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公開番号2024063785
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-13
出願番号2024033361,2019173515
出願日2024-03-05,2019-09-24
発明の名称無線通信装置、ネットワークシステム及びネットワークの提供方法
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人弁理士法人北斗特許事務所
主分類H04B 1/38 20150101AFI20240502BHJP(電気通信技術)
要約【課題】通信中における通信端末の移動の自由度が高くなる、無線通信装置、ネットワークシステム及びネットワークの提供方法を提供する。
【解決手段】無線通信装置1は、無線通信部と、筐体12と、カバー13と、表示部とを備える。無線通信部は、複数のアクセスポイントを含むメッシュネットワークにおいて、複数のアクセスポイントの1つとして機能する。筐体12は、施工面300に固定される。カバー13は、施工面300の表側に配置され筐体12に対して着脱可能である。表示部は、筐体12の前面に配置される。カバー13が筐体12に取付けられた状態ではカバー13によって表示部が覆われ、カバー13が筐体12から取り外された状態では表示部が露出する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
各々が通信端末と無線通信を行う複数のアクセスポイントを含むメッシュネットワークにおいて、前記複数のアクセスポイントの1つとして機能する無線通信部と、
施工面に形成されている施工孔に、少なくとも一部が埋め込まれた状態で、前記施工面に固定され、前記無線通信部を収容する筐体と、
前記施工面の表側に配置され前記筐体に対して着脱可能なカバーと、
前記筐体の前面に配置される表示部と、を備え、
前記複数のアクセスポイントは、前記メッシュネットワークとは別の外部ネットワークに接続される親機と、前記親機に接続される1台以上の子機と、を含み、
前記カバーが前記筐体に取付けられた状態では前記カバーによって前記表示部が覆われ、前記カバーが前記筐体から取り外された状態では前記表示部が露出する、
無線通信装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記表示部は、前記無線通信部が前記子機として機能する場合に前記親機の識別子を表示する、
請求項1に記載の無線通信装置。
【請求項3】
人の存否を検知する人感センサを備え、
前記人感センサが人を検知していない場合、前記無線通信部を、前記人感センサが人を検知している場合に比べて電力消費量が小さい省電力モードで動作する、
請求項1又は2に記載の無線通信装置。
【請求項4】
前記複数のアクセスポイントのうち前記無線通信部とは別のアクセスポイントとの間で有線通信する有線通信部を更に備える、
請求項1~3のいずれか1項に記載の無線通信装置。
【請求項5】
前記有線通信部は、前記施工面の裏側に配置された電線を通して前記別のアクセスポイントと有線通信する、
請求項4に記載の無線通信装置。
【請求項6】
前記無線通信部を前記親機として機能させるか前記子機として機能させるかを切り替える切替部を更に備え、
前記外部ネットワークに接続される前記無線通信部は前記切替部によって前記親機として機能するように切り替えられ、
前記親機に接続される前記無線通信部は前記切替部によって前記子機として機能するように切り替えられる、
請求項1~5のいずれか1項に記載の無線通信装置。
【請求項7】
請求項1~6のいずれか1項に記載の無線通信装置を含む前記複数のアクセスポイントを備え、
前記複数のアクセスポイントにて、前記メッシュネットワークを構築する、
ネットワークシステム。
【請求項8】
請求項1~5のいずれか1項に記載の無線通信装置を含む前記複数のアクセスポイントを備え、
前記複数のアクセスポイントにて、前記メッシュネットワークを構築し、
前記複数のアクセスポイントは、前記メッシュネットワークとは別の外部ネットワークに接続される前記親機と、前記親機に接続される1台以上の前記子機と、を含み、
前記親機は、前記無線通信装置とは別の無線装置である、
ネットワークシステム。
【請求項9】
請求項1~6のいずれか1項に記載の無線通信装置を含む前記複数のアクセスポイントにて構築される前記メッシュネットワークを提供する、
