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公開番号2024063357
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-13
出願番号2022171231
出願日2022-10-26
発明の名称ショベル
出願人住友建機株式会社
代理人個人,個人
主分類E02F 9/00 20060101AFI20240502BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】粉塵等による水抜き孔の閉塞を抑制すること。
【解決手段】ショベル100は、下部走行体1と、下部走行体1に旋回可能に搭載される上部旋回体2と、上部旋回体2に搭載されるエンジン8と、エンジン8に設けられるウォータポンプ50と、を有する。ウォータポンプ50のハウジング51には、ウォータポンプ50の内部空間51Sと外部空間とを繋ぐ貫通孔51Hが設けられている。そして、貫通孔51Hには、管TBが取り付けられている。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
下部走行体と、
前記下部走行体に旋回可能に搭載される上部旋回体と、
前記上部旋回体に搭載される原動機と、
前記原動機に設けられるウォータポンプと、を有し、
前記ウォータポンプのハウジングには、前記ウォータポンプの内部空間と外部空間とを繋ぐ貫通孔が設けられ、
前記貫通孔には、管が取り付けられている、
ショベル。
続きを表示(約 320 文字)【請求項2】
前記管の外側端部には栓が取り付けられている、
請求項1に記載のショベル。
【請求項3】
前記管は、前記原動機に沿って上方又は下方に向かって配策されている、
請求項1に記載のショベル。
【請求項4】
前記管の外側端部は、前記上部旋回体の底部に固定されている、
請求項1に記載のショベル。
【請求項5】
前記管は、固定具によって前記原動機に沿うように配策されている、
請求項1に記載のショベル。
【請求項6】
前記ウォータポンプは、前記原動機を冷却する冷却ファンと前記原動機との間に配置されている、
請求項1に記載のショベル。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、ショベルに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、エンジンを冷却するための冷却水を循環させるウォータポンプを備えたショベルが知られている(特許文献1参照)。ウォータポンプの回転軸にはメカニカルシール等のシールが配置され、回転軸からの冷却水の流出を抑制している。なお、シールは、構造上、冷却水を完全に密封するものではなく、微小な冷却水が回転軸から滲み出すのを許容している。そのため、ウォータポンプには、回転軸から滲み出た冷却水がシールの周囲に滞留しないよう、シールを覆うハウジングには、滲み出た冷却水を外に排出するための水抜き孔が設けられている場合がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-153115号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、粉塵が多い雰囲気でショベルが作業する場合、水抜き孔を滲み出る冷却水は、粉塵を吸着してしまい、水抜き孔を閉塞してしまうおそれがある。そして、水抜き孔が閉塞すると、冷却水は、シールの周囲に滞留し、ウォータポンプの軸受等の腐食を促し、ひいては軸受等の破損を引き起こしてしまうおそれがある。
【0005】
そこで、粉塵等による水抜き孔の閉塞を抑制することが望ましい。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の実施形態に係るショベルは、下部走行体と、前記下部走行体に旋回可能に搭載される上部旋回体と、前記上部旋回体に搭載される原動機と、前記原動機に設けられるウォータポンプと、を有し、前記ウォータポンプのハウジングには、前記ウォータポンプの内部空間と外部空間とを繋ぐ貫通孔が設けられ、前記貫通孔には、管が取り付けられている。
【発明の効果】
【0007】
上述のショベルは、粉塵等による水抜き孔の閉塞を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態に係るショベルの左側面図である。
上部旋回体の概略構成を示す平面図である。
排気ガス処理装置の構成例を示す図である。
エンジンルーム内部の概略構成を示す側面図である。
ウォータポンプの断面図である。
エンジンに取り付けられているウォータポンプの斜視図である。
エンジンに沿って配策される下側管の斜視図である。
下側栓に接続された下側管の斜視図である。
上部旋回体の後端上部の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照しながら実施形態について説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
【0010】
なお、以下の説明において、X軸方向、Y軸方向、Z軸方向は互いに垂直な方向であり、典型的には、X軸方向及びY軸方向は水平方向、Z軸方向は鉛直方向である。X軸方向は、ショベル100の前後方向であり、前方側が+X方向であり、後方側が-X方向である。Y軸方向は、ショベル100の左右幅方向であり、右側が+Y方向、左側が-Y方向である。Z軸方向は、ショベル100の高さ方向であり、上側が+Z方向、下側が-Z方向である。
(【0011】以降は省略されています)

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