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公開番号2019111300
公報種別公開特許公報(A)
公開日20190711
出願番号2017255382
出願日20171220
発明の名称卓球ラケット用合板ブレードおよび卓球ラケット用単板ブレード
出願人個人
代理人
主分類A63B 59/42 20150101AFI20190621BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】卓球ラケット用ブレードにおいて、薄い板厚で高い反発係数と低いヤング係数を両立する卓球ラケットを提供することを目的とする。
【解決手段】卓球ラケット用単板ブレードにイチョウの木材を用いて構成、もしくは卓球用合板ブレードのブレード芯材部にイチョウの木材を用いて構成した。
【選択図】なし
特許請求の範囲約 110 文字を表示【請求項1】
使用木材がイチョウの木により形成されていることを特徴とする卓球ラケット用単板ブレード
【請求項2】
合板の芯材がイチョウの木により形成されていることを特徴とする卓球ラケット用ブレード。

発明の詳細な説明約 2,600 文字を表示【書類名】
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、卓球ラケット用ブレードの改良に関するものである。
【背景技術】
【0002】
競技用の卓球用ラケットブレードに使われる合板の芯材には従来アユース・キリ・バルサ・ヤナギなどが使われてきた。その背景にはイギリス発祥のスポーツであることが起因する。そこから広まり、道具の開発などはヨーロッパ諸国に先行されていた為、主にヨーロッパで流通している木材が積極的に研究され使用されてきた。
【0003】
卓球ラケット用ブレードに要求されるのは、ブレードをできるだけ薄いことであるとともに速い打球初速を発揮することである。それは、ボールの種類や口径といったルールが変わり、現代の卓球のボールスピードが上昇したことで打球面を作りやすいために薄くある必要があるのと、コンパクトなスイングでも打球速度が維持されることで相手の返球に対応しやすいためである。
【0004】
バルサ・アユース・キリなどといった合板芯材に従来使われる木材の長所は木材比重が軽いためラケットを軽く作れるというところである。短所は木材自身の曲げ・引っ張り・圧縮などの強度が軒並み低く、そのため芯材を分厚くしなければ強度が保たれないところや、分厚く作ることでラケットのしなりが失われ打球初速が遅くなってしまうところである。
【0005】
前記した通り、バルサ・アユース・キリなどの合板芯材に使われる木材は打球初速が落ちてしまう性質があるため、合板ブレードの添板と芯材や表板と添板の間にカーボン繊維シートを挟みこんで積層、成形したブレードが提案されている。
【0006】
しかし、カーボン繊維シートやその他卓球用に使われる特殊繊維はヤング係数が高く反発力が高い性質があるので、軽打中打においては優秀だが強打した時のボール初速が遅い特徴がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
前記のように、軽打・中打・強打において全般的に速いボール初速を実現するためには、ヤング係数が低くブレードがしなり、高い反発力を持つ合板芯材を選択する必要があった。
【0008】
また、卓球用ラケットにおいては高い曲げ剛性と低いヤング係数を両立し、プレーヤーが打球時に楽に振り抜ける事を考慮すれば100g程度に収まるように比重が0.6g/cm

未満であることが要求される。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、卓球ラケット用合板ブレードの芯材や卓球ラケット用単板ブレードにおいて、その使用部材がイチョウ単板により形成されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
合板ブレードの芯材においては、反発力が充分に得られた為にコンパクトなスイングでも相手の脅威となるスピードボールを出すことに成功した。
【0011】
単板ブレードにおいては従来使われてきた針葉樹のスギ、ヒノキよりも反発ししなるために、ボール初速を高めることに成功した。また、板厚も薄くできるため操作性の向上が見られた。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1は、本発明の実施の第1の形態である卓球ラケット用合板ブレードの外観斜視図である。
図2は、本発明の実施の第2の形態である卓球ラケット用単板ブレードの外観斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
500種類を超える木材からしなりの指標であるヤング係数の低いものの中で、木材の硬さの指標のJIS規格であるブリネル硬さが高くかつ、比重が0.6g/cm

未満であるものを調査した。その結果下記の表1に示すようにイチョウが他の木材に類を見ない性能を持つことが分かった。
【0014】
ヤング係数が4.0GPa、ブリネル硬さが3、比重が0.55g/cm

と他のどの木材より卓球用ブレードを構成する木材として優れていることが分かる。
【0015】
本発明の実施の第1の形態は、図1の合板ブレードである。
【0016】
図1はブレード長手方向に対してブレード11の繊維が並行になるようにし、またブレード12,13と積層するにあたってそれぞれ繊維が交差する方向に積層形成する。従って、図中のブレード11,13の繊維は長手方向に並行になっている。
【0017】
ブレード芯材部11にはイチョウ材を使用する。卓球ラケット用合板の芯材は強打時の性能を左右するため、木材自身がしなり反発係数が高い木材を使用する。そのため、イチョウ材が適当である。
【0018】
ブレード表板部13はラバーシートが張り付けられるブレードである。また軽打時のラケット性能を左右する部材であるため、硬質なマメ科やアオギリ科の木材が適当である。
【0019】
ブレード添板部12のブレードには軟質なアユースやバルサやキリなどを使うことが適当である。なぜならば、添板部は球持ちを決定するのに大きく関わる部材だからである。
【0020】
11,12,13はそれぞれ、同じ接着剤で積層接着されている。接着剤には、水性高分子−イソシアネート系接着剤(水性ビニルウレタン系接着剤)を使うのが適当である。
【0021】
11,12,13はそれぞれ、節や繊維の偏りがあると各部の反発係数に異りが生じ、安定した打球を繰り出すことが出来ない為、使用する木材を厳重に選択する必要がある。
【0022】
本発明の実施の第2の形態は、図2の単板ブレードである。
【0023】
21の長手方向と繊維方向を並行にする方向に木材を使用する。強打時の反発係数を高める目的や破損を防ぐ目的ために、単板イチョウブレードの厚さは6mm〜8mmが適当である。また、8mm以上に厚いブレードを使用した場合軽打時や中打時に回転をかけて返球することが困難である。

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