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公開番号2019143471
公報種別公開特許公報(A)
公開日20190829
出願番号2019083553
出願日20190425
発明の名称引戸装置
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人協明国際特許業務法人
主分類E05F 1/02 20060101AFI20190802BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約【課題】少なくとも一方側への戸体の走行の助勢を可能としながらも、戸体を途中停止させ得る引戸装置を提供する。
【解決手段】引戸装置1は、スライド自在とされ、開口9を開閉する戸体10と、全開位置側及び閉鎖位置側のうちの少なくともいずれか一方側となる第1位置側への前記戸体の走行を助勢する助勢機構2と、前記助勢機構の助勢に抗して前記戸体を前記第1位置側への走行途中において半開き状態で解除可能に停止させるストッパー機構56と、を備えている。
【選択図】図1
特許請求の範囲約 920 文字を表示【請求項1】
スライド自在とされ、開口を開閉する戸体と、
全開位置側及び閉鎖位置側のうちの少なくともいずれか一方側となる第1位置側への前記戸体の走行を助勢する助勢機構と、
前記助勢機構の助勢に抗して前記戸体を前記第1位置側への走行途中において半開き状態で解除可能に停止させるストッパー機構と、
を備えていること特徴とする引戸装置。
【請求項2】
請求項1において、
前記第1位置側が前記全開位置側であることを特徴とする引戸装置。
【請求項3】
請求項1または2において、
前記ストッパー機構は、前記第1位置側への走行途中において前記半開き状態で停止された前記戸体を前記第1位置側に向けて移動させれば解除される構成とされていることを特徴とする引戸装置。
【請求項4】
請求項1乃至3のいずれか1項において、
前記助勢機構は、前記第1位置側への走行途中において前記半開き状態で停止された前記戸体の前記第1位置側とは異なる側となる第2位置側への移動を許容する構成とされていることを特徴とする引戸装置。
【請求項5】
請求項1乃至4のいずれか1項において、
前記助勢機構は、前記戸体に連結されたランナーをガイドして助勢するように、前記第1位置側とは異なる側となる第2位置側から前記第1位置側に向けて下り坂状とされたレールと、該レールの前記第2位置側の端部において、前記第1位置側に向けて上り坂状とされ、かつ前記戸体の係合部がスライド自在に係合し該戸体を上らせるようにガイドする上り坂ガイド部と、を備えていること特徴とする引戸装置。
【請求項6】
請求項5において、
前記ランナーは、前記戸体の戸幅方向両端部のそれぞれに対状に連結されており、
前記助勢機構は、これら一対のランナーのそれぞれをガイドする前記レールと、前記戸体の戸幅方向両端側をガイドする前記上り坂ガイド部と、を前記レールが前記戸体の戸幅方向で直列状となるように対状に設けた構成とされていることを特徴とする引戸装置。

発明の詳細な説明約 34,000 文字を表示【技術分野】
【0001】
本発明は、戸体を備えた引戸装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、スライド自在に配されて開口を開閉する戸体の走行を助勢(アシスト)する機構を備えた引戸装置が知られている。
例えば、下記特許文献1や下記特許文献2では、レールに設けられたラックに噛み合う歯車やこの歯車の回転によって弾性力を蓄勢するゼンマイバネ等を有したギアボックスをドアに設けた装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第3960434号公報
実用新案登録第3172882号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような助勢機構を設けた場合には、戸体を一方側にスライドさせる際の負担を軽減することは可能となる。しかしながら、このような機構を設けた場合には、例えば、通気のためや、間仕切られた個室等の空間の様子や気配を伺ったり、垣間見たりするため等の種々の理由から、戸体を途中位置において停止させることは困難となり、更なる改善が望まれる。
【0005】
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、少なくとも一方側への戸体の走行の助勢を可能としながらも、戸体を途中停止させ得る引戸装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記目的を達成するために、本発明に係る引戸装置は、スライド自在とされ、開口を開閉する戸体と、全開位置側及び閉鎖位置側のうちの少なくともいずれか一方側となる第1位置側への前記戸体の走行を助勢する助勢機構と、前記助勢機構の助勢に抗して前記戸体を前記第1位置側への走行途中において半開き状態で解除可能に停止させるストッパー機構と、を備えていること特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係る引戸装置は、上述のような構成としたことで、少なくとも一方側への戸体の走行の助勢を可能としながらも、戸体を途中位置において停止させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
(a)〜(c)は、本発明の一実施形態に係る引戸装置の一例を模式的に示し、一部を省略した一部破断概略正面図である。
(a)は、同引戸装置の一例を施工した状態を模式的に示す一部破断概略正面図、(b)は、(a)におけるX−X線矢視に対応させた一部破断概略横断面図である。
図2(a)におけるY−Y線矢視に対応させた一部破断概略縦断面図である。
同引戸装置の一部を省略した一部破断概略分解斜視図である。
(a)は、図3におけるZ1−Z1線矢視に対応させた一部破断概略縦断面図、(b)は、図3におけるZ2−Z2線矢視に対応させた一部破断概略縦断面図である。
(a)は、図5(a)に対応させた一部破断概略縦断面図、(b)は、図5(b)に対応させた一部破断概略縦断面図である。
(a)は、図5(a)に対応させた一部破断概略縦断面図、(b)は、図5(b)に対応させた一部破断概略縦断面図である。
(a)は、図5(a)に対応させた一部破断概略縦断面図、(b)は、図5(b)に対応させた一部破断概略縦断面図である。
(a)は、図5(a)に対応させた一部破断概略縦断面図、(b)は、図5(b)に対応させた一部破断概略縦断面図である。
(a)は、図5(a)に対応させた一部破断概略縦断面図、(b)は、図5(b)に対応させた一部破断概略縦断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。
なお、一部の図では、他図に付している詳細な符号の一部を省略している。
また、以下の実施形態では、本実施形態に係る引戸装置を施工した状態を基準として上下方向等の方向を説明する。
【0010】
図1〜図10は、本実施形態に係る引戸装置を模式的に示す図である。
本実施形態に係る引戸装置1は、図1〜図3に示すように、間仕切壁等の壁体に設けられた出入口等となる開口9を開閉する戸体10をスライド自在に設けた構成とされている。
この引戸装置1は、住居等に限られず、医療施設や福祉施設等の公共的な施設内や、商業施設内、各種店舗内、工場内等に設置されるものとしてもよく、また、屋内に限られず、屋外に設置されるものとしてもよい。
また、引戸装置1は、全開位置側及び閉鎖位置側のうちの少なくともいずれか一方側となる第1位置側への戸体10の走行を助勢(アシスト)する助勢機構2を備えている。また、引戸装置1は、助勢機構2の助勢に抗して戸体10を途中位置において、解除可能に停止させるストッパー機構56,57を備えている。
【0011】
本実施形態では、助勢機構2を、全開位置側及び閉鎖位置側の両側への戸体10の走行を助勢する構成としている。また、助勢機構2によって全開位置側への走行が助勢される戸体10を途中位置において停止させるストッパー機構56と、助勢機構2によって閉鎖位置側への走行が助勢される戸体10を途中位置において停止させるストッパー機構57と、を設けている。
また、助勢機構2を、図1及び図4に示すように、長手方向第1端部21側から第2端部22側に向かうに従い下るように傾斜する第1レール23を備えた構成としている。また、助勢機構2を、この第1レール23に並列状に設けられ、かつ第1レール23とは逆側となる長手方向第2端部22側から第1端部21側に向かうに従い下るように傾斜する第2レール26を備えた構成としている。また、助勢機構2を、これらレール23,26にスライド自在にガイドされるランナー41,44を有したものとし、かつ戸体10を保持する保持具30を備えた構成としている。
また、本実施形態では、助勢機構2を、戸体10のレール長手方向に沿う方向(戸幅方向)に間隔を空けた複数箇所のそれぞれを保持する複数の保持具30,30を備えた構成としている。また、助勢機構2を、これら複数の保持具30,30の各ランナー41,44,41,44をそれぞれにガイドする複数の第1レール23,23及び第2レール26,26を直列状に設けた構成としている。
【0012】
また、本実施形態では、引戸装置1を、片引き状に配される単一の戸体10を備えた構成としている。また、図例では、戸体10を、袖壁8を設けた袖壁納めで建て付けた例を示している。また、戸体10を、上枠4、戸先側縦枠5、戸尻側縦枠6及び中方立(中間縦枠)7を備えた戸枠に建て付けた例を示している。この戸枠の上枠4、戸先側縦枠5及び中方立7によって開口9の上側及び開口幅方向両側が区画されたものとしている。また、この開口9の下側は、床面によって区画されたものとしてもよく、下枠によって区画されたものとしてもよい。
