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公開番号2024063596
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-13
出願番号2022171674
出願日2022-10-26
発明の名称荷物載せ台
出願人ナンカイ滋賀株式会社
代理人個人,個人
主分類B62D 33/04 20060101AFI20240502BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】長い箱形荷台の内部空間を上下に仕切るテーブル本体の撓み量が小さい荷物載せ台を提供する。
【解決手段】テーブル本体5の長手方向の中央一箇所に、サポート支脚10を着脱自在として、取着する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
トラック(2)等の箱形荷台(1)の内部空間(3)を、略全長にわたって、上下に仕切るテーブル本体(5)と、
該テーブル本体(5)の前端縁(6)・後端縁(7)に、鉛直状垂下姿勢(Sv )と水平状折畳み姿勢(S
H
)とに切換自在に設けられた前脚(8)・後脚(9)と、
を備えた荷物載せ台に於て、
上記テーブル本体(5)の左右の縦桁(5A)(5A)の各々には、前後方向の中央一箇所に、又は、前後方向(N
1
)に分離の2箇所に、サポート支脚(10)を着脱自在として配設したことを、
特徴とする荷物載せ台。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
上記縦桁(5A)は横断面縦長矩形の角管型であり、
上記サポート支脚(10)は、角管型の上記縦桁(5A)を、下方から受持する横断面J字型乃至U字型の縦桁受け部(15)を上端に有している請求項1記載の荷物載せ台。
【請求項3】
中央にネジ孔(13)を有する帯板片部(12A)と、その両端に連設された短脚部(12B)(12B)とを、有する平面視が浅いチャンネル型の差込み用スリット形成部材(12)を、
角管型の上記縦桁(5A)の内側鉛直面(25)に、固着し、
上記差込み用スリット形成部材(12)の上記帯板片部(12A)と、上記内側鉛直面(25)との間に、差込み用スリット(S
L
)を、形成し、
上記サポート支脚(10)の上端の縦桁受け部(15)の一部(15A)を、上記スリット(S
L
)に下方から差込み、
上記帯板片部(12A)の上記ネジ孔(13)に、手動回転摘み(21)付の止めボルト(22)を、螺進させて、サポート支脚(10)の上端の縦桁受け部(15)を、固着するように構成した請求項2記載の荷物載せ台。
【請求項4】
横断面J字型乃至U字型の上記縦桁受け部(15)には、抜け止め凹窪部(26)が形成され、
上記ボルト(22)の先端が該凹窪部(26)へ押込まれた状態で、サポート支脚(10)が抜け止めされるように構成されている請求項3記載の荷物載せ台。
【請求項5】
上記縦桁受け部(15)は、水平状底片部(15B)と鉛直状長片部(15C)と鉛直状短片部(15D)から成る横断面J字型であると共に、上記鉛直状長片部(15C)を上記差込み用スリット(S
L
)へ下方から差込自在に構成し、
さらに、上記鉛直状長片部(15C)の肉厚寸法を(T
15
)とすると共に、上記差込み用スリット(S
L
)の間隙寸法を(W)とすれば、
1.2 ・T
15
≦W≦2.0 ・T
15
のように設定した請求項3記載の荷物載せ台。
【請求項6】
上記スリット形成部材(12)の上記帯板片部(12A)が上記差込み用スリット(S
L
)を形成する内面(30)側の下端縁に於て、下方から差込まれてくる上記鉛直状長片部(15C)を誘導案内するための面取り(32)を切欠形成した請求項5記載の荷物載せ台。
【請求項7】
上記サポート支脚(10)は、その下端(11)がトラック(2)等の箱形荷台(1)の側方外方となる傾斜姿勢(K)を保って、上記鉛直状長片部(15C)を上記差込み用スリット(S
L
)へ下方から差込んでゆき、最終差込完了状態下で、上記サポート支脚(10)は鉛直姿勢となるように構成した請求項5記載の荷物載せ台。
【請求項8】
上記サポート支脚(10)の上記傾斜姿勢(K)に於て、トラック(2)の荷台床面(4)に接触して転動する回転ローラ(33)を、上記サポート支脚(10)の下端に付設した請求項7記載の荷物載せ台。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、トラックやトレーラやコンテナ等の箱形荷台の内部を上下に仕切って、内部空間を、有効に利用するための荷物載せ台に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、トラックやトレーラやコンテナ等の箱形荷台をテーブル台で上下に仕切る荷物載せ台としては、折畳み自在な前脚と後脚を備えたものが多く提案されている(特許文献1,2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第4898189号公報
