。
【0017】
更に本発明の装置は、例えば重量及び設置スペースの必要量を減らすために、また、製造コストも最小にするために、構造的に簡単に製造可能であるように、可能な限り少ない数の構成要素及び構造部品を用いることを課題とする。
この問題は、独立特許請求の範囲の特徴を有する主題により解決される。更なる発展は従属特許請求の範囲に明記されている。
【課題を解決するための手段】
【0018】
この問題は、本発明の気体流体の圧縮機を駆動するための装置、特に電気モータによって解決される。この装置は、共通の長手方向軸に沿って延びるロータと静止ステーターとを含む。ステーターは、コイルの導線のセグメントとして開発された接続リードを含み、有利には、ロータを外側から取り囲むように配置される。
【0019】
導線は、コイルの近傍で特定の巻線から引き出された導線の非巻線端を有するラッカー銅線で経営された接続リード線であって、好ましくは合成材料被覆により絶縁されるのが有利である。
【0020】
本発明の概念によれば、少なくとも1つの連結要素を受容するために、少なくとも1つのプラグハウジングが設けられる。連結要素は、導線の接続リードと電気的に接続され、プラグコネクタとの電気接続のために実装されている。少なくとも1つのプラグハウジング用の少なくとも1つの収容要素を有する支持要素が、ステーターの軸方向に向いた端部側に接触して配置されている。収容要素は、プラグコネクタを受けるための少なくとも1つの接続通路を含む。
【0021】
支持要素及び少なくとも1つのプラグハウジング用の少なくとも1つの収容要素は、収容要素が支持要素の構成部分であるように、凝集ユニット及び一体構成要素として有利に実装される。
本明細書では、軸方向とは、ステーターの長手方向軸の方向と理解されるべきであり、これはまた、ロータの長手方向軸と回転軸とにも対応する。軸方向に配向された端部側は、長手方向軸に対して垂直に配向された平面内に配置されている。
【0022】
本発明によれば、プラグハウジングは、収容要素の所定の移動方向に挿入され、収容要素の各接続通路と連結要素の第2接続部材とがプラグコネクタを受け入れるために相互に対応するよう配置される。
【0023】
プラグハウジングは、更に、少なくとも注封材料で充填され、気密シールで支持要素に固定された領域にある。
連結要素は、有利には、第1接続部材と第2接続部材とを含む。
第1接続部材は、導線の接続リードと電気的に接続されている。
第2接続部材はプラグコネクタとの電気的接続のために実施される。
プラグハウジングは、好ましくは、それぞれ収容要素の1つの接続通路と、プラグコネクタを受容するための連結要素の第2接続部材と、が互いに対応するように配置される所定の運動方向で収容要素に挿入される。
【0024】
収容要素の接続通路とプラグハウジングの連結要素の第2接続部材とは、プラグコネクタを受容するために互いに同心に配向されているのが好ましい。
【0025】
本発明の利点の1つは、プラグハウジングが収容要素内及びそれと共に支持要素上の適所に固定されることを含む。プラグハウジングは、長手方向軸に対して垂直な平面内に延びる方向から部材内に滑り込ませるのが好ましい。
【0026】
本発明の一実施例によれば、プラグハウジングは、好ましくは2つの別々に開発された構成要素として、又はリンクされたユニットとして実装される第1ハウジング部及び第2ハウジング部を含む。リンクユニットのハウジング部は、互いの方へ折り畳み可能であるようにヒンジ接続を介して接続される。
【0027】
ハウジング部は、好ましくは、型閉めの下で接続可能であり、従って互いに接続可能であるように実施される。
導線の接続リードと電気的に接続された連結要素は、第1ハウジング部と第2ハウジング部との間の位置に固定されるのが好ましい。
本明細書では、連結要素は完全にハウジング部間に配置されている。
【0028】
本発明の特に好ましい実施例によれば、3つの連結要素を収容するためのプラグハウジングは、それぞれ第1接続用素は接続ライン又は導線に、特に一つの位相の導線に電気接続されている。支持要素に形成された収容要素は結果的に3つの接続通路を有する。
【0029】
本発明の更に好ましい実施例によれば、プラグハウジングは、少なくとも1つの第1室と、少なくとも1つの第2室と、少なくとも1つの第3室と、を備えている。各プラグハウジング内の第1、第2、及び第3の室の数は、プラグハウジング内に配置されている連結要素の数によって決まる。