また、これら戸枠4,5,6,7は、適宜の枠下地に固定されるものとしてもよく、また、当該引戸装置1を、これら戸枠4,5,6,7を備えたものとして把握するようにしてもよい。また、図例では、これら戸枠4,5,6,7を固定枠状とした例を示しているが、ケーシング額縁を備えたケーシング枠状等としてもよい。なお、このような戸枠を設けずに、開口9を、無枠状にクロス仕上等された内装仕上面や、その他の仕上面によって区画するようにしてもよい。
【0013】
また、本実施形態では、図2(a)及び図3に示すように、引戸装置1を、助勢機構2のレール幅方向(戸厚方向に沿う方向)両側をそれぞれに覆うカバー部材60,60を備えた構成としている。これらカバー部材60,60は、レール長手方向に長尺な帯板状(幕板状)とされ、助勢機構2の各レール23,26の取付対象となる上枠4と戸体10との隙間を覆うように配される。つまり、これらカバー部材60,60は、上枠4の下方側に向く見込面と戸体10の上端面との間の隙間を覆う構成とされている。
戸体10の反袖壁面側のカバー部材60は、図2(a)に示すように、戸先側縦枠5から戸尻側縦枠6までの戸幅方向に沿う寸法に応じた長さ寸法とされている。戸体10の袖壁面側のカバー部材60は、戸先側縦枠5から中方立7までの戸幅方向に沿う寸法に応じた長さ寸法とされている(図3参照)。
なお、これらカバー部材60,60は、上枠4等に、ねじや接着剤等によって固定されるものとしてもよい。また、このようなカバー部材60,60を設けた態様に代えて、上枠4に、戸体10との隙間を覆うようなカバー部を設けた態様としてもよく、さらには、このようなカバー部材60,60やカバー部を設けずに、助勢機構2が露出するものとしてもよい。
【0014】
戸体10は、略矩形平板状とされている。また、戸体10の戸先側端部の戸厚方向両側には、図2に示すように、引手11,11が設けられている。本実施形態では、引手11,11を、掘込状のものではなく、上下方向に延びる棒状(バー状)としている。これら引手11,11は、略同様の構成とされており、戸厚方向に見て、互いに重なり合う位置となるように設けられている。
また、これら引手11,11は、戸体10が開口9を閉鎖した状態で、戸先側縦枠5との間に手指の挿入が可能な隙間が形成されるように設けられている。また、戸体10の袖壁面側に設けられた引手11は、戸体10を全開させた状態で、中方立7との間に手指の挿入が可能な隙間が形成されるように設けられている。つまり、戸体10は、全開状態で、引手11,11を含む戸先側の部位が、中方立7の開口9側に向く内側面よりも開口9側に突出するように配設される構成とされている。つまりは、戸体10を、いわゆる引き残しが形成されるように建て付けられるものとしている。なお、この戸体10の引手11,11等に、施解錠可能な錠機構を設けるようにしてもよい。
【0015】
この戸体10の戸幅寸法は、開口9の閉鎖が可能なように、開口9の開口幅に応じて適宜の寸法とされたものとしてもよい。本実施形態では、戸体10の戸幅寸法を、図2(b)に示すように、開口9を閉鎖した状態で、戸体10の戸尻側端部が中方立7と戸厚方向に見て重合するような寸法としている。また、開口9の開口幅は、出入性の観点やバリアフリー性の観点等から適宜の寸法としてもよく、有効開口幅が、例えば、750mm以上や1000mm以上等となるように、戸体10の引き残し寸法に応じて適宜の寸法としてもよい。
また、この戸体10の高さ寸法は、図2(a)及び図3に示すように、床面近傍から各レール23,26近傍に至るまでの寸法としてもよく、例えば、1800mm〜2500mm程度としてもよい。また、戸体10の戸厚寸法は、例えば、20mm〜40mm程度としてもよい。このような戸体10の各寸法は、当該引戸装置1の設置箇所や用途等に応じて、適宜、設定するようにしてもよい。
【0016】
また、引戸装置1は、図2(b)及び図3に示すように、戸体10の下端側をガイドする下端ガイド部材3を備えている。本実施形態では、戸体10の下端部に、下向きに開口する凹溝12を戸幅方向に沿って設け、下端ガイド部材3を、凹溝12に挿入(遊挿)されるガイドピン3aを備えた構成としている。
この下端ガイド部材3は、図2(b)に示すように、閉鎖位置と全開位置との間を移動する戸体10の移動軌跡の直下に位置するように複数箇所に設けられる。この下端ガイド部材3は、閉鎖位置と全開位置との間を移動する戸体10の直下に少なくとも一つが存在するように設けるようにしてもよい。また、この下端ガイド部材3を、磁石を設けたガイドピン3aを上下方向に出没自在に収容し、床に埋め込まれるように配設されるマグネットガイドとしてもよい。この場合は、戸体10の凹溝12に、この下端ガイド部材3に対応させて磁石や磁性体等を設けてもよい。
【0017】
なお、図2(b)に示すように、閉鎖位置と全開位置との間を移動する戸体10と常時、重なる位置に設けられる下端ガイド部材3等を、上下方向に出没不能とされたガイド部(ガイドピン)を備えた固定ガイド部材としてもよい。
また、戸体10を、図例のような袖壁納めで建て付ける態様に限られず、戸袋納めや、アウトセット納めで建て付ける態様等としてもよい。また、片引き状に単一の戸体10を設けた態様に限られず、引き分け状に2枚の戸体10を設けた態様としてもよい。この場合は、それぞれの戸体10の走行を補助して助勢し得るように、後記する助勢機構2,2を対状に設けるようにしてもよい。また、開口9としては、出入口等に限られず、種々の収納等の開口9としてもよい。
【0018】
助勢機構2は、ランナー41,44を第1レール23にガイドさせてランナー41,44に掛かる荷重によって第1レール23を下る方向に走行補助する状態とランナー41,44を第2レール26にガイドさせてランナー41,44に掛かる荷重によって第2レール26を下る方向に走行補助する状態とに切り替えられる切替機構31を備えている。
本実施形態では、図1及び図3等に示すように、ランナー41,44を、第1レール23にスライド可能に係合してガイドされる第1ランナー41と、第2レール26にスライド可能に係合してガイドされる第2ランナー44と、を備えた構成としている。また、切替機構31を、第1ランナー41側に荷重を掛ける状態と第2ランナー44側に荷重を掛ける状態とに切り替えられる構成としている。
【0019】
また、本実施形態では、助勢機構2を、図1に示すように、戸体10の戸先側端部及び戸尻側端部の各上端側に連結された一対の保持具30,30を備えた構成としている。また、第1レール23,23と第2レール26,26とをそれぞれに並列状に設けた2つのレールユニット20,20を、これら保持具30,30のそれぞれをガイドするように、戸幅方向に沿って直列状に設けた構成としている。
レールユニット20,20は、閉鎖位置とされた戸体10の戸先側端面から全開位置とされた戸体10の戸尻側端面までの戸幅方向に沿う寸法の略1/2の長さ寸法とされ、開口9側及び袖壁8側のそれぞれに設けられる。また、これらレールユニット20,20は、互いに同高さに位置するように、かつ戸厚方向に一致した位置となるように設けられる。つまりは、これらレールユニット20,20は、レール長手方向に見て、互いに重なり合う位置となるように設けられる。
【0020】
開口9側のレールユニット20は、長手方向の第1端部21を戸先側縦枠5に当接または近接させ、長手方向の第2端部22が中方立7に近接した位置となるように配設される。この開口9側のレールユニット20によって、戸体10の戸先側端部の上端側に連結された保持具30がレール長手方向にガイドされる。
袖壁8側のレールユニット20は、長手方向の第1端部21を開口9側のレールユニット20の第2端部22に当接または近接させ、長手方向の第2端部22を戸尻側縦枠6に当接または近接させて配設される。この袖壁8側のレールユニット20によって、戸体10の戸尻側端部の上端側に連結された保持具30がレール長手方向にガイドされる。
【0021】
また、これらレールユニット20,20は、取付対象となる上枠4に、ねじや接着剤等によって固定されるものとしてもよい。図例では、上枠4に、これらレールユニット20,20の上側部位を受け入れる下向き開口の凹溝を長手方向に沿って設けた例を示している。このような態様に代えて、上枠4に、これらレールユニット20,20の略全体を受け入れる凹溝を設けた構成としてもよく、または、このような凹溝を設けずに、上枠4の下面にレールユニット20,20を取り付ける態様としてもよい。
なお、これらレールユニット20,20を含む戸体10の戸先側端部側の走行を補助する機構20,30,50,50Aと戸体10の戸尻側端部側の走行を補助する機構20,30,50,50Aとは、本実施形態では、互いに同様の構成である。そのため、以下では、一方側となる戸先側端部の走行を補助する機構20,30,50,50Aを例にとって主に説明する。
【0022】
レールユニット20の第1レール23と第2レール26とは、互いの長手方向両端が長手方向で一致した位置となるように、レールユニット20の第1端部21から第2端部22まで全長に亘って設けられている。
第1レール23は、第1端部21から第2端部22に向かうに従い下るように、下り坂状に傾斜している。第2レール26は、第2端部22から第1端部21に向かうに従い下るように、下り坂状に傾斜している。本実施形態では、これら第1レール23と第2レール26とを、戸厚方向に並列状に設けている。また、これら第1レール23と第2レール26とを、戸厚方向に見て、交差状となるように設けている。また、これら第1レール23と第2レール26との交差部がこれらの長手方向略中央に位置するように、これら第1レール23と第2レール26とを並列状に設けている。また、第1レール23の第1端部21側の上縁と第2レール26の第2端部22側の上縁とが同高さとなり、第1レール23の第2端部22側の下縁と第2レール26の第1端部21側の下縁とが同高さとなる構成とされている(図5及び図10も参照)。また、長手方向両端部21,22において、これら第1レール23及び第2レール26の一部が、戸厚方向に見て、互いに重なり合う構成としている。
