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公開番号2019194543
公報種別公開特許公報(A)
公開日20191107
出願番号2018088601
出願日20180502
発明の名称電子時計
出願人セイコーエプソン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G04C 10/02 20060101AFI20191011BHJP(時計)
要約【課題】太陽電池を有する電子時計において、発電効率の低下を抑制する。
【解決手段】電子時計は、太陽電池80_aおよび太陽電池80_bと、平面視において、太陽電池80_aおよび太陽電池80_bと重なる表示部を備え、太陽電池80_aは、互いに電気的に直列に接続されるセル81_1aとセル81_1bとを有し、太陽電池80_bは、互いに電気的に直列に接続されるセル81_3bとセル81_4bとを有し、太陽電池80_aおよび太陽電池80_bは、互いに電気的に並列に接続される。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
第1太陽電池および第2太陽電池と、
平面視において、前記第1太陽電池および前記第2太陽電池と重なる表示部と、を備え、
前記第1太陽電池は、
互いに電気的に直列に接続される第1セルと第2セルとを有し、
前記第2太陽電池は、
互いに電気的に直列に接続される第3セルと第4セルとを有し、
前記第1太陽電池および前記第2太陽電池は、互いに電気的に並列に接続される、
ことを特徴とする電子時計。
続きを表示(約 2,200 文字)【請求項2】
前記第1太陽電池と前記第2太陽電池とは、
前記平面視において、前記表示部の6時位置および12時位置を結ぶ直線で前記表示部を分割した第1領域と第2領域とのうち互いに異なる領域内に設けられる、
ことを特徴とする請求項1に記載の電子時計。
【請求項3】
第1太陽電池および第2太陽電池と、
平面視において前記第1太陽電池および前記第2太陽電池と重なる表示部と、を備え、
前記第1太陽電池は、
互いに電気的に並列に接続された第1セルと第3セルとを有し、
前記第2太陽電池は、
互いに電気的に並列に接続された第2セルと第4セルとを有し、
前記第1太陽電池と前記第2太陽電池とは、互いに電気的に直列に接続される、
ことを特徴とする電子時計。
【請求項4】
前記第1セルと前記第3セルとは、
前記平面視において、前記表示部の6時位置および12時位置を結ぶ直線で前記表示部を分割した第1領域と第2領域とのうち互いに異なる領域内に設けられ、
前記第2セルと前記第4セルとは、
前記平面視において、前記第1領域と前記第2領域とのうち互いに異なる領域内に設けられる、
ことを特徴とする請求項3に記載の電子時計。
【請求項5】
前記表示部は、時刻を表示する指針を有し、
前記第1セルと前記第3セルとは、
前記平面視において、前記指針の指針軸に対して点対称に設けられ、
前記第2セルと前記第4セルとは、
前記平面視において、前記指針の指針軸に対して点対称に設けられる、
ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の電子時計。
【請求項6】
前記表示部は、時刻を表示する指針を有し、
前記第1セルと前記第3セルとは、
前記平面視において、前記表示部の6時位置および12時位置を結ぶ直線に対して線対称に設けられ、
前記第2セルと前記第4セルとは、
前記平面視において、前記表示部の6時位置および12時位置を結ぶ直線に対して線対称に設けられる、
ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の電子時計。
【請求項7】
第1太陽電池および第2太陽電池と、
平面視において、前記第1太陽電池および前記第2太陽電池と重なり、時刻を表示する指針を有する表示部と、を備え、
前記平面視において、前記第1太陽電池または前記第2太陽電池のいずれかに含まれる複数のセルのうち前記指針の回転運動が可能な範囲と重ならないセルを第1セル、前記平面視において、前記複数のセルのうち前記範囲と重なるセルを第2セルとしたとき、
前記平面視において、前記第1セルの面積は、前記第2セルと前記指針とが重なる面積が最も大きくなる最大面積を前記第2セルの面積から除いた面積以上、かつ、前記第2セルと前記指針とが重なる面積が最も小さくなる最小面積を前記第2セルの面積から除いた面積以下である、