特許第3689712号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
最近、トラックやトレーラ等の箱形荷台の全長が増大化する傾向があって、荷物載せ台として、長尺のものが要望されるようになっている。
上記特許文献1,2に記載の荷物載せ台を単に長くした(例えば、4500mm以上)構造では、その上に、重い荷物が載せられると、長手方向中央部近傍が大きく撓み、載せ台の下方に積込んだ物品(荷物)が損傷を受ける等の問題があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
そこで、本発明は、トラック等の箱形荷台の内部空間を、略全長にわたって、上下に仕切るテーブル本体と;該テーブル本体の前端縁・後端縁に、鉛直状垂下姿勢と水平状折畳み姿勢とに切換自在に設けられた前脚・後脚と;を備えた荷物載せ台に於て;上記テーブル本体の左右の縦桁の各々には、前後方向の中央一箇所に、又は、前後方向に分離の2箇所に、サポート支脚を着脱自在として配設した。
【0006】
また、上記縦桁は横断面縦長矩形の角管型であり;上記サポート支脚は、角管型の上記縦桁を、下方から受持する横断面J字型乃至U字型の縦桁受け部を上端に有している。
また、中央にネジ孔を有する帯板片部と、その両端に連設された短脚部とを、有する平面視が浅いチャンネル型の差込み用スリット形成部材を;角管型の上記縦桁の内側鉛直面に、固着し;上記差込み用スリット形成部材の上記帯板片部と、上記内側鉛直面との間に、差込み用スリットを、形成し;上記サポート支脚の上端の縦桁受け部の一部を、上記スリットに下方から差込み;上記帯板片部の上記ネジ孔に、手動回転摘み付の止めボルトを、螺進させて、サポート支脚の上端の縦桁受け部を、固着するように構成した。
【0007】
また、横断面J字型乃至U字型の上記縦桁受け部には、抜け止め凹窪部が形成され;上記ボルトの先端が該凹窪部へ押込まれた状態で、サポート支脚が抜け止めされるように構成されている。
また、上記縦桁受け部は、水平状底片部と鉛直状長片部と鉛直状短片部から成る横断面J字型であると共に、上記鉛直状長片部を上記差込み用スリットへ下方から差込自在に構成し;さらに、上記鉛直状長片部の肉厚寸法をT
15
とすると共に、上記差込み用スリットの間隙寸法をWとすれば;1.2 ・T
15
≦W≦2.0 ・T
15
のように設定した。
【0008】
また、上記スリット形成部材の上記帯板片部が上記差込み用スリットを形成する内面側の下端縁に於て、下方から差込まれてくる上記鉛直状長片部を誘導案内するための面取りを切欠形成した。
また、上記サポート支脚は、その下端がトラック等の箱形荷台の側方外方となる傾斜姿勢を保って、上記鉛直状長片部を上記差込み用スリットへ下方から差込んでゆき、最終差込完了状態下で、上記サポート支脚は鉛直姿勢となるように構成した。
また、上記サポート支脚の上記傾斜姿勢に於て、トラックの荷台床面に接触して転動する回転ローラを、上記サポート支脚の下端に付設した。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、長尺のテーブル本体の縦桁の中央領域が大きく撓むことを、シンプルなサポート支脚によって、防止できる。これによって、テーブル本体の上面には比較的重い荷物を載置可能となり、しかも、テーブル本体の下方空間に積込んだ荷物に損傷を与えることを防止できる。
しかも、テーブル本体を前脚と後脚にて門型に設置した状態下で、サポート支脚を簡単・容易に、取付けできる。かつ、テーブル本体の下方空間Dに荷物を収納し、及び、取出す際には、サポート支脚を離脱して、荷物の積込・積降の邪魔とならない状態に、簡単に切換えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施の一形態を示し、トラックの箱形荷台内に設置した状態の一部断面側面図である。
他の実施形態を示した側面図である。
平面図である。
サポート支脚の一例を示した一部破断側面図である。
サポート支脚の一例を示した一部断面正面図である。
テーブル本体の縦桁にサポート支脚を取付けた状態を示す一部断面正面図である。
図6の要部拡大図である。
図7の断面平面図である。
サポート支脚を差込み用スリットへ下方から差込んでゆく状態を示した一部断面正面図である。
爪受け部材の一例を示す斜視図である。
爪受け部材の一例の断面図である。
爪受け部材の垂下姿勢を示した断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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