【0023】
また、本実施形態では、図3及び図4に示すように、第2レール26の幅方向両側に位置するように一対の第1レール23,23を設けた構成としている。また、これら一対の第1レール23,23のそれぞれにガイドされるように、後記する保持具30に一対の第1ランナー41,41を設けた構成としている。
一対の第1レール23,23は、それぞれに戸厚方向外方側に向けて開口するガイド溝24,24を設けた構成とされている。これら第1レール23,23は、それぞれのガイド溝24,24を区画する上板部と戸厚方向内方側の側板部と下板部25,25とを備え、レール長手方向に見て、略C字状(略U字状)とされている。
本実施形態では、これら第1レール23,23の上板部と下板部25,25とを互いに平行状に設けている。つまり、これら第1レール23,23の上板部及び下板部25,25を、第1端部21から第2端部22に向かうに従い下る傾斜形状としている。また、これら第1レール23,23を、全長に亘って一様な形状としている。
【0024】
また、これら第1レール23,23の上板部の側板部からの戸厚方向に沿う突出寸法を、下板部25,25の側板部からの戸厚方向に沿う突出寸法よりも大としている。図例では、第1レール23,23の上板部の突出寸法を、下板部25,25の突出寸法の略2倍程度とした例を示している。
また、これら第1レール23,23の下板部25,25の上面が、後記する第1ランナー41,41の案内面(転動体43,43の走行面)となり、第1端部21から第2端部22に向かうに従い下る傾斜面状とされている。
【0025】
第2レール26は、下方側に向けて開口するガイド溝27を設けた構成とされている。この第2レール26は、ガイド溝27を区画する上板部と戸厚方向両側の側板部とこれら両側板部の下端から互いに向き合う方向に突出する下板部28,28とを備え、レール長手方向に見て、略C字状(略U字状)とされている。
本実施形態では、第2レール26の上板部と下板部28,28とを互いに平行状に設けている。つまり、この第2レール26の上板部及び下板部28,28を、第2端部22から第1端部21に向かうに従い下る傾斜形状としている。また、この第2レール26を、全長に亘って一様な形状としている。
また、この第2レール26の両側の下板部28,28の上面が、後記する第2ランナー44の案内面(転動体46,46の走行面)となり、第2端部22から第1端部21に向かうに従い下る傾斜面状とされている。
【0026】
なお、これら第1レール23,23と第2レール26とからなるレールユニット20は、それぞれに別部材からなる第1レール23,23と第2レール26とをねじや溶接、接着剤等によって接合して形成されたものとしてもよい。または、レールユニット20の第1レール23,23と第2レール26とを一体的に形成したものとしてもよい。さらには、直列状に設けられた複数(本実施形態では、2つ)のレールユニット20,20を一体的に形成したものとしてもよい。
また、上記した例では、第1レール23,23の上板部と下板部25,25とを互いに平行状とし、第2レール26の上板部と下板部28,28とを互いに平行状とした例を示しているが、このような態様に限られない。これら各レール23,23,26の下板部25,25,28,28の上面が上記のような傾斜面状であればよく、第1レール23,23及び第2レール26の上板部のうちの全ての上板部またはいずれかの上板部を、水平状としてもよい。
【0027】
保持具30は、図5に示すように、本実施形態では、第1ランナー41,41と第2ランナー44とをレール長手方向に間隔を空けて配置した構成とされている。また、保持具30は、戸体10をレール長手方向にスライド自在に保持し、切替機構を構成する切替部31を有している。また、保持具30は、切替部31に対して戸体10がレール長手方向に移動されることで第1ランナー41,41側に荷重を掛ける状態と第2ランナー44側に荷重を掛ける状態とに切り替えられる構成とされている。また、本実施形態では、第1ランナー41,41と第2ランナー44とを、各レール23,26に沿って走行補助される際に荷重が掛けられる側が先頭となるように配置している。つまり、本実施形態では、保持具30のレール長手方向第2端部22側に第1ランナー41,41を設け、保持具30のレール長手方向第1端部21側に第2ランナー44を設けた構成としている。
【0028】
切替部31は、保持具本体を構成し、本実施形態では、戸体10を吊下げるように保持するハンガー状とされている。この切替部31は、戸体10の略直上に位置するように配される。また、この切替部31には、戸体10に設けられた係合部14がスライド自在に係合するガイド部32が設けられている。本実施形態では、このガイド部32を、レールユニット20の長手方向の各端部21,22において異なる端部22,21側に向けて戸体10を上らせるようにガイドする上り坂ガイド部を構成するものとしている。
また、本実施形態では、切替部31のガイド部32を、戸厚方向に沿う方向に開口し、レール長手方向に沿う方向に延びるガイド溝状としている。また、このガイド部32を、戸厚方向に沿う方向に貫通し、レール長手方向に沿う方向に延びるスリット状のガイド溝状としている。また、このガイド部32を、戸厚方向に沿う方向に見て、長手方向両端部が略半円形状とされたものとしている。また、このガイド部32の戸厚方向両側のそれぞれの開口周縁に、全周に亘って凹段部を設けた構成としている。換言すれば、ガイド部32の内周部の戸厚方向に沿う方向の中央部に、周方向に延びる凸条部を全周に亘って設けた構成としている。
【0029】
このガイド部32にスライド自在に係合してガイドされる戸体10側の係合部14は、図4及び図5に示すように、戸幅方向の端部(戸先側端部)の上端部に設けられている。この係合部14は、保持具30と戸体10とを連結する連結部としても機能する。なお、戸体10の戸尻側端部にも同様な係合部14が設けられている。
本実施形態では、この係合部14を、上記のように戸厚方向に貫通する切替部31のガイド部32に挿通される戸厚方向に軸方向を沿わせた軸状(円柱状)としている。また、この係合部14に、上記したガイド部32の戸厚方向両側に設けられた凹段部にそれぞれが係合し、凹段部の上方側に向く面に沿って走行する転動体を設けた構成としている。また、係合部14の戸厚方向両側の転動体間には、ガイド部32の上下の凸条部間に挿通される軸部が設けられている。
また、係合部14は、戸体10の上端面から上方に向けて突出するように、かつ戸厚方向に間隔を空けて設けられた一対の支持片状の連結基部13に架け渡されるように設けられている。
【0030】
なお、切替部31のガイド部32及び戸体10の係合部14としては、上記したような態様に限られない。例えば、ガイド部32を戸厚方向に貫通させた態様に代えて、戸厚方向両側または一方側に開口するガイド溝状としてもよい。この場合は、戸体10の係合部14を、戸厚方向両側または一方側のガイド部32に係合する転動体を設けた構成としてもよい。また、戸体10の係合部14が引っ掛けられるように係合する構造とされたガイド部32としてもよい。切替部31のガイド部32及びこれにスライド自在に係合する戸体10の係合部14としては、その他、種々の変形が可能である。
【0031】
一対の第1ランナー41,41は、図5(a)に示すように、切替部31のガイド部32の長手方向一方側部位となるレール長手方向第2端部22側部位の上側に位置するように設けられており、互いに同様の構成とされている。
また、これら第1ランナー41,41は、後記するように変位する切替部31の変位を許容するように、互いに同軸状とされた戸厚方向に沿う軸廻りに切替部31に対して回転(揺動)自在とされている。本実施形態では、図4に示すように、切替部31に、第1ランナー41,41のベース部42,42が回転自在に連結される一対の第1連結片部39,39を戸厚方向に間隔を空けて設けた構成としている。これら第1連結片部39,39は、上方に向けて突出するように設けられ、それぞれの上端部に第1ランナー41,41のベース部42,42を回転自在に連結した構成とされている。
【0032】
また、一対の第1ランナー41,41のベース部42,42には、上記した一対の第1レール23,23のそれぞれの下板部25,25上を転動する転動体43,43が設けられている。これら転動体43,43は、第1レール23,23にスライド自在に係合する係合部を構成し、戸厚方向に軸方向を沿わせた軸廻りに回転自在とされている。戸厚方向一方側の第1ランナー41の転動体43と戸厚方向他方側の第1ランナー41の転動体43とは、互いに同径でかつ同軸状となるように設けられている。
また、これら転動体43,43は、図3及び図4に示すように、各ベース部42,42の互いに向き合う側となる戸厚方向内方側に設けられている。各ベース部42,42及び第1連結片部39,39は、図3に示すように、上枠4に設けられた凹溝の溝内側壁と第1レール23,23の下板部25,25との間の隙間に挿通される構成とされている。
【0033】
また、本実施形態では、第1ランナー41,41のそれぞれに、レール長手方向に間隔を空けて複数(図例では、2つ)の転動体43,43,43,43を設けた構成としている。図例では、各第1ランナー41,41のベース部42,42と第1連結片部39,39との連結部のレール長手方向両側のそれぞれに転動体43,43,43,43を設けた構成としている。