ことを特徴とする電子時計。
【請求項8】
第1太陽電池および第2太陽電池と、
平面視において、前記第1太陽電池および前記第2太陽電池と重なり、時刻を表示する指針を有する表示部と、を備え、
前記平面視において、前記第1太陽電池または前記第2太陽電池のいずれかに含まれる複数のセルのうち前記指針と重なるセルを第2セル、前記平面視において、前記複数のセルのうち前記指針の指針軸に対して、前記第2セルより外側に配置され前記指針と重なるセルを第3セルとしたとき、
前記平面視において、
前記第3セルと前記指針とが重なる面積が最も大きくなる最大面積を前記第3セルの面積から除いた面積および前記第3セルと前記指針とが重なる面積が最も小さくなる最小面積を前記第3セルの面積から除いた面積は、
前記第2セルと前記指針とが重なる面積が最も大きくなる最大面積を前記第2セルの面積から除いた面積以上、かつ、前記第2セルと前記指針とが重なる面積が最も小さくなる最小面積を前記第2セルの面積から除いた面積以下である、
ことを特徴とする電子時計。
【請求項9】
前記表示部には、目盛りが設けられ、
前記平面視において、前記第1太陽電池または前記第2太陽電池のいずれかに含まれる複数のセルのそれぞれの面積から、前記目盛りと重なる面積を除いた面積が互いに略等しい、
ことを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の電子時計。
【請求項10】
第1太陽電池および第2太陽電池と、
平面視において、前記第1太陽電池および前記第2太陽電池と重なる表示部と、を備え、
前記第1太陽電池は、1つのセルで構成され、
前記第2太陽電池は、互いに電気的に並列に接続された第2セルと第4セルとを有し、
前記第1太陽電池と前記第2太陽電池とは、互いに電気的に直列に接続される、
ことを特徴とする電子時計。
【請求項11】
前記表示部と、前記第1太陽電池と、前記第2太陽電池とを収容する筐体を、
備えることを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の電子時計。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電子時計に関する。
続きを表示(約 11,000 文字)【背景技術】
【0002】
近年、太陽電池が設けられた電子時計が普及している。例えば、特許文献1には、太陽電池を均等に分割した4つのセルが設けられた電子時計が開示されている。この電子時計に設けられた4つのセルは、互いに直列に接続されている。4つのセルを互いに直列に接続して得られた電圧によって、二次電池が充電される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003−287579号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、互いに直列に接続されたセルの一部がユーザーの袖等によって遮光される場合、太陽電池が遮光されていない場合の発電量に対する実際の発電量の割合が、太陽電池全体の面積に対する遮光されていない面積の割合未満となる場合があり、発電効率が低下する問題があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の好適な態様(第1態様)に係る電子時計は、第1太陽電池および第2太陽電池と、平面視において、前記第1太陽電池および前記第2太陽電池と重なる表示部と、を備え、前記第1太陽電池は、互いに電気的に直列に接続される第1セルと第2セルとを有し、前記第2太陽電池は、互いに電気的に直列に接続される第3セルと第4セルとを有し、前記第1太陽電池および前記第2太陽電池は、互いに電気的に並列に接続される。
【0006】
複数のセルが互いに電気的に直列に接続されている場合、この複数のセルの発電電流は、この複数のセルのうち最も発電電流が少ないセルの電流で制限される。以上の態様では、第1太陽電池および第2太陽電池が、互いに電気的に並列に接続されているため、第1太陽電池または第2太陽電池の一方の太陽電池が遮光されたとしても、光が入射された他方の太陽電池によって電流が流れる。従って、第1太陽電池および第2太陽電池全体として発電することが可能になる。これに対し、4つのセルが互いに直列に接続されている場合、この4つのセルのいずれかが完全に遮光されると、遮光されたセルの電流が0となるため、この4つのセルは、ほとんど発電しなくなる。従って、以上の態様によれば、4つのセルが互いに直列に接続されている場合と比較して、発電効率の低下を抑制することが可能になる。
