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公開番号2019180771
公報種別公開特許公報(A)
公開日20191024
出願番号2018074761
出願日20180409
発明の名称遊技機
出願人株式会社三共
代理人
主分類A63F 5/04 20060101AFI20190927BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】遊技者にとって有利となる制御について改良を施したスロットマシンを提供すること。
【解決手段】メイン制御部は、非AT状態と、当該非AT状態よりも遊技者にとって有利なAT状態(低確)と、当該AT状態(低確)よりも遊技者にとって有利なAT状態(高確)と、を含む複数種類の状態に制御可能であり、内部抽選にて押し順小役が当選したときに正解押し順を報知可能なナビ報知を実行可能であり、ナビ報知の制御において、AT状態(低確)においてもAT状態(高確)においても正解押し順を報知可能であり、AT状態(高確)では、AT状態(低確)よりもナビ報知により正解押し順が報知される頻度が高まることによりAT状態(低確)よりも遊技者にとって有利となり、AT状態(低確)を開始させるときの制御と、AT状態(高確)を開始させるときの制御と、が異なる構成である。
【選択図】図23
特許請求の範囲【請求項1】
各々が識別可能な複数種類の識別情報を変動表示可能な可変表示部を備え、
前記可変表示部の変動表示を停止することで表示結果を導出し、該表示結果に応じて入
賞が発生可能なスロットマシンにおいて、
表示結果が導出される前に、導出が許容される表示結果を決定する事前決定手段と、
遊技者が表示結果を導出させるために操作する導出操作手段と、
前記表示結果を導出する制御を行う導出制御手段と、
前記事前決定手段により特別状態への移行を伴う特別表示結果の導出が許容される特別
決定結果となり、前記特別表示結果が導出されなかったときに、当該特別決定結果を次ゲ
ーム以降に持ち越す持越手段と、
遊技者にとっての有利度が異なる複数種類の設定値のうちから、いずれかの設定値を選
択して設定する設定値設定手段と、
第1状態と、前記第1状態よりも遊技者にとって有利な第2状態と、前記第2状態より
も遊技者にとって有利な第3状態と、を含む複数種類の状態に制御可能な状態制御手段と

前記事前決定手段の決定結果が遊技用価値が増加する前記導出操作手段の操作態様が変
化する特定結果となったときに遊技用価値が増加する前記導出操作手段の操作態様を報知
可能な報知手段と、
を備え、
前記報知手段は、前記第2状態においても前記第3状態においても遊技用価値が増加す
る前記導出操作手段の操作態様を報知可能であり、
前記第3状態は、前記第2状態よりも前記報知手段により遊技用価値が増加する前記導
出操作手段の操作態様が報知される頻度が高まることにより前記第2状態よりも遊技者に
とって有利となり、
前記第2状態を開始させるときの制御と、前記第3状態を開始させるときの制御と、が
異なる、スロットマシン。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、各々が識別可能な複数種類の識別情報を変動表示可能な可変表示部の表示結
果に応じて所定の入賞が発生可能なスロットマシン等の遊技機に関する。
続きを表示(約 15,000 文字)【背景技術】
【0002】
遊技機の一種であるスロットマシンとしては、遊技者にとって有利な操作態様を報知可
能な有利区間に制御するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
また、この種のスロットマシンとして、特別入賞の当選が持ち越されている状態におい
て、メダルの払出率が適正となるように設計されたものが提案されている(例えば、特許
文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017−202193号公報
特開2017−202193号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献2に記載のスロットマシンのように特別入賞の当選が持ち越されている状態に
おいて、メダルの払出率が適正となるように設計されている場合に、最初にスロットマシ
ンが遊技店に設置された場合やデータが初期化された場合に、メダルの払出率が適正とな
るように特別入賞が当選するまで遊技店側で遊技を行う必要がある。
【0006】