また、本実施形態では、これら第1ランナー41,41のベース部42,42を、連結された一体状のものとしている。図例では、第1ランナー41,41を、第2レール26を受け入れるように、レール長手方向に見て上方に向けて開口する略C字状(略U字状)とした例を示している。つまり、一対のベース部42,42の下端部を連結する連結部を設けた構成としている。
【0034】
第2ランナー44は、図5(b)に示すように、切替部31のガイド部32の長手方向他方側部位となるレール長手方向第1端部21側部位の上側に位置するように設けられている。
また、第2ランナー44は、後記するように変位する切替部31の変位を許容するように、戸厚方向に沿う軸廻りに切替部31に対して回転(揺動)自在とされている。本実施形態では、図4に示すように、切替部31に、第2ランナー44のベース部45が回転自在に連結される第2連結片部40を設けた構成としている。この第2連結片部40は、上方に向けて突出するように設けられ、この上端部に第2ランナー44のベース部45を回転自在に連結した構成とされている。また、第2連結片部40は、図3に示すように、第2レール26の両側の下板部28,28間の隙間に挿通される構成とされている。
【0035】
また、第2ランナー44のベース部45の戸厚方向両側には、上記した第2レール26の両側の下板部28,28上を転動する転動体46,46が設けられている。これら転動体46,46は、第2レール26にスライド自在に係合する係合部を構成し、戸厚方向に軸方向を沿わせた軸廻りに回転自在とされている。ベース部45の戸厚方向一方側の転動体46と戸厚方向他方側の転動体46とは、互いに同径でかつ同軸状となるように設けられている。
また、本実施形態では、第2ランナー44のベース部45の戸厚方向両側のそれぞれに、レール長手方向に間隔を空けて複数(図例では、2つ)の転動体46,46,46,46を設けた構成としている。図例では、第2ランナー44のベース部45と第2連結片部40との連結部のレール長手方向両側のそれぞれに転動体46,46,46,46を設けた構成としている。
【0036】
また、この第2ランナー44の各転動体46と第1ランナー41の各転動体43とは、互いに同径とされ、かつ、後記するように変位する切替部31のガイド部32が長手方向を略水平方向に沿わせた状態で、それぞれの軸心が同高さに位置する構成とされている。
このように第1ランナー41,41と第2ランナー44とをレール長手方向に間隔を空けて配置した切替部31のガイド部32は、図5及び図10に示すように、レールユニット20の長手方向両端部21,22に配置された状態では、傾斜状となる。
つまり、図5に示すように、レールユニット20の第1端部21に保持具30が位置した状態では、第1ランナー41の転動体43が第1レール23の下板部25の最も高い部位(坂上)近傍に位置し、第2ランナー44の転動体46が第2レール26の下板部28の最も低い部位(坂下)近傍に位置する。この位置では、第1ランナー41が係合する第1レール23の下板部25と第2ランナー44が係合する第2レール26の下板部28との高低差によってガイド部32が第2ランナー44側から第1ランナー41側に向かうに従い上るような傾斜状(上り坂状)となる。
【0037】
また、図10に示すように、レールユニット20の第2端部22に保持具30が位置した状態では、第1ランナー41の転動体43が第1レール23の下板部25の最も低い部位(坂下)近傍に位置し、第2ランナー44の転動体46が第2レール26の下板部28の最も高い部位(坂上)近傍に位置する。この位置では、第1ランナー41が係合する第1レール23の下板部25と第2ランナー44が係合する第2レール26の下板部28との高低差によってガイド部32が第1ランナー41側から第2ランナー44側に向かうに従い上るような傾斜状(上り坂状)となる。
また、レールユニット20の長手方向中央部に保持具30が位置した状態では、図示は省略しているが、第1レール23の下板部25と第2レール26の下板部28とが略同高さとなり、ガイド部32は、長手方向を略水平方向に沿わせた略水平状となる。
【0038】
このガイド部32に対して戸体10の係合部14を移動させることで、第1ランナー41及び第2ランナー44のうちのいずれか一方に戸体10の荷重を多く掛けるように切り替えることができ、これにより、戸体10の走行の助勢がなされる。
つまり、図1(a)及び図5に示すように、戸体10を閉鎖位置とし、ガイド部32の第2ランナー44側に係合部14を位置させた状態では、第1ランナー41よりも第2ランナー44に戸体10の荷重が多く掛けられた状態となる。この閉鎖位置では、戸体10は、第2ランナー44が係合する第2レール26が第1端部21に向けて下るように傾斜しているので、第1端部21側に向けて移動するように助勢された状態となるが、戸先側縦枠5や適宜のストッパーによって、その移動が抑止される。
【0039】
上記のように閉鎖位置とされた戸体10を、切替部31のガイド部32に対して第1端部21側から第2端部22側に移動させれば、戸体10を保持する保持具30の重心が移動するように、第1ランナー41側に戸体10の荷重が掛かる状態となるように切り替えられる。つまり、戸体10の係合部14がガイド部32の第1ランナー41側に位置すれば、第2ランナー44よりも第1ランナー41に戸体10の荷重が多く掛けられた状態となる。
つまりは、図5〜図9に示すように、切替部31は、第2ランナー44側から第1ランナー41側に向かうに従い上るような傾斜状とされたガイド部32を上らせるように戸体10を移動させることで第1ランナー41側に荷重を掛ける状態に切り替えられる構成とされている。
このように、第1ランナー41側に戸体10の荷重が掛けられれば、第2端部22に向けて下り坂状の第1レール23を下る方向に第1ランナー41がスライドし、これにより、戸体10がその荷重によって開放側となる第2端部22側に向けて助勢される。また、このように第1ランナー41側に荷重が掛けられて第1レール23を下る方向に走行補助された状態では、第1ランナー41が先頭となる。
【0040】
また、図1(c)及び図10に示すように、第1ランナー41側に荷重が掛けられた状態で、戸体10が全開位置とされれば、戸体10は、第2端部22側に向けて移動するように助勢された状態となるが、戸尻側縦枠6や適宜のストッパーによって、その移動が抑止される。
このように全開位置とされた戸体10を、上記とは逆に、切替部31のガイド部32に対して第2端部22側から第1端部21側に移動させれば、戸体10を保持する保持具30の重心が移動するように、第2ランナー44側に戸体10の荷重が掛かる状態となるように切り替えられる。つまり、図10に示すように、切替部31は、第1ランナー41側から第2ランナー44側に向かうに従い上るような傾斜状とされたガイド部32を上らせるように戸体10を移動させることで第2ランナー44側に荷重を掛ける状態に切り替えられる構成とされている。
このように、第2ランナー44側に戸体10の荷重が掛けられれば、第1端部21に向けて下り坂状の第2レール26を下る方向に第2ランナー44がスライドし、これにより、戸体10がその荷重によって閉鎖側となる第1端部21側に向けて助勢される。また、このように第2ランナー44側に荷重が掛けられて第2レール26を下る方向に走行補助された状態では、第2ランナー44が先頭となる。
【0041】
つまり、本実施形態では、閉鎖位置及び全開位置のうちのいずれか一方(初期位置)に位置した戸体10を、ガイド部32に沿わせて他方側に向けてガイド部32を上らせるように移動させ、その位置エネルギーを利用して戸体10の走行を助勢する構成としている。
上記したガイド部32のレール長手方向に沿う寸法は、助勢がなされるまでに要する戸体10の移動寸法(初期操作ストローク)を短くする観点や、戸幅寸法等に応じて、適宜、設定するようにしてもよい。また、閉鎖位置及び全開位置におけるガイド部32の水平面に対する傾斜角度(初期傾斜角度)及び各レール23,26の下板部25,28の水平面に対する傾斜角度(レール傾斜角度)も、同様な観点や、戸体10の所望する助勢度合、戸体10の質量、各レール23,26における摩擦抵抗等に応じて、適宜、設定するようにしてもよい。
このガイド部32のレール長手方向に沿う寸法を長くすれば、初期傾斜角度を小さくすることができ、操作に要する力を小さくすることができるが、初期操作ストロークが大きくなる傾向がある。一方、このガイド部32のレール長手方向に沿う寸法を短くすれば、初期操作ストロークを小さくすることができるが、初期傾斜角度が大きくなり、操作に要する力が大きくなる傾向がある。
【0042】
上記のような観点から、ガイド部32のレール長手方向に沿う寸法を、戸幅寸法の1/2未満としてもよく、戸幅寸法の1/3〜1/20程度としてもよく、好ましくは、1/5〜1/10程度としてもよい。例えば、ガイド部32のレール長手方向に沿う寸法を、初期操作ストロークが50mm〜200mm程度となるような寸法としてもよい。
また、上記初期傾斜角度及びレール傾斜角度を、助勢がなされる位置まで持ち上げられた戸体10がその荷重によって外力を要することなく言わば自走するように、戸体10の質量や各レール23,26における摩擦抵抗等に応じて、適宜、設定するようにしてもよい。例えば、初期操作時の操作力を小さくする観点から、初期傾斜角度を、2度〜20度程度としてもよく、好ましくは、2度〜10度程度、より好ましくは、2度〜7度程度としてもよい。また、各レール23,26のレール傾斜角度は、このようなガイド部32の初期傾斜角度や戸体10の戸幅寸法等に応じて設定するようにすればよく、初期傾斜角度よりも小さくなるようにすればよい。
また、上記初期操作ストローク及び初期傾斜角度を、初期位置から助勢がなされる位置まで持ち上げられる戸体10の上下方向への変位量が5mm〜30mm程度、好ましくは、5mm〜20mm程度、より好ましくは、5mm〜10mm程度となるように、適宜、設定するようにしてもよい。
【0043】