【0007】
第1態様の好適例(第2態様)において、第1太陽電池と前記第2太陽電池とは、前記平面視において、前記表示部の6時位置および12時位置を結ぶ直線で前記表示部を分割した第1領域と第2領域とのうち互いに異なる領域内に設けられる。
【0008】
一般的に、電子時計は、ユーザーの腕に装着される可能性が高い。ユーザーの左腕に電子時計が装着された場合には、第1太陽電池または第2太陽電池に含まれる複数のセルのうち、9時方向に設けられたセルが、ユーザーの袖等によって遮光されやすい。同様に、ユーザーの右腕に装着された場合には、前述の複数のセルのうち、3時方向に設けられたセルが、ユーザーの袖等によって遮光されやすい。以上の態様によれば、電子時計がユーザーの左腕に装着された場合には、第1領域または第2領域のうち前述の直線に対して3時方向に位置する領域内に設けられた太陽電池によって、発電できる可能性を高くすることが可能になる。また、電子時計がユーザーの右腕に装着された場合には、第1領域または第2領域のうち前述の直線に対して9時方向に位置する領域内に設けられた太陽電池によって、発電できる可能性を高くすることが可能になる。
【0009】
本発明の好適な態様(第3態様)に係る電子時計は、第1太陽電池および第2太陽電池と、平面視において、前記第1太陽電池および前記第2太陽電池と重なる表示部と、を備え、前記第1太陽電池は、互いに電気的に並列に接続された第1セルと第3セルとを有し、前記第2太陽電池は、互いに電気的に並列に接続された第2セルと第4セルとを有し、前記第1太陽電池と前記第2太陽電池とは、互いに電気的に直列に接続される。
【0010】
以上の態様では、第1セルと第3セルとが、互いに電気的に並列に接続されているため、第1セルまたは第3セルの一方のセルが遮光されたとしても、光が入射された他方のセルによって電流が流れる。同様に、第2セルと第4セルとが、互いに電気的に並列に接続されているため、第2セルまたは第4セルの一方のセルが遮光されたとしても、光が入射された他方のセルによって電流が流れる。以上により、第1太陽電池および第2太陽電池のいずれも電流が流れるため、第1太陽電池および第2太陽電池全体として発電することが可能である。これに対し、4つのセルが互いに直列に接続されている場合、この4つのセルのいずれかが完全に遮光されると、遮光されたセルの電流が0となるため、この4つのセルは、ほとんど発電しなくなる。従って、以上の態様では、4つのセルが互いに直列に接続されている場合と比較して、発電効率の低下を抑制することが可能になる。
【0011】
第3態様の好適例(第4態様)において、前記第1セルと前記第3セルとは、前記平面視において、前記表示部の6時位置および12時位置を結ぶ直線で前記表示部を分割した第1領域と第2領域とのうち互いに異なる領域内に設けられ、前記第2セルと前記第4セルとは、前記平面視において、前記第1領域と前記第2領域とのうち互いに異なる領域内に設けられる。
【0012】
以上の態様によれば、電子時計がユーザーの左腕に装着された場合には、第1領域または第2領域のうち前述の直線に対して3時方向に位置する領域内に設けられたセルによって、発電できる可能性を高くすることが可能になる。また、電子時計がユーザーの右腕に装着された場合には、第1領域または第2領域のうち前述の直線に対して9時方向に位置する領域内に設けられたセルによって、発電できる可能性を高くすることが可能になる。
【0013】
第1態様から第4態様の好適例(第5態様)において、前記表示部は、時刻を表示する指針を有し、前記第1セルと前記第3セルとは、前記平面視において、前記指針の指針軸に対して点対称に設けられ、前記第2セルと前記第4セルとは、前記平面視において、前記指針の指針軸に対して点対称に設けられる。
【0014】
通常、セルが遮光される場合、遮光される領域は離散的でなく、ユーザーの袖による遮光のように、連続的となることが多い。遮光される領域が連続的であるため、互いに電気的に並列に接続された2つのセルが、より離れていることにより、一方のセルが遮光されても他方のセルに入射されるため発電できる可能性を高くすることができる。以上の態様によれば、互いに電気的に並列に接続された第1セルと第3セルとが指針軸に対して点対称に設けられるため、点対称に設けられない場合と比較して、第1セルと第3セルとの距離が離れることになるため、発電できる可能性を高くすることができる。互いに電気的に並列に接続される第2セルおよび第4セルについても、第1セルおよび第3セルと同様に、発電できる可能性を高くすることができる。