一方、特許文献1に記載のスロットマシンのように有利区間に制御するものにおいて、
特別入賞が当選するまで遊技店側で遊技を行う状況で有利区間に制御され得る構成とする
と、遊技者が遊技を行う前に有利区間に制御される可能性もあることから、遊技者が遊技
を行うにあたって公平性が損なわれてしまう虞がある。
【0007】
本発明は、状態に応じて好適な制御を行うことができるスロットマシンを提供すること
を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、本発明の手段1のスロットマシンは、
各々が識別可能な複数種類の識別情報(図柄)を変動表示可能な可変表示部(リール2
L、2C、2R)を備え、
前記可変表示部の変動表示を停止することで表示結果を導出し、該表示結果に応じて入
賞が発生可能なスロットマシン(スロットマシン1)において、
表示結果が導出される前に、導出が許容される表示結果を決定する事前決定手段(内部
抽選)と、
遊技者が表示結果を導出させるために操作する導出操作手段(ストップスイッチ8L、
8C、8R)と、
前記表示結果を導出する制御を行う導出制御手段(メイン制御部41)と、
前記事前決定手段により特別状態への移行を伴う特別表示結果(特別役(BB)の図柄
組合せ)の導出が許容される特別決定結果(特別役(BB))となり、前記特別表示結果
が導出されなかったときに、当該特別決定結果を次ゲーム以降に持ち越す持越手段と、
前記事前決定手段の決定結果が特定結果(押し順小役)となったときに遊技者にとって
有利な前記導出操作手段(ストップスイッチ8L、8C、8R)の操作態様(正解押し順
)を報知可能な報知手段(ナビ報知)と、
前記報知手段(ナビ報知)により遊技者にとって有利な前記導出操作手段の操作態様(
正解押し順)を報知させることが可能な有利区間に制御する有利区間制御手段と、
前記有利区間に制御されている旨を示唆する有利区間示唆(有利区間報知)を実行可能
な有利区間示唆手段(メイン制御部41)と、
前記持越状態(内部中)となった旨を示唆する持越状態示唆(通常演出)を実行可能な
持越状態示唆手段(サブ制御部91)と、
を備え、
前記持越手段により前記特別決定結果が持ち越されている持越状態(内部中)において
前記報知手段(ナビ報知)により有利な前記導出操作手段の操作態様(正解押し順)を報
知させることが可能であり、当該持越状態において遊技用価値の増減率(メダルの払出率
)が適正となるように設計されており、
前記有利区間制御手段は、前記持越手段により前記特別決定結果が持ち越されていない
非持越状態(非内部中)及び前記持越状態(内部中)のいずれにおいても前記有利区間に
制御可能であり、
前記非持越状態(非内部中)において前記有利区間に制御された場合には前記有利区間
示唆(有利区間報知)が実行されないが、前記非持越状態(非内部中)から前記持越状態
(内部中)に移行した場合には前記持越状態示唆が実行される
ことを特徴としている。
この特徴によれば、持越状態において遊技用価値の増減率が適正となる一方、非持越状
態においては遊技用価値の増減率が非適正となる構成において、遊技用価値の増減率が適
正となる持越状態において有利区間に制御された場合には有利区間示唆を実行可能である
が、遊技用価値の増減率が非適正となる非持越状態において有利区間に制御された場合に
は有利区間示唆を実行しないので、遊技用価値の増減率が適正となる持越状態となるまで
遊技店側で遊技を行う状況において不要な示唆が実行されずに済む一方で、非持越状態か
ら持越状態に移行した場合には持越状態示唆が実行されるので、遊技店側で遊技を行う状
況において遊技用価値の増減率が適正となる持越状態となったことを特定することができ
る。
【0009】
本発明の手段2のスロットマシンは、手段1に記載のスロットマシンであって、
前記特別状態は、第1特別状態(BB一般)と、前記第1特別状態において移行表示結
果(特別役(RB)の図柄組合せ)が導出されることで移行する第2特別状態(RB)と
、を含み、
前記第1特別状態は、前記事前決定手段(内部抽選)により前記移行表示結果(特別役
(RB)の図柄組合せ)の導出を許容する旨が決定される確率が通常状態(非内部中及び
内部中)よりも高い状態であり、
前記第2特別状態は、前記事前決定手段(内部抽選)により遊技用価値(メダル)の付
与を伴う付与表示結果(小役の図柄組合せ)の導出を許容する旨が決定される確率が通常
状態(非内部中及び内部中)よりも高い状態であり、
