意匠ウォッチ

発行日2024-04-09
公報種別意匠公報(S)
登録番号1767733
登録日2024-04-01
意匠に係る物品テープカッター
意匠分類F2-8142(筆記具、事務用具等)
出願番号2023004848
出願日2023-03-11
意匠権者個人
代理人
意匠に係る物品の説明組み立て前は、板状のテープカッターである。上部にのこば状の凸部が連続した刃を設けた刃部と、刃部の両端に設けた留め部と、刃部の下部に接続した固定部とを設けてあり、固定部は曲げて用いることを特徴とする。留め部は、緩やかなフック形状を描くような形状であり、上記留め部は先端が中央を向いてお互いが鏡映反転したような形状である。刃部と固定部の接する箇所を谷折り曲げて、組み立てる仕様である。意匠に係る物品は、ファイバー紙など、水に浸すと軟化し、水分を含まない状態では硬化する素材の紙から構成される。ファイバーは、水を含ませると軟化し、手の力で容易に変形が可能で、形を変えて乾燥させると、形状維持の性質の特徴を持つ。組み立てについては、水に浸して軟化してから、固定パーツを折り曲げて、自然乾燥する。乾燥された状態では、固定パーツが折り曲げた状態が保持される。使用方法については、テープの切り口を浮かせた状態で、テープの粘着面と背面が向かい合うように、組み立てた物品をテープの軸に対して垂直にし、固定部の折れ曲がった面を下向きにする。その次に、両端の留め部を広げて、テープの軸に嵌め込んで固定する。テープの切り取り方は、土台を回すと、テープの先端は刃から離れる。そのテープの先端をつかみ、切る長さにしたテープを刃部の表面に貼りつけて、刃の裏面の方向に力を入れて切り取ることができる。
意匠の説明実線で表した部分が、部分意匠を受けようとする部分である。

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