また、本実施形態では、助勢機構2は、第1ランナー41側に荷重を掛ける状態に戸体10を移動させる際における切替部31の移動を解除可能に抑止する第1ロック機構56を備えている。本実施形態では、この第1ロック機構56を、全開位置側に向けて助勢される戸体10を途中位置において停止させるストッパー機構としている。
また、助勢機構2は、第2ランナー44側に荷重を掛ける状態に戸体10を移動させる際における切替部31の移動を解除可能に抑止する第2ロック機構57を備えている。本実施形態では、この第2ロック機構57を、閉鎖位置側に向けて助勢される戸体10を途中位置において停止させるストッパー機構としている。
また、助勢機構2は、第1ランナー41側に荷重が掛けられた状態を解除可能に維持する第3ロック機構47と、第2ランナー44側に荷重が掛けられた状態を解除可能に維持する第4ロック機構48と、を備えている。
つまり、第1ロック機構56及び第2ロック機構57は、本実施形態では、戸体10が閉鎖位置及び全開位置のうちのいずれか一方(初期位置)とされた状態の切替部31の他方側への移動を解除可能に抑止する構成とされている。また、第3ロック機構47及び第4ロック機構48は、戸体10を保持する保持具30の重心を移動させるように切り替えられた状態を解除可能に維持する構成とされている。
【0044】
また、本実施形態では、第1ロック機構56によって切替部31の移動が抑止された状態で戸体10を切替部31に対して第1ランナー41側に荷重を掛ける状態に移動させれば、第3ロック機構47がロック状態とされ、かつ第1ロック機構56が解除される構成としている。つまり、第1ロック機構56は、図1(b)に示すように、途中位置において停止された戸体10を全開位置側に向けて移動させれば解除される構成とされている。
また、本実施形態では、第3ロック機構47がロック状態とされてから戸体10を更に僅かに移動させれば、第1ロック機構56の解除がなされる構成としている。
また、第1ロック機構56が解除され、さらに切替部31の移動が第2ロック機構57に抑止される位置となるように戸体10が移動すれば、第3ロック機構47が解除される構成としている。
【0045】
一方、第2ロック機構57によって切替部31の移動が抑止された状態で戸体10を切替部31に対して第2ランナー44側に荷重を掛ける状態に移動させれば、第4ロック機構48がロック状態とされ、かつ第2ロック機構57が解除される構成としている。つまり、第2ロック機構57は、上記同様、途中位置において停止された戸体10を閉鎖位置側に向けて移動させれば解除される構成とされている。
また、本実施形態では、第4ロック機構48がロック状態とされてから戸体10を更に僅かに移動させれば、第2ロック機構57の解除がなされる構成としている。
また、第2ロック機構57が解除され、さらに切替部31の移動が第1ロック機構56に抑止される位置となるように戸体10が移動すれば、第4ロック機構48が解除される構成としている。
つまり、本実施形態では、各ロック機構56,57,47,48のロックとその解除とが、戸体10の移動に伴いなされる構成としている。
【0046】
第1ロック機構56及び第2ロック機構57は、図1に示すように、本実施形態では、レールユニット20の第1端部21側及び第2端部22側のそれぞれに設けられている。
これら第1ロック機構56及び第2ロック機構57には、図5(a)及び図10(a)に示すように、切替部31(保持具30)に設けられた被ロック部33,34に係合して切替部31の移動を抑止するロック部56b,57bが設けられている。また、戸体10には、切替部31の被ロック部33,34に対する第1ロック機構56及び第2ロック機構57のロック部56b,57bの係合を解除する解除部16が設けられている。
これら第1ロック機構56及び第2ロック機構57は、レールユニット20の長手方向の各端部21,22や戸枠4,5(6),7、躯体(取付下地)等に固定された第1ロックユニット50及び第2ロックユニット50Aに設けられている。
また、第1端部21側に設けられた第1ロックユニット50と第2端部22側に設けられた第2ロックユニット50Aとは、これらに設けられたロック機構56,57を含め、左右対称状(レールユニット20の長手方向中心線を対称軸とする線対称状)とされている。
【0047】
本実施形態では、第1ロック機構56及び第2ロック機構57のそれぞれを、各ロックユニット50,50Aに対して戸厚方向に沿う軸52,52廻りに回転自在に保持され、レバー状とされた第1ロックレバー56及び第2ロックレバー57としている。
これら第1ロックレバー56及び第2ロックレバー57は、切替部31の戸厚方向一方側に位置するように配される。また、これら第1ロックレバー56及び第2ロックレバー57は、レール長手方向に長尺状とされ、切替部31のレール長手方向に沿う長さと概ね同長さとされている。
第1ロックレバー56は、第1端部21側の端部に、ロック部56bを設け、第2端部22側の端部に、戸体10の解除部16に解除される被解除部56dを設けた構成とされている。本実施形態では、ロック部56bを、図4及び図5(a)に示すように、当該第1ロックレバー56の長手方向外方側となる第1端部21側及び上方側に向けて開口するように切欠状に設けられた凹段状としている。また、被解除部56dを、下方側に向けて突出し、戸厚方向に見て、下方側に向かうに従い先細り状とされた凸状としている。つまり、この被解除部56dのレール長手方向両側面は、下方側に向かうに従い互いに近接する方向に傾斜する傾斜面とされている。
【0048】
また、この第1ロックレバー56は、長手方向途中部位(図例では、長手方向略中央部)に、回転中心となる軸受孔56aを設けた構成とされている。第1ロックユニット50には、この軸受孔56aに挿通される軸部52が設けられている。なお、第1ロックユニット50に軸受孔を設け、第1ロックレバー56に軸部を設けた構成としてもよい。
また、第1ロックユニット50に、この第1ロックレバー56をロック側へ付勢する付勢部材55を設けている。図例では、付勢部材55を、軸受孔56aよりもロック部56b側の部位を、上方に向けて付勢するように第1ロックユニット50のばね保持部54に保持された引張コイルばねとしている。
また、第1ロックユニット50に、この第1ロックレバー56の回転を規制する規制部53を設けている。本実施形態では、この規制部53を、第1ロックレバー56の軸受孔56aよりもロック部56b側の部位に戸厚方向一方側に向けて突出するように設けられたピン状の被規制部56cを受け入れる上下に長径の長孔状としている。この規制部53は、付勢部材55によって付勢された第1ロックレバー56のロック側への更なる回転を抑止する構成とされている。ばね保持部54、規制部53及び軸部52は、第1ロックレバー56の戸厚方向一方側に設けられた第1ロックユニット50のプレート状部に設けられている。また、付勢部材55は、下端部が第1ロックレバー56の被規制部56cに連結され、上端部がばね保持部54に連結されて保持されている。
【0049】
第2ロックレバー57は、図10(a)に示すように、第1ロックレバー56を左右反転させたような構成とされている。つまり、第2ロックレバー57は、第2端部22側の端部に、上記同様な凹段状のロック部57bを設け、第1端部21側の端部に、戸体10の解除部16に解除される上記同様な凸状の被解除部57dを設けた構成とされている。また、第2ロックレバー57の長手方向途中部位(図例では、長手方向略中央部)には、第2ロックユニット50Aに設けられた上記同様な軸部52が挿通される上記同様な軸受孔57aが設けられている。なお、上記同様、第2ロックユニット50Aに軸受孔を設け、第2ロックレバー57に軸部を設けた構成としてもよい。
また、第2ロックユニット50Aに、第2ロックレバー57をロック側へ付勢する上記同様な付勢部材55及びこれを保持するばね保持部54を設けている。
また、第2ロックユニット50Aに、この第2ロックレバー57に設けられた上記同様な被規制部57cを受け入れる上記同様な規制部53を設けている。
なお、第1ロックレバー56及び第2ロックレバー57をロック側に付勢する付勢部材55を、ロック部56b,57b側の適宜の部位を上方に向けて押し上げるように付勢する圧縮コイルばね等としてもよい。
【0050】
保持具30の切替部31には、第1ロックレバー56のロック部56bに係合する第1被ロック部33と、第2ロックレバー57のロック部57bに係合する第2被ロック部34と、が設けられている。これら第1被ロック部33と第2被ロック部34とは、切替部31のガイド部32の長手方向両側方に位置するように対状に設けられている。第1被ロック部33は、切替部31の第1端部21側の端部に設けられ、第2被ロック部34は、切替部31の第2端部22側の端部に設けられている。本実施形態では、これら第1被ロック部33及び第2被ロック部34を、図4に示すように、戸厚方向一方側に向けて突出するピン状としている。
【0051】
また、戸体10に設けられた解除部16は、図4に示すように、戸厚方向一方側に向けて突出するピン状とされている。本実施形態では、この解除部16を、第1ロックレバー56のロック解除及び第2ロックレバー57のロック解除を行う兼用のものとしている。
この解除部16は、第1ロックレバー56及び第2ロックレバー57をロック解除側に回転させるように、これらの被解除部56d,57dに当接する構成とされている。
また、この解除部16を、戸体10の戸幅方向の端部(戸先側端部)の上端部に設けられた連結基部13に設けている。また、戸厚方向に見て、この連結基部13に設けられた軸状の係合部14の略直下に位置するように解除部16を設けた構成としている。なお、戸体10の戸尻側端部にも同様な解除部16が設けられている。
【0052】
