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公開番号2019191850
公報種別公開特許公報(A)
公開日20191031
出願番号2018082815
出願日20180424
発明の名称広告システム
出願人東京瓦斯株式会社
代理人特許業務法人青海特許事務所
主分類G06Q 30/02 20120101AFI20191004BHJP(計算;計数)
要約【課題】生活行動に対して適切な広告を提示する。
【解決手段】広告システム100は、住居における電気、水道、ガスのうち、1つ以上の使用量を検出する検出装置(スマートメータ110、110A、110B、110C)と、電気、水道、ガスのうち、1つ以上の使用量に基づいて、居住者の生活行動を推定する行動推定部と、生活行動に応じて、広告情報を決定する広告決定部と、広告情報を出力する出力部と、を備える。検出装置を用いることで、実際に行われた可能性が高い生活行動を推定できる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
住居における電気、水道、ガスのうち、1つ以上の使用量を検出する検出装置と、
前記使用量に基づいて、居住者の生活行動を推定する行動推定部と、
前記生活行動に応じて、広告情報を決定する広告決定部と、
前記広告情報を出力する出力部と、
を備える広告システム。
続きを表示(約 550 文字)【請求項2】
前記出力部は、前記生活行動を契機に前記広告情報を出力する請求項1に記載の広告システム。
【請求項3】
前記行動推定部は、前記生活行動として調理を推定する請求項1または2に記載の広告システム。
【請求項4】
前記広告決定部は、前記調理の頻度に応じて、前記広告情報を決定する請求項3に記載の広告システム。
【請求項5】
前記行動推定部は、前記生活行動として入浴を推定する請求項1から4のいずれか1項に記載の広告システム。
【請求項6】
前記広告決定部は、前記入浴の給湯量に応じて、前記広告情報を決定する請求項5に記載の広告システム。
【請求項7】
前記広告決定部は、前記入浴のための前記使用量に基づいて、前記居住者の人数を推定し、推定結果に応じて、前記広告情報を決定する請求項5または6に記載の広告システム。
【請求項8】
前記出力部は、前記生活行動として空調設備の使用を推定する請求項1から7のいずれか1項に記載の広告システム。
【請求項9】
前記広告決定部は、前記生活行動の時刻に応じて、前記広告情報を決定する請求項1から8のいずれか1項に記載の広告システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、居住者に広告を提示する広告システムに関する。
続きを表示(約 7,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、広告を電子機器を通じて提示するにあたって、消費者の関心が高い商品やサービスに関する広告を選択、決定するために、様々な技術が開発されている。例えば、携帯端末のアプリケーションの検索履歴や利用履歴に基づいて、対象となるアプリケーションへのユーザの関心度合を推定する技術が開示されている(例えば、特許文献1)。推定された関心度合に応じてバナー広告が決定され、携帯端末に配信される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6068696号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のように、パソコンや携帯端末などの操作履歴によってバナー広告が決定される技術は多数普及している。しかし、これらの技術は、過去の操作履歴に基づいて広告を提示するものであり、実際の生活行動に対して広告を提示することができない。
【0005】
本発明は、このような課題に鑑み、生活行動に対して適切な広告を提示することが可能な広告システムを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明の広告システムは、住居における電気、水道、ガスのうち、1つ以上の使用量を検出する検出装置と、使用量に基づいて、居住者の生活行動を推定する行動推定部と、生活行動に応じて、広告情報を決定する広告決定部と、広告情報を出力する出力部と、を備える。
【0007】
出力部は、生活行動を契機に広告情報を出力してもよい。
【0008】
行動推定部は、生活行動として調理を推定してもよい。
【0009】
広告決定部は、調理の頻度に応じて、広告情報を決定してもよい。
【0010】
行動推定部は、生活行動として入浴を推定してもよい。
【0011】
