意匠ウォッチ

発行日2024-01-23
公報種別意匠公報(S)
登録番号1677802
登録日2021-01-08
意匠に係る物品ロボット
意匠分類J0-2(J1～J7に属さないその他の一般機械器具)
出願番号2020008625
出願日2020-04-27
意匠権者ソニー株式会社,SONY CORPORATION
代理人個人
意匠に係る物品の説明本願意匠に係る物品は、マイク、スピーカー、カメラ及び各種センサ等を備えるロボットである。眼の表情、仕草、音声などを通じて、ユーザとの自律的なコミュニケーションを図ることができる。インターネットその他の電気通信回線に接続することによって各種ソフトウェアをダウンロードすることができ、インストールするソフトウェアによって機能拡張がされると、例えば、音楽等の音声ファイルを再生したり、ユーザ等のスマートフォンに接続してカメラで撮影した映像やその他のデータを送信するといった各種の機能を発揮する。また、そのようなソフトウェアと本願物品が備える各種装置の組み合わせ次第で、例えば、カメラの自動撮影や各種センサを複合的に用いて防犯に役立てたり、家族への伝言を預けたり、エアコン等の家電の遠隔操作に用いたり、子供の学習補助に利用したり、スケジュールの管理に用いたり、遠隔的に操作することによって子どもや老人の見守りに用いたり、と様々な利用方法があり得る。
意匠の説明実線で表した部分(キャノピーを透明に表した参考斜視図において引出線1a、1b及び1cで示す部分)が部分意匠として意匠登録を受けようとする部分であり、本願は、同部分が発光している状態について意匠登録を受けようとするものである。キャノピーを透明に表した参考斜視図において薄墨で示す部品は透明である。また、キャノピー(引出線2で示す部分)は透光性を有している。ただし、その透過性は極く低いため、消灯状態の参考正面図に示すように通常の状態においてキャノピーの内側にある部品は視認できない。引出線1a乃至cで示す部品には導光性があり、通電して発光することによって各図に示すようにこれらが透過的に現れ、恰もロボットの目を表す模様のように知覚される。また、それぞれ個別に発光、消灯及び点滅し、発光状態のバリエーション1乃至同6(いずれもA-B部分の拡大図)に示すように、これによってロボットの目の表情を作ることができる(これらの図においてハッチングを施した部品は消灯状態であることを表しており、消灯時において同部分はユーザにはほぼ視認されない。)。引出線3で示す部品は回転自在であり、正面やや上方からの参考斜視図1ないし同3に示すように、引出線1a乃至cで示す部品はこれによって向きを変える。なお、引出線4で示す部品も導光性を具え通電時に発光してキャノピーを透過して知覚されるものであり、各図においては(消灯状態の参考正面図を除き)これが発光している状態を表しているが、同部品自体は本願の意匠登録を受けようとする部分には含まない。背面図、左側面図及び底面図は意匠登録を受けようとする部分以外の部分のみ現れるので省略する。

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