前記遊技区間制御手段は、前記第1特別状態(BB一般)においては前記有利区間に制
御しない
ことを特徴としている。
この特徴によれば、遊技用価値の増減率が適正とならない第1特別状態においては有利
区間に制御されないため、不要な制御を行わずに済む。
【0010】
本発明の手段3のスロットマシンは、手段1または2に記載のスロットマシンであって

前記特別状態は、第1特別状態(BB一般)と、前記第1特別状態において移行表示結
果(特別役(RB)の図柄組合せ)が導出されることで移行する第2特別状態(RB)と
、を含み、
前記第1特別状態は、前記事前決定手段(内部抽選)により前記移行表示結果(特別役
(RB)の図柄組合せ)の導出を許容する旨が決定される確率が通常状態(非内部中及び
内部中)よりも高い状態であり、
前記第2特別状態は、前記事前決定手段(内部抽選)により遊技用価値(メダル)の付
与を伴う付与表示結果(小役の図柄組合せ)の導出を許容する旨が決定される確率が通常
状態(非内部中及び内部中)よりも高い状態であり、
前記遊技区間制御手段は、前記第2特別状態(RB)においては前記有利区間に制御し
ない
ことを特徴としている。
この特徴によれば、遊技用価値の増減率が適正とならない第2特別状態においては有利
区間に制御されないため、不要な制御を行わずに済む。
【0011】
尚、手段2、3において前記事前決定手段により前記移行表示結果の導出を許容する旨
が決定される確率が通常状態よりも高いとは、通常状態において事前決定手段により前記
移行表示結果の導出を許容する旨が決定されないものを含む。
【0012】
本発明の手段4のスロットマシンは、手段1〜3のいずれかに記載のスロットマシンで
あって、
前記持越状態(内部中)となった旨を示唆する持越状態示唆(通常演出)を実行可能な
持越状態示唆手段(サブ制御部91)と、
前記有利区間に制御されている旨を示唆する有利区間示唆(有利区間報知)を実行可能
な有利区間示唆手段(メイン制御部41)と、
を備え、
前記持越状態示唆が実行される位置(液晶表示器51)と、前記有利区間示唆(有利区
間報知)が実行される位置(有利区間報知LED12a)と、が異なり、
前記持越状態示唆(通常演出)が実行されるタイミング(ゲーム終了時)と、前記有利
区間示唆(有利区間報知)が実行されるタイミング(ゲーム開始時)と、が異なる
ことを特徴としている。
この特徴によれば、持越状態となった旨の示唆と、有利区間に移行した旨の示唆と、が
誤認されてしまうことを防止できる。
【0013】
尚、本発明は、本発明の請求項に記載された発明特定事項のみを有するものであって良
いし、本発明の請求項に記載された発明特定事項とともに該発明特定事項以外の構成を有
するものであっても良い。
【図面の簡単な説明】
【0014】
本発明が適用された実施例のスロットマシンの正面図である。
リールの図柄配列を示す図である。
スロットマシンの構成を示すブロック図である。
遊技状態の遷移を説明するための図である。
内部抽選対象役について説明するための図である。
遊技補助表示器の構成について説明するための図である。
ナビ報知及びナビ演出の実行態様について説明するための図である。
遊技区間の遷移を説明するための図である。
有利区間報知及び内部中示唆について説明するための図である。
エラー状態及び設定確認状態における遊技補助表示器の表示態様について説明するための図である。
有利区間報知及びナビ報知の実行中にスロットマシンへの電力供給が停止された後、電力供給が再開されたときにおける有利区間報知及びナビ報知の再開順について説明するための図である。
メイン制御部が行うメイン処理の制御内容を示すフロー図である。
メイン制御部が行う遊技開始待ち処理の制御内容を示すフロー図である。
メイン制御部が行う出玉制御処理の制御内容を示すフロー図である。
メイン制御部が行うAT状態管理処理の制御内容を示すフロー図である。
純増枚数カウンタ値の変化例について説明するための図である。
メイン制御部が行うメダル払出処理の制御内容を示すフロー図である。
メイン制御部が行う再遊技作動時処理の制御内容を示すフロー図である。
メイン制御部が行うタイマ割込み処理の制御内容を示すフロー図である。
有利区間報知の開始時における遊技補助表示器等の表示態様の遷移について説明するための図である。
有利区間報知の終了時における遊技補助表示器等の表示態様の遷移について説明するための図である。
有利区間報知の終了時における遊技補助表示器等の表示態様の遷移について説明するための図である。
ATに関する制御状態の遷移について説明するための図である。