【0015】
第1態様から第4態様の好適例(第6態様)において、前記表示部は、時刻を表示する指針を有し、前記第1セルと前記第3セルとは、前記平面視において、前記表示部の6時位置および12時位置を結ぶ直線に対して線対称に設けられ、前記第2セルと前記第4セルとは、前記平面視において、前記表示部の6時位置および12時位置を結ぶ直線に対して線対称に設けられる。
【0016】
以上の態様によれば、第4態様と同様に、発電できる可能性を高くすることが可能になる。さらに、第6態様は、第5態様と比較すると、互いに電気的に並列に接続された2つのセル同士の距離が全体的に短くなるため、配線が容易になる。
【0017】
本発明の好適な態様(第7態様)に係る電子時計は、第1太陽電池および第2太陽電池と、平面視において、前記第1太陽電池および前記第2太陽電池と重なり、時刻を表示する指針を有する表示部と、を備え、前記平面視において、前記第1太陽電池または前記第2太陽電池のいずれかに含まれる複数のセルのうち前記指針の回転運動が可能な範囲と重ならないセルを第1セル、前記平面視において、前記複数のセルのうち前記範囲と重なるセルを第2セルとしたとき、前記平面視において、前記第1セルの面積は、前記第2セルと前記指針とが重なる面積が最も大きくなる最大面積を前記第2セルの面積から除いた面積以上、かつ、前記第2セルと前記指針とが重なる面積が最も小さくなる最小面積を前記第2セルの面積から除いた面積以下である。
【0018】
互いに電気的に直列に接続された複数のセルの発電電流は、この複数のセルのうち最も発電電流が少ないセルの電流で制限されるため、この複数のセルの発電効率を向上させるには、複数のセルのそれぞれが受光する面積を同一にすることが好ましい。上述した態様では、第1セルの面積が、第2セルの遮光されない面積の変動範囲内にある。第1セルの面積が、第2セルの遮光されない面積の変動範囲外にある場合、第1セルまたは第2セルのうち、発電電流が少ないセルが、常にいずれか一方のセルとなり、他方のセルの発電の一部が常に無駄になってしまう。従って、上述した態様によれば、第1セルの面積が、第2セルの遮光されない面積の変動範囲外にある場合と比較して、発電効率の低下を抑制することが可能になる。
【0019】
本発明の好適な態様(第8態様)に係る電子時計は、第1太陽電池および第2太陽電池と、平面視において、前記第1太陽電池および前記第2太陽電池と重なり、時刻を表示する指針を有する表示部と、を備え、前記平面視において、前記第1太陽電池または前記第2太陽電池のいずれかに含まれる複数のセルのうち前記指針と重なるセルを第2セル、前記平面視において、前記複数のセルのうち前記指針の指針軸に対して、前記第2セルより外側に配置され前記指針と重なるセルを第3セルとしたとき、前記平面視において、前記第3セルと前記指針とが重なる面積が最も大きくなる最大面積を前記第3セルの面積から除いた面積および前記第3セルと前記指針とが重なる面積が最も小さくなる最小面積を前記第3セルの面積から除いた面積は、前記第2セルと前記指針とが重なる面積が最も大きくなる最大面積を前記第2セルの面積から除いた面積以上、かつ、前記第2セルと前記指針とが重なる面積が最も小さくなる最小面積を前記第2セルの面積から除いた面積以下である。
【0020】
上述した態様では、第3セルの遮光されない面積の変動範囲が、第2セルの遮光されない面積の変動範囲内にある。上述した態様によれば、第3セルの遮光されない面積の変動範囲が、第2セルの遮光されない面積の変動範囲外となる場合と比較して、第2セルの受光する面積と、第3セルの受光する面積とをより同一に近づけることができるため、発電効率の低下を抑制することが可能になる。
【0021】
第1態様から第6態様の好適例(第9態様)において、前記表示部には、目盛りが設けられ、前記平面視において、前記第1太陽電池または前記第2太陽電池のいずれかに含まれる複数のセルのそれぞれの面積から、前記目盛りと重なる面積を除いた面積が互いに略等しい。
【0022】
上述したように、互いに電気的に直列に接続された複数のセルの発電効率を向上させるには、複数のセルのそれぞれが受光する面積を同一にすることが好ましい。上述した態様によれば、複数のセルのそれぞれの面積から、目盛りと重なる面積を除いた面積が互いに略等しいため、目盛りと重なる面積を除いた面積が互いに異なる場合と比較して、発電効率を向上させることが可能になる。略等しいとは、完全に等しいのみでなく、所定値以内の差分があっても等しいとみなす。