なお、第1ロックレバー56のロック解除及び第2ロックレバー57のロック解除を行う兼用の解除部16を戸体10に設けた態様に代えて、第1ロックレバー56のロック解除を行う解除部と第2ロックレバー57のロック解除を行う解除部とを設けた態様としてもよい。例えば、係合部14の戸幅方向一方側に、第1ロックレバー56のロック解除を行う解除部を設け、係合部14の戸幅方向他方側に、第2ロックレバー57のロック解除を行う解除部を設けた態様としてもよい。この場合は、第1ロックレバー56及び第2ロックレバー57の長さ等を適宜、変形するようにしてもよい。また、戸体10の解除部16、切替部31の被ロック部33,34並びに第1ロック機構(レバー)56及び第2ロック機構(レバー)57は、上記した例に限られず、種々の変形が可能である。
【0053】
第3ロック機構47及び第4ロック機構48は、図4及び図5(b)に示すように、切替部31に設けられている。
これら第3ロック機構47及び第4ロック機構48には、戸体10に設けられた被ロック部15が係合して第1ランナー41側または第2ランナー44側に荷重が掛けられた状態(荷重切替状態)を維持するロック部47b,48bが設けられている。また、レールユニット20の第1端部21側及び第2端部22側のそれぞれには、戸体10の被ロック部15に対する第3ロック機構47及び第4ロック機構48のロック部47b,48bの係合を解除する解除部51,51Aが設けられている。
また、切替部31の第2端部22側に設けられた第3ロック機構47と第1端部21側に設けられた第4ロック機構48とは、左右対称状(切替部31のガイド部32の長手方向中心線を対称軸とする線対称状)とされている。
【0054】
本実施形態では、第3ロック機構47及び第4ロック機構48のそれぞれを、切替部31に対して戸厚方向に沿う軸37,38廻りに回転自在に保持され、レバー状とされた第3ロックレバー47及び第4ロックレバー48としている。
これら第3ロックレバー47及び第4ロックレバー48は、切替部31の戸厚方向他方側に設けられ、ガイド部32の長手方向に長尺状とされている。また、これら第3ロックレバー47及び第4ロックレバー48の長手方向近接側の端部には、ガイド部32の長手方向中央部の上方側部位に対状に設けられたロック軸37,38が挿通される軸受孔47a,48aが設けられている。第3ロックレバー47のロック軸37は、ガイド部32の長手方向中心線よりも第2端部22側に設けられ、第4ロックレバー48のロック軸38は、ガイド部32の長手方向中心線よりも第1端部21側に設けられている。なお、これら第3ロックレバー47及び第4ロックレバー48に、軸部を設け、切替部31に軸受孔を設けた態様としてもよい。
【0055】
また、これら第3ロックレバー47及び第4ロックレバー48は、長手方向途中部位にロック部47b,48bを設け、長手方向遠隔側の端部(自由端部)に、解除部51A,51に解除される被解除部47e,48eを設けた構成とされている。本実施形態では、ロック部47b,48bを、戸厚方向一方側及び下方側に向けて開口するように切欠状に設けられた凹段状としている。また、これらロック部47b,48bを、第3ロックレバー47及び第4ロックレバー48の長手方向に長尺状とし、戸厚方向一方側に向く面、下方側に向く面、及び長手方向に概ね沿う方向に向く面によって区画した例を示している。これらロック部47b,48bは、これらがロック状態で、第1ロックレバー56または第2ロックレバー57の解除が可能なように、戸体10が切替部31(保持具30)に対してレール長手方向に僅かに移動可能なように形成されている。このロック部47b,48bがロック状態における戸体10の切替部31に対する移動可能な寸法は、これらがロック状態で第1ロックレバー56または第2ロックレバー57の解除がなされるように、適宜の寸法とすればよく、例えば、5mm〜20mm程度としてもよい。
【0056】
また、これらロック部47b,48bは、図5(b)及び図10(b)に示すように、ガイド部32の長手方向両端部のそれぞれと戸厚方向に見て重合可能なように設けられている。
また、これらロック部47b,48bのそれぞれの遠隔側の端部側に向く面を、下方側に向かうに従い互いに近接する方向に傾斜する解除ガイド面47c,48cとしている。
第3ロックレバー47の解除ガイド面47cは、第2端部22側の斜め下方側に向く傾斜面状とされ、第1ロックレバー56によって途中位置において停止され全開位置側に助勢される戸体10の閉鎖位置側への移動を許容するように設けられている。
第4ロックレバー48の解除ガイド面48cは、第1端部21側の斜め下方側に向く傾斜面状とされ、第2ロックレバー57によって途中位置において停止され閉鎖位置側に助勢される戸体10の全開位置側への移動を許容するように設けられている。
また、被解除部47e,48eを、第3ロックレバー47及び第4ロックレバー48の戸厚方向他方側に向けて突出する突片状としている。また、これら被解除部47e,48eを、各ロックレバー47,48の長手方向に平行状とされた平坦片部とこの平坦片部から互いに遠隔側に向けて上るように傾斜状とされた傾斜片部とを備えた構成としている。これら被解除部47e,48eの各平坦片部は、ロック部47b,48bと戸厚方向に見て重なり合う位置となるように設けられている。
【0057】
また、切替部31には、図示は省略しているが、これら第3ロックレバー47及び第4ロックレバー48をロック側へ付勢する付勢部材が設けられている。これら第3ロックレバー47及び第4ロックレバー48の付勢部材としては、これらの自由端部側を下方側に向けて付勢するものであればよく、例えば、ロック軸37,38廻りに設けられたトーションばねや、適宜のコイルばね等としてもよい。
また、切替部31には、付勢部材によって付勢された第3ロックレバー47及び第4ロックレバー48のロック側への更なる回転を抑止するストッパー部35,36が設けられている。本実施形態では、第3ロックレバー47の回転を抑止する第3ロックストッパー部35と第4ロックレバー48の回転を抑止する第4ロックストッパー部36とを、ガイド部32の長手方向両側方に位置するように対状に設けている。また、これら第3ロックストッパー部35及び第4ロックストッパー部36を、戸厚方向他方側に向けて突出するピン状としている(図4参照)。また、第3ロックストッパー部35を、切替部31の第2端部22側の端部に設けられた第2被ロック部34と略同軸状に設け、第4ロックストッパー部36を、切替部31の第1端部21側の端部に設けられた第1被ロック部33と略同軸状に設けた構成としている。
【0058】
第3ロックレバー47及び第4ロックレバー48には、第3ロックストッパー部35及び第4ロックストッパー部36に当接される当接片部47d,48dが設けられている。これら当接片部47d,48dは、第3ロックレバー47及び第4ロックレバー48の自由端部に戸厚方向一方側に向けて突出するように設けられている。
なお、第3ロックレバー47及び第4ロックレバー48をロック側へ付勢する付勢部材を設けずに、これら第3ロックレバー47及び第4ロックレバー48がこれらの自重によってロック側へ付勢されるものとしてもよい。
【0059】
これら第3ロックレバー47及び第4ロックレバー48によってロックされる戸体10の被ロック部15は、図4に示すように、戸厚方向他方側に向けて突出し、凹段状とされたロック部47b,48bに挿し入れられるピン状とされている。本実施形態では、この被ロック部15を、第3ロックレバー47及び第4ロックレバー48のそれぞれにロックされる兼用のものとしている。また、この被ロック部15を、戸体10の戸幅方向の端部(戸先側端部)の上端部に設けられた連結基部13に設けている。また、この連結基部13に設けられた軸状の係合部14と略同軸状に被ロック部15を設けた構成としている。
上記した解除ガイド面47c,48cは、この被ロック部15の移動を許容するように設けられている。なお、戸体10の戸尻側端部にも同様な被ロック部15が設けられている。
【0060】
これら第3ロックレバー47及び第4ロックレバー48のロックを解除する解除部51A,51は、戸厚方向に軸方向を沿わせたピン状とされている。本実施形態では、図10(b)に示すように、第3ロックレバー47のロックを解除する第3ロック解除部51Aを、第2ロックユニット50Aに設けている。また、図5(b)に示すように、第4ロックレバー48のロックを解除する第4ロック解除部51を、第1ロックユニット50に設けている。これら第3ロック解除部51A及び第4ロック解除部51は、第3ロックレバー47及び第4ロックレバー48の戸厚方向他方側に位置するように設けられた各ロックユニット50A,50の戸厚方向他方側のプレート状部に戸厚方向一方側に向けて突出するように設けられている(図4参照)。
【0061】
なお、上記した例では、戸体10の被ロック部15を、第3ロックレバー47及び第4ロックレバー48のそれぞれにロックされる兼用のものとした例を示しているが、個別にロックされる一対の被ロック部15を設けた構成としてもよい。また、戸体10の被ロック部15、レールユニット20の第1端部21側及び第2端部22側のそれぞれに設けられる解除部51,51A、並びに第3ロック機構(レバー)47及び第4ロック機構(レバー)48は、上記した例に限られず、種々の変形が可能である。
【0062】
次に、上記構成とされた引戸装置1の戸体10の開閉動作の一例について、図5〜図10を参照して説明する。
図5(a)に示すように、戸体10が閉鎖位置においてレールユニット20の第1端部21側に位置する保持具30は、第1ロックレバー56によってレールユニット20の第2端部22側への移動が抑止された状態である。つまり、保持具30は、切替部31の第1被ロック部33が第1ロックレバー56のロック部56bに受け入れられるように係合し、第2端部22側への移動が抑止された状態である。
【0063】