広告決定部は、入浴の給湯量に応じて、広告情報を決定してもよい。
【0012】
広告決定部は、入浴のための使用量に基づいて、居住者の人数を推定し、推定結果に応じて、広告情報を決定してもよい。
【0013】
行動推定部は、生活行動として空調設備の使用を推定してもよい。
【0014】
広告決定部は、生活行動の時刻に応じて、広告情報を決定してもよい。
【発明の効果】
【0015】
本発明によれば、生活行動に対して適切な広告を提示することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
広告システムの概略的な構成を示した説明図である。
スマートメータの概略的な構成を示した機能ブロック図である。
サーバの概略的な構成を示した機能ブロック図である。
表示装置の概略的な構成を示すブロック図である。
サーバの処理の流れを示すフローチャートである。
変形例のサーバの概略的な構成を示した機能ブロック図である。
変形例のサーバの処理の流れを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値等は、発明の理解を容易とするための例示にすぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
【0018】
(広告システム100)
図1は、広告システム100の概略的な構成を示した説明図である。図1に示すように、広告システム100は、複数のスマートメータ(検出装置)110と、複数のゲートウェイ機器112と、サーバ114と、基地局116と、表示装置118とを含んで構成される。
【0019】
スマートメータ110は、住居120に設けられ、住居120に供給された電気、水道、ガスの使用量を導出する。図1では、1つの住居120に設けられたスマートメータ110のみを示すが、スマートメータ110は、複数の住居120それぞれに設けられる。
【0020】
例えば、住居120ごとに3つのスマートメータ110A、110B、110Cが設けられる。スマートメータ110Aは、電気の使用量を検出する。スマートメータ110Bは、ガスの使用量を検出する。スマートメータ110Cは、水道の使用量を検出する。以下、3つのスマートメータ110A、110B、110Cを区別する必要がない場合、スマートメータ110と称する。
【0021】
ここでは、電気、ガス、水道の使用量を検出するメータがそれぞれ設けられる場合について説明した。ただし、1つのスマートメータ110が、電気、ガス、水道のうち、2つ以上の使用量を検出してもよい。
【0022】
ゲートウェイ機器112は、1または複数のスマートメータ110のデータを収集する。サーバ114は、コンピュータ等で構成され、広告システム100の管理者側に属する。また、サーバ114は、ゲートウェイ機器112を介して、1または複数のスマートメータ110のデータを収集する。したがって、住居120に配置されるスマートメータ110が有する情報を、サーバ114で一括管理することができる。
【0023】
ここで、ゲートウェイ機器112とサーバ114との間は、例えば、基地局116を含む携帯電話網やPHS(Personal Handyphone System)網等の既存の通信網を通じた無線通信が実行される。また、スマートメータ110同士およびスマートメータ110とゲートウェイ機器112との間は、例えば、920MHz帯を利用するスマートメータ用無線システム(U−Bus Air)を通じた無線通信が実行される。また、通信規格IEEE802.15.4/4eに準拠するRIT(Receiver Initiated Transmission)方式を通じた無線通信が行われてもよい。
【0024】
表示装置118は、例えば、住居120内に設置されたパソコン、居住者10の携帯電話、スマートフォン、PHS端末、住居120内に設置されたデジタルサイネージなどで構成される。また、表示装置118は、例えば、防水性を有して風呂場に設けられてもよい。表示装置118は、基地局116と無線通信を行う。
【0025】
(スマートメータ110)
図2は、スマートメータ110の概略的な構成を示した機能ブロック図である。スマートメータ110は、センサ150と、メータ通信部152と、メータ記憶部154と、メータ制御部156とを含んで構成される。
【0026】
センサ150は、測定対象の使用量を導出するための測定値を出力する。例えば、スマートメータ110Aのセンサ150は、電気の使用量を導出するための測定値を出力する。スマートメータ110Bのセンサ150は、ガスの使用量を導出するための測定値を出力する。スマートメータ110Cのセンサ150は、水道の使用量を導出するための測定値を出力する。