【0023】
本発明の好適な態様(第10態様)に係る電子時計は、第1太陽電池および第2太陽電池と、前記第1太陽電池または前記第2太陽電池から供給される電力によって動作し、時刻を表示する表示部と、を備え、平面視において、前記表示部は前記第1太陽電池および前記第2太陽電池と重なり、前記第1太陽電池は、1つのセルで構成され、前記第2太陽電池は、互いに電気的に並列に接続された第2セルと第4セルとを有し、前記第1太陽電池と前記第2太陽電池とは、互いに電気的に直列に接続される。
【0024】
以上の態様では、第2セルと第4セルとが、互いに電気的に並列に接続されているため、第2セルまたは第4セルの一方のセルが遮光されたとしても、光が入射された他方のセルによって電流が流れる。以上により、第1太陽電池に電流が流れていれば、第1太陽電池および第2太陽電池全体として発電することが可能である。これに対し、3つのセルが互いに直列に接続されている場合、この3つのセルのいずれかが完全に遮光されると、遮光されたセルの電流が0となるため、この3つのセルは、ほとんど発電しなくなる。従って、以上の態様では、3つのセルが互いに直列に接続されている場合と比較して、発電効率の低下を抑制することが可能になる。
【0025】
第1態様から第10態様の好適例(第11態様)において、前記表示部と、前記第1太陽電池と、前記第2太陽電池とを収容する筐体を備える。
【0026】
以上の態様によれば、発電効率の低下を抑制することが可能な第1太陽電池および第2太陽電池が収容された筐体を備える電子時計を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0027】
第1実施形態の電子時計Wを示す斜視図。
電子時計Wの構成図。
電子時計Wの構成を示す断面図。
第1態様における太陽電池モジュール8の平面図。
第1態様における太陽電池モジュール8の構成の一例を示す等価回路図。
第2態様における太陽電池モジュール8の平面図。
第2態様における太陽電池モジュール8の構成の一例を示す等価回路図。
第1参考例における太陽電池モジュール8の平面図。
第1参考例における太陽電池モジュール8の構成の一例を示す等価回路図。
第1実施例における太陽電池モジュール8の平面図。
第1実施例における太陽電池モジュール8の構成の一例を示す等価回路図。
第2実施例における太陽電池モジュール8の平面図。
第2実施例における太陽電池モジュール8の構成の一例を示す等価回路図。
第3実施例における太陽電池モジュール8の平面図。
第3実施例における太陽電池モジュール8の構成の一例を示す等価回路図。
第3実施例の変形例における太陽電池モジュール8の平面図。
第3実施例の変形例における太陽電池モジュール8の構成の一例を示す等価回路図。
第2参考例における太陽電池モジュール8の平面図。
第2参考例における太陽電池モジュール8の構成の一例を示す等価回路図。
第4実施例における太陽電池モジュール8の平面図。
第4実施例における太陽電池モジュール8の構成の一例を示す等価回路図。
第5実施例における太陽電池モジュール8の平面図。
第5実施例における太陽電池モジュール8の構成の一例を示す等価回路図。
第3参考例における太陽電池モジュール8の平面図。
第6実施例における太陽電池モジュール8の平面図。
第2実施形態の電子時計Wの構成図。
第2実施形態の電子時計Wの構成を示す断面図。
第2実施形態の第1態様における太陽電池モジュール8の平面図。
第2実施形態の第2態様における太陽電池モジュール8の平面図。
第2実施形態の第1参考例における太陽電池モジュール8の平面図。
第2実施形態の第1実施例における太陽電池モジュール8の平面図。
第3実施形態の電子時計Wの構成図。
第3実施形態の電子時計Wの平面図。
時針11または分針12とセル81_1とが重なる面積が最も大きい場合を示す図。
時針11または分針12とセル81_1とが重なる面積が最も小さい場合を示す図。
第3実施形態の第1実施例における太陽電池モジュール8の平面図。
第1変形例における電子時計Wの平面図。
【発明を実施するための形態】
【0028】
