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発行日
2025-10-17
公報種別
意匠公報(S)
登録番号
1810765
登録日
2025-10-07
意匠に係る物品
スタンド付きコップ
意匠分類
C5
-2310(飲食用容器又は調理用容器)
出願番号
2025004059
出願日
2025-02-28
意匠権者
個人
,
個人
代理人
個人
,
個人
意匠に係る物品の説明
本物品は、スタンド付きコップであって、「構成部品を分解して説明する参考図」に示すように、スタンド、コップ、ホルダー、受け台、蓋の5つの構成部品から構成される。これらを一体にして使用したときに、液体の移動や量の増減によって生じる見え方の一連の変化を通じて、「梅と桜の咲き順や咲く様、咲き終わる様」を楽しむことができる。スタンドは無色透明であり、上下方向中央部分にくびれを有し、その内側には、上方から注がれた液体を一滴ずつ下方に零すためのオリフィス部が形成されている。「スタンドの参考C-C線切断部端面図」及び「スタンドの参考D-D線切断部端面図」にそれぞれ示すように、スタンドの上半分は八重咲きの花を表す断面形状を有し、下半分は一重咲きの花を表す断面形状を有している。これより、スタンドに水を注いだときに、上から見える水面が梅の花が咲いたように見え、オリフィス部から水が一滴ずつ零れ落ちていくと、梅の花が咲き終えるように見える。コップは無色透明であり、底面内側には桜の花の形を表す立体的なカットが施され、半球状をなす底面の外側には透光性を有している。側面外側の表面には螺旋上の窪みがあり、側面内側は底面に向かうにつれ厚みが増す。これらの形状およびスタンドを介してコップ内部に注がれた水により、反射や屈折がおき、見る角度や水の量によって様々な見え方を呈する。ホルダーは、上部から中腹にかけて、時計回りで螺旋状に落ちる縁を有している。側面内側には、ドット柄を描く窪みが設けられる。受け台は、スタンド、コップ及びホルダーを支持し、中央にホルダーがわずかに埋まる凹みを有する。蓋は、本物品の使用前にはスタンドの上部を塞ぐ蓋として機能し、使用後には、スタンドが載置されて、残った雫を受ける台として使用することができる。また、受け台と間違えて使用しないための目印として、平面中央に梅の蕾の模様が施されている。本物品の使用を使い始めるときに蓋の梅の蕾を取り外す操作が、スタンドに梅の花が咲くという印象を与えている。以下に本物品の使用方法を説明する。最初に梅の蕾の模様が施されている蓋を外してスタンドに水を注ぐと、上から見える水面がスタンド上半分の八重咲きの花を表す断面形状によって梅の花が咲いたように見える(使用状態を説明する参考図1乃至3)。次いで、オリフィス部から水が一滴ずつ零れ落ちていくと、水面の梅の花が小さくなり、やがて消える様子が梅の花が咲き終えるように見える。これは、「零れる」と表現される梅の花の咲き終わりを表現している。また、スタンドの外側からは、液体がオリフィス部から零れ落ちる様子を砂時計の砂が落ちていくように見ることができるので、この見え方があたかも季節が移ろいで梅から桜へと順に花が咲くような印象を与えている。水がスタンドから全て零れ落ちたらスタンドを取り外し、裏返した蓋に載置する(使用状態を説明する参考図5)。そして、コップに溜まった水を真上から覗くと、桜の花の立体的カットをわずかに大きく見ることができる(使用状態を説明する参考図6)。これらの見え方により、桜の花が咲くような印象を与えることができる。ホルダーにセットされ、かつ水が溜まったコップを斜め上方から見ると、ホルダー内側のドット柄が水の屈折により消えているように見える。次に、茶道の茶碗を回す所作のように、コップと共にホルダーを受け台から左掌に乗せ持ち上げると、正面からホルダー内側のドット柄が見えるようになる。そのまま、螺旋をなすホルダーの縁を真後ろから右手人差し指で辿りながら、指先でコップを時計回りに2回転させる。この所作により、コップの側面外側の螺旋状の窪みと水の屈折とにより、ドット柄が舞い散る桜のように、落ちたり煌めいたりしているように見える(使用状態を説明する参考図7乃至10)。さらに、コップをホルダーから持ち上げて横から見ると、ホルダーで隠れていた桜の花の形の立体的なカットを見ることができ、これにより桜の花が咲く様な印象を与えることができる。水を飲み進めていき水面が徐々に低くなると、桜の花の形の立体的なカットの見え方も元に戻っていく。これにより、桜の花の咲き終わりの印象を与えることができる。こうした一連の見え方で、桜が咲く姿と舞い散る姿とを交互に愛でる花見の風習が表現される。最後に、飲み終えたコップの底を覗くと、桜の花の形の立体的カットの中央部分に施された小さい梅の花の形の窪みに水滴が残っている。これにより、スタンドから零れ落ちた最初の数滴が、ホルダーに隠れたコップの底で梅の形に零れていたことに気づく仕掛けになっている(使用状態を説明する参考図11)。
意匠の説明
本物品の構成部品のうち、スタンド及びコップは透明である。スタンドの参考背面図及びスタンドの参考左側面は、それぞれスタンドの参考正面図及びスタンドの参考右側面図と同一に表れるため省略する。コップの参考背面図及びコップの参考左側面は、それぞれコップの参考正面図及びコップの参考右側面図と同一に表れるため省略する。蓋の参考背面図、蓋の参考右側面図及び蓋の参考左側面図は、蓋の参考正面図と同一に表れるため省略する。受け台の参考背面図、受け台の参考右側面図及び受け台の参考左側面図は、受け台の参考正面図と同一に表れるため省略する。使用状態を説明する参考図6及び使用状態を説明する参考図11おけるコップの底部の着色部分は透光性を有する。全図において物品の表面部に表された細線は、いずれも物品の立体表面の形状を表す線である。
この意匠をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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