AT状態(低確)の開始時及びAT状態(高確)の開始時にメイン制御部及びサブ制御部が行う制御について説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
本発明に係る遊技機を実施するための形態を実施例に基づいて以下に説明する。
【実施例】
【0016】
本発明が適用された遊技機であるスロットマシンの実施例について図面を用いて説明す
る。本実施例のスロットマシン1は、図1に示すように、前面が開口する筐体1aと、こ
の筐体1aの側端に回動自在に枢支された前面扉1bと、から構成されている。スロット
マシン1の内部には、互いに識別可能な複数種類の図柄が所定の順序で、それぞれ同数ず
つ配列されたリール2L、2C、2R(以下、左リール、中リール、右リール)が水平方
向に並設されており、図1に示すように、これらリール2L、2C、2Rに配列された図
柄のうち連続する3つの図柄が、スロットマシン1の正面の略中央に設けられた透視窓3
において各々上中下三段に表示されて遊技者側から見えるように配置されている。また、
図2に示すように、各リールには、各々が識別可能な複数種類の図柄(「赤7」、「青7
」、「白7」、「BAR」、「スイカ」、「チェリーa」、「チェリーb」、「ベル」、
「リプレイ」、「プラム」)が所定の順序で配列されている。
【0017】
尚、本実施例では、3つのリールを用いた構成を例示しているが、リールを1つのみ用
いた構成、2つのリールを用いた構成、4つ以上のリールを用いた構成としても良い。ま
た、本実施例では、リール2L、2C、2Rにより図柄を可変表示させる可変表示部を構
成しているが、可変表示部は、リール以外であっても良く、例えば、外周面に複数の図柄
が配置されたベルトを移動させることで図柄を変動表示させることが可能な構成でも良い
。また、本実施例では、物理的なリールにて可変表示部を構成しているが、液晶表示器な
どの画像表示装置にて可変表示部を構成しても良い。
【0018】
スロットマシン1の正面には、図1に示すように、メダルを投入可能なメダル投入部4
、メダルが払い出されるメダル払出口9、クレジット(遊技者所有の遊技用価値として記
憶されているメダル数)を用いて、その範囲内において遊技状態に応じて定められた規定
数(本実施例では、3)の賭数のうち最大の賭数を設定する際に操作されるMAXBET
スイッチ6、クレジットとして記憶されているメダル及び賭数の設定に用いたメダルを精
算する(クレジット及び賭数の設定に用いた分のメダルを返却させる)際に操作される精
算スイッチ10、ゲームを開始する際に操作されるスタートスイッチ7、リール2L、2
C、2Rの回転を各々停止する際に操作されるストップスイッチ8L、8C、8Rが遊技
者により操作可能にそれぞれ設けられている。
【0019】
スロットマシン1の正面には、図1に示すように、クレジットとして記憶されているメ
ダル枚数が表示されるクレジット表示器11、入賞の発生により払い出されたメダル枚数
やエラー発生時にその内容を示すエラーコードや、ストップスイッチ8L、8C、8Rの
操作態様に対応する操作情報(ナビ情報)、有利区間に制御されている旨を示す有利区間
表示等が表示される遊技補助表示器12、賭数が1設定されている旨を点灯により報知す
る1BETLED14、賭数が2設定されている旨を点灯により報知する2BETLED
15、賭数が3設定されている旨を点灯により報知する3BETLED16、メダルの投
入が可能な状態を点灯により報知する投入要求LED17、スタートスイッチ7の操作に
よるゲームのスタート操作が有効である旨を点灯により報知するスタート有効LED18
、ウェイト(前回のゲーム開始から一定期間経過していないためにリールの回転開始を待
機している状態)中である旨を点灯により報知するウェイト中LED19、リプレイゲー
ム中である旨を点灯により報知するリプレイ中LED20、が設けられた遊技用表示部1
3が設けられている。また、スロットマシン1の正面には、画像等を表示可能な液晶表示
器51が、設けられている。
【0020】
MAXBETスイッチ6の内部には、MAXBETスイッチ6の操作による賭数の設定
操作が有効である旨を点灯により報知するBETスイッチ有効LED21(図3参照)が
設けられており、ストップスイッチ8L、8C、8Rの内部には、該当するストップスイ
ッチ8L、8C、8Rによるリールを停止させる操作が有効である旨を点灯により報知す
る左、中、右停止有効LED22L、22C、22R(図3参照)がそれぞれ設けられて
