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公開番号2024063387
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-13
出願番号2022171284
出願日2022-10-26
発明の名称クッションカバー
出願人トヨタ紡織株式会社
代理人弁理士法人岡田国際特許事務所
主分類A47C 27/00 20060101AFI20240502BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】スライダを閉じ側の末端位置において適切に覆い隠すことが可能なクッションカバーを提供すること。
【解決手段】クッションカバー2は、内蔵物を覆うカバー本体21と、カバー本体21の一部を開け閉め可能とするスライドファスナ22と、を備える。スライドファスナ22は、カバー本体21の開け閉めされる各開閉縁A1,B1に沿って縫合され、互いに向かい合う側の縁辺に沿ってエレメント22Bを備える2本のファスナテープ22Aと、各エレメント22Bに跨って組み付けられ、スライドによりこれらを噛み合わせたり分離させたりするように動くスライダ22Cと、を有する。カバー本体21が、一方の開閉縁A1から各エレメント22Bを閉じきる末端位置までスライドしたスライダ22Cを外部に対して覆うようにシームレスに延び出して他方の開閉縁B1と縫合される末端被覆部A2を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
内蔵物を覆うカバー本体と、該カバー本体の一部を開け閉め可能とするスライドファスナと、を備えるクッションカバーであって、
前記スライドファスナが、
前記カバー本体の開け閉めされる各開閉縁に沿って縫合され、互いに向かい合う側の縁辺に沿ってエレメントを備える2本のファスナテープと、
各前記エレメントに跨って組み付けられ、スライドによりこれらを噛み合わせたり分離させたりするように動くスライダと、を有し、
前記カバー本体が、各前記開閉縁のうちの一方から各前記エレメントを閉じきる末端位置までスライドした前記スライダを外部に対して覆うようにシームレスに延び出して各前記開閉縁のうちの他方と縫合される末端被覆部を有するクッションカバー。
続きを表示(約 500 文字)【請求項2】
請求項1に記載のクッションカバーであって、
前記カバー本体の各前記開閉縁が、互いに縫合される別々のカバーピースにより構成されるクッションカバー。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載のクッションカバーであって、
前記末端被覆部の前記一方から前記他方に向かって延び出す延出し方向の幅である延出し幅が、前記スライダの前記延出し方向の幅であるスライダ全幅よりも広いクッションカバー。
【請求項4】
請求項1又は請求項2に記載のクッションカバーであって、
前記末端被覆部の前記スライドファスナの閉じ側の末端部分を覆うスライド方向の長さが、前記スライダのスライド方向の長さであるスライダ全長よりも長く、前記末端位置にある前記スライダの全体を外部に対して覆うクッションカバー。
【請求項5】
請求項1又は請求項2に記載のクッションカバーであって、
前記末端被覆部の前記スライダが出入りする開口に臨む開口縁が、カバー内側に折り返されて前記他方と重ね合わせ状に縫合される折返し部位により形成されるクッションカバー。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、クッションカバーに関する。詳しくは、内蔵物を覆うカバー本体と、カバー本体の一部を開け閉め可能とするスライドファスナと、を備えるクッションカバーに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、車両用シートにおいて、シートカバーがスライドファスナにより開け閉め可能とされた構成が開示されている。スライドファスナは、シートカバーの開け閉めされる各縁辺に沿って、エレメントを備える2本のファスナテープが縫合された構成とされる。各エレメントの間には、これらに跨ってスライドによりこれらを噛み合わせたり分離させたりするよう動くスライダが取り付けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6111982号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の構成では、スライダが閉じ側の末端位置において外部に露出するため、シートカバーの見栄えが損なわれるおそれがある。そこで、本発明は、スライダを閉じ側の末端位置において適切に覆い隠すことが可能なクッションカバーを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決する手段として、本発明のクッションカバーは、次の手段をとる。
【0006】
すなわち、本発明の第1の発明は、内蔵物を覆うカバー本体と、該カバー本体の一部を開け閉め可能とするスライドファスナと、を備えるクッションカバーであって、前記スライドファスナが、前記カバー本体の開け閉めされる各開閉縁に沿って縫合され、互いに向かい合う側の縁辺に沿ってエレメントを備える2本のファスナテープと、各前記エレメントに跨って組み付けられ、スライドによりこれらを噛み合わせたり分離させたりするように動くスライダと、を有し、前記カバー本体が、各前記開閉縁のうちの一方から各前記エレメントを閉じきる末端位置までスライドした前記スライダを外部に対して覆うようにシームレスに延び出して各前記開閉縁のうちの他方と縫合される末端被覆部を有するクッションカバーである。
【0007】
第1の発明によれば、スライダを閉じ側の末端位置までスライドさせることで、カバー本体の各開閉縁のうちの一方から延び出す末端被覆部により、スライダを外部に対して覆うことができる。詳しくは、末端被覆部が上記一方からシームレスに延び出す構成とされることで、スライダを覆うための面状部材を別途追加したり縫合線を増やしたりすることなく、末端位置にあるスライダを適切に覆うことができる。
【0008】
本発明の第2の発明は、上記第1の発明において、前記カバー本体の各前記開閉縁が、互いに縫合される別々のカバーピースにより構成されるクッションカバーである。
【0009】
第2の発明によれば、カバーピース同士の開閉縁間に、閉じ側の末端位置においてスライダを適切に覆うことができるようにスライドファスナを適切に設けることができる。
【0010】
本発明の第3の発明は、上記第1又は第2の発明において、前記末端被覆部の前記一方から前記他方に向かって延び出す延出し方向の幅である延出し幅が、前記スライダの前記延出し方向の幅であるスライダ全幅よりも広いクッションカバーである。
(【0011】以降は省略されています)

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