また、図5(b)に示すように、閉鎖位置とされた戸体10は、上記のように第2端部22側への移動が抑止された保持具30の切替部31に対してガイド部32に沿って第1ランナー41側に荷重を掛ける状態に向けて移動可能な状態である。つまり、戸体10が閉鎖位置では、第4ロックレバー48の被解除部48eの平坦片部が第1ロックユニット50の第4ロック解除部51に乗り上げるように保持され、ロック部48bが戸体10の被ロック部15の上側に位置してロック解除された状態とされる。このように、第4ロックレバー48がロック解除された状態でも、閉鎖位置では、上述のようにガイド部32が第2ランナー44側から第1ランナー41側に向けて上り坂状であるので、第2ランナー44側に荷重が掛けられた状態の維持がなされる。また、この状態では、第3ロックレバー47の当接片部47dが切替部31の第3ロックストッパー部35に当接して保持され、ロック部47bが戸厚方向に見てガイド部32の第2端部22側の端部に重なり合うように位置し、ロック可能な状態とされる。
【0064】
上記のように、閉鎖位置とされた戸体10を開放側へ移動させれば、図5(a)及び図6(a)に示すように、戸体10の解除部16が第1ロックレバー56の下方側に沿って近接または当接しながら移動する。また、図5(b)及び図6(b)に示すように、戸体10の被ロック部15が第4ロックレバー48及び第3ロックレバー47の下方側に沿って近接または当接しながら移動する。この際、戸体10の被ロック部15は、ロック可能状態とされた第3ロックレバー47の自由端部側を第3ロックレバー47の付勢部材の付勢に抗して押し上げるように移動する。そして、図7(b)に示すように、戸体10の被ロック部15が第3ロックレバー47のロック部47bに至れば、付勢部材に付勢された第3ロックレバー47がロック側へ回転し、被ロック部15がロック部47bに係合して第3ロックレバー47がロック状態となる。これにより、第1ランナー41側に荷重が掛けられた状態に維持される。
【0065】
また、このように第3ロックレバー47がロック状態とされた際に戸体10を停止させれば、図7(a)に示すように、第1ロックレバー56がロック状態であるので、戸体10の全開位置側への移動を抑止することができる。つまり、第1ランナー41側に荷重が掛けられて全開位置側に助勢された戸体10を、途中位置において停止可能としている(図1(b)及び図2(a)も参照)。つまりは、この状態では、開口9の一部が開放された半開き状となる。なお、このように戸体10を途中位置において停止させる際の目安となる目印を適所に設けたり、節度感を付与する機構を設けたりしてもよい。
また、この状態で、戸体10を閉鎖位置側に向けて移動させれば、解除ガイド面47cに当接しながら閉鎖側に移動する被ロック部15によって第3ロックレバー47がロック解除側に回転してロック解除され、戸体10の閉鎖位置側への移動が可能となる。
【0066】
また、第3ロックレバー47がロック状態とされてから戸体10を更に開放側へ僅かに移動させれば、図8(a)に示すように、第1ロックレバー56の被解除部56dの傾斜面のガイド作用によって被解除部56dが戸体10の解除部16に押し上げられ、第1ロックレバー56がロック解除側へ回転する。つまり、第1ロックレバー56は、ロック部56bが下方側に移動するように付勢部材55の付勢に抗して軸部52廻りに回転し、保持具30の第1被ロック部33に対するロック部56bのロックが解除される。これにより、図9(a)、(b)に示すように、第1端部21側に位置された保持具30の第2端部22側への移動が可能となる。また、第1ランナー41側に荷重が掛けられた状態であるので、保持具30及び戸体10は、第1レール23を下るように第2端部22側(開放側)に向けて助勢される(自走する)。また、このように戸体10が開放側へ移動すれば、第4ロックレバー48の被解除部48eが第1ロックユニット50の第4ロック解除部51から離間する。これにより、第4ロックレバー48の当接片部48dが切替部31の第4ロックストッパー部36に当接して保持され、ロック部48bが戸厚方向に見てガイド部32の第1端部21側の端部に重なり合うように位置し、ロック可能な状態とされる。
【0067】
また、更なる戸体10の開放側への移動(自走)を伴い、保持具30が第2端部22近傍に至れば、図示は省略しているが、保持具30の第2被ロック部34が第2ロックレバー57の上方側に沿って近接または当接しながら移動する。また、保持具30の第2被ロック部34が付勢部材55の付勢に抗して第2ロックレバー57のロック部57b側部位を押下げながら移動し、戸体10が全開位置となれば、保持具30の第2被ロック部34が第2ロックレバー57のロック部57bに係合する。つまり、保持具30の第2被ロック部34が第2ロックレバー57のロック部57bに至れば、付勢部材55によって第2ロックレバー57がロック側へ回転し、図10(a)に示すように、ロック状態となる。これにより、第2端部22側に位置する保持具30の第1端部21側への移動が抑止される。
【0068】
また、このように戸体10の開放側への移動(自走)を伴い、保持具30が第2端部22近傍に至れば、第3ロックレバー47の被解除部47eの傾斜片部が第3ロック解除部51Aに当接する。そして、この被解除部47eの傾斜片部のガイド作用によって第3ロックレバー47の自由端部が第3ロック解除部51Aに押し上げられるように回転する。さらに、戸体10が全開位置となれば、図10(b)に示すように、被解除部47eの平坦片部が第3ロック解除部51Aに保持され、ロック部47bが戸体10の被ロック部15の上側に位置し、第3ロックレバー47のロックが解除された状態となる。このように、第3ロックレバー47がロック解除された状態でも、全開位置では、上述のようにガイド部32が第1ランナー41側から第2ランナー44側に向けて上り坂状であるので、第1ランナー41側に荷重が掛けられた状態の維持がなされる。
また、このように全開位置とされた戸体10は、上記のように第1端部21側への移動が抑止された保持具30の切替部31に対してガイド部32に沿って第2ランナー44側に荷重を掛ける状態に向けて移動可能な状態である。
【0069】
また、このように全開位置とされた戸体10を閉鎖側へ移動させる際も、上記と概ね同様、戸体10の移動に伴い被ロック部15が移動し、被ロック部15がロック部48bに係合して第4ロックレバー48がロック状態となる。これにより、第2ランナー44側に荷重が掛けられた状態に維持される。また、上記同様、第4ロックレバー48がロック状態とされた際に戸体10を停止させれば、第2ロックレバー57がロック状態であるので、戸体10の閉鎖位置側への移動を抑止することができる。つまり、第2ランナー44側に荷重が掛けられて閉鎖位置側に助勢された戸体10を、途中位置において停止可能としている。この状態で、戸体10を全開位置側に向けて移動させれば、上記同様、解除ガイド面48cのガイド作用によって第4ロックレバー48がロック解除側に回転してロック解除され、戸体10の全開位置側への移動が可能となる。
また、第4ロックレバー48がロック状態とされてから戸体10を更に閉鎖側へ僅かに移動させれば、上記と概ね同様、解除部16の移動によって、保持具30の第2被ロック部34に対する第2ロックレバー57のロック部57bのロックが解除される。これにより、第2端部22側に位置された保持具30の第1端部21側への移動が可能となる。また、第2ランナー44側に荷重が掛けられた状態であるので、保持具30及び戸体10は、第2レール26を下るように第1端部21側(閉鎖側)に向けて助勢される(自走する)。また、このように戸体10が閉鎖側へ移動すれば、上記と概ね同様、第3ロックレバー47が第3ロック解除部51Aから離間し、ロック可能な状態とされる。
【0070】
また、更なる戸体10の閉鎖側への移動(自走)を伴い、保持具30が第1端部21近傍に至れば、上記と概ね同様、保持具30の第1被ロック部33が第1ロックレバー56のロック部56bに係合する。つまり、第1ロックレバー56がロック状態となり、第1端部21側に位置する保持具30の第2端部22側への移動が抑止される。
また、このように戸体10の閉鎖側への移動(自走)を伴い、保持具30が第1端部21近傍に至れば、上記と概ね同様、第4ロックレバー48の被解除部48eの傾斜片部が第4ロック解除部51に当接し、第4ロックレバー48のロックが解除された状態となる。
なお、解除ガイド面47c,48cを、戸体10の被ロック部15に対するロック部47b,48bの係合を解除する解除部としても機能させ、被解除部47e,48e及びロック解除部51,51Aを設けないようにしてもよい。
【0071】
本実施形態に係る引戸装置1は、上述のような構成としたことで、少なくとも一方側への戸体10の走行の助勢を可能としながらも、戸体10を途中位置において停止させることができる。
つまり、全開位置側及び閉鎖位置側のうちの少なくともいずれか一方側となる第1位置側への戸体10の走行を助勢する助勢機構2を備えた構成としている。従って、戸体10を第1位置側にスライドさせる際に、戸体10の走行を助勢することができ、操作者の負担を軽減することができる。
また、この助勢機構2の助勢に抗して戸体10を途中位置において、解除可能に停止させるストッパー機構(第1ロックレバー及び第2ロックレバー)56,57を備えた構成としている。従って、第1位置側に走行が助勢された戸体10を、途中位置において停止させることができ、いわゆる半開き状態にすることができる。これにより、通気したい場合や、間仕切られた個室等の空間の様子や気配を伺ったり、垣間見たりしたい場合が生じることが多々ある医療施設や福祉施設等の個室の開口9を開閉する引戸装置1としても好適なものとなる。
【0072】