【0030】
ここで、好ましくは、導線の1本の接続リード線が、第1室を貫通するとともに第1室を貫通して前記第2室に達するように配置され、導線の接続リード線は前記第2室内で終端する。接続リード線は、第2ハウジング部に設けられた貫通部を介してプラグハウジングの第1室内に導入されるのが好ましい。
【0031】
本発明の更なる利点は、各場合における第1室がプラグハウジングを気密封止するための注封材料で充填されることを含む。注封材料は、第1室の全容積を満たすことができる。
連結要素は、第2室内の第1接続部材と第3室内の第2接続部材と共に配置され、その結果、2つの室に重なる。
【0032】
本発明の一実施例によれば、連結要素の第2接続部材は、プラグコネクタを少なくとも部分的に囲むためのアイレットの形で形成される。本明細書では、アイは閉じていても開いていてもよいが溝付きであり、その結果、プラグコネクタ上の配置によって第2接続部材と 連結要素とプラグコネクタとの間の電気接続が確立される。
【0033】
本発明の好ましい実施例によれば、支持要素は、半径方向に配向された環状表面と軸方向に配向された環状表面とを備え、これらは外側端部に接触して配置され互いに連結される。プラグハウジング用の収容要素は、好ましくは、支持要素の半径方向に配向された環状表面の小領域として開発されている。
【0034】
上記支持要素の半径方向に整列された半径方向環状面は好ましくは円形リング形態、特に環の扇状円又は開放環形状のセクション形態を有し、一方で、支持要素の軸方向に整列された軸方向環状面は円筒形、円柱、具体的には中空円柱、特に中空円筒形に形成されている。
支持要素の半径方向に配向された半径方向環状面は、有利には環形、特に環の扇形又は開放環形の形態を有し、支持要素の軸方向に配向された環状面は、特に円筒形の形状を有する。
本発明の他の実施例によれば、支持要素は、導線の少なくとも1つの接続リード線を案内するための少なくとも1つの案内部材を備える。
【0035】
第1案内部材は、好ましくは、軸方向に配向された円筒形、特に中空の円筒形の環状面の円周方向に開いた扇形の形態の壁を有して形成されている。第1案内部材は、好ましくは、支持要素の半径方向に配向された環状表面上で接触して支持要素と、特に半径方向環状表面の内側縁部で接触している下端側と接続されている。
【0036】
導線の少なくとも1つの接続リード線は、有利には、第1案内部材の壁から支持要素の半径方向環状表面への移行領域にあり、第1案内部材と支持要素とに接触している。
本発明の更なる利点は、少なくとも1つの第2案内部材が保持ブラケットの形態で形成され、それが半径方向外向きに突出して第1案内部材の壁に配置されることを含む。
【0037】
少なくとも1つの第2案内部材は、導線の接続リードが第2案内部材と支持要素の半径方向に配向された環状面との間に配置されるように、第1案内部材の壁の上端側に形成されることが好ましい。支持要素の半径方向に配向された環状面内で、特に刻み目又は開口部の形態の外形は、軸方向において少なくとも1つの第2案内部材とは反対側に形成することができる。
【0038】
本発明の更なる変形例によれば、支持要素は、接触領域を有する少なくとも1つの弾性的に変形可能な加圧要素を含む。加圧要素は、実質的に軸方向にある程度の広がりを有して形成することができる。装置の組み立て状態では、加圧要素は、弾性変形下で合わせ面上のその接触領域と接触している。加圧要素の接触領域は、例えば、接触縁としての接触面として、又は点の形で形成することができる。
【0039】
加圧要素の弾性変形によって支持要素に加えられる圧力のために、接続ポートを有するプラグハウジングのための接続通路を有する収容要素を有する支持要素は、ステーターに対向して押圧され、このようにして支持要素のステーターに対する望ましくない相対運動が防止される。
【0040】
本発明の更なる特徴は、収容要素、案内部材、及び任意に少なくとも1つの加圧要素を有する支持要素が、収容要素、案内部材、及び支持要素が連結されるように連結要素及び一体構成要素として実現されることを含む。構造上、加圧要素も支持要素の構成要素である。その結果、支持要素は、特にステーターの多機能部品として配備される。接続ポートを有するプラグハウジングを配置するための加圧要素及び収容要素は、支持要素の軸方向に向いた側に配置される。