いる。
【0021】
スロットマシン1の内部には、所定キー操作によりスロットマシン1の外部からのエラ
ー状態を解除するためのリセット操作を検出するリセットスイッチ23、設定値の変更中
や設定値の確認中にその時点の設定値が表示される設定値表示器24、メダル投入部4か
ら投入されたメダルの流路を、スロットマシン1の内部に設けられた後述のホッパータン
ク側またはメダル払出口9側のいずれか一方に選択的に切り替えるための流路切替ソレノ
イド30、メダル投入部4から投入されてホッパータンク側に流下したメダルを検出する
投入メダルセンサ31を有するメダルセレクタ(図示略)が設けられている。
【0022】
また、スロットマシン1の内部には、メイン制御部41からの制御信号に応じて前述の
リール2L、2C、2Rを駆動させるためのリールユニット34、メイン制御部41から
の制御信号に応じてメダルをメダル払出口9より払い出すためのホッパーユニット35が
設けられている。
【0023】
また、スロットマシン1の内部には、設定変更状態または設定確認状態に切り替えるた
めの設定キースイッチ37、通常時においてはエラー状態を解除するためのリセットスイ
ッチとして機能し、設定変更状態においては後述する内部抽選の当選確率(出玉率)の設
定値を変更するための設定スイッチとして機能するリセット/設定スイッチ38が設けら
れている。
【0024】
図3に示すように、スロットマシン1には、遊技制御基板40、演出制御基板90が設
けられており、遊技制御基板40によって遊技の制御が行われ、演出制御基板90によっ
て遊技状態に応じた演出の制御が行われる。
【0025】
遊技制御基板40には、前述のMAXBETスイッチ6、スタートスイッチ7、ストッ
プスイッチ8L、8C、8R、精算スイッチ10、リセットスイッチ23、投入メダルセ
ンサ31、リールユニット34のリールセンサ(図示略)、ホッパーユニット35の払出
センサ及び満タンセンサ(図示略)、設定キースイッチ37、リセット/設定スイッチ3
8が接続されており、これら接続されたスイッチ類等の検出信号が入力されるようになっ
ている。
【0026】
また、遊技制御基板40には、前述のクレジット表示器11、遊技補助表示器12、1
〜3BETLED14〜16、投入要求LED17、スタート有効LED18、ウェイト
中LED19、リプレイ中LED20、BETスイッチ有効LED21、左、中、右停止
有効LED22L、22C、22R、設定値表示器24、流路切替ソレノイド30、リー
ルユニット34、ホッパーユニット35が接続されており、これら電気部品は、遊技制御
基板40に搭載されたメイン制御部41の制御に基づいて駆動されるようになっている。
【0027】
遊技制御基板40には、メインCPU41a、ROM41b、RAM41c、I/Oポ
ート41dを備えたマイクロコンピュータにより構成され、遊技の制御を行うメイン制御
部41が搭載されている。
【0028】
演出制御基板90には、前述の液晶表示器51、音声を出力可能なスピーカ、リール2
L、2C、2Rの所定位置を背面側から照射可能なリールLED(図示略)等の演出装置
が接続されており、これら演出装置の出力状態は、演出制御基板90に搭載されたサブ制
御部91により制御可能となっている。サブ制御部91は、メイン制御部41から送信さ
れるコマンドを受けて、演出を行うための各種の制御等を行うようになっている。
【0029】
本実施例のスロットマシン1は、設定値に応じてメダルの払出率が変わる構成である。
詳しくは、内部抽選等の遊技者に対する有利度に影響する抽選において設定値に応じた当
選確率を用いることにより、メダルの払出率が変わるようになっている。設定値は1〜6
の6段階からなり、6が最も払出率が高く、5、4、3、2、1の順に値が小さくなるほ
ど払出率が低くなる。すなわち設定値として6が設定されている場合には、遊技者にとっ
て最も有利度が高く、5、4、3、2、1の順に値が小さくなるほど有利度が段階的に低
くなる。
【0030】
設定値を変更するためには、設定キースイッチ37をON状態としてからスロットマシ
ン1の電源をONにする必要がある。設定キースイッチ37をON状態として電源をON
にすると、設定値表示器24にRAM41cから読み出された設定値が表示値として表示
され、リセット/設定スイッチ38の操作による設定値の変更が可能な設定変更状態に移
行する。設定変更状態において、リセット/設定スイッチ38が操作されると、設定値表