また、本実施形態では、ストッパー機構(第1ロックレバー及び第2ロックレバー)56,57を、途中位置において停止された戸体10を第1位置側に向けて移動させれば解除される構成としている。従って、戸体10を第1位置側に向けて移動させ、停止が解除されれば、助勢機構2によって第1位置側に向けて戸体10の走行を助勢することができる。これにより、例えば、ストッパー機構56,57による停止を解除する操作部を手動操作等する必要があるようなものと比べて、使い勝手を向上させることができる。
【0073】
また、本実施形態では、助勢機構2を、途中位置において停止された戸体10の第1位置側とは異なる側となる第2位置側への移動を許容する構成としている。従って、途中位置において停止させた戸体10を、助勢機構2によって助勢される側とは異なる側となる第2位置側に移動させることができる。これにより、例えば、助勢機構2を、戸体10を第2位置側に移動不能にロックするようなものとした場合と比べて、使い勝手を向上させることができる。
【0074】
また、本実施形態では、助勢機構2を、第2位置側から第1位置側に向けて下り坂状とされたレール23,26と、レール23,26の第2位置側の端部において第1位置側に向けて戸体10を上らせるようにガイドする上り坂ガイド部(ガイド部)32と、を備えた構成としている。従って、上記のように、戸体10をガイド部32に沿わせて上らせるようにスライドさせれば、ランナー41,44がレール23,26を下るように走行し、第1位置側への戸体10の走行を助勢することができる。これにより、例えば、ラックと歯車やゼンマイバネ等の駆動機構や、レール自体を傾動させる機構等を助勢機構として設けたものと比べて、比較的に長尺となるレール23,26自体の構造を簡略化することができ、耐久性や取付性を向上させることができる。
【0075】
また、本実施形態では、ランナー41,44,41,44を、戸体10の戸幅方向両端部のそれぞれに対状に連結し、助勢機構2のレール23,26,23,26を、これら一対のランナー41,44,41,44のそれぞれをガイドするように対状に設けている。従って、戸体10の走行を安定的にガイドし、助勢することができる。また、助勢機構2のガイド部32,32を、戸体10の戸幅方向両端側をガイドするように対状に設けている。従って、戸体10を上らせるようにスライドさせる際にも安定的にガイドすることができる。
【0076】
また、本実施形態では、助勢機構2を、全開位置側及び閉鎖位置側の両側への戸体10の走行を助勢する構成としている。従って、戸体10を全開位置側及び閉鎖位置側の両側にスライドさせる際に、戸体10の走行を助勢することができ、操作者の負担を軽減することができる。
また、第1レール23と第2レール26とを互いに逆側に傾斜状に設けた構成としている。また、戸体10を保持する保持具30のランナー41,44を、第1レール23を下る方向に走行補助する状態と第2レール26を下る方向に走行補助する状態とに切り替えられる切替機構(切替部)31を備えた構成としている。従って、簡易な構成で、戸体10を、各レール23,26の長手方向に沿って走行させる際に、各レール23,26の傾斜によって助勢することができ、言わば、半自動的に走行させることができる。
【0077】
なお、戸体10の戸幅方向両端側の一対の保持具30,30同士を連結する連結部材を設けた構成としてもよい。この場合は、各保持具30,30の重心を移動させるように戸体10を移動させる際の各切替部31,31の移動を抑止する単一の第1ロックレバー56と単一の第2ロックレバー57とを設けた構成としてもよい。つまりは、第1ランナー41,41側に荷重を掛ける状態に戸体10を移動させる際における各切替部31,31の移動の抑止を、単一の第1ロックレバー56によって可能とした構成としてもよい。また、第2ランナー44,44側に荷重を掛ける状態に戸体10を移動させる際における各切替部31,31の移動の抑止を、単一の第2ロックレバー57によって可能とした構成としてもよい。
また、戸体10の戸幅方向両端側に連結された一方の保持具を、水平方向に延びるように配される水平レールにガイドされるランナーを設けた構成としてもよい。
また、閉鎖位置及び全開位置のうちの少なくとも一方側に移動する戸体10を減速させ、跳ね返りや衝撃を緩和する緩衝機構を設けた構成としてもよい。
【0078】
また、本実施形態では、戸体10の戸幅方向両端部を、一対の保持具30,30に連結し、戸幅方向に2本のレールユニット20,20を直列状に設けた例を示しているが、このような態様に限られない。例えば、戸体10の上端部を、3つ以上の保持具30に連結し、戸幅方向に3本以上のレールユニット20を直列状に設けた態様としてもよい。さらには、このように戸体10の複数箇所を保持する保持具30を設け、戸幅方向に複数のレールユニット20を直列状に設けた態様に代えて、戸体10の戸幅方向中央部等の単一箇所を保持する保持具30を設け、単一のレールユニット20を設けた態様としてもよい。
また、本実施形態では、レールユニット20を、上枠4に固定した例を示しているが、天井面等に固定するようにしてもよく、また、天井に埋込状に固定するようにしてもよい。
また、本実施形態では、単一の第2レール26の幅方向両側に一対の第1レール23,23を設け、これらにガイドされる一対の第1ランナー41,41を保持具30に設けた構成とした例を示しているが、このような態様に限られない。これとは逆に、単一の第1レール23の幅方向両側に一対の第2レール26を設け、これらにガイドされる一対の第2ランナー44を保持具30に設けた構成としてもよい。または、単一の第1レール23と単一の第2レール26とを設け、これらのそれぞれにガイドされる各ランナー41,44を保持具30に設けた構成としてもよい。また、本実施形態では、第1レール23と第2レール26とを、幅方向に並列状に設けた構成とした例を示しているが、これらを上下方向に並列状に設けた構成としてもよい。
【0079】
また、本実施形態では、各ロック機構56,57,47,48のロック及びロック解除が、戸体10の移動に伴いなされる構成とした例を示しているが、このような態様に限られない。これらロック機構56,57,47,48のうちの一部または全てのロック及びロック解除が、適宜の操作部等によってなされる構成とされたものとしてもよい。さらには、このようなロック機構56,57,47,48のうちの一部を設けずに、適宜のロック部材や人力等によって切替部31の移動の抑止や、各ランナー41,44側に荷重が掛けられた状態の維持がなされる構成としてもよい。
また、本実施形態では、保持具30のレール長手方向に間隔を空けて第1ランナー41と第2ランナー44とを設けた例を示しているが、このような態様に限られない。例えば、保持具30のレール幅方向に間隔を空けて第1ランナー41と第2ランナー44とを設けた構成としてもよい。この場合は、切替部31を、戸体10をレール幅方向にスライド自在に保持する構成とし、この切替部31に対して戸体10がレール幅方向に移動されることで、上述のような重心移動がなされる構成としてもよい。
また、第1ランナー41が第1レール23を下る際及び第2ランナー44が第2レール26を下る際に、戸体10が自走するものに限られず、人力補助が必要なものとしてもよい。
【0080】
また、本実施形態では、互いに逆側に傾斜する第1レール23及び第2レール26と、切替機構(切替部)31と、を設けて全開位置側及び閉鎖位置側の両側への戸体10の走行を助勢する構成としたが、このような態様に限られない。例えば、ラックと歯車やゼンマイバネ等の駆動機構や、レール自体を傾動させる機構等を助勢機構として設けたものとしてもよい。この場合は、ストッパー機構56,57等を適宜、変形するようにしてもよい。
また、本実施形態では、全開位置側に向けて助勢される戸体10を途中位置において停止させるストッパー機構(第1ロック機構)56と閉鎖位置側に向けて助勢される戸体10を途中位置において停止させるストッパー機構(第2ロック機構)57とを設けた例を示しているが、これらのうちの一方側のみを設けた態様としてもよい。
【0081】
また、本実施形態では、全開位置側及び閉鎖位置側の両側に戸体10の走行の助勢がなされる構成としたが、全開位置側及び閉鎖位置側のうちのいずれか一方側となる第1位置側への走行の助勢のみがなされる構成としてもよい。この場合は、切替部31が変位してガイド部32の傾斜が反転されるようなものに代えて、第1位置側に走行を助勢する側に向かうに従い下るように傾斜するレールの坂上側(第2位置側)の端部に一体的に、第1位置側に向けて戸体10を上らせるようにガイドする上り坂ガイド部を設けた構成としてもよい。また、助勢機構2としては、このようなレールを傾斜させた態様に限られず、レールに一端が固定され他端が戸体10に固定されたゼンマイばねや引張ばね等のばねを備えたものとしてもよく、その他、種々の変形が可能である。
また、助勢機構2の助勢に抗して戸体10を途中位置において、解除可能に停止させるストッパー機構56,57としては、途中の一箇所において停止させるものに限られず、複数箇所において停止可能としたものとしてもよい。さらには、戸体10を、任意の位置において停止可能としたものとしてもよい。また、このようなストッパー機構56,57としては、上記のような回転自在とされたロックレバー状のものに限られず、スライド自在とされたものや、摩擦抵抗等を利用して戸体10を停止させるようなもの等としてもよく、その他、種々の変形が可能である。
【符号の説明】
【0082】
1 引戸装置
2 助勢機構
10 戸体
23 第1レール
26 第2レール
32 ガイド部(上り坂ガイド部)
41 第1ランナー
44 第2ランナー
56 第1ロックレバー(ストッパー機構)
57 第2ロックレバー(ストッパー機構)
9 開口

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