【0027】
メータ通信部152は、ゲートウェイ機器112や他のスマートメータ110を介して、サーバ114との通信を行う。メータ記憶部154は、ROM、RAM、フラッシュメモリ、HDD等で構成され、スマートメータ110に用いられるプログラムや各種データを記憶する。
【0028】
メータ制御部156は、CPUやDSPで構成され、メータ記憶部154に格納されたプログラムを用い、スマートメータ110全体を制御する。また、メータ制御部156は、導出部170、通信制御部172として機能する。
【0029】
導出部170は、センサ150から出力された測定値に基づいて、測定対象の使用量を導出する。導出部170は、導出した測定対象の使用量をメータ記憶部154に記憶させる。例えば、スマートメータ110Aの導出部170は、電気の使用量を導出する。スマートメータ110Bの導出部170は、ガスの使用量を導出する。スマートメータ110Cの導出部170は、水道の使用量を導出する。
【0030】
導出部170は、例えば、予め設定された所定時間(1分、30分、1時間など)ごとに使用された測定対象の使用量を導出する。また、スマートメータ110A、110B、110Cごとに、所定時間が異なっていてもよい。例えば、スマートメータ110Aでは、消費電力の1分値が導出される。
【0031】
ここで、1分値は、例えば、1分ごとに測定されるワット(W)の瞬時値に1時間を乗算したワットアワー(wh)でもよい。1分値は、ワットの瞬時値を1分間分、時間積分した値であってもよい。1分値は、これらの値を1分当たりの消費電力に換算した値でもよい。
【0032】
通信制御部172は、メータ通信部152を制御し、導出部170が導出した測定対象の使用量をサーバ114へ送信させる。通信制御部172は、例えば、測定対象の使用量が新たにメータ記憶部154に記憶される度に、測定対象の使用量をサーバ114に送信させてもよい。また、通信制御部172は、所定周期ごとに、メータ記憶部154から測定対象の使用量を読み出して、サーバ114に送信させてもよい。
【0033】
(サーバ114)
図3は、サーバ114の概略的な構成を示した機能ブロック図である。図3に示すように、サーバ114は、サーバ通信部180と、サーバ記憶部182と、サーバ制御部184とを含んで構成される。サーバ通信部180は、基地局116、ゲートウェイ機器112を介してスマートメータ110との通信を行う。また、サーバ通信部180は、基地局116を介して、表示装置118との通信を行う。
【0034】
サーバ記憶部182は、ROM、RAM、フラッシュメモリ、HDD等で構成され、予め、居住者10の保持する表示装置118について、上記通信網上の位置を特定するアドレス情報が記憶されている。サーバ記憶部182において、アドレス情報は、居住者10の居住する住居120を特定する識別情報と関連付けられている。
【0035】
また、サーバ記憶部182には、予め、複数の広告情報が記憶されている。広告情報は、表示装置118に表示させる可能性がある広告の画像(動画)データである。
【0036】
サーバ制御部184は、CPUやDSPで構成され、サーバ記憶部182に記憶された情報に基づいてサーバ114全体を制御する。また、サーバ制御部184は、通信制御部(出力部)190、行動推定部192、広告決定部194として機能する。
【0037】
通信制御部190は、サーバ通信部180を制御し、スマートメータ110A、110B、110Cそれぞれから送信された測定対象の使用量を受信させる。受信された電気、ガス、水道の使用量には、住居120の識別情報が付与されており、通信制御部190は、サーバ記憶部182に記憶された同一の住居120の識別情報に関連付けて、電気、ガス、水道の使用量をサーバ記憶部182に記憶させる。
【0038】
行動推定部192は、サーバ記憶部182に記憶された電気、ガス、水道の使用量に基づいて、居住者10の所定の生活行動を推定する。行動推定部192は、ガス、水道の使用量が予め設定された第1閾値よりも短時間、継続すると、料理を行っていると推定する。ガス、水道の使用量の第1閾値との比較により、料理よりも長時間の継続したガス、水道の使用が行われる入浴の準備(浴槽への給湯)を、料理と誤判定する可能性が抑制される。
【0039】
また、例えば、行動推定部192は、水道の使用量を用いず、予め設定された第1閾値以下の時間だけガスが使用されると、ガスコンロによる調理が行われたと推定してもよい。この場合も、ガスの使用時間を第1閾値と比較することで、入浴や暖房のためのガスの使用を、調理と誤認する可能性が低減される。
【0040】