示器24に表示された表示値が1ずつ更新されていく(設定値6からさらに操作されたと
きは、設定値1に戻る)。そして、スタートスイッチ7が操作されると表示値を設定値と
して確定する。そして、設定キースイッチ37がOFFにされると、確定した表示値(設
定値)がメイン制御部41のRAM41cに格納され、遊技の進行が可能な状態に移行す
る。
【0031】
尚、設定キースイッチ37、リセット/設定スイッチ38は、スロットマシン1の内部
に設けられ、所定のキー操作により開放可能な前面扉1bを開放しない限り操作不可能と
されており、スロットマシン1が設置される遊技店の店員のうち所定のキーを所持する店
員のみが操作可能となる。特に、設定キースイッチ37は、さらにキー操作を要すること
から、遊技店の店員の中でも、設定キースイッチ37の操作を行うためのキーを所持する
店員のみが操作可能とされている。また、リセットスイッチ23は、前面扉1bを開放す
る必要はないが、所定のキーを用いたキー操作を必要とするため、所定のキーを所持する
店員のみが操作可能となる。また、リセット/設定スイッチ38は、通常時においてはエ
ラー状態を解除するためのリセットスイッチとしても機能するようになっている。
【0032】
本実施例のスロットマシン1においてゲームを行う場合には、まず、メダルをメダル投
入部4から投入するか、あるいはMAXBETスイッチ6を操作してクレジットを使用し
て賭数を設定する。遊技状態に応じて定められた規定数の賭数が設定されると、予め定め
られた入賞ラインLN(図1参照、本実施例では、リール2L、2C、2Rの中段に水平
方向に並んだ図柄に跨がって設定されている)が有効となり、スタートスイッチ7の操作
が有効な状態、すなわち、ゲームが開始可能な状態となる。尚、遊技状態に対応する規定
数のうち最大数を超えてメダルが投入された場合には、その分はクレジットに加算される
。また、本実施例では、1本の入賞ラインのみを適用しているが、複数の入賞ラインを適
用しても良い。
【0033】
ゲームが開始可能な状態でスタートスイッチ7を操作すると、各リール2L、2C、2
Rが回転され、各リール2L、2C、2Rの図柄が連続的に変動される。リール2L、2
C、2Rが回転されている状態で、いずれかのストップスイッチ8L、8C、8Rを操作
すると、対応するリール2L、2C、2Rに対して停止制御が行われ、当該リールの回転
が停止され、当該リールの図柄が透視窓3に表示結果として導出表示される。
【0034】
停止制御では、各ストップスイッチについて操作が行われたときから最大停止遅延時間
(本実施例では、190ms(ミリ秒))以内に、操作に対応するリール2L、2C、2
Rの回転を停止させる制御が行われる。リール2L、2C、2Rを1分間に80回転させ
、80(回転)×21(1リール当たりの図柄コマ数、例えば、21コマ)=1680コ
マ分の図柄を変動させるので、予め定められた最大停止遅延時間(190ms)が経過す
るまでの間では、最大で4コマ分の図柄を引き込むことができることとなる。つまり、停
止制御では、ストップスイッチ8L、8C、8Rが操作されたときに表示されている図柄
と、そこから4コマ先までにある図柄、合計5コマ分(引込範囲)の図柄から一の図柄を
選択して、リール2L、2R、2Rに導出させることが可能である。
【0035】
これにより、停止制御では、各リール2L、2C、2Rについて対応するストップスイ
ッチ8L、8C、8Rが操作されることで回転を停止させる際に、後述する内部抽選にて
当選している入賞役を構成する図柄が、ストップスイッチが操作されたときの図柄から4
コマ先までの引込範囲内にある場合には、当該図柄を入賞ラインLN上に引き込んで、ス
トップスイッチが操作されたリールの回転を停止させる一方で、内部抽選にて当選してい
る入賞役を構成する図柄が、当該引込範囲内にない場合には、内部抽選にて当選していな
い入賞役を構成する図柄が、入賞ラインLN上に停止しないように、いずれの入賞役も構
成しない図柄を入賞ラインLN上に引き込んで、ストップスイッチが操作されたリールの
回転を停止させるように制御することが可能である。
【0036】
そして全てのリール2L、2C、2Rが停止されることで1ゲームが終了し、入賞ライ
ンLN上に予め定められた入賞役の図柄の組合せが各リール2L、2C、2Rの表示結果
として停止した場合には入賞が発生し、その入賞に応じて定められた枚数のメダルが遊技
者に対して付与され、クレジットに加算される。また、クレジットが上限数(本実施例で
