意匠ウォッチ

発行日2024-09-06
公報種別意匠公報(S)
登録番号1779397
登録日2024-08-29
意匠に係る物品取付金具
意匠分類M2-5900(配線・配管用管、管継ぎ手、バルブ等)
出願番号2024009414
出願日2024-05-10
意匠権者株式会社アースアンドウォーター
代理人個人
意匠に係る物品の説明本物品は、スパウトに機能部品、例えば節水弁、浄水器、シャワーノズル、泡沫金具、各種アダプタ等を取り付ける取付金具である。本物品の取付金具は円筒状であり、軸心方向の一端の内周には、縮径部が設けられており、外周には、工具が当接する工具当接部が外周側に拡径されている。取付金具の軸心方向の他端の外周には、拡径された工具当接部の他端側の端部から他端との間に、雄ねじ部が設けられている。取付金具の内周には、軸心方向の一端の縮径部の他端側の端部から他端まで、縮径部よりも大径の円筒内壁部が設けられている。スパウト先端の外周には一般に外周側に張り出した膨出部が設けられている。本物品の取付金具の縮径部の内径は、スパウト先端の膨出部最大外径よりも小さく、円筒内壁部の内径は、スパウト先端の膨出部最大径よりも大きい。本物品の取付金具の軸心方向の一端の縮径部側から、スパウト先端が挿入された状態で、雄ねじ部の外周に、機能部品の雌ねじ部を螺合することによって、スパウト先端に機能部品を取り付ける。防水のために、縮径部の他端側の端部と、円筒内壁部の内周と、スパウト先端の膨出部における先端とは反対側の外周との間の円筒空間にOリングが装着される。本物品の取付金具の一端に設けられた工具当接部に工具を当接させて回転することによって、本物品の取付金具を用いて、スパウト先端に機能部品を取り付けることができる。これにより、スパウト先端に機能部品を取り付ける作業がし易い上に、取付金具の構造がシンプルであり、場所を取らない寸法であり、かつ、意匠的にも優れている。例えば、本物品の取付金具を用いてスパウト先端に機能部品を取り付けた場合には、スパウト先端にもともと存在している膨出部が本物品の取付金具の内周に挿入された組付け構造となるため、スパウトから機能部品までの外観が、自然に馴染む外観となり、かつ、スパウトと機能部品との一体感もある点で、また、本物品の取付金具の一端の外周に設けられた工具当接部の外周形状が、円周と多角形(正六角形)とを組み合わせたデザインとなっており、スパウト先端外周の形状、及び、機能部品の外周形状(円筒形状の場合が多い)との一体感のある点でも、意匠的に優れている。
意匠の説明背面図は、正面図と同一であるので省略する。右側面図は、左側面図と同じであるので省略する。 [A-A断面図]は、平面図に示したA-A断面を示す。参考図(取付外観斜視図)は、本物品の取付金具を用いて、スパウト先端に機能部品として、泡沫金具を取り付けた場合の外観斜視図である。参考図(取付拡大断面図)は、本物品の取付金具を用いて、スパウト先端に機能部品として、泡沫金具を取り付けた場合の、本物品の取付金具の周辺を拡大した断面図である。

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