意匠ウォッチ

発行日2024-09-02
公報種別意匠公報(S)
登録番号1778808
登録日2024-08-22
意匠に係る物品道路標示シート
意匠分類F3-340(事務用紙製品、印刷物等)
出願番号2023025714
出願日2023-12-09
意匠権者個人
代理人
意匠に係る物品の説明本物品は、道路に1つ以上を貼付して、自動運転車の通行案内をすることで、道路に埋め込まれたタグと交差点以外への誤侵入等を防止するためのものである。はしごではなく直線の線のシートの場合、手動運転車の運転者がどの線で車線が区切られているか判断できないという問題があるが、はしごのシートとすることで手動運転車の運転者がどこを走ればよいか判断することが可能となり、自動運転車と手動運転車の共存が可能となる。通常の道路に描かれている速度制限の標示は、はしごを挟んで描けば問題ない。また、横断歩道のマークや矢印ははしごとは別の色ではしごの後ろ側に描けば良い。また、道路の上に看板で標示しても良い。歩道や急なカーブは交差点扱いとし、標準的なはしごの振幅は軽自動車より少し狭い50cmとする。つまり、幅は1mである。縦棒の外側の境界の幅が1mである。飛行機の滑走路などに貼付する場合は自動運転させたい物体の最小幅より少し狭い幅とする。周期は制限速度によって変化し、制限速度が時速10km/hのはしごと制限速度が時速80km/hのはしごがある場合、制限速度が80km/hのはしごの周期は10km/hのnx8倍(nは1が望ましいが、nは少数でも問題ない)の周期となる。制限速度が時速10km/hの場合の標準的なはしごの周期は、特にこれといった理由は無いが、60cm程度とする。線の幅を速度文字の線の幅と統一した幅である15cmとするならば、美しい線の最小間隔は60cm程度となる。制限速度が80km/hの場合、間隔は480cmで線の幅は少し太くする。現在の自動車の追従走行は180km/hまで対応しているため、自動運転車は時速180km/hで運転させても問題ない。なお、180km/hではしごを読み取る機器の動作周波数に応じて、はしごの間隔と幅の標準を決めたほうがより効率的である。幅が15cmの線を認識するにはセンサが進む距離が15cmごとに最低2回以上読み取る必要があり、時速300km/hで走行する車体の場合、秒速83mのため、83m/s割る0.15mは553/sとなり最低でも1秒間に約1100回程度フォトリフレクタ等で読み取る必要がある。一般的な自動運転車はカメラやライダーで道を認識するが、はしごをライントレースする自動運転車の場合は、車両の下側に取り付けられたフォトリフレクタ等で道を認識できるため、現状の自動運転車よりも制御周期の大幅な短縮が見込める。なお、速度無制限となる周期は最も速い車の最高速度に合わせた方が良い。周期によると制限速度が180km/hなのに自動運転車の最高速度が80km/hの場合は80km/hでライントレースすれば良いだけである。さらにフォトリフレクタを車両の下側に進行方向と垂直に3列で並べることで、1秒間に読み取る必要のある回数を1/3に減らすこともできる。なお、普通の道路であれば、はしごは塗料のはしごで十分だが、穴の空いた鉄骨等に描くはしごは、シートである必要がある。また、費用対効果を考えると微妙だが、例えばはしごが描かれたシートは、余白も含めて、熱伝導率の高い素材でシートを作ることで、消雪パイプに頼らずとも、本当に少しだけ雪の影響を少なくすることができると予想される。なお、周りに放出する水の慣性力と下からの水の圧力でくるくると回転散布する消雪パイプが道路に設置されていれば、雪は完全に対策できる。また、道路に屋根を設置する方法の方がより確実に雪の影響を回避することができる。本意匠は夢の時速300km/hで走行する従来よりも安全な自動運転車の実現には欠かせない意匠の一つだと思われます。
意匠の説明背面図は正面図と対称に表れるため省略する。

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