は50)に達した場合には、メダルが直接メダル払出口9(図1参照)から払い出される
ようになっている。また、入賞ラインLN上に、遊技状態の移行を伴う図柄の組合せが各
リール2L、2C、2Rの表示結果として停止した場合には図柄の組合せに応じた遊技状
態に移行するようになっている。
【0037】
尚、本実施例では、スタートスイッチ7の操作が有効な状態でスタートスイッチ7の操
作が検出されたときにゲームが開始し、全てのリールが停止したときにゲームが終了する
。また、ゲームを実行するための1単位の制御(ゲーム制御)は、前回のゲームの終了に
伴う全ての制御が完了したときに開始し、当該ゲームの終了に伴う全ての制御が完了した
ときに終了する。
【0038】
本実施例のスロットマシン1において、入賞となる役(以下、入賞役と呼ぶ)の種類は
、遊技状態に応じて定められ、メダルの払い出しを伴う小役と、賭数の設定を必要とせず
に次のゲームを開始可能となる再遊技役と、遊技者にとって有利な遊技状態(特別状態)
への移行を伴う特別役と、がある。以下では、小役と再遊技役をまとめて一般役とも呼ぶ
。遊技状態に応じて定められた各役の入賞が発生するためには、内部抽選に当選して、当
該役の当選フラグが設定されている必要がある。内部抽選は、メイン制御部41が、前述
の各役への入賞を許容するか否かを、全てのリール2L、2C、2Rの表示結果が導出さ
れる以前(具体的には、規定数の賭数が設定された状態でスタートスイッチ7の操作が検
出された時)に、乱数を用いて決定するものである。
【0039】
尚、各役の当選フラグのうち、小役及び再遊技役の当選フラグは、当該フラグが設定さ
れたゲームにおいてのみ有効とされ、次のゲームでは無効となるが、特別役の当選フラグ
は、当該フラグにより許容された役の組合せが揃うまで有効とされ、許容された役の組合
せが揃ったゲームにおいて無効となる。すなわち特別役の当選フラグが一度当選すると、
例え、当該フラグにより許容された役の組合せを揃えることができなかった場合にも、そ
の当選フラグは無効とされずに、次のゲームへ持ち越されるようになっている。
【0040】
また、内部抽選では、予め定められた所定の操作態様(例えば、停止操作順、操作タイ
ミング)で停止操作が行われる場合に他の操作態様で停止操作が行われた場合よりも有利
となる小役、再遊技役(以下、ナビ対象役と呼ぶ場合がある。)が当選し得るようになっ
ている。ナビ対象役には、例えば、予め定められた所定の操作態様で停止操作が行われる
場合に他の操作態様で停止操作が行われる場合に停止する停止態様よりも有利な停止態様
となる役や、予め定められた所定の操作態様で停止操作が行われる場合に他の操作態様で
停止操作が行われる場合よりも有利な停止態様が停止する割合が高い役等を含む。また、
有利な停止態様とは、メダルの付与を伴う停止態様だけでなく、有利な遊技状態への移行
を伴う停止態様、不利な遊技状態への移行が回避される停止態様なども含む。
【0041】
メイン制御部41は、内部抽選結果に応じて遊技者にとって有利となるストップスイッ
チ8L、8C、8Rの操作態様を特定可能なナビ情報を遊技補助表示器12の点灯態様に
より報知するナビ報知を実行可能な報知期間となるアシストタイム(AT)に制御可能で
ある。メイン制御部41は、ATに制御される権利が遊技者に対して付与されることで、
ATの制御を開始してATに制御する。そして、ATに制御している場合には、ナビ対象
役に当選することにより、ナビ報知を実行して、遊技者にとって有利となるストップスイ
ッチ8L、8C、8Rの操作態様(例えば、押し順、操作タイミング等)を遊技補助表示
器12を用いて報知するとともに、遊技者にとって有利となる操作態様を特定可能なコマ
ンドをサブ制御部91に対して送信することで、当該操作態様を液晶表示器51等を用い
て報知するナビ演出を実行させる。ナビ報知及びナビ演出により報知される操作態様にて
、ストップスイッチ8L、8C、8Rを操作することで、内部抽選にて当選したナビ対象
役を確実に入賞させることができるようになっている。
【0042】
尚、本実施例では、メイン制御部41は、メダルの払出枚数やエラーコード、ナビ情報
を表示させることが可能な遊技補助表示器12を備え、ナビ報知の制御において遊技補助
表示器12を用いてナビ情報を報知する構成であるが、ナビ情報のみを表示させることが
可能な専用の表示器を備え、ナビ報知の制御において当該専用の表示器を用いてナビ情報
を報知する構成でも良い。
【0043】
[遊技状態について]