【0041】
本発明の更に他の実施例によれば、多数の加圧要素を有する支持要素を実施する場合には、加圧要素は、円周にわたって支持要素上に分布して配置される、少なくとも2つの加圧要素の多重性を理解すべきである。
【0042】
本発明による気体流体の圧縮機を駆動するための装置を組み立てるための方法は、請求項1乃至20のいずれか一項に記載の気体流体の圧縮機を駆動するための装置を組み立てる方法であって、
ロータとステーターとを共通の長手方向軸上に配置し、ステーターがロータを半径方向に取り囲む段階と、
ステーターの軸方向を向く第1端部側に支持要素を配置する段階と、プラグハウジングの第1ハウジング部上に、導線の連結要素と電気的に接続された接続リード線を有するか、又は接続リード線なしで少なくとも1つの連結要素を配置する段階と、プラグハウジングの第2ハウジング部を少なくとも1つの連結要素が配置された状態で第1ハウジング部の上に連結要素がハウジング部の間に配置されるように配置するとともに、第2ハウジング部を第1ハウジング部に固定する段階と、第2ハウジング部に形成された貫通部を介して導線の少なくとも1つの接続リード線をプラグハウジング内に導入し、接続リード線のない連結要素が第1ハウジング部に配置された後、導線の接続リード線を接続する段階と、プラグハウジングを支持要素上に配置された収容要素に導入し、これによりプラグハウジングを支持要素の定位置に固定する段階と、注封コンパウンドをプラグハウジングの少なくとも1つの第1室に充填し、このようにしてプラグハウジングを支持要素に接続すると共にプラグハウジングを気密封止する段階と、を含むことを特徴とする。
【0043】
また本発明は、前記導線の前記特定の連結要素と電気的に接続された前記少なくとも1つの接続リード線を有する前記プラグハウジングを所定の運動方向にスライドさせ、ステーター(1)上に配置されかつ所定の最終位置に固定された支持要素の収容要素内への挿入することが好ましい。
【0044】
本発明の好ましい一実施例によれば、特定の連結要素と電気的に接続された、導線の少なくとも1つの接続リードを有するプラグハウジングは、所定の運動方向に配置された支持要素の収容要素内に挿入される。ステーターは所定の最終位置に固定されている。
【0045】
本発明の有利な構成は、自動車の空調システムの冷媒回路内の冷媒の圧縮機用の気体流体の圧縮のために圧縮機を駆動するための装置、特に電気モータの使用を可能にする。
【発明の効果】
【0046】
最小限の数の必要な構成要素で気体流体の圧縮機を駆動するための本発明による装置及び装置を組み立てるための方法は、更に以下のような多様な特徴を含む。
【0047】
特に接続リード線の所定位置に導線を固定することによって、追加の固定手段なしに、及び追加の封止要素なしに、専ら注封部材による電気的に活性な接続部品の完全気密封止ができる。
可能な限り最良の電気絶縁と導線の接続リード線の長さの最適化による、最小限のコストと最小限の重量が達成できる。
【0048】
特に連結要素の完全かつ完全な密封及び圧縮機を流れる流体の浸透の防止によって、連結要素と導電性の不活性構成要素との間の短絡電流の発生が回避できる。
支持要素の収容要素内にプラグハウジングを配置した後でも、プラグハウジング上の導線の接続リード線の接続を可能にする可変的構成の接続方法ができる。
【0049】
特にプラグハウジング自体と支持要素並びに固定要素上の所定位置に接続ポートを有するプラグハウジング用の収容要素を用て、支持要素の固定の簡単な組み立てが可能となる。
モーターハウジングへの組立て前のプラグハウジング用の収容要素を有する支持要素の明確で明確な位置決めにより、接続ポートを有するプラグハウジングの明確で明確な位置決めができる
【0050】
支持要素と収容要素との相対移動、及びそれに伴う装置への組立中のステーターに対するインバータへの電気的接続としてプラグコネクタを受容するための接続ポートを有するプラグハウジングの相対移動の防止。特にステーターをロータと一緒にモーターハウジング内に配置するとき、ならびに装置の簡単な組み立てができる。
(【0051】以降は省略されています)

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