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照して説明する。ただし、各図において、各部の寸法および縮尺は、実際のものと適宜に異ならせてある。また、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの形態に限られるものではない。
【0029】
A.第1実施形態
以下、第1実施形態における電子時計Wを説明する。
【0030】
A.1.第1実施形態における電子時計Wの概要
図1に、第1実施形態における電子時計Wを示す斜視図を示す。電子時計Wは、竜頭Aと、第2バンド部Fと、第1バンド部Gと、表示部10とを有する。図1に示すように、電子時計Wは、時間を計測するアナログ時計である。
【0031】
図1において、表示部10の表示面における裏面から表面へと向かう方向をZ軸正方向とする。そして、Z軸に直交する2軸をXY軸とし、表示部10の中心から竜頭Aへの方向をX軸正方向とする。あるいは、表示部10の表示面の法線方向をZ軸とし、表示面の中心から第2バンド部Fまたは第1バンド部Gへの方向をY軸、Z軸およびY軸と直交する軸をX軸とすることもできる。第2バンド部Fから第1バンド部Gに向かう方向、すなわち、Y軸正方向を、「12時方向」と定義する。従って、例えば、Y軸負方向が「6時方向」となり、X軸正方向が「3時方向」となる。説明の簡略化のため、Z軸正方向側を「表側」と称し、Z軸負方向側を「裏側」と称する。
【0032】
竜頭Aは、回転および引き出しが可能な部材である。第2バンド部Fおよび第1バンド部Gは、電子時計Wをユーザーの手首に装着するための部材である。
【0033】
表示部10は、時針11と、分針12と、秒針13と、文字板15(図3参照)を含む。文字板15には、目盛り16が設けられる。表示部10は、目盛り16を基準にして、時針11、分針12、および秒針13を用いて、現在時刻の時、分、および秒を表示する。時針11、分針12、および秒針13は、「時刻を表示する指針」の例である。以下、単に、「指針」と記載した場合、時針11、分針12、および秒針13の総称とする。
【0034】
図2に、電子時計Wの構成図を示す。図2において、図1に示した構成と同一構成のものには同一符号を付してある。
【0035】
電子時計Wは、表示部10に関する構成として、時針11、分針12、秒針13、および、ムーブメント20を含む。ムーブメント20は、輪列機構201および輪列機構202、ステッピングモーター211およびステッピングモーター212、ならびに、モータードライバー221およびモータードライバー222を含む。モータードライバー221は、輪列機構201を介して時針11と分針12とを駆動するためにステッピングモーター211を駆動する。モータードライバー222は、輪列機構202を介して秒針13を駆動するためにステッピングモーター212を駆動する。
【0036】
電子時計Wは、さらに、発振回路1と、記憶部4と、制御部6と、竜頭Aとを含む。
【0037】
発振回路1は、時刻を計時するために用いられるクロック信号を生成する。クロック信号の周波数は、例えば、32.768kHzである。クロック信号の周波数が分周されて、周波数が1Hzとなったクロック信号が、制御部6に入力される。
【0038】
記憶部4は、読み書き可能な不揮発性の記録媒体である。記憶部4は、例えば、フラッシュメモリーである。記憶部4は、フラッシュメモリーに限らず適宜変更可能である。記憶部4は、例えば、制御部6が実行するプログラムを記憶する。
【0039】
制御部6は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等のコンピューターである。制御部6は、電子時計Wの全体の制御を司る。
【0040】
図3に、電子時計Wの構成を示す断面図を示す。図3に示す断面図は、図1に示すIII−III線の断面図である。ただし、図3に示す断面図では、図示を容易にするために、時針11、分針12、および秒針13の向きを、12時方向としている。図3に示すように、電子時計Wは、図1で示した部材およびデバイスに加えて、筐体31と、透光性部材32と、ベゼル33と、二次電池34と、回路基板35と、太陽電池モジュール8とを含む。
【0041】
<筐体>
筐体31は、表示部10、太陽電池モジュール8、ムーブメント20、回路基板35、二次電池34、および、制御部6を収容する。さらに、筐体31は、側面部312、および底面部311を含む。
【0042】
