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公開番号2024063389
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-13
出願番号2022171294
出願日2022-10-26
発明の名称ケーブルコネクタ
出願人ヒロセ電機株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類H01R 13/655 20060101AFI20240502BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】様々な径の電気ケーブルの保持およびグランドへの接続を効率的に実現することが可能な新規な構造のケーブルコネクタを提供する。
【解決手段】本開示にかかるケーブルコネクタは、端部において編組が露出している電気ケーブルの編組を支持するとともにグランドに電気的に接続される少なくとも内面が導電性のケーブル支持部を含み、端部から突出する内部配線に接続される接続端子を支持する端子ケースを収容するハウジングと、編組を覆いながら弾性力によってケーブル支持部に対して編組を押圧して編組をケーブル支持部の内面に電気的に接続する弾性導電性部材と、を備え、弾性導電性部材は、編組を覆うカバー部と、カバー部により覆われた編組をケーブル支持部側に押圧する押圧部と、を含む。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
端部において編組が露出している電気ケーブルの前記編組を支持するとともにグランドに電気的に接続される少なくとも内面が導電性のケーブル支持部を含み、前記端部から突出する内部配線に接続される接続端子を支持する端子ケースを収容するハウジングと、
前記編組を覆いながら弾性力によって前記ケーブル支持部に対して前記編組を押圧して前記編組を前記ケーブル支持部の内面に電気的に接続する弾性導電性部材と、
を備え、
前記弾性導電性部材は、前記編組を覆うカバー部と、前記カバー部により覆われた前記編組を前記ケーブル支持部側に押圧する押圧部と、を含む、
ケーブルコネクタ。
続きを表示(約 760 文字)【請求項2】
前記押圧部は、異なる複数の方向から前記編組を前記ケーブル支持部側に押圧するように構成されている、
請求項1に記載のケーブルコネクタ。
【請求項3】
前記電気ケーブルは、2本の電気ケーブルを含み、
前記ケーブル支持部は、前記編組の外周の一部を前記内面で支持する断面略円弧状の円弧部と、前記2本の電気ケーブルの各々の前記編組を隔てるとともに前記グランドに電気的に接続される壁部と、を含み、
前記押圧部は、前記円弧部の前記壁部とは反対側の端部に向かう第1方向に前記編組を押圧する第1押圧部と、前記円弧部の前記壁部側の端部に向かう第2方向に前記編組を押圧する第2押圧部と、を含む、
請求項2に記載のケーブルコネクタ。
【請求項4】
前記第1押圧部は、前記第2押圧部よりも大きい押圧力を有する、
請求項3に記載のケーブルコネクタ。
【請求項5】
前記弾性導電性部材は、弾性および導電性を有する単一の板状部材によって構成されており、
前記カバー部は、前記編組の外周の一部を円弧状に覆うように断面略円弧状に屈曲された第1板部を含み、
前記押圧部は、断面略円弧状の前記第1板部から前記編組側に延びる第2板部を含む、
請求項1に記載のケーブルコネクタ。
【請求項6】
前記弾性導電性部材は、前記ケーブル支持部に係止される係止部をさらに含む、
請求項1に記載のケーブルコネクタ。
【請求項7】
前記弾性導電性部材は、前記ハウジングに対して前記弾性導電性部材を保持するように前記ハウジングと接触する接触部をさらに含む、
請求項1に記載のケーブルコネクタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、ケーブルコネクタに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、電気ケーブルの端部に接続される端子ケースを収容するハウジングを備えたケーブルコネクタが知られている。このような従来のケーブルコネクタにおいては、電気ケーブルの外形に沿った円弧状の部分を含む固定の寸法の蓋部材を、電気ケーブルのハウジングから露出した部分を覆うようにハウジングに取り付けることで、ハウジングに対する電気ケーブルの保持と、ハウジングを介した電気ケーブルのグランドへの接続と、が実現されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-206517号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記のような従来の技術では、電気ケーブルの保持およびグランドへの接続を実現するための蓋部材が固定の寸法であるため、径が異なる他の電気ケーブルに流用することができない。つまり、径が異なる他の電気ケーブルを用いたケーブルコネクタを構成する場合、当該他の電気ケーブルの外形に沿った寸法の新たな蓋部材を別途用意する必要があるため、効率的ではない。
【0005】
そこで、本開示が解決しようとする課題の一つは、様々な径の電気ケーブルの保持およびグランドへの接続を効率的に実現することが可能な新規な構造のケーブルコネクタを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示にかかるケーブルコネクタは、端部において編組が露出している電気ケーブルの編組を支持するとともにグランドに電気的に接続される少なくとも内面が導電性のケーブル支持部を含み、端部から突出する内部配線に接続される接続端子を支持する端子ケースを収容するハウジングと、編組を覆いながら弾性力によってケーブル支持部に対して編組を押圧して編組をケーブル支持部の内面に電気的に接続する弾性導電性部材と、を備え、弾性導電性部材は、編組を覆うカバー部と、カバー部により覆われた編組をケーブル支持部側に押圧する押圧部と、を含む。
【発明の効果】
【0007】
本開示にかかるケーブルコネクタによれば、様々な径の電気ケーブルの保持およびグランドへの接続を効率的に実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態にかかるコネクタ装置を示した斜視図である。
図2は、実施形態にかかるコネクタ装置が分離した状態を示した斜視図である。
図3は、実施形態にかかるプラグコネクタの分解斜視図である。
図4は、図1に示されるプラグコネクタのC-C切断線に沿った断面図である。
図5は、実施形態にかかる弾性導電性部材を平面的に見た図である。
図6は、実施形態にかかる弾性導電性部材を示した斜視図である。
図7は、図1に示されるプラグコネクタのA-A切断線に沿った断面図である。
図8は、図1に示されるプラグコネクタのB-B切断線に沿った断面図である。
図9は、実施形態にかかる接続端子、接地端子、および端子ケースを示した斜視図である。
図10は、実施形態にかかる接地端子を平面的に見た図である。
図11は、実施形態にかかる接地端子を図10とは異なる方向から平面的に見た図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の実施形態を図面に基づいて説明する。以下に記載する実施形態の構成、ならびに当該構成によってもたらされる作用および効果は、あくまで一例であって、以下の記載内容に制限されるものではない。
【0010】
また、本開示において、「第1」、「第2」などの序数は、部品または部位などを区別するために便宜上付与されており、特定の優先順位を示すものではない。
(【0011】以降は省略されています)

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