また、行動推定部192は、ガス、水道の使用量が予め設定された第2閾値(第1閾値よりも大きい)よりも長時間、継続すると、入浴の準備(浴槽への給湯)を行っていると推定する。この場合、入浴の準備の後には入浴が行われるため、行動推定部192は、入浴が行われていると推定する。
【0041】
また、行動推定部192は、電気の使用量から空調設備(例えば、エアコン)の使用を推定する。行動推定部192は、例えば、空調設備の使用が推定された季節が夏季である場合、冷房機能が使用されたと判定する。行動推定部192は、例えば、空調設備の使用が推定された季節が冬季である場合、暖房機能が使用されたと判定する。また、空調設備が床暖房、ファンヒータなど、冷房機能を有さないものであってもよい。この場合、行動推定部192は、ガスの使用量から床暖房の使用を推定する。行動推定部192は、電気の使用量からファンヒータの使用を推定する。行動推定部192は、いずれの場合も、暖房機能が使用されたと判定する。
【0042】
また、住居120には、室温センサ122(図1参照)が設けられてもよい。室温センサ122は、空調設備に備え付けられてもよい。室温センサ122によって住居120内の室温が検出される。検出された室温データは、例えば、スマートメータ110に出力され、電気、ガス、水道の使用量と共にサーバ114に送信されて、サーバ記憶部182に記憶された同一の住居120の識別情報に関連付けて、電気、ガス、水道の使用量をサーバ記憶部182に記憶される。
【0043】
この場合、行動推定部192は、電気の使用量および室温データから、空調設備の冷房機能が使用されたか、空調設備の冷房機能が使用されたかを判定する。
【0044】
行動推定部192は、居住者10の生活行動として、広告の契機となる調理、入浴、空調設備の使用のいずれかを推定すると、推定結果をサーバ記憶部182に記憶(保持)させる。推定結果は、対応する住居120の識別情報に関連付けて記憶される。
【0045】
サーバ記憶部182に対し、新たに生活行動の推定結果が記憶されると、広告決定部194は、推定結果に関連付けられた識別情報が示す住居120に出力する広告情報を決定する。広告情報は、サーバ記憶部182に記憶されたものの中から、推定結果の内容(調理、入浴、空調設備の使用)に応じて選択、決定される。例えば、調理が推定されている場合、調理中や調理後に適した広告が選択される。入浴が推定されている場合、入浴中や入浴後に適した広告(アルコール飲料や牛乳など)が所定の規則に従って決定される。空調設備の冷房機能の使用が推定されている場合、空調設備の冷房機能の使用時に適した広告(アイス(氷菓子)、アルコール飲料など)が所定の規則に従って決定される。空調設備の暖房機能の使用が推定されている場合、空調設備の暖房機能の使用時に適した広告(鍋料理、シチューなど)が所定の規則に従って決定される。
【0046】
また、広告決定部194は、調理、入浴、空調設備の使用の生活行動が行われた(推定された)時刻に応じて、広告情報を決定する。例えば、広告決定部194は、早朝の入浴や空調設備の冷房機能の使用が推定された場合、アルコール飲料の広告を避ける。
【0047】
通信制御部190は、推定結果に対応する住居120の識別情報に関連付けられたアドレス情報を、サーバ記憶部182から読み出す。また、通信制御部190は、広告決定部194が決定した広告情報を、サーバ記憶部182から読み出す。通信制御部190は、サーバ通信部180を制御し、読み出したアドレス情報に向けて、読み出した広告情報を出力させる。
【0048】
(表示装置118)
図4は、表示装置118の概略的な構成を示すブロック図である。表示装置118は、端末通信部200と、端末記憶部202と、表示部204と、操作部206と、端末制御部208とを含んで構成される。
【0049】
端末通信部200は、基地局116を介して、サーバ114と通信を行う。端末記憶部202は、ROM、RAM、フラッシュメモリ、HDD等で構成され、表示装置118に用いられるプログラムや各種データを記憶する。表示部204は、液晶ディスプレイや有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイで構成される。
【0050】
操作部206は、例えば、抵抗膜方式(感圧式)、静電容量方式、赤外遮光方式などのタッチパネルで構成され、表示部204の表面に対する居住者10の操作入力を検知する。また、操作部206は、タッチパネルに限らず、押圧式のボタンなどで構成されてもよい。
(【0051】以降は省略されています)

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