側面部312の表面側の部分には、Z軸正方向に向かって突出した突条部3121が形成される。突条部3121は、太陽電池モジュール8の厚さ方向から表示部10を見た平面視で円環状をなしており、透光性部材32を支持するために用いられる。以下、単に「平面視」と記載した場合、太陽電池モジュール8の厚さ方向、すなわち、Z軸正方向からの平面視であるとする。なお、太陽電池モジュール8の厚さ方向とは、太陽電池モジュール8の面のうち、光が入射される側の面に対して垂直な方向、すなわち、Z軸正方向である。
【0043】
<透光性部材>
透光性部材32は、筐体31に対してパッキン等によって形成された円環状のシール部材321を介して接続される。透光性部材32は、外部から筐体31の内部への埃等の侵入を防ぐ風防性を有するとともに、外部から内部を視認し得る透過性を有する。また、透光性部材32は、外部の光を内部に入射させることが可能な透光性を有する。透光性部材32の構成材料としては、例えば、ガラス、アクリル樹脂、またはポリカーボネート等を用いることができる。
【0044】
<ベゼル>
ベゼル33は、円環状をなしており、突条部3121に嵌合する。ベゼル33は、透光性部材32を側面部312に対して固定するための固定部材である。具体的には、ベゼル33の裏面側の内径は、突条部3121の外径とほぼ同等の寸法で形成されており、突条部3121が外周側に向かって変形することを抑制する。これにより、透光性部材32を筐体31に対して安定して固定することができる。
【0045】
<二次電池>
二次電池34は、回路基板35の裏側に設けられる。二次電池34は、回路基板35に配置された制御部6等に電力を供給する。二次電池34の具体例としては、例えば、リチウムイオン二次電池等が挙げられる。
【0046】
<回路基板>
回路基板35は、表示部10に対してほぼ平行に設けられる。回路基板35の面上には、回路部品として、例えば、制御部6等が配置される。回路基板35には、制御部6以外の回路部品も配置されるが、図面の煩雑化を避けるために、図3では、制御部6のみを描画する。制御部6は、シールド板351に覆われており、二次電池34から供給される電力で駆動される。
【0047】
<表示部>
表示部10は、図1でも示したように、時針11と、分針12と、秒針13と、文字板15を含む。文字板15は、透光性部材32から入射された光を、太陽電池モジュール8に入射させることが可能な透光性を有する。これにより、太陽電池モジュール8に、光が入射される。表示部10は、平面視において、太陽電池モジュール8と重なる。本実施形態において「重なる」とは、全部が重なることも含むし、一部が重なることも含む。さらに、表示部10は、時針11、分針12、および秒針13の指針軸14を含む。時針11は、ムーブメント20内の輪列機構201および指針軸14を介して駆動される。分針12は、輪列機構201および指針軸14を介して駆動される。秒針13は、ムーブメント20内の輪列機構202および指針軸14を介して駆動される。
【0048】
<太陽電池モジュール>
太陽電池モジュール8は、太陽等の光のエネルギーに基づいて発電する。太陽電池モジュール8は、複数の太陽電池80(図4参照)を有する。時針11、分針12、および秒針13は、太陽電池モジュール8から供給される電力によって動作可能である。太陽電池モジュール8に関して、例えば、下記に示す2つの態様がある。第1の態様と第2の態様ともに、太陽電池モジュール8を分割したセル81(図4参照)をn×m個設ける。nおよびmは、本実施形態において、2以上の整数である。nとmとは、互いに同一の値でもよいし、互いに異なる値でもよい。以下、nを「直列数」と称し、mを「並列数」と称する。太陽電池モジュール8の電圧は、セル81の電圧×直列数nである。直列数nは、二次電池34の電圧との兼ね合いにより決定される値である。以下に示す例では、説明の簡略化のため、直列数n=2とする。また、説明の簡略化のため、並列数m=2とする。
【0049】
図4および図5を用いて、第1態様における太陽電池モジュール8について説明し、図6および図7を用いて、第2態様における太陽電池モジュール8について説明する。
【0050】
図4に、第1態様における太陽電池モジュール8の平面図を示す。図5に、第1態様における太陽電池モジュール8の構成の一例を示す等価回路図を示す。図4に示す平面図は、説明の簡略化のため、太陽電池モジュール8のみを示す。
(【0051】以降は省略されています)

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