意匠ウォッチ

発行日2024-11-28
公報種別意匠公報(S)
登録番号1785630
登録日2024-11-19
意匠に係る物品地表面電位差の測定表示用画像
意匠分類N3-10W()
出願番号2024007207
出願日2024-04-05
意匠権者日鉄パイプライン&エンジニアリング株式会社
代理人個人,個人,個人
意匠に係る物品の説明本願意匠に係る画像は、地面に埋設された鋼管の防食被覆損傷位置を検出するために、地表面の電位差、位相、電位勾配等を測定する測定機器などに使用される画像であって、測定結果を表示すると共に、測定結果の確認を容易にするために行う表示調整のため、及び測定時の振幅レンジの変更のために用いられる画像である。地表面電位差の測定のために、地面に二種類(周波数f1、f2)の電圧を印加することに対応して、各表示部及び操作部は左右に二組配置されている。(下段中央の「積算波形表示領域」は、位相値及び振幅値に基づいて積算した積算波形を表示する箇所であって一つのみ存在する。)画面下部の5つの波形表示領域には測定波形が表示される。「位相表示メータ」は、針が振れて地表面電位差の位相を表示する。「位相表示メータ(1)」は、「位相の波形表示領域(1)」に表示される波形の現在の値に対応して、「位相表示メータ(2)」は、「位相の波形表示領域(2)」に表示される波形の現在の値に対応して針が振れる。「位相調整ボタン」は、近傍の「位相表示メータ」にて位相の状態を視認しやすくするために、「位相表示メータ」の初期状態の針の位置をプラス90度の位置にセットするためのものである。「位相微調整ボタン」は、近傍の「位相表示メータ」にて位相の状態を視認しやすくするために、「位相表示メータ」の初期状態の針の傾きをプラス方向、マイナス方向に微調整するためのボタンである。「位相調整切替スイッチ」は、近傍の「位相調整ボタン」及び「位相微調整ボタン」の操作の可否を切り替えるためのものである。「位相調整切替スイッチ」が右にあるときは、「位相調整ボタン」及び「位相微調整ボタン」が操作可能な状態となり、「位相調整切替スイッチ」が左にあるときは、「位相調整ボタン」及び「位相微調整ボタン」が操作不可能な状態(ロック状態)となる。「振幅表示部」は、表示部内のバーによって、地表面電位差の振幅のフルスケール値に対する割合を表示するものである。左の「振幅表示部」は、「振幅の波形表示領域(1)」に表示される波形の現在の値に対応してバーの高低が変化する。右の「振幅表示部」は、「振幅の波形表示領域(2)」に表示される波形の現在の値に対応してバーの高低が変化する。「振幅レンジ表示部」は、表示部内のバーによって、測定時の振幅のレンジの大小を表示する。「振幅レンジ表示部」の上下にある「振幅レンジ設定ボタン(レンジ上昇ボタン)」及び「振幅レンジ設定ボタン(レンジ下降ボタン)」は、それぞれ、最も近い位置にある「振幅レンジ表示部」に表示される振幅レンジの上昇と下降を調整するためのものである。「振幅レンジ設定ボタン(レンジ上昇ボタン)」を操作すると、測定機器上で当該ボタンに対応する振幅レンジが上昇して、対応する「振幅レンジ表示部」のバーが上昇する。「振幅レンジ設定ボタン(レンジ下降ボタン)」を操作すると、測定機器上で当該ボタンに対応する振幅レンジが下降して、対応する「振幅レンジ表示部」のバーが下降する。
意匠の説明各図において紫色で着色された部分、「変化した状態の画像図2」において5つの波形表示領域内に表れる黄色の水平線、「位相の波形表示領域(1)」に表れるマゼンタ色の波形、「振幅の波形表示領域(1)」に表れる紺色の波形、「積算波形表示領域」に表れる紫色の波形、「位相の波形表示領域(2)」に表れる緑色の波形及び「振幅の波形表示領域(2)」に表れる赤色の波形以外の部分が、意匠登録を受けようとする部分である。「画像図」は、測定していない状態において、「位相調整切替スイッチ」が左に位置して、近傍の「位相調整ボタン」及び「位相微調整ボタン」が操作不可能な状態(ロック状態)の画像である。「変化した状態の画像図1」は、測定していない状態において、「位相調整切替スイッチ」が右に位置して、近傍の「位相調整ボタン」及び「位相微調整ボタン」が操作可能な状態の画像である。「変化した状態の画像図2」は、測定状態において、「位相表示メータ」の針が振れており、「振幅表示部」内のバーや「振幅レンジ表示部」内のバーが変化した状態の一例を示す画像である。

関連意匠