ネットワークの提供方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、一般に無線通信装置、ネットワークシステム及びネットワークの提供方法に関し、より詳細には、通信端末と無線通信を行うアクセスポイントとしての機能を有する無線通信装置、ネットワークシステム及びネットワークの提供方法に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、スマートフォン等の通信端末(無線LANクライアント端末)と無線通信する無線通信装置(無線LANアクセスポイント)が開示されている。特許文献1に記載の無線通信装置は、通信端末側のユーザが必要とするスループット値が得られる状況にあるか否かに応じて、送信ビームフォーミング制御を行うか否かを決定することが可能である。特許文献1では、無線通信装置の周辺に、複数台の通信端末が存在するケースが想定されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-110375号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記無線通信装置にて、複数台の通信端末について安定的に接続可能なアクセスポイントを実現するためには、電波の伝搬特性等によって通信端末との相対的な位置関係が制約を受けるため、通信中における通信端末の移動の自由度が低い、とう問題がある。
【0005】
本開示は上記事由に鑑みてなされており、通信中における通信端末の移動の自由度が高くなる、無線通信装置、ネットワークシステム及びネットワークの提供方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係る無線通信装置は、無線通信部と、筐体と、カバーと、表示部と、を備える。前記無線通信部は、複数のアクセスポイントを含むメッシュネットワークにおいて、前記複数のアクセスポイントの1つとして機能する。前記複数のアクセスポイントは、各々が通信端末と無線通信を行う。前記筐体は、施工面に形成されている施工孔に少なくとも一部が埋め込まれた状態で施工面に固定される。前記筐体は、前記無線通信部を収容する。前記カバーは、前記施工面の表側に配置され前記筐体に対して着脱可能である。前記表示部は、前記筐体の前面に配置される。前記複数のアクセスポイントは、前記メッシュネットワークとは別の外部ネットワークに接続される親機と、前記親機に接続される1台以上の子機と、を含む。前記カバーが前記筐体に取付けられた状態では前記カバーによって前記表示部が覆われ、前記カバーが前記筐体から取り外された状態では前記表示部が露出する。
【0007】
本開示の一態様に係るネットワークシステムは、前記無線通信装置を含む前記複数のアクセスポイントを備える。前記ネットワークシステムは、前記複数のアクセスポイントにて、前記メッシュネットワークを構築する。
本開示の一態様に係るネットワークシステムは、前記無線通信装置を含む前記複数のアクセスポイントを備える。前記ネットワークシステムは、前記複数のアクセスポイントにて、前記メッシュネットワークを構築する。前記複数のアクセスポイントは、前記メッシュネットワークとは別の外部ネットワークに接続される前記親機と、前記親機に接続される1台以上の前記子機と、を含む。前記親機は、前記無線通信装置とは別の無線装置である。
【0008】
本開示の一態様に係るネットワークの提供方法は、前記無線通信装置を含む前記複数のアクセスポイントにて構築される前記メッシュネットワークを提供する。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、通信中における通信端末の移動の自由度が高くなる、という利点がある。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、実施形態1に係る無線通信装置を導入した施設の概略図である。
図2Aは、同上の無線通信装置に関し、筐体にカバーが取り付けられた状態の正面図である。図2Bは、同上の無線通信装置に関し、筐体からカバーが取り外された状態の正面図である。
図3は、実施形態1に係るネットワークシステムを概念的に示すブロック図である。
図4Aは、同上の無線通信装置の施工面への取付構造を示す斜視図である。図4Bは、同上の無線通信装置の施工面への取付状態を示す斜視図である。
図5Aは、実施形態2の無線通信装置の一態様を示す正面図である。図5Bは、同上の無線通信装置の他の態様を示す正面図である。
図6Aは、同上の無線通信装置を用いた配線器具システムの一態様を示す正面図である。図6Bは、同上の配線器具システムの他の態様を示す正面図である。
図7は、実施形態2に係るネットワークシステムを概念的に示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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