意匠ウォッチ

発行日2024-09-18
公報種別意匠公報(S)
登録番号1780017
登録日2024-09-06
意匠に係る物品ゴルフ用感覚取得支援具
意匠分類E3-351(運動競技用品)
出願番号2024005146
出願日2024-03-12
意匠権者株式会社武者デザインプロジェクト
代理人個人
意匠に係る物品の説明本物品は、ゴルフに用いる携帯可能な感覚取得支援具である。ゴルフは、ボールをクラブで打ち、地面に設けられた穴によって構成されるホールカップに如何に少ない打数で入れられるかを競う球技であり、人間は手で把持できる物体の大きさは触察を通じてその大きさを繊細に実感できるものの、ホールカップは地面に設けられた穴としての空間であるため把持して触察できず、プレイヤーはホールカップ直径である108mmを実感することができず、大きさの実感の湧かないホールカップに対してボールを入れているのが実情である。本物品は把持して触察可能な円盤状に構成され、その円盤の直径がホールカップの直径と一致しているため、プレイヤーは把持して触察することによりホールカップの直径を繊細に実感することが可能である。さらに、「各部名称を示す参考上方斜視図」に示すボール仮止め用貫通孔の直径は、ボールの直径と一致することから、ボールとホールカップの両者の大きさを触察を通じて実感可能であり、パッティングの精度を向上させることが可能である。この場合、「ボールを仮止めした状態の参考斜視図」に示すように、ボール仮止め用貫通孔にはボールを仮止め可能であり、ボールを仮止めした状態で本物品を把持して触察することにより、より一層ボールとホールカップの両者の大きさを触察を通じて実感可能となっている。さらに、このボールの仮止め状態からボールをより強く押し込むことでボールは本物品を貫通可能であり、ボールの本物品への仮止めから貫通といったこれら一連の動作により、現実的に認識されたボールの大きさと認識されにくいホールカップの大きさの両者を、触察を通じて同時一体的に実感可能となり、よりパッティングの精度を向上させることが可能である。また、「ボールにマーキングした状態の参考斜視図」に示すように、ボールを仮止めすることにより、容易にボールへのマーキングが可能となる。また、「ボールを直線状に3つ配置した状態の参考図1」、同図2及び「各部名称を示す参考上方斜視図」に示すように、ホールカップの直径は、ボール3つを直線状に配した際の全長と近似し、本物品は2つのボール載置用窪み及びボール仮止め用貫通孔の内部にボールを計3つ載置して、ホールカップの大きさを実感することも可能である。さらには、「ボールを環状に6つ配置した状態の参考図1」、同図2及び「各部名称を示す参考下方斜視図」に示すように、ボール載置用環状溝にボールを6つ環状に配して、これらボールによって構成された環状体の外側の直径に近似するホールカップの大きさを実感することも可能である。
意匠の説明左側面図は右側面図と対称につき省略する。本物品の直径はゴルフのホールカップの直径と同じ、108mmである。

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