メイン制御部41は、図4に示すように、遊技状態として非内部中、内部中、特別状態
(BB一般、RB)のいずれかに制御することが可能である。遊技状態は、内部抽選によ
り抽選対象となる再遊技役の種類及び内部抽選により再遊技役が当選する確率が共通であ
る状態である。本実施例では、非内部中、内部中、特別状態のBB一般、特別状態のRB
において、遊技状態毎に再遊技役の当選する確率が異なるが、同一の遊技状態中では、再
遊技役の当選する確率は、一律である。また、内部中において内部抽選により抽選対象と
なる再遊技役の種類は、非内部中と共通であるが、特別状態のBB一般、RBにおいて内
部抽選により抽選対象となる再遊技役の種類は、非内部中と異なり、特別状態のBB一般
において内部抽選により抽選対象となる再遊技役の種類は、RBと異なる。
【0044】
非内部中は、特別役(BB)の当選が持ち越されていない状態である。スロットマシン
1の工場出荷時の状態や、遊技状態に関するデータが記憶されるRAM41cの所定領域
が初期化された状態で、スロットマシン1が起動された場合に、先ず、非内部中に制御さ
れる。また、特別状態が終了されることで非内部中に制御される。そして、非内部中は、
当該非内部中のゲームにおいて内部抽選にて特別役(BB)が当選し、当該特別役が取り
こぼされて、内部中に移行されることで終了される。また、内部抽選にて特別役(BB)
が当選したゲームにおいて、当該特別役(BB)が入賞し、特別状態に移行されることで
も終了される。
【0045】
尚、遊技状態に関するデータが記憶されるRAM41cの所定領域は、前述の設定変更
状態に移行した場合には、初期化されることがなく、設定変更状態の終了後においては、
当該設定変更状態の開始前の遊技状態が引き継がれる。すなわち設定変更状態の開始前に
非内部中に制御されていた場合には、設定変更状態の終了後も引き続き非内部中に制御さ
れ、設定変更状態の開始前に内部中に制御されていた場合には、設定変更状態の終了後も
引き続き内部中に制御されるようになっている。
【0046】
また、非内部中では、所定期間内のゲームにおいて、遊技者にとって有利となる操作態
様でストップスイッチ8L、8C、8Rが操作されることで、当該期間中における1ゲー
ム当たりのメダルの払出率が100%を超える一方、遊技者にとって有利となる操作態様
でストップスイッチ8L、8C、8Rが操作されないことで、当該期間中における1ゲー
ム当たりのメダルの払出率が100%を超えないようになっている。後述するように、非
内部中では、遊技者にとって有利となる操作態様が報知されないことで、1ゲーム当たり
のメダルの払出率が100%を超えないようになっている。
【0047】
内部中は、特別役(BB)の当選が持ち越されている状態である。非内部中における内
部抽選にて特別役(BB)が当選することで開始される。
【0048】
内部中では、所定期間内のゲームにおいて、遊技者にとって有利となる操作態様でスト
ップスイッチ8L、8C、8Rが操作されることで、当該期間中における1ゲーム当たり
のメダルの払出率が100%を超える一方、遊技者にとって有利となる操作態様でストッ
プスイッチ8L、8C、8Rが操作されないことで、当該期間中における1ゲーム当たり
のメダルの払出率が100%を超えないようになっており、遊技者にとって有利となる操
作態様が報知される期間では、1ゲーム当たりのメダルの払出率が100%を超える一方
で、遊技者にとって有利となる操作態様が報知されない期間では、1ゲーム当たりのメダ
ルの払出率が100%を超えないようになっている。また、内部中では、小役が内部抽選
で当選する確率は、非内部中の確率と同一である一方で、所定の再遊技役が内部抽選で当
選する確率は、非内部中に比較して高く設定されており、内部中は、非内部中に比較して
有利な状態になっている。
【0049】
特別状態は、特別役(BB)の入賞に伴い制御される遊技状態であり、非内部中におい
て特別役(BB)が入賞することで開始され、所定の終了条件の成立(例えば、特別状態
中のメダルの総払出枚数が所定枚数(例えば、50枚)を超えること)により終了される
。特別状態の終了後は、非内部中に移行される。
【0050】
特別状態は、遊技状態としてBB一般及びRBを含み、特別状態中では、前述の所定の
終了条件が成立するゲームまで、いずれか一方の遊技状態に制御される。
(【0